155センチニューヨークを行く　８　最後の夜はブルーノートへ　クリス・ボッティ？　誰?

2014/12/14 - 2014/12/16

12日間のニューヨーク旅行ももうすぐ終わり。
ニューヨークは初めてだから土地のにおいや雰囲気、そういうのが自分に合っている場所を探したいちいちゃん。タイムズスクエアのホテルは観光に便利だけど、その分部屋にいるとせかされるみたいに出かけてしまう。私の理想の旅は暮らすように過ごすこと。

もしニューヨークに住むとしたらどこがいい？私はトライベッカかな。
ニューヨーク最後のホテルにコンラッドニューヨークを選んだのはトライベッカが近いから。スーパーでお買い物をしたり、ふらふらと歩いてみたり。徘徊じゃなくて散策ですよ。ちいちゃん理想の旅です。

最終日の夜にジャズを聴きに行くほかは何も予定を入れません。

コンラッドからナショナル9.llメモリアルやトリビュートワールドトレードセンターは近いけど、まだ足を向けられない。高層ビルが一瞬で崩れた悪夢のような記憶。私にはもう少し時間が必要です。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

コンラッドニューヨーク。コンラッドと言ってもコンラッド東京を想像してはいけません。どっちかというとちょっと高級なビジネスホテル。
口コミで安い部屋はバスタブがないとあったので、デラックスルームを予約して「バスタブ」をしっかりリクエストしました。
深めでゆったり。

アメニティはそろっているほう。マウスウオッシュも。

ヒルトンの固めのベッド、好きだな。

ニューヨークで私が泊まったホテルの中で唯一ターンダウンサービスがあります。
ところで私が行くところ泊まるところ、どこでも日本の方に会うことはありませんでした。
娘には、「みんなプラザやセントレジスに泊まっているのよ」と言ったけど、皆さんどこにいるのでしょうね。

グラスやカップもそろっています。

コーヒーメーカーは私が苦手なタイプ。

スイートルームなのでこのスライドドアで仕切るのよ。

旅も終りに近づくとお互い疲れが出るから、スイートルームのありがたみがわかるのよね。
親子でも一人で部屋でのんびりしたいときもあるのよ。そんなとき便利なのは部屋が仕切れること。

近くにホールフーズがあるので夕飯はお部屋でいただくことにしました。
ゆったりリッチな気分。

お惣菜を何種類か買って。

ビジネスマンの利用が多いコンラッドはジムも充実。
利用している人も多くて、さすがアメリカのビジネスマンは体系も気にするんだと感心。

私は30分あるとジムへ行く人だから。結構通いました。

置いてあるタオルや水にもコンラッドニューヨークの名前入り。

部屋の冷蔵庫はこのとおりぎっしり。
触っちゃだめよ。すぐチャージされるから。おお怖。

隙間なく詰め込むのも大変でしょうね。

ロビーは2階にあります。タクシーが必要な時は一階で手配してもらえます。

アトリウムの色が青から赤に変わります。
コンラッドでは朝食券がつかなかったので。

朝食はホテルから歩いて７分のサラベスで。
リコッタレモンパンケーキ。

エッグベネティクト。コーヒー以外はおいしかったな。
ポットにはいった作り置きのコーヒーをサービスするのよ。
アメリカでおいしいコーヒーに出会わない。なぜ?

赤みのある建物がなんだか懐かしいトライベッカの街並み。
トライベッカはトライアングル・ビロウ・キャナルの略で、キャナルストリートっていう大きな通りの下にある三角地帯という意味だそうです。

高層建築も無くて道行く人もゆったりしているように見える。

レストランと映画館の町。

ここは人が暮らす街。

町中にはクリスマスマーケット。

この人形、顔立ちに愛嬌があって惹かれたので小さいタイプを買いました。

グリニッチ通りの歩道にカエルの置き物があったのでしっかり触ってきましたよ。

場所はマンハッタンコミュニティカレッジの近く。ニューヨークへまたカエル。

公園に咲いていたシクラメン。寒さの中健気です。

いちどホテルへ戻ってしばらく休息。ホテルから望むハドソン河。

今度はホテルを出てハドソン川沿いをブルックフィールドプレースへ向かって歩きましょうか。

遠くに自由の女神が。

ニューヨークウオーターウェイフェリー乗り場があるから、ひっきりなしにフェリーが行ったり来たり。

こんな忙しい街で、のんびり過ごすのも悪くない。

ヘクターパークかな。

遠くにエリス島。

そうそう、コンラッドが入っているビルの一角にシェイクシャクがあります。

旅先だと一日があっという間。もうサンセットの時間です。

徐々に暮れていく景色に誘われてまたハドソン川へ。

最後の一日が終わっていく。

すっかり暮れた街を。

ジャズを聴きに行くので早めの夕食のために歩きます。

ローカルが通うようなダイナーを探して。

キチネットへ。
カップケーキがおいしそう。食べないけど。

ヌードル入りのチキンスープと。

フライドチキン、蜂蜜を使った甘めの味付け。
付け合わせはマカロニグラタン。食べきれません。

チキンスープ。

夜が更けた街を。

タクシーに乗って「ブルーノート」へ。
ホームページから予約を入れておきましたが、着いたらすごい行列が。
映画やテレビドラマで見るようなリムジンも何台か。ホノルルのなんちゃってリモとは違うね。

席に着いたらテーブルにこのパンフレットが置いてあって。
クリス・ボッティ、おお、イケメンオーラ満開、期待させるね。そうよそうなのよ、シニアおばちゃんに足りないのはイケメン。

ところが出てきたのは、このおじさんというかお爺さん。なのにみんな大興奮。おいおいニューヨーカーよ、どこまで寛大なんだ。

演奏が始まると感極まって泣いている人もいます。もはやちいちゃんついて行けません。
そりゃ、背筋が震えるようなロングトーン。

弱音器をつけたときのビロードのような艶。演奏が素晴らしいのは認めるけどね。あのイケメンはどうした。もはやちいちゃん暴れる寸前。
あんまり若い時の写真を使ってはいけません。

暗いけど、イカのフライです。私はどこでも揚げもの好き。

ワインを。

ドラムスの彼なかなかの職人。

あちこちでシャンパンボトルのコルクを抜く音が。
さすがにボッティ様のソロの時は遠慮するけどほかの演奏者のソロの時に高らかに「ポーン」と。
これにボッティ様がユーモラスに反応するからおお受け。トークもなかなか。だんだん取り込まれていくちいちゃん。

今夜はクリスボッティのブルーノートでの演奏初日。ニューヨーカーとブルーノートとクリスボッテイの熱い場面。
もうイケメンじゃなくてもいい。この日この時ここにいられる幸せに胸が熱くなる。ニューヨーク最後の夜が最高の夜に。

おお、ニューヨークニューヨーク。

多少寝不足のまま翌朝タクシーでJFK空港へ。帰りは成田までファーストクラス。さてどんな旅になるでしょう。

この旅行記へのコメント （2）

• 164-165さん 2014/12/29 15:00:50

  哀愁のニューヨーク

  ハドソン河に沈む夕日最高ですね！
  何故か、映画『哀愁』が目に映るのです。内容も知らないのですが、言葉の響きが良くて、勝手に想像してしまいました。
  ジャズを聴いたら寝てしまいますね。
  娘さんはちゃんと聞いていたのですか？
  ファーストクラスの旅日記期待しています。
  良い正月をお迎え下さい。
  
  　　　　　　　　　　　　　【164-165】

  ちいちゃんさん からの返信 2014/12/29 18:15:36

  RE: 哀愁のニューヨーク

  > ハドソン河に沈む夕日最高ですね！
  > 何故か、映画『哀愁』が目に映るのです。内容も知らないのですが、言葉の響きが良くて、勝手に想像してしまいました。
  > ジャズを聴いたら寝てしまいますね。
  > 娘さんはちゃんと聞いていたのですか？
  > ファーストクラスの旅日記期待しています。
  > 良い正月をお迎え下さい。
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　【164-165】
  
  【164-165】さんいつもありがとうございます。
  あわただしい旅行の最後にほっと一息つける時間が取れたのが良かったです。旅先で眺める夕日はなぜか目にしみます。哀愁、その通りかもしれません。
  ジャズは最高でした。帰国して何枚かCDを買ったのですが、あの迫力、あの臨場感は別格ですね。周りのお客さんの乗りとか、一番外国にいるという感が強かったですね。
  私は毎日4トラをチェックしたりできないのですが、【164-165】さんやfuzzさんが近くに住んでいると思うと心強くて、来年もよろしくお願いいたします。
  
  ちいちゃん