2014　岡山の旅　3/8　夕日と瀬戸大橋　（１日目）

2014/10/18 - 2014/10/19

大小の船がゆったりと行き交う瀬戸内海を前面にひかえ、穏やかな内海に飛び石のように浮かぶ、多くの島影を眼下に望む「鷲羽山」からの眺望は、晴れた日もさることながら、特に、海原を真っ赤に染める夕焼けの美しさは格別で、訪れる人々の感動を呼んでいます。

また、本州と四国を結ぶ三つの連絡橋の中で最も早い昭和６３年に開通した、海峡部約１０ｋｍを跨ぐ瀬戸大橋が間近に架かり、吊橋、斜張橋、トラス橋など、世界最大級の壮観な姿を楽しむことができます。

本州の児島ＩＣから四国の坂出北ＩＣに至る、約１６ｋｍの間に、下津井瀬戸大橋（１４４７ｍ）、櫃石島橋（７９２ｍ）、岩黒島橋（７９２ｍ）、与島橋（８５４ｍ）、北備讃瀬戸大橋（１６１１ｍ）、南備讃瀬戸大橋（１７２３ｍ）の６つの巨大な吊橋などが架けられ、それらを総称して瀬戸大橋と呼んでいます。

瀬戸大橋は、上部を４車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にはＪＲ本四備讃線（瀬戸大橋線）が通る構造で、「鉄道道路併用橋」と呼ばれる２階建ての橋になっています。

この巨大構造物は、交通の利便性や経済波及効果以上に、瀬戸内海の自然美に多大なインパクトを与えたようです。

エリア 鷲羽山・児島・瀬戸大橋周辺(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鷲羽山展望台へやって来ました。

標高が１３３ｍあるので、瀬戸内海の島影とともに瀬戸大橋のほぼ全貌が見渡せます。

まず、美しい斜張橋が連なるのは櫃石島橋（７９２ｍ）と岩黒島橋（７９２ｍ）で、その左手のトラス橋は与島橋（８５４ｍ）です。

さらにその先には、長大な吊橋の北備讃瀬戸大橋（１６１１ｍ）と南備讃瀬戸大橋（１７２３ｍ）が連なっています。

その先に広がる、坂出のコンビナートが左手に見えています。

そして、本州側に架かっているのは下津井瀬戸大橋（１４４７ｍ）で、それらを総称して瀬戸大橋と呼んでいます。

下津井瀬戸大橋の橋脚が建っている櫃石島です。

松の木越しに見た下津井瀬戸大橋。

櫃石島橋と岩黒島橋の背後が、薄っすらと色づいてきました。

ススキの穂が、西日を浴びて・・・

輝きはじめました。

そんな中・・・

下津井瀬戸大橋の下をくぐり抜けて・・・

貨物船が通り過ぎて行きました。

貨物船が過ぎ去った後には・・・

瀬戸内海の島影に沈もうとするお日さまがありました。

お日さまが、夕日と呼ぶのにふさわしい色になってきました。

瀬戸大橋は、上部を瀬戸中央自動車道が走り、下部にはＪＲ本四備讃線が通る、「鉄道道路併用橋」と呼ばれる２階建ての橋になっています。

その本四備讃線を、折しも列車が走って行きます。

こちらは瀬戸中央自動車道を行き交う車。

夕日が瀬戸内海に長く伸びています。

こうして見ると、瀬戸内海には相当数の船が浮かんでいます。

こちらは、海上を行く船をジオラマ風に・・・。

その船が、今まさに下津井瀬戸大橋の下をくぐり抜けようとしています。

またまたＪＲの列車が通り過ぎようとしています。

いろいろアングルを変えて撮影しているんですが、みんな同じように見えますね。

黄金色に輝くススキの穂。

日没間近になってきたので、お日さまの輪郭がかなりはっきりしてきました。

押したり、引いたりと・・・

時間の経過とともにいろいろ工夫しているんですが・・・。

マジックアワーを期待しているんですが、ちょっと霞んでいるので微妙です。

でっ、今は夕日に集中です。

真っ赤に燃えていた夕日は・・・

そろそろ島影に沈もうとしています。

島影に沈むまでの動きを・・・

やって来た大きな船の動きと・・・

夕日の動きを見比べながら・・・

時の流れを順番に追ってみました。

そんなところへ、もう一艘目印になる船が現れました。

その船が橋の下を抜けきる前に・・・

とうとう夕日は沈んでしまいました。

「秋の日はつるべ落とし」と云われますが・・・

沈みだしたら本当に「あっ！」と云う間でしたね。

夕日の余韻が、薄っすらと瀬戸内海の島影を染めています。

斜張橋も薄明かりの中でだんだん霞んできました。

この様子ではマジックアワーも期待できそうにありませんね。

では、マジックアワーはあきらめて次へ向かいます。