2014/11/23 - 2014/11/25
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funasanさん
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クアラルンプール市街とKL国際空港との中間点にプトラジャヤという町がある。ここはマレーシアの首相官邸はじめ行政機関が集中する政治都市で、隣にサイバージャヤというIT産業中心のハイテク企業都市がある。両者とも今後のマレーシアの将来を担う重要な場所である。そのプトラジャヤに「プトラジャヤ・マリオット・ホテル」(写真)はある。ホテルの外観はまるでマレーの宮殿のようで、実に威風堂々としている。これは期待が持てそうだ。
為替は旅行当時のレート1RM(リンギット)=34円で換算
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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クアラルンプールの中心「KLセントラル駅」からKL空港行の鉄道「KLIAトランジット」に乗車(9.5RM、323円)し、プトラジャヤ駅で下車する。所要時間は約30分。
写真:プトラジャヤ・マリオット -
プトラジャヤ駅のタクシー乗り場にはチケットカウンターがあり、行先を告げて料金(20RM、680円)を払う。明朗会計でしかも安い。
写真:プトラジャヤ・マリオットの前の道路 -
ここからタクシーに乗り、プトラジャヤ・マリオットに向かう。タクシー運転手は高速道路のような広くて整備された道を時速100kmくらいでぶっ飛ばす。
写真:プトラジャヤ・マリオット入口 -
タクシーの車窓から見える風景は緑濃い原野で町らしきものはない。10分くらいタクシーは疾走しマリオットホテル(写真)に到着する。原野に突然、巨大な宮殿が出現したような錯覚になる。
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ホテルロビー(写真)に入るとその大きさに驚かされる。何という広さなのか?純白な天井を巨大な円柱の柱が支える。ここで圧倒されてはいけない。
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私は背筋をピンと伸ばし、気合を入れてフロント(写真)に向かう。いつものように上層階の眺めの良い部屋かどうか確認する。今回は一番安い素泊まりで予約してあるので、エグゼクティブ・ラウンジへのアップグレード代金(1名)を聞いてみる。
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1泊1名あたり108RM+税・サ(合計4260円)だったので、2泊ともアップグレードする。これでラウンジ使い放題だ。マレーの王様になれる。
写真:エレベータホール -
私は意気揚々と長い廊下(写真)を通って客室に向かう。もし、2名利用でラウンジアクセス希望なら、最初からエグゼクティブ・ルームを予約してもよい。
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そして、いよいよ客室(写真)に入る。いつもながら、緊張の一瞬だ。入ってみると…?悪くはないが、何となく古い感じがする。新品のピカピカに磨かれたJWマリオットに泊まった後だけに違いが際立つ。
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しかし、客室面積は38?あり十分広いので不満はない。適度に弾力のあるベッド(写真)は寝心地が良い。気になるルームチャージ(食事なし)は300RM+税・サの合計348RM(11832円)と比較的安い。2人で泊まれば1人6000円程度になる。
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しかし、宿泊料金は季節による変動が大きく、来年度の1〜2月の最低料金は250RM、ところが3月以降は455RMに跳ね上がる。
写真:ワーキングデスクとフラットテレビ -
理由はよくわからないが、プトラジャヤは政府機関の集中する町なので、大きな会議やイベントがあれば宿泊料金は跳ね上がるのであろう。
写真:やや古い感じのバスルーム -
シャワーブース(写真)が独立している分、バスルームが広く感じる。
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バス・アメニティー(写真)は「THANN社製」で揃えている。
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部屋の窓からは建築中の高層ビル2棟が見える。1棟はオフィスビル、もう1棟はホテル「ル・メルディアン」だそうだ。
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眼下にはガーデンプール(写真)が見える。緑の木々に囲まれたトロピカルプール!Good.
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そして、遠くに目を転じれば、緑の原野が広がる。目の前にハイウエーが走り所々にビルが建つ。どこにプトラジャヤの町があるのか?と疑いたくなるほど人口密度が低い。
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部屋の荷物を整理してからさっそく「エグゼクティブ・ラウンジ」に行く。ラウンジ入口(写真)に常駐しているお姉さんに挨拶をしてラウンジ内に入る。
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午後3時頃のラウンジ(写真)はお客が少なく静かでいい。ラウンジ内は結構広いのであるが、太い柱が多く、何となく圧迫感がある。そして、ラウンジの広さに比べてテーブル数が少ない。注:込み合ったらすぐ満席になる
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ラウンジの屋外にもテーブル席(写真)があり、ここに立つと熱帯の生暖かい外気が全身を包む。空気は適度に湿っているのでお肌に良い。
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乾燥した日本の冬、肌荒れに悩む人が多いが高温多湿の熱帯の地に来ると自然と治る。避寒と健康増進に暖かい東南アジアにロングステイしたいものである。隣に「パーム ガーデン IOI リゾート」(写真)が見える。
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ラウンジのアフタヌーンティータイムの時間帯はケーキ類やスコーン(写真)が用意されている。その他、ナッツ類、ドライフルーツも常時、用意されている。しかし、JWマリオットに比べると大幅にレベル低下!
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ここで1時間くらいコーヒータイム(写真)にする。静かな、至福の時が流れる。
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次に、フィットネス・センター(写真)に行く。
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まずはスタジオルーム(写真)でストレッチ体操をする。見知らぬ外国のホテルだ、何かと緊張している。体の隅々までストレッチをして交換神経を抑え、副交感神経を優位にさせる。
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体と心がほぐれてきたら、いつものトレーニング「軽いジョギング→筋トレ→自転車」をする。心地よい汗が噴き出す。
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フィットネスト・センターの窓側のドアを開けるとホテルのガーデンだ。グリーンの芝生とヤシの木(写真)がいかにも南国らしい。
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そして、目の前にはお待ちかねのガーデンプール(写真)が横たわっている。Wonderful, Great, Beautiful…
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お気に入りのチェアー(写真)を確保して、さっそくプールに入る。温水プールではないので(私の体感温度では)入った瞬間はやや冷たく感じる。
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しかし、泳いでいれは適度に温かく快適にスイミングが楽しめる。強烈な太陽光線が水中まで差し込み熱帯魚になったつもりで水と戯れる。
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寒い日本の冬を脱出して、常夏のマレーシアの高級ホテルで1か月くらい滞在できたら…。と、夢のようなことを考えながら泳ぐ。妻に相談すれば、「何考えているのよ。お金は誰が払うのよ」と一蹴される。
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泳いだ後は、眺めがよい屋根付きチェアー(写真)を一人占めにして、ここでリラックスする。お腹がすけばプールサイドに待機しているスタッフに料理や飲み物を注文すればいい。まさに王様気分!
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王様の締めはホテル専用スパ(写真)であろう。平民あがりの仮の王様は有料トリートメントは一切無視して無料の施設を探す。
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広々とした温水ジャグジー(写真)に入って体を温める。それなりに気持ちよいが、JWマリオットのスパ同様ここも温度が低く「あ〜あ、いい湯だな…」とはならない。
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ドライサウナ(写真)も温度不足で不満が残る。熱い石に水をかけてもすぐには暖まらない。
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スチィームサウナ(写真)はやっていなくてパス。結局、熱いシャワーをしっかり体にかけて、「あ〜あ、いい湯だな…」となる。
注:お客が集中する夕方から夜に入ればもう少し高温のサウナが楽しめるかもしれない。 -
スパのリラクゼーション・ルーム(写真)がいい。椅子を倒し寝転がっていると、どこからともなく癒し系の音楽が聞こえてくる。
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十分遊んだ後、やっと部屋(写真)に帰ってくる。時刻は午後6時、ここで1時間くらいのんびりしたいところであるが、エグゼクティブ・ラウンジに急ぐ。
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ラウンジ(写真)のカクテル・タイムは17:30〜19:30で、この時間内に行かないと料理が下げられてしまう。
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私はラウンジで夕食にする。まずはトロピカル・ジュースに野菜サラダ、各種チーズ、ナッツ類で前菜にする。
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ワイン、ビール、その他のお酒(写真)があり自由に飲める。勿論、ラウンジ内の飲食は無料なので、お酒好きの人には利用価値大である。
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温かい料理(写真)もそれなりにあり、少食の私としては十分夕食代わりになる。
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私のメイン料理(写真)。お腹のすき具合で種類を変えて2皿目も追加する。
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寿司コーナー(写真)があったので、嬉しくなる。醤油、わさび、ガリが用意されている。
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寿司を食べてみると日本の味と変わらない。(拍手)スタッフに聞いてみると、ラウンジのシェフがKLの日本料理店で働いていたという。私のお寿司とフルーツ(写真)。
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ケーキ類(写真)も多数あり、全部は苦しい。明日もあるので2個にする。
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ケーキ2種類、ナッツ類、そしてコーヒー(写真)。これでラウンジでの私の優雅な夕食が終了する。この後、デザートの時間は21:00まで続く。
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夕食後、ホテルのロビー(写真)に行くと、何やら女性ボーカルの軽快な音楽が聞こえてくる。
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ロビーラウンジでは毎夜ライブ演奏(写真)が行われている。若いマレーの女性同伴ならここでウイスキーでも傾けながら熱帯の夜を楽しむのであるが…。1人旅で酒が飲めない私は遠巻きにライブ演奏を聴いて、足早に部屋に帰る。王様生活は明日も続く。
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