サンドイッチ型の城下町へ。

2014/11/01 - 2014/11/02

サンドイッチ型城下町とは、｢杵築市城下町散策マップ｣によると、この町の南･北にある小高い丘陵地帯には武家屋敷群があり、その中央の谷間には商人たちが暮らしていたことから、こう呼ばれているそうです。
〜そんなユニークな城下町を散策してきました〜

エリア 住吉浜・杵築(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

散策の始まりは、石造りの坂道を登ります。
この坂は｢勘定場の坂｣といい、藩主と武士のみが通行できた坂で、馬や駕籠かきの足に合わせて造られたそうです。

石坂の中間くらいでしょうか。
運動不足の身体が｢休もう｣と言っています(苦笑)

もう少しで坂を登り切ります。

石坂の先は、当時の姿を残す土塀の道を歩きます。

｢磯矢邸｣という武家屋敷らしい建物がありました。
磯矢氏から杵築市に寄贈された築150年の屋敷は、観光スポットとしても活躍しているようです。
この建物は当時の土蔵を改装して、千葉県出身の栗原克実画伯寄贈の墨画を中心に展示している｢栗原克実美術館｣として使用されているそうです。

｢磯矢邸｣の由緒書きが門前にありました。

藩校｢学習館｣の門に来ました〜この門は2百年前に造られていて、藩主専用だったそうです。

｢藩校の門｣の由緒書きが門前にありました。
杵築藩も、優秀な人材を育てようとする意識が高かったのでしょうね。

｢杵築市城下町散策マップ｣です･･･現在地は北側の高台の中央付近です。

城下町散策マップのすぐ近くに、江戸時代の杵築藩の家老職だった｢大原邸｣が残されています･･･大きな門構えと土塀に歴史と風格を感じました。

｢大原邸｣の由緒書きが門前にありました。

高台の武家屋敷通りから谷間に降りていく途中で、城下町らしいオシャレな街灯を発見。

坂を下ると商人たちの住居があった通りに出ました。
白壁と和瓦の建物群が、城下町らしい雰囲気を感じさせてくれます。

歩道にあるマンホールを見ると、柔らかな両手が｢カブトガニ｣をやさしく包んでいます･･･近くの砂浜に生息しているそうです。

こちらの立派な建物は｢楽器店さん｣でした。

さらに歩いていくと、白壁の純和風な｢和菓子屋さん｣の建物がありました。

｢和菓子屋さん｣の脇から、南側の高台に向かって石坂を登ります。

石坂の途中に、｢杵築市城下町散策マップ｣がありました･･･現在地は南側の高台の中央付近です。

この位置からは、北側の高台はこんなふうに見えます。

再び、北側の高台に向かって石坂を登ります。

いろんな形の石が組み合わされていて、昔の職人さんたちの苦労が想像できます。
だいぶ歩き疲れました〜

今夜の宿泊先は、温泉大浴場がある｢ホテル いな里｣です。
ツインの朝食付きで1万１千円･･･部屋の広さには大満足。
客室内のバスとトイレがセパレートなのも好印象でした。

ホテルの正面玄関側です。
周辺に高層の建物が少ないので、窓から杵築市内の眺望を楽しめました。
大浴場の泉質は良いと思いましたが、広さは｢中浴場｣クラス･･･夕方早めの利用だったので貸切状態でした。

ホテルの温泉を上がって、予約している市内レストランまで歩いて行きました。
夕食のお店は、旧家を利用した洋食屋｢おわたり｣です。

店内は、歴史を感じさせる柱や梁が落ち着いた雰囲気を演出しています。

前菜に注文した｢スモークサーモン｣一皿のボリュームが凄くて、食べきれません。

｢魚介のグリル｣は、海老やら貝類がたっぷり使われていて、ワインに良く合いました。
二人で生ビール１杯ずつとワイン1.5本を完飲です。

お店を出るときには、外は真っ暗でした。
こんな感じのお店から、ホテルまで歩いて帰りました。

ホテルの朝食は｢和定食｣のみでしたが、地元で採れた焼き魚や、やさしい味付けの野菜類などを美味しくいただきました。

サンドイッチ型のユニークな｢杵築の城下町｣の散策旅行記も終わりです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
機会があれば、みなさまにも散策していただきたいエリアです。

〜感謝〜

この旅行記へのコメント （4）

• kumaさん 2014/12/08 13:45:02

  城下町っていいですよね〜

  こんにちわ、ご無沙汰していました。
  
  お城や城下町って興味があります。
  
  北海道は、歴史が浅いためお城は　松前にある松前城のみで函館の横にある為　気軽に見に行くというのは大変で北海道民のどの位が見たことがあるか・・・
  宮城も歴史がありますが　伊達政宗の青葉城も石垣だけ残っている状態です。
  
  奥様と美味しいものを食べられて良い旅行をしてきて良かったですね。

  ダメちゃんさん からの返信 2014/12/08 15:26:45

  RE: 城下町っていいですよね〜

  メッセージ　ありがとうございます。
  こちらこそ、ご無沙汰していました。
  　
  大分暮らしも早４年を過ぎているのですが、杵築市という城下町を夫婦で歩いたのは初めてでした。
  江戸時代には、松平家(徳川家の親戚)のお殿さまが納めていたそうです。
  ｢サンドイッチ｣のような地形が面白い城下町でした･･･やっぱり、その場所に行ってみないとわからないことがありますね〜
  
  たしかに、北海道にはお城が少ないですね。
  松前城は私も桜の頃に一度行きましたよ。
  北海道の端っこですから、道内からでも遠い場所ですね。
  
  宮城県の青葉城も一度だけ行きました･･･伊達公の騎馬姿が格好良かったことと、広瀬川の歌？(青葉城恋歌)を口ずさんでいたのを覚えています･･･古い。
  
  今回の夕食場所は、ランチも千円以下とリーズナブルなのに、産地直送の野菜サラダが山盛り状態で頂けるので、夜も一度行きたいということで１泊旅行になった次第です。
  
  寒波の影響で、そちらも寒さが厳しいようですので、風邪などひかれないようにご注意くださいね。
  
  ＝追伸＝
  今週末から沖縄に３泊４日でいってきます。
  また、旅行記＆クチコミでお騒がせする予定ですので、よかったらお付きあいくださいね。
  
  〜感謝です〜
  
  

• 旅　愛子さん 2014/12/08 12:09:28

  師走のひと時に・・・

  ダメちゃんさんへ
  
  師走になり、気忙しい季節になりましたね。
  各地は火山活動が活発になり、大雪にみまわれ、
  かと思えば、フィリピン辺りでは、台風・・・
  何だか落ち着かない雰囲気の毎日ですが、
  お元気そうで、何よりです。
  
  さてさて、師走のひと時に、
  サンドイッチ型城下町の旅行記、
  面白いながらも、風情のある城下町で、
  いい感じ(^^♪だなと、拝見させていただいております。
  
  地形を上手く利用して、人々が暮らしやすいように、
  地域割りに工夫がされているところがいいですね。
  
  また、立ち寄られたお店の魚介類のお料理が美味しそう(^^♪
  ダメちゃんさんは、こうしたお店を見つけてこられるのが、
  とてもお上手なので、いつも感心させられてしまいます。
  
  これからも、素敵な旅行記を楽しみしています。
  
  旅　愛子より
  
  
  

  ダメちゃんさん からの返信 2014/12/08 15:38:31

  RE: 師走のひと時に・・・ありがとうございます。

  あたたかいメッセージを　ありがとうございます。
  ご無沙汰していましたが、相棒と元気にしていました。
  
  大分暮らしも早４年を過ぎているのですが、杵築市という城下町を夫婦で歩いたのは初めてでした。
  江戸時代には、松平家(徳川家の親戚)のお殿さまが納めていたそうです。
  ｢サンドイッチ｣のような地形を本当に上手に使ったことに感心しました･･･やっぱり、その場所に行ってみないとわからないことがありますね〜
  
  今回の夕食場所は、ランチも千円以下とリーズナブルなのに、産地直送の野菜サラダが山盛り状態で頂けるということで、３回ほど日帰りランチしていました･･･「夜も一度行きたい」ということで１泊旅行になった次第です。
  杵築市は瀬戸内海に面しているので、魚介類も豊富なようです。
  
  寒波の影響で、寒さが厳しい年の瀬になりそうですが、風邪などひかれないようにご注意くださいね。
  
  ＝追伸＝
  今週末は、沖縄本島に３泊４日で行ってきます･･･Ａ社のマイルもしっかり利用します。
  また、旅行記＆クチコミを作成する予定ですので、よろしければお付きあいくださいね。
  
  〜感謝＆感謝のダメより〜