2014/11/04 - 2014/11/04
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じゃりんこさん
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ぺトラからアンマンへの移動をジェットバスですることとし、ジェットバスの発車時刻である夕方の4時までどう過ごそうかと思っていたら、「ワディラムに行ってくれば」とホテルの人から勧められて…結局、ワディラムからアカバまで行き、アカバからアンマンへジェットバスで行くことになりました。ワディラムは短時間でしたが、とても楽しめました。でもやっぱり一泊はしたかったな。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ぺトラを一日堪能した後、翌日の過ごし方を考えていて、親切なぺトラのホテルのボーイさんからワデイラムツアーを世話してもらった私達は、ツアー代金を払うために両替所へ。ドルで払うよりJDで払う方が少しでも安かったので両替しようと思ったのだ。ところが、その両替所の人に「明日どうするのか」と尋ねられて話しているうちに、「自分のほうがもっと安くていいツアーを提供できる」と説得され(その人はツアーガイドだった)、その話を信用してその人におまかせすることにした。結局、ホテルの人は手数料稼ぎのためにツアーの世話をしていたようだ。
ガイドさんの車はトヨタのハイラックス。3日前に買ったばかりで、この車でワディラムに行くのは初めてだという。税金が120%(つまり車が200万だとすると税金が240万で合計440万!)だったそうだけど、日本車大好きで、「初めてのワディラムツアーに日本人を乗せることができてとても嬉しい」と上機嫌。「新車なので、車に乗り込む時はちゃんと砂を落とすように」と申し渡される。ワディラムに入る前にタイヤの空気を抜いているところ。 -
ワディラムに入ってすぐに数匹のラクダを見かける。そばに誰もいなかったので野生のラクダかと思ったが、ベドウィンのものだそうだ。
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ワディラムは広く、砂漠の砂の色も色々と変化する。ガイドさんといろいろ話しながら、時々降りて踊ったりして、その広大さを楽しむ。ちなみにワディラムにいた3時間の間、誰にも会わなかった。ガイドさんは「真面目なイスラム教徒」ではないそうだが、車に乗る度に「アッラー、アクバル」というコーランの最初の部分が流れる仕様になっていた。
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キノコ型の岩
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この赤い砂をベドウィンの女性達はお化粧に使うそうで、ガイドさんが私達の頬にも塗ってくれた…けど、あまり似合ってなかったと思う(^^;)。
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砂漠で宝探し!砂漠といっても様々な石のあるところもある。昨日、ぺトラで見たように、このあたりの岩は様々な色をしている。運がよければトルマリン(?)を見つけられる、と言われて目を皿のようにして探す。小さい緑色のものがそうだということで、何粒が見つけた^^。
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私が登った石橋で一番大きかったのはこれ。てっぺんにいるのが私。友人は登らず、写真を撮ってくれた。ガイドさんと一緒だったので登れたけど、一人だと結構こわい。
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砂漠にある井戸。雨が降った時に水がここに溜まるように水路が工夫されている。結構大きい。昔の人達はこういうのを利用しながら旅をしたのだろう。
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砂漠を走っていたガイドさんが突然車を止めた。どうしたのかと思ったら、こんなものがいくつか砂漠の上に。ガイドさんはこの砂漠を知り尽くしているので、ふだん見慣れないものがあるのを不審に思ったようだ。
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砂漠の中にも今は電線が通っている。これはアカバからアンマンへ、だったかな(うろ覚えw)。
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ぺトラからワディラムに来る途中で、小さな店に立ち寄り、野菜やホブズ(トルティーヤのような形のパン)、缶詰などを買って、4WD車の荷台を利用してランチ。手前にあるペーストはホンモスといって、ヒヨコマメをすりつぶしてゴマのペーストなどとまぜたもの。オマーン、ヨルダンのホテルの朝食によく出てきた。各ホテルで結構味が違う。ここには写っていないけど、ファラーフェルというヒヨコマメのペーストを丸めて揚げたものをその店で買って食べさせてくれた。これは別のタクシードライバーさんとのランチで初めて食べたけどおすすめ^^。
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この写真ではわかりにくいけど、岩山のふもとのところが青緑色に見えてそこに湖があるのかと思ったが、ガイドさんは違う、と言う。それで車でそこまで行ってみると
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広がっていたのは何もない涸れた白い大地。ワディとは涸れ谷のこと。ここも冬には雨が降って少し水がたまるらしいので、期待を裏切られないこともあるようだが、昔の人達は、ここに水があると思って歩いてきたりラクダで向かったりしてがっかりしたことがあったのだろうか…
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映画「アラビアのロレンス」に出てきた鉄道!
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砂漠にも所々生えているこの草でヤギたちは生きていけるんだな…
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もともとぺトラ夕方4時発のジェットバスに乗るつもりだったけど、私が「ロレンスの目指したアカバに行きたかったなぁ」ともらすと、ガイドさんが「じゃあアカバまで行ってそこからジェットバスに乗ればいい」と提案。アカバからのほうがアンマン行のバスも本数がたくさん出ているとのことで、ぺトラに戻らず、アカバへ。向こうに見えているのはイスラエル、そしてエジプト。
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ロレンスの目指したアカバに到着。ガイドさんの話では、アカバはヨルダン一きれいな街なんだそうだ。水もすごくきれい。昔の人はあんな砂漠をよく旅したものだと思う。そしてこのアカバに着いた時の喜びはえもいわれぬものだったことだろう。
今回の旅でワディラム行きは予定していなかったのだが、行けてよかった。しかもアカバにまで来ることができて本当にうれしかった。でも、これからヨルダンに行く人は、やはりできればワディラムで一泊はしてほしい。ぺトラに泊まっていた日本人の方の話では、「ワディラムに泊まってもあまりお天気がよくなくて星空はたいしたことなかった」そうだけど、ガイドさんの話では「ワディラムを全部楽しもうと思ったら2週間かかる」とのこと。別の運転手さんも「ワディラムはやっぱり泊まらなくちゃ」と言っていた。泊まらなくてもとても楽しかったのは本当なので、行けるならとにかく行ったほうがいいと思うけど、きっと泊まらないとわからないこともあったのだろう。
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