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●9/13(土) 成田空港→チューリッヒ→ベルン<br />●9/14(日) ベルン→メンリッヒェン→クライネシャイデック→グリンデルワルド<br />●9/15(月) グリンデルワルド→ユングフラウヨッホ→クライネシャイデック→ヴェンゲン→グリンデルワルド<br />●9/16(火) グリンデルワルド→マイリンゲン→アーレシュルフト→ライヘンバッハの滝→シャーロックホームズ博物館→グロッセシャイデック→グリンデルワルド<br />○9/17(水) グリンデルワルド→ラウターブルンネン→ミューレン→アルメントフーベル→グリンデルワルド<br />○9/18(木) グリンデルワルド→フィルスト→バッハアルプゼー→グリンデルワルド→ツェルマット<br />○9/19(金) ツェルマット→ゴルナーグラード→ローテンボーデン→リッフェルゼー→リッフェルアルプ→ツェルマット<br />○9/20(土) ツェルマット→マッターホルングレッシャーパラダイス→シュヴァルツゼー→ツェルマット<br />○9/21(日) ツェルマット→スネガ→ロートホルン→シュテリゼー→グリンジゼー→ライゼー→スネガ→ツェルマット→チューリッヒ<br />○9/22(月) チューリッヒ→<br />○9/23(火) →成田空港<br /><br />恒例の母との2人旅。<br />雄大なアルプスをひたすら歩くことが目的です。と言っても、年寄連れなのでできるだけ登山電車やロープウェイ、ケーブルカーを利用して、下り専門です。<br /><br />※参考図書 『スイス 歩いて楽しむアルプス絶景ルート』(地球の歩き方GEMSTONE)<br />http://www.arukikata.co.jp/guidebook/gem/gem58.html<br /><br /><br />【1日目】<br />定刻通り10:25に出発。ルフトハンザ航空とスイスインターナショナルエアライン、全日空の共同運航便ですが、ルフトハンザが一番安かったのでここで航空券を購入。やはり直行便は楽で良いですね。<br /><br />チューリッヒへも定刻通り15:30に到着。当初はチューリッヒに宿泊する予定でしたが、少しでも山に近づいておきたいということでベルンにこの日の宿を取りました。<br />直行便とはいえ、10数時間のフライトの後なのであまり疲れる移動も・・・ということでルツエンも検討しましたが、丁度この日まで音楽祭が開催されており、ホテルがいっぱい!<br />乗り継ぎなしで行けるベルンに決めました。チューリッヒから1時間半くらいなのでギリギリ許容範囲です。<br /><br />スイスにはお得なカードが様々あり、旅行前に散々悩んだのですが結論が出ず、空港内の鉄道駅のインフォメーションで相談することにしました。一応のプランをドイツ語で書いたものを係員に見せたら「ハーフフィーチケットがベストだよ」とのこと。<br /><br />チューリッヒ空港駅を16:40に出発し、17:58にベルン到着。空港から中央駅までは大混雑で立っているのもやっとのくらいでしたが、中央駅で大勢が降りようやく座れました。<br />スイスの鉄道は時間に正確でとても便利です。<br />ベルンのホテルは駅のド真ん前。駅出口から見えるので迷わず行けます。<br />この時期は20:00過ぎまで明るいので予定外のベルン観光に出かけることにしました。パイプ吹きの泉や牢獄塔、時計塔、子喰い鬼の泉、大聖堂等マルクト通りに沿ってクマ公園の手前まで行ってきました。<br />帰りは疲れたので、バスに乗って駅前まで戻りました。ホテルで宿泊者に配られる無料チケットをもらったのでそれを使いました。これは便利です。市内のみですが、トラムやバスに乗り放題です。<br /><br /><br />【今日の宿】<br />City Am Bahnhof<br />http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g188052-d228160-Reviews-Hotel_City_Am_Bahnhof-Bern_Bern_Mittelland_District_Canton_of_Bern.html<br /><br /><br />【2日目】<br />ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらいクマ公園へ。今日もホテルで貰った無料チケットを使ってバスで移動です。しばらくクマを眺め、ホテルで荷物を受け取り、駅へ。<br />ファストバゲッジで今日の宿泊地グリンデルワルドに送って、身軽になってハイキングへ出発です。<br />11:04発の電車で11:57インターラーケンオスト到着、乗り換えて12:05出発し、12:39グリンデルワルド着。また乗り換えて12:47出発で12:55グルント着。<br />この日はメンリッヒエンからクライネシャイデックへのハイキングの予定です。<br />駅からロープウェイ乗り場まで徒歩5分程度。案内もなく、人もいないので「こっちかなぁ」と迷いながら行くとあっさり発見。<br />ここからメンリッヒエンまで30分の空の旅です。頂上に着いたらさっそくハイキングの開始!クライネシャイデックに向けてアイガー、メンヒ、ユングフラウ三山を眺めながら下っていきます。<br />時々人とすれ違うだけで雄大な景色を独り占めです。ベビーカーを押している人もいるくらい道が整備されているのでとても歩きやすいです。<br />途中のベンチで景色を眺めながら朝買ったパンとフルーツでランチを取りつつ、2時間半かけてクライネシャイデックに着きました。ガイドブックには1時間半コースとして出ているのでちょっとのんびりしました。<br />天気にも恵まれてとても気持ちが良く、幸先の良いスタートとなりました。<br />今日から4泊グリンデルワルドに宿泊します。駅から400メートルのところにある「チュッゲン」。体力的に歩けないことも想定して、アイガービューのバルコニー付の部屋にしました。奮発して大正解!目の前に広がっています。<br />小さな宿ですが、気の利くスタッフばかりで快適な宿です。<br /><br />【今日の宿】<br />Tschuggen<br />http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g188080-d586621-Reviews-Hotel_Tschuggen-Grindelwald_Jungfrau_Region_Bernese_Oberland_Canton_of_Bern.html<br /><br /><br /><br />【3日目】<br />今日は早起きしてユングフラウヨッホへ出かけます。始発電車だと割引があるのでそれを狙います。7時前にホテルを出て、7:17発の電車でクライネシャイデックへ。クライネシャイデックを8:00に出発する電車に間に合いました。<br />途中、アイガーヴァント、アイスメーアの2つの駅に停まりますが、慌ててはいけません。すでに随分標高の高いところに来てしまっているのです。高山病にならないようにそろりそろりと見学に行きました。<br />40分ほどでユングフラウヨッホに到着。スフィンクステラスに出て、氷河や山々を眺めました。氷河トレッキングをしている人を発見し、双眼鏡でずっと追って行くのも一興です。<br />1時間おきに電車があるので、同じ電車で来た人の多くは次の電車で降りるようです。混雑していたテラスも誰もいなくなり、次の電車が来たらまた混雑しての繰り返しです。結局このテラスに2時間くらいいました。<br />下に降り、雪原にデッキチェア(?)が置かれていたので1時間くらい昼寝をしていましたが、日差しが半端ない!日に焼けないように顔を隠していましたが、焼けてしまいました。<br />ちなみにこの時の格好は長袖Tシャツ、長袖シャツ、フリース、厚手のタイツ、トレッキングパンツ、レインスーツの上下、手袋、ネックウォーマー、毛糸の帽子です。これで丁度良いくらい。<br /><br />電車でアイガーグレッチャーまで降り、ここからきょうもハイキングのスタートです。アイガーウォークを辿ってクライネシャイデックまで下っていきます。<br />木々がなく視界が遮られないので、周囲の山々を望みながらのハイキングです。ファルボーデンゼーでパンとフルーツと紅茶のランチ休憩を取り、クライネシャイデックまで2時間程度。丁度良い距離です。<br /><br />ここから電車でヴェンゲンへ。ヴェンゲン郊外の景色の良いところへ行こうとしたのですが、急な下り坂。帰りのことを考え、途中であきらめて教会からの景色で我慢することにしました。<br />ラウターブルンネン、ツヴァイリュッチネンを経由してグリンデルワルドに帰りました。<br /><br />【今日の宿】<br />Tschuggen<br /><br /><br /><br />【4日目】<br />この日は今回の旅行で唯一町に行く日です。9時ごろホテルを出るというゆったりスケジュールでインターラーケンオスト経由でマイリンゲンへ。マイリンゲンと言えばシャーロックホームズファンには見逃せないライヘンバッハの滝があるところです。<br />たまたま着いた時に牛のパレードをやっていました。夏は山の牧草地にいて、秋になって里に下りてきたお祭りでしょうか。着飾った牛たちが街中を行進していました。<br />滝だけでは勿体ないので、まずはアーレシュルフトという渓谷へ。アーレシュルフトオストまで小さな電車に乗り、渓谷を東から西へ抜けました。東側は幅も広く迫力もいまいちでしたが、西に向かうにつれ幅が1メートルもないくらいになり、岩盤をくりぬいたトンネルも増え、なかなか楽しいところです。<br />アーレシュルフトの西側の入口にピクニックエリアがあったのでそこでランチ。今日も朝パン屋で買ったキッシュとフルーツ、熱い紅茶です。<br />ここからライヘンバッハの滝へ向かうケーブルカーへは歩いて30分ほど。平らな道ですが、結構体力を使います。ケーブルカーも頻繁に運航しているわけではないので待ち時間がたくさんあります。時間に余裕がない人はここだけにした方が良いかもしれません。<br />いよいよホームズが落っこちた滝へ。落ちた場所には☆マークがついています。滝は予想と違って細い・・・。滝壺もありません。これじゃあモラン大佐に落ちていないことがばれてしまうじゃないじゃないか!という感じです。きっとコナンドイルが訪れた時は水量も豊富で滝壺も大きく深かったのでしょうね。<br />ホームズの顔嵌めパネルがあったのでもちろんやりました。<br />滝の上にも行けるので少し上りましたが、ちょろちょろ程度の滝なのでガッカリです。<br />ケーブルカーで降り、バスを待とうとしたのですが、バスは数時間に1本。仕方なく駅に向かって歩き始めましたが、疲れてしまって・・・。<br />アルプバッハ駅から電車に乗り、マイリンゲン駅に戻ることにしました。運よく20分後には来ました。電車に乗っている時間は5分もありませんでしたが、歩くよりは楽。<br />駅前にはシャーロックホームズ博物館があるので寄りました。日本語のオーディオガイドがあるので借りて説明を聞きました。ホームズの部屋が再現されていました。ロンドンのベーカー街にある博物館にも行ったことがありますが、比べると・・・・。<br />ここはガラス越しにしか見られないので残念です。<br /><br />駆け足で博物館を見学後、バスでグリンデルワルドへ帰ります。このバスもこの日の目的の一つ。峠を超えて行くのです。マイリンゲンを15:48に出発し、16:28にシュヴァルツワルトアルプに到着。ここで乗り換えです。30分時間があるので、暫し周囲を散歩。長閑なところです。<br />取り立てて何があるというわけではないのですが、レストランとチーズ屋を冷かしているとあっという間に時間です。17:03にシュヴァルツワルトアルプを出発したバスは17:18にグロッセシャイデックに到着。ここで5分ほど停車するので少し外へ出ることができます。<br />くねくね道で酔い始めた頃にようやくグリンデルワルド到着。17:55なので電車よりもはるかに時間がかかってしまいましたが、バスでの峠越えもなかなか良いものです。<br />急な坂道なのに自転車で頑張っている人や、大きなリュックを背負って歩いている人・・・。自然を満喫している人が身近に感じられます。<br /><br /><br />【今日の宿】<br />Tschuggen<br />

アルプスを満喫! スイスハイキング紀行11日間①

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2014/09/13 - 2014/09/23

460位(同エリア997件中)

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29

tazyさん

●9/13(土) 成田空港→チューリッヒ→ベルン
●9/14(日) ベルン→メンリッヒェン→クライネシャイデック→グリンデルワルド
●9/15(月) グリンデルワルド→ユングフラウヨッホ→クライネシャイデック→ヴェンゲン→グリンデルワルド
●9/16(火) グリンデルワルド→マイリンゲン→アーレシュルフト→ライヘンバッハの滝→シャーロックホームズ博物館→グロッセシャイデック→グリンデルワルド
○9/17(水) グリンデルワルド→ラウターブルンネン→ミューレン→アルメントフーベル→グリンデルワルド
○9/18(木) グリンデルワルド→フィルスト→バッハアルプゼー→グリンデルワルド→ツェルマット
○9/19(金) ツェルマット→ゴルナーグラード→ローテンボーデン→リッフェルゼー→リッフェルアルプ→ツェルマット
○9/20(土) ツェルマット→マッターホルングレッシャーパラダイス→シュヴァルツゼー→ツェルマット
○9/21(日) ツェルマット→スネガ→ロートホルン→シュテリゼー→グリンジゼー→ライゼー→スネガ→ツェルマット→チューリッヒ
○9/22(月) チューリッヒ→
○9/23(火) →成田空港

恒例の母との2人旅。
雄大なアルプスをひたすら歩くことが目的です。と言っても、年寄連れなのでできるだけ登山電車やロープウェイ、ケーブルカーを利用して、下り専門です。

※参考図書 『スイス 歩いて楽しむアルプス絶景ルート』(地球の歩き方GEMSTONE)
http://www.arukikata.co.jp/guidebook/gem/gem58.html


【1日目】
定刻通り10:25に出発。ルフトハンザ航空とスイスインターナショナルエアライン、全日空の共同運航便ですが、ルフトハンザが一番安かったのでここで航空券を購入。やはり直行便は楽で良いですね。

チューリッヒへも定刻通り15:30に到着。当初はチューリッヒに宿泊する予定でしたが、少しでも山に近づいておきたいということでベルンにこの日の宿を取りました。
直行便とはいえ、10数時間のフライトの後なのであまり疲れる移動も・・・ということでルツエンも検討しましたが、丁度この日まで音楽祭が開催されており、ホテルがいっぱい!
乗り継ぎなしで行けるベルンに決めました。チューリッヒから1時間半くらいなのでギリギリ許容範囲です。

スイスにはお得なカードが様々あり、旅行前に散々悩んだのですが結論が出ず、空港内の鉄道駅のインフォメーションで相談することにしました。一応のプランをドイツ語で書いたものを係員に見せたら「ハーフフィーチケットがベストだよ」とのこと。

チューリッヒ空港駅を16:40に出発し、17:58にベルン到着。空港から中央駅までは大混雑で立っているのもやっとのくらいでしたが、中央駅で大勢が降りようやく座れました。
スイスの鉄道は時間に正確でとても便利です。
ベルンのホテルは駅のド真ん前。駅出口から見えるので迷わず行けます。
この時期は20:00過ぎまで明るいので予定外のベルン観光に出かけることにしました。パイプ吹きの泉や牢獄塔、時計塔、子喰い鬼の泉、大聖堂等マルクト通りに沿ってクマ公園の手前まで行ってきました。
帰りは疲れたので、バスに乗って駅前まで戻りました。ホテルで宿泊者に配られる無料チケットをもらったのでそれを使いました。これは便利です。市内のみですが、トラムやバスに乗り放題です。


【今日の宿】
City Am Bahnhof
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g188052-d228160-Reviews-Hotel_City_Am_Bahnhof-Bern_Bern_Mittelland_District_Canton_of_Bern.html


【2日目】
ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらいクマ公園へ。今日もホテルで貰った無料チケットを使ってバスで移動です。しばらくクマを眺め、ホテルで荷物を受け取り、駅へ。
ファストバゲッジで今日の宿泊地グリンデルワルドに送って、身軽になってハイキングへ出発です。
11:04発の電車で11:57インターラーケンオスト到着、乗り換えて12:05出発し、12:39グリンデルワルド着。また乗り換えて12:47出発で12:55グルント着。
この日はメンリッヒエンからクライネシャイデックへのハイキングの予定です。
駅からロープウェイ乗り場まで徒歩5分程度。案内もなく、人もいないので「こっちかなぁ」と迷いながら行くとあっさり発見。
ここからメンリッヒエンまで30分の空の旅です。頂上に着いたらさっそくハイキングの開始!クライネシャイデックに向けてアイガー、メンヒ、ユングフラウ三山を眺めながら下っていきます。
時々人とすれ違うだけで雄大な景色を独り占めです。ベビーカーを押している人もいるくらい道が整備されているのでとても歩きやすいです。
途中のベンチで景色を眺めながら朝買ったパンとフルーツでランチを取りつつ、2時間半かけてクライネシャイデックに着きました。ガイドブックには1時間半コースとして出ているのでちょっとのんびりしました。
天気にも恵まれてとても気持ちが良く、幸先の良いスタートとなりました。
今日から4泊グリンデルワルドに宿泊します。駅から400メートルのところにある「チュッゲン」。体力的に歩けないことも想定して、アイガービューのバルコニー付の部屋にしました。奮発して大正解!目の前に広がっています。
小さな宿ですが、気の利くスタッフばかりで快適な宿です。

【今日の宿】
Tschuggen
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g188080-d586621-Reviews-Hotel_Tschuggen-Grindelwald_Jungfrau_Region_Bernese_Oberland_Canton_of_Bern.html



【3日目】
今日は早起きしてユングフラウヨッホへ出かけます。始発電車だと割引があるのでそれを狙います。7時前にホテルを出て、7:17発の電車でクライネシャイデックへ。クライネシャイデックを8:00に出発する電車に間に合いました。
途中、アイガーヴァント、アイスメーアの2つの駅に停まりますが、慌ててはいけません。すでに随分標高の高いところに来てしまっているのです。高山病にならないようにそろりそろりと見学に行きました。
40分ほどでユングフラウヨッホに到着。スフィンクステラスに出て、氷河や山々を眺めました。氷河トレッキングをしている人を発見し、双眼鏡でずっと追って行くのも一興です。
1時間おきに電車があるので、同じ電車で来た人の多くは次の電車で降りるようです。混雑していたテラスも誰もいなくなり、次の電車が来たらまた混雑しての繰り返しです。結局このテラスに2時間くらいいました。
下に降り、雪原にデッキチェア(?)が置かれていたので1時間くらい昼寝をしていましたが、日差しが半端ない!日に焼けないように顔を隠していましたが、焼けてしまいました。
ちなみにこの時の格好は長袖Tシャツ、長袖シャツ、フリース、厚手のタイツ、トレッキングパンツ、レインスーツの上下、手袋、ネックウォーマー、毛糸の帽子です。これで丁度良いくらい。

電車でアイガーグレッチャーまで降り、ここからきょうもハイキングのスタートです。アイガーウォークを辿ってクライネシャイデックまで下っていきます。
木々がなく視界が遮られないので、周囲の山々を望みながらのハイキングです。ファルボーデンゼーでパンとフルーツと紅茶のランチ休憩を取り、クライネシャイデックまで2時間程度。丁度良い距離です。

ここから電車でヴェンゲンへ。ヴェンゲン郊外の景色の良いところへ行こうとしたのですが、急な下り坂。帰りのことを考え、途中であきらめて教会からの景色で我慢することにしました。
ラウターブルンネン、ツヴァイリュッチネンを経由してグリンデルワルドに帰りました。

【今日の宿】
Tschuggen



【4日目】
この日は今回の旅行で唯一町に行く日です。9時ごろホテルを出るというゆったりスケジュールでインターラーケンオスト経由でマイリンゲンへ。マイリンゲンと言えばシャーロックホームズファンには見逃せないライヘンバッハの滝があるところです。
たまたま着いた時に牛のパレードをやっていました。夏は山の牧草地にいて、秋になって里に下りてきたお祭りでしょうか。着飾った牛たちが街中を行進していました。
滝だけでは勿体ないので、まずはアーレシュルフトという渓谷へ。アーレシュルフトオストまで小さな電車に乗り、渓谷を東から西へ抜けました。東側は幅も広く迫力もいまいちでしたが、西に向かうにつれ幅が1メートルもないくらいになり、岩盤をくりぬいたトンネルも増え、なかなか楽しいところです。
アーレシュルフトの西側の入口にピクニックエリアがあったのでそこでランチ。今日も朝パン屋で買ったキッシュとフルーツ、熱い紅茶です。
ここからライヘンバッハの滝へ向かうケーブルカーへは歩いて30分ほど。平らな道ですが、結構体力を使います。ケーブルカーも頻繁に運航しているわけではないので待ち時間がたくさんあります。時間に余裕がない人はここだけにした方が良いかもしれません。
いよいよホームズが落っこちた滝へ。落ちた場所には☆マークがついています。滝は予想と違って細い・・・。滝壺もありません。これじゃあモラン大佐に落ちていないことがばれてしまうじゃないじゃないか!という感じです。きっとコナンドイルが訪れた時は水量も豊富で滝壺も大きく深かったのでしょうね。
ホームズの顔嵌めパネルがあったのでもちろんやりました。
滝の上にも行けるので少し上りましたが、ちょろちょろ程度の滝なのでガッカリです。
ケーブルカーで降り、バスを待とうとしたのですが、バスは数時間に1本。仕方なく駅に向かって歩き始めましたが、疲れてしまって・・・。
アルプバッハ駅から電車に乗り、マイリンゲン駅に戻ることにしました。運よく20分後には来ました。電車に乗っている時間は5分もありませんでしたが、歩くよりは楽。
駅前にはシャーロックホームズ博物館があるので寄りました。日本語のオーディオガイドがあるので借りて説明を聞きました。ホームズの部屋が再現されていました。ロンドンのベーカー街にある博物館にも行ったことがありますが、比べると・・・・。
ここはガラス越しにしか見られないので残念です。

駆け足で博物館を見学後、バスでグリンデルワルドへ帰ります。このバスもこの日の目的の一つ。峠を超えて行くのです。マイリンゲンを15:48に出発し、16:28にシュヴァルツワルトアルプに到着。ここで乗り換えです。30分時間があるので、暫し周囲を散歩。長閑なところです。
取り立てて何があるというわけではないのですが、レストランとチーズ屋を冷かしているとあっという間に時間です。17:03にシュヴァルツワルトアルプを出発したバスは17:18にグロッセシャイデックに到着。ここで5分ほど停車するので少し外へ出ることができます。
くねくね道で酔い始めた頃にようやくグリンデルワルド到着。17:55なので電車よりもはるかに時間がかかってしまいましたが、バスでの峠越えもなかなか良いものです。
急な坂道なのに自転車で頑張っている人や、大きなリュックを背負って歩いている人・・・。自然を満喫している人が身近に感じられます。


【今日の宿】
Tschuggen

旅行の満足度
5.0
ホテル
4.0
交通
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • ベルン駅前<br />ホテルが駅前だったのでわかりやすかったです。

    ベルン駅前
    ホテルが駅前だったのでわかりやすかったです。

  • ベルン市内

    ベルン市内

  • ベルン市内<br />

    ベルン市内

  • ベルンのクマ公園

    ベルンのクマ公園

  • グリンデルワルドへ向かう車中より。

    グリンデルワルドへ向かう車中より。

  • メンリッヒェンからクライネシャイデックへの途中。<br />こんな感じで牛がたくさん。

    メンリッヒェンからクライネシャイデックへの途中。
    こんな感じで牛がたくさん。

  • ユングフラウヨッホへ行く途中の駅にて。

    ユングフラウヨッホへ行く途中の駅にて。

  • スフィンクステラスから氷河を望む。

    スフィンクステラスから氷河を望む。

  • ユングフラウヨッホから途中下車して、アイガーウォークをクライネシャイデックまで歩いて下ります。

    ユングフラウヨッホから途中下車して、アイガーウォークをクライネシャイデックまで歩いて下ります。

  • マイリンゲン駅。<br />すぐ近くにはシャーロックホームズ博物館があります。<br />

    マイリンゲン駅。
    すぐ近くにはシャーロックホームズ博物館があります。

  • マイリンゲン市内<br />牛の祭り?おめかしした牛がパレードをしていました。

    マイリンゲン市内
    牛の祭り?おめかしした牛がパレードをしていました。

  • ホームズ博物館前でホームズと。

    ホームズ博物館前でホームズと。

  • アーレシュルフト東駅で下車して西側へ。

    アーレシュルフト東駅で下車して西側へ。

  • ライヘンバッハの滝<br />ホームズの顔嵌めパネルがあります。<br />

    ライヘンバッハの滝
    ホームズの顔嵌めパネルがあります。

  • ライヘンバッハの滝<br />途中で水が流れて滝壺がありません。<br />イメージとちょっと違うなぁ。<br />

    ライヘンバッハの滝
    途中で水が流れて滝壺がありません。
    イメージとちょっと違うなぁ。

  • ライヘンバッハの滝は上から覗き込むこともできます。

    ライヘンバッハの滝は上から覗き込むこともできます。

  • ライヘンバッハの滝へのケーブルカー乗り場にはホームズの記念碑があります。

    ライヘンバッハの滝へのケーブルカー乗り場にはホームズの記念碑があります。

  • 帰りにホームズ博物館に寄りました。

    帰りにホームズ博物館に寄りました。

  • シュバルツバルドアルプのバス停で乗り換え。<br />

    シュバルツバルドアルプのバス停で乗り換え。

  • シュバルツバルドアルプのバス停で乗り換え。<br />

    シュバルツバルドアルプのバス停で乗り換え。

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