2014/11/10 - 2014/11/10
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mononokiさん
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“ 登りたい ” という大きすぎる欲望と
“ 遭難する事は無いだろう ” という少なすぎる不安・・・
とても稚拙で未熟な登山でした。
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山頂は 0 ℃ で 晴れ の天気予報。
別当出合 からスタート。
この時期にこの山を登る・・・
常識的に考えると
すでに昨夜の時点で
酷い道程になる事は
想像に難くないのですが・・・ -
アナログとデジタルのコンパス、
かなり明るめのライト、
多めの行動食、
遭難した時用の水と食料、
必要以上の持ち物・・・
パーティー全員を守れるよう、
全ての事態に対処出来るよう・・・
日帰り予定なのに
とてつもない重さの装備になってしまいました ( 泣 ) -
大荒れの登山になるかも・・・
スタート直後なのに
M 氏も
不穏な雰囲気を肌で感じているようです。 -
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観光新道 を歩きます。
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テイルオン!!!
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不動滝 でしょうか・・・
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数分おきに
寄せては引いてを繰り返す雲海。 -
少しイラっとするポーズをとる M 氏。
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朝陽が射し込み始めます。
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一気に目が覚めたような
色とりどりな世界が広がりました。 -
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過ごして来た人生・・・
M 氏とお互いの生き様を語り合います。 -
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景色は素晴らしいのですが・・・
帰りの心配が頭を過ぎり
素直に喜べません。
陽気な M 氏も時々弱気な発言を・・・ -
M 氏と
人影で遊んでみます。 -
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一休みした小屋で
完全に失敗登山だと確信する、
M 氏と俺氏。
だけど、
もう引き返せない所まで
来てしまったよ・・・ -
とにかく
あらゆるトラブル対処法を考え合います。 -
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弥陀ヶ原 へ・・・
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映画の撮影でもしているのでしょうか・・・???
近づいてみると、
日米合同演習の真っ最中。
米軍の重厚な装備が
平和ボケした私にはとても現実のモノには見えません。 -
かなりハードな場所で
下降訓練を行っているのだとか・・・ -
航空自衛隊委員 from 秋田、
米兵 from 横田、アラスカ、
の三人が機敏に ヘリ へと乗り込みます。 -
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この辺りから問題続出・・・
だがしかし!
全ては想定内なのです! -
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地元のアマカメラマン お二人が
シャッターチャンスを伺っておりました。 -
室堂 へと到着。
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生きて下山するため・・・
ひたすら
M 氏と良策を考え合います。 -
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かっこエエ、別山 。
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登山道は雪で覆われています。
無しで登りましたが、
アイゼンが有った方が良いと思います。 -
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白山 御前峰 。
室堂 にカバンとカメラを置いて来てしまったので
スマホでパチリパチリ・・・ -
積雪した火山湖が見える、
主峰周辺の頂稜部。 -
立山 をはじめ、
北アルプスの山々が
キレいに見えているらしいのですが・・・
指の凍えのせいもあり、
360 度の大パノラマが上手く撮れません。
写真がダメなら動画にしようかと思ったけれど、
日没を考えると一刻も早く下りたかったので
諦める事に・・・ ( 泣 ) -
気温 0 ℃、
体感温度は氷点下・・・
あまり長居してもアレかな・・・
っと思いすぐに下山。 -
すでに日が傾き始めた、
15 時過ぎ・・・
驚く事にトレイルランナーが二人上がって来ました。
まあ、
他人の心配などをしている余裕すらありませんが・・・ -
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美しい主峰群を振り返ってみます。
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下山に向けて
M 氏とカロリーメイト等、
行動食と水分を分け合い摂取します。
これで
心身共に少し楽になりました。
これから確実に起こるであろう
トラブルに
対処出来そうな気がしてきました。 -
夕陽に染まる 御嶽山 ・・・
その姿は
美しくもあり、
悲しくもあり・・・ -
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槍ヶ岳、大キレット、穂高連峰とその周辺。
スゲー雪だけど、
あんな所を登る人はいるのかな・・・ -
乗鞍岳 。
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荒島岳 。
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槍ヶ岳 から 御嶽山 までを一望。
素晴らしい景色・・・ -
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砂防新道 を通ります。
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明るく前向きな M 氏と一緒だと
何とか乗り越えられそうな気がします。 -
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もう完全に諦めモードの俺氏を
グイグイ引っ張る M 氏。
その背中が
とても心地良いのです。 -
水道の水も出ず、
日没も迫ってきましたが・・・
休憩をしたら
気分も前向きになりました。 -
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別山 。
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美しいけど・・・
時間的に相当ヤバいです。
最悪の事態を考えながら
慎重に歩きます。 -
考えられる選択肢を
全て頭に刻み込みながら
起こりうるだろうトラブルに備えます。
少ない脳みそが
オーバーヒート気味に・・・ -
ついに日没。
雲海の中に入ると、
案の定 道迷い。
こんなのも
あらかじめ想定していたので
冷静にスマホの GPS と 地図ロイド、ログ を立ち上げて
車道に戻り下山しました。 -
帰りは温泉へ・・・
湯舟に浸かりながら生きている実感を噛み締めました。
とにかく無事で良かった、
ただ単に運が良かっただけかもしれないけれど・・・
あらゆる責任を背負い込まなければ
登ってはならないな・・・
っと思いました。
やたらと成分が身にしみる、
塩っぱい お湯 でした。
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