紅葉狩りと妙心寺の１．天球院　２．大法院　そして　３．親父ラーメン　４．法金剛院　５．伊右衛門サロン

2014/11/20 - 2014/11/20

二日酔いから少々回復。

今回の二つ目の目玉。
天球院の障壁画、特別公開に、昼近くに向かう。
時間の節約のため、ここもタクシ。

あとは成り行き任せ。
紅葉狩り、前回はメイジャーなところで混雑がすごかったから、
今回は穴場ねらいで。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

新町別邸、新町通り沿いの部屋。

朝の京都。

大浴場で一風呂浴び、タクシで妙心寺に。

天球院は妙心寺境内の北端、
北口から入る。

禅寺であるにもかかわらず、金箔の襖絵が大量にあるのは、天球院さまが、女性だったから。

構図は幾何学的。

キャノンは、狩野山楽・山雪筆の方丈障壁画（重要文化財）のうち金箔襖絵56面の高精細複製品を制作しており、2014年までに16面の高精細複製品が制作され、天球院へ寄贈された。
今回の特別公開ではこれら16面、そしてオリジナルの40面を公開。

2年前、山楽・山雪展のあとの特別公開では、オリジナル、複製、ならべて展示したらしい。そのときほどではないにしろ、どんどん複製に置き換えられていく前に、オリジナルの場所でオリジナルを拝観する良い機会。

相変わらず熱心拝観をしていたところ、副住職さまが、檀那の間の裏の仏壇の間の襖絵も拝観させてくださった。

こちらは水墨の山水花鳥、獅子など。
山雪にしては動的な感じで、弟子の手によるものかも。

大変ラッキー。
有難うございました。

曇りがちだったが、ときに日が差し込むと、金箔が映える。

花も映える。

キャノンの複製は、実際に金箔を使用し、一面につき700万円の予算という。
キャノンにとってもチャレンジだ。

ぶらぶらと大法院に。

以前冬の公開で訪問した。

今回は紅葉＋お茶の振る舞い。

退蔵院は人が多そうなのでパス。

露地庭園と、ハハ鳥の襖絵、渡辺了慶の障壁画と３つが見どころ。

徒然草の山

仁和寺のある双が丘

佐久間象山のお墓

非公開の塔頭

南総門

天球院のボランティアが教えてくれた、親父ラーメンに。


京都らしく黒い醤油。

JRの花園駅にむかい、法金剛院に。

赤とオレンジの紅葉。

受付でおじいちゃんが迎えてくれる、

ご住職だろうか？

いろんな花があるお寺だが、「今は紅葉だけ、そうだ、仏さんを拝んで下さい」と。

重文の仏様が並んでいます。

珍しいのは、丈六の金目地蔵。

お庭もなかなかです。

現存最古の人工滝という、

いい石組み。

ホテルに手袋を忘れてきたので、烏丸御池の伊右衛門サロンに立ち寄りつつ、回収することに。

バスもJRもすんでのところでのがし、駅の南側の公民館経由で地下鉄の太秦天神川駅から烏丸御池に。
サラダ、スイーツ、抹茶。

京都駅のパン屋でカルネを買って帰宅。