秋の東北 紅葉＆温泉巡り その3 ～鳥海山麓の森散策～

2014/10/18 - 2014/10/22

今年の夏は激務で休む暇もありませんでした。
秋になってやっと落ち着いてきたので、遅い夏休みを頂きました。

時期的に東北地方が紅葉の見頃になるので、紅葉見物と温泉メインでドライブしました。

とりあえず初日は宮城の鳴子温泉、最終日の前日に福島の高湯温泉を予約して中2日は行き当たりばったりで宿泊地を決めることにしました。
結局初日の鳴子温泉郷 川渡温泉の湯治宿が気に入ってしまい、連泊することになりました。

今回の行程です。

2014/10/18(土)：
・東北道を北上し、鳴子峡で紅葉見物
・鳴子温泉郷 川渡温泉で湯治

2014/10/19(日)：
・秋田川原毛地獄見物
・秋田小安峡見物
・鳴子温泉郷 川渡温泉連泊

2014/10/20(月)
・鳥海山麓の獅子ヶ鼻湿原散策
・鳥海山麓の元滝伏流水見学
・酒田宿泊

2014/10/21(火)
・酒田山居倉庫見学
・羽黒山の参道散策
・福島高湯温泉宿泊

2014/10/22(水)
・磐梯吾妻スカイラインドライブ
・帰京

その3は鳥海山麓の森散策編です。

エリア 象潟・にかほ(秋田)

3日目(10/20)は鳥海山麓に行きました。

朝、鳴子川渡温泉を出発し、鳥海山北側を回って獅子ヶ鼻湿原を目指します。

途中、紅葉と木材の伐採地帯を抜けていきます。

天気は下り坂です。
曇っていますが、かろうじて鳥海山が見えました。

獅子ヶ鼻湿原に到着です。
ここで森の中を散策します。

ここはブナの原生林と鳥海山の湧水が湧き出ています。
ここのブナの木は奇形になってしまったものが多く、不思議な感覚になる森です。

その中でも一番大きいブナの木が「あがりこ大王」です。

あがりこ大王
圧倒的な存在感があります。

あがりこ大王の周囲の木も不思議な形になっています。

しばらく大王の周りをぐるぐる回ります。

木が絡まったりねじれたり。。

見事にねじれてます。

複数の木が絡まっている？

見事なクランク。

炭焼き釜。
炭焼きによる伐採→途中から新芽が成長→伐採→以下繰り返し。。
これが奇形の原因ともいわれています。

ちょっと不気味です。

コブができています。

森の中に忽然と湧き出す湧水です。
コンコンと湧き出しています。

このコブはどのようにしてできるのでしょうか？？

岩に根が張り付いて生き延びています。

何本の木が一体化したのでしょうか？

大きな穴が開いています。

動物の横顔にも見えます。

途中でくっついたり離れたり。。

真っ直ぐな生き方はできないようです。

湧水が川になって流れます。

ここには「鳥海まりも」が生息しているそうです。
丸くはないですが、それらしいものはありました。

獅子ヶ鼻湿原の紅葉はこれからといった感じでした。

このあと象潟で遅めの昼食をとります。
ここで本日の宿泊を酒田と決めて宿探しをしました。
ビジネスホテルがとれたので一安心。

ついに雨が降ってきてしまいました。
雨でも鳥海山の山頂付近まで見えたので、
象潟から鳥海山ブルーライン経由で酒田まで行きます。

途中元滝伏流水に寄ります。

鳥海山の伏流水が岩の間から沁み出し、滝になっています。

あちこちから湧水が沁み出しています。

鳥海ブルーラインで五合目の鉾立に行きます。

雨は降っていますが、遠くまで視界が広がっています。
紅葉はだいぶ下界まで下がってしまいましたが、ここからの景色・紅葉は抜群です。

このあと酒田に向かいます。