2014/08/07 - 2014/08/08
26位(同エリア149件中)
こあひるさん
オーベルジュで1泊し、仙台まで高速バスで帰る途中、以前からちょっと気になっていた、みちのく宮城の小京都・・・と呼ばれる(っていうか、自らそう呼んでいる?)蔵の町並みが残る村田町を通るので、これはちょうどいい!と寄り道して帰ることにした。
村田町は、一目千本桜の大河原駅から、バスで20分ほどのところにあるので、その気になれば悠々日帰りで訪れることのできる範囲なのだが・・・。
大河原には花見に行くことはあっても、それ以外になかなか訪れる機会もなく、花見ついでだと寄り道する時間もないので、いざ訪れるチャンスがなかった。仙台から高速バスで40分・・・直行で行けると知っていれば、もっと前に訪れていたかもしれない・・・。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小妻坂から仙台行きの高速バスに乗り30分弱・・・村田町公民館前で降りました。
村田町は、古くから山形と仙台を結ぶ城下町として栄えてきました。伊達家の家臣であった小山九郎業朝(おやまくろうなりとも)が中世の頃に城を築いて、ここを治めたのが始まりです。
町の中心部である町役場の裏手が、かつて城(館)があったところで、現在は公園となっています。
前もって郵送してもらった村田市街マップによれば、私が見たい蔵の町並みは、市街地の一部に集中していて、さほど広範囲でなさそうです。
蔵の町並みのある通りまで、バス停から2〜300mほど歩きます。 -
街道の要衝地であった村田では、ここを拠点とした村田商人が大いに活躍しました。
村田には宿駅が置かれ、江戸時代の初め頃から定期市が開かれ、盛んに商取引が行われていました。毎月1の日と6の日に開かれた六斎市には、近隣の村から人々が集まり、祭りのような賑わいだったそうです。
蔵の町並みの通りに出ました。このお菓子屋さんも歴史がありそうです。旧街道の蔵の町並み 名所・史跡
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村田商人の活躍には、紅花取引が大きく関わっています。紅花は、染料や薬用、口紅の原料などとして、当時の支配階級に愛用されました。紅花・・・というと山形が有名ですが、江戸時代後期には「奥州仙台紅花」の品質が優良だと上方(京)で評判になりました。村田商人は、仙南地方の紅花を集め、江戸や上方へ年に400駄(紅花1駄は、約120kg)を出荷していました。
村田商人たちは、紅花・生糸・青芋(麻の一種)・米・真綿・漆・大豆などを東国から西へ運び、帰りには、呉服・古着・瀬戸物・薬・海産物・砂糖・塩などをもって帰ってきました。そして、商業活動と一緒に、掛け軸や屏風・雛人形・建築様式など都の様々な文化が、みちのくの小さな町にももたらされたのです。
この家屋も、そんな村田商人の残した家屋のひとつのようです。 -
蔵の町並み通りの家屋が全部、江戸時代の面影を残しているわけではありません。立て直してはいないものの、現代風に改築してあるものや、全く面影なく建て替えているものなど・・・当時そのままの建物は、ところどころに残っているという感じです。
1枚上の写真の家屋の、通りに面した側は店蔵になっています。今は、もう店舗ではなくなっているようです。 -
こちらは、通り沿いは薬局なのですが、表通りから裏手にかけて、敷地内にいくつも蔵が連なっています。改築してあるものもありますが、その頃の蔵の面影が残っています。
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蔵の町並み通りのこの辺りでは、現代風の民家と昭和レトロな店舗のほうが多いです。
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空き地にはお花が咲き乱れ・・・。
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『当時の栄華を伝える豪勢な店蔵が、今も町の中心部に残っています。重厚な店蔵と門が一対となり、連続する景観が印象的で、村田の特色といわれています。通りの両側には短冊形の地割りが整然と並び、江戸時代の「町人地」の姿を今に留めています。村田町は、その地形が京都を思わせることや蔵の町並みなどから「みちのく宮城の小京都・村田」として全国京都会議に加盟しています』・・・と謳っています。バス停から、蔵の町並み通りに入り、しばらく歩いて、やっとそれらしい町並みが現れました〜。
こちらは「ヤマショウ記念館」。こちらは内部を見学できます。「ヤマショウ」は大沼家の屋号で、江戸時代から昭和初期にかけて活躍した村田商人です。やましょう記念館 名所・史跡
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店蔵の南隣に表門を設けるのが村田の町家の特色で、古い家のほとんどがこの原則によってできています。豪壮な門構えは、広い間口(敷地)と財力を持つ豪商のシンボルでした。これは、大事な商談の客を、表門から母屋の客室へ招き入れた村田の接客スタイルによるものです。
村田の大きな町家では、腕木門がよくみられますが、この「ヤマショウ」の表門は、非常に珍しく薬医門となっています。
また、電話番号表札が、各豪商の表門に自慢げに掲げられていることからも、当時のお金持ちぶりが伺えます。 -
「ヤマショウ」のお隣は、明治時代の店蔵「カネキチ(大養)大沼邸」。
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「カネキチ(大養)大沼邸」の隣は、江戸末期の店蔵「カネマン大沼邸」。
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古い建物をみて思うのは、当時は真新しくキレイだったはずなので、当時のままを想像するならば、新しくキレイな町並みや家屋をイメージしなければなりません。でも、どうもこういう風にちょっと荒んで古びてしまった形状に惹かれる現代人・・・。当時の人々が見ていた景色は、こういう感じではなかったんだろうに・・・と思うのですが・・・。
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「カネマン大沼邸」の隣は、震災後に外観が現代的に改装された、明治時代の店蔵「ヤマセン山田邸」。現在は、酒屋さんです。
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その隣がこの「ヤマシン山田邸」。江戸時代の店蔵です。
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「ヤマショウ」の向かい側には、大正時代の店蔵「カネショウ大沼邸」。こちらでは「カネショウ商店」として、お土産雑貨や生活雑貨を販売しています。
こちらは、見学させてくれると表に張り紙があったので、先に「ヤマショウ」を見てから、あとで寄りますと、お店番のおばちゃんに頼んでおきました。 -
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「カネショウ大沼邸」の隣は、大正初期の店蔵「カクショウ大沼邸」。
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「カクショウ大沼邸」の隣は、大正時代の店蔵「カクヤマ山田邸」。現在は、化粧品店になっています。
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「ヤマショウ」の向かい・・・「カネショウ大沼邸」の隣にある、明治時代の店蔵「ヤマニ邸」は、観光案内所になっています。
ここでお願いすると、「ヤマショウ記念館」を見学させてもらえます。 -
観光案内所の人と一緒に、「ヤマショウ」の店蔵を見学させてもらいます。
通り側から入ります。 -
店蔵の、非常に大きくて太いどっしりとした柱や梁が、村田の店蔵の自慢だそうです。
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店蔵は、明治7年築。
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この格子は取り外しができ、2階との荷物の行き来は、ここから上げ下げすることができました。
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2階は見学できません。
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金庫。
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奥にはさらに座敷があるようです。
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奥の座敷へはいります。こちらは母屋になるのでしょうかね。
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2階へは上がれませんが、お座敷が吹き抜けになっていて、開放感があります。
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むき出しの配線は当時の名残り。
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一番奥のお座敷。
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店蔵のほうを振り返ると、あ〜、蔵なんだなぁ・・・とよくわかります。
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敷地内には、ほかにも蔵、塩蔵、味噌蔵、醤油醸造所、離れの屋敷などがあるようですが、震災で修復が必要となった部分も多く(もともと全て公開していたかは不明ですが)、今見学できるのは、この店蔵と奥の母屋のみのようです。
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電話室。
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「ヤマショウ」の見学を終えて、さきほど見学をお願いしておいた「カネショウ大沼邸」に顔を出してみると・・・おばちゃん・・・急に店じまいをしていて、出かけなければならなくなった・・・と・・・。
え〜〜・・・(;゚Д゚)!?・・・というわけで、結局見学できなくなりました。
蔵の町並み通りのほかの家屋は、公開しているところはなく、外から見るだけになります。 -
それでは・・・蔵の町並み通りを先に進みましょう。
門と店蔵の名残りを残しながらも、現代風に改築してあるお家がいくつか続きます。「ヤマカノウ田山邸」もそういう一軒ですが、門構えは当時のまま・・・かなり立派です。 -
店蔵は改築されていて、門だけ当時のまま・・・ってところ・・・けっこう多いですね。「カネカノウ大沼邸」。
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こちら側はちょっといまいちですが、通りの向こう側には、明治初期の店蔵「イゲタニマル升邸」がすごい!
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このまま朽ちていくのか・・・保存していくのには大変なお金がかかります。町としても個人としても大変だろうなぁ・・・。
しかしながら・・・なんと今年9月に、正式に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)にめでたくも選定されました!宮城県では初の選定となるそうです。これをきっかけにもっともっとたくさんの人が訪れるようになって、もっと店蔵が活用されて、商店街が活性化するといいなぁ。 -
「カネセン大沼邸」・・・これもまた立派な門が残っています。
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向かい側には、明治初期の店蔵「ヤマジュウ大沼邸」。「乾坤一(けんこんいち)」の酒蔵です。
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明治時代の店蔵、「カノウ赤間邸」と「マルジュウ大沼邸」。
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向こう側に「カネイ小原邸」。壁のデザインが他とちょっと変わっている感じ。
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こうしてみると、「ヤマショウ」のあたりの7〜8軒固まっているところが一番いい雰囲気だったかな〜。
蔵の町並み通りは500mほどですが、門はあっても、店蔵が現代風に改築されてしまっているところも多いし、昭和の家屋も混じっているし・・・。 -
明治時代の店蔵「カネカ山家邸」は、現在 Cafe 蔵人というカフェになっています。蔵の町並み通りもそろそろ終わりなので、ここでちょっと一服しよう〜。
cafe蔵人 グルメ・レストラン
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中は、蔵を生かしたカフェになっています。
今にも雨が降り出しそうな天気で蒸し暑いので、連れ合いはソフトクリーム。 -
私はアイスコーヒーを・・・。
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外に出ると、ポツンと雨粒が落ちてきたような・・・。
お隣にある駐車場にはトイレがあります。その駐車場から Cafe 蔵人を見ると、紅い鎧戸が白い壁に映えておしゃれですね。
どの店蔵もこのくらい綺麗にお手入れされて、活用されていけば、もっと町全体が活気づくのでしょうが・・・。 -
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蔵の町並み通りの終わりに「マルキチ吉田邸」。店蔵と門構えの面影は十分に残っていますね。
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蔵の町並み通りも終わりです。この家屋も、かつては蔵だったのでしょうね。
店蔵と門の並ぶ家並みはなかなか貴重で素晴らしいけれど、日本の地方の小さな町って、こういう風情のところが多いので・・・中途半端なロケーションで、中途半端に家並みが残っている・・・これからどうするのか・・・(日曜なのに他の観光客には一組くらいしか出会わなかったし・・・)。
仙台から、1時間に1本くらいは直行でバスで来れるのだし、もうちょっと宣伝して、もうちょっと観光を楽しめるようにして・・・頑張って残してほしいです。 -
13時をまわりました。朝、たくさん食べてきたのでお腹も空かないし・・・そもそもこれといった飲食店もないしねぇ・・・。
バス停のほうへ戻る途中、白鳥神社に寄って行こうと思います。橋を渡ります。 -
なんだかいい風景ですね。
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あれ?白鳥神社へは、あの赤い橋を渡るのかな?
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赤い橋を渡ります。
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参道を遮るように、大きなフジの木が横切っています。
前九年の役の際、源義家が父・頼義に従って東征し、この付近で敵軍に追い込まれ窮地に陥った時、このフジが大蛇に化けて敵兵を敗退させたという伝説から「奥州の蛇藤」と呼ばれています。 -
参道を跨ぐ様に伸びた枝が、杉の木に蛇のように絡みついています(うまく写ってませんね〜('◇')ゞ)。
まぁ・・・藤の木の幹や枝って、他でもぐにゃぐにゃと蛇のようで、そんなもんだと思いますけどね・・・。 -
直径が2・35mもある大きなケヤキ。
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奥へ進みます。
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樹高28m、直径2・1mのイチョウの木。平成22年11月、暴風により根元から倒伏したそうです。
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すさまじい生命力です。
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拝殿。
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あれ・・・狛犬がなんだかかわいい・・('◇')ゞ。
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樹高17m、直径1・35mのシラカシの木。常緑の高木で、福島県以南に多く、宮城県内では数が少ないそうです。
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これもまた、すごい形状の巨木ですね。
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さて、蔵の町並み通りよりもやや西寄りの道を通って、バス停のほうへ戻ろうと思います。
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あんまりな〜んにもない道路を、バス停のほうへ戻ります。
こちらの通りは、先ほどの蔵の町並み通りよりも、やや城寄りだということもあってか、一軒ずつの敷地割りが広く、かつては武家屋敷街だったんだろうなぁ・・・という面影が偲ばれます。 -
レトロな洋館って、医院のことがよくありますが、ここもわりと最近まで医院だったようです。
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素敵〜〜!お家の中も見てみたいわ〜!
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城跡など、ほかに行く元気がこれ以上出ず(たぶん温泉に入りすぎて疲れているせいもあるのかも・・・)、そろそろ帰ろうか・・・という気になっています。
今の位置からは、バス停・村田町役場前が近いのですが、バスの時間までにまだ30分以上あります。
ついに、傘を出さなくてはならないくらい雨も降ってきて・・・バス停の近くで雨宿りしながら待てるところがないかな・・・と探すものの・・・カフェなどのお店もなく・・・。
村田町役場東庁舎と表示のある建物に入ってみたものの・・・用事もないのに入って時間つぶし・・・という感じでもなく・・・( ;∀;)。
その東庁舎の裏手に、村田町城下に残る唯一の武家屋敷(旧田山家)がありました。
江戸時代には鳥羽氏が住んでいましたが、明治38年に田山家の所有となり、平成6年に町へ寄贈されました。
主屋は木造平屋建て、寄棟、鉄板葺きの建物で、屋根の形状から、元々は萱葺きだったと思われます。主屋の建築年は江戸時代後期、土蔵は大正時代と考えられています。 -
中は公開していないようですね・・・。
平成まで人が住み続けていたので、時代時代に合わせて改築されており、江戸時代そのまんなでもなく・・・わりと地味めな武家屋敷です。これから修復して保存していくのかな・・・?どうするのかな・・・?微妙ですね。 -
蔵がちょこっと見えます。
結局、雨宿り&時間つぶしする場所がなく・・・一つ先のバス停・村田公民館前まで歩き、公民館の中でバスを待ちました。
14:20頃・・・再び高速バスに乗り、早めに帰路につきました。 -
蔵の町並み通りの和菓子屋さんで買ったお菓子と、お宿で買ったイチゴ味のラスクが今回のお土産でした。
連れ合いの夏休みは、このあと2日ありましたが、台風の影響で天候が悪く、どこにも出かけられず、おまけに、問題が出たので、家にいるのなら、出勤してほしいとのことでお仕事することとなり、この日が夏休み最終日となったのでした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- みかりさん 2014/11/09 01:37:20
- 狛犬さんが可愛い〜☆
- こあひるさん、こんばんは!
村田町・・・すごく風情がある町並みですね。
宮城発の重伝建地区なんですね。
蔵の町並みって、関西には沢山残っているけれど・・・東日本には
町並みごと残っている場所って少ないから、すごく貴重ですね。
立派な蔵造りの建物が続く通りは、大変風情があるけれど・・・
「小京都」と言うよりは「小江戸」と呼ばれる町に雰囲気が近い気も。
仙台からも近く、ふらりと散策するにはホントに素敵な所ですね♪
そして白鳥神社の狛犬さん・・・めちゃくちゃ可愛いです♪
私も色々な神社に訪れて、狛犬チェックは欠かさないけれど・・・
精悍なタイプはあれど、あんな感じの狛犬さんは初めてかも。
ちょっと前に、スペインでお婆さんがキリスト画を修復したけれど
似ても似つかぬ顔になってしまった・・・って話題になりましたよね。
この狛犬さんもかなり古いみたいで、顔の辺り修復されている
みたいだから、その時にちょっぴり修復の方向間違えちゃった??
な〜んて思ってしまいました。(笑)
みかり
- こあひるさん からの返信 2014/11/12 10:44:51
- RE: 狛犬さんが可愛い〜☆
- みかりさん、こんにちは!
私が訪れた時には、まだ重伝建地区に指定はされていなかったようですが(申請していることも知りませんでした)、宮城県初とはちょっと驚きますね〜。宮城県・・・積極的に、町並みごと残そう!という気合が少ないのかな・・・。とよまとかも、いい感じなんですけどね。
村田町も、関西のように町並みごと・・・というほどではないのですが・・・一部分に限れば、何軒か店蔵と門が連なっていて、そこだけはなかなか壮観です。
何でも小京都とかリトルなんとかとか・・・すぐつけますよね〜(笑)。京都には行ったことないのでよくわからないのですが・・・私もどっちかというと江戸っぽいような気がします。小江戸・川越みたいな感じ・・・?
白鳥神社の狛犬・・・可愛いでしょ〜〜(*^▽^*)!思わずなでなでしたくなるような・・・。私はそんなに狛犬をチェックしているわけではないですが、あのような可愛いまあるいお顔の狛犬は初めて見ました。
そういえば・・・あのおばあちゃんが修復したキリストの顔に似ているような・・・(笑)。
こあひる
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- aoitomoさん 2014/11/05 20:45:01
- 新たな重伝建ですね〜
- こあひるさん
みちのく宮城の小京都『村田』
蔵が表立った町並みが面白いですね。
さらに、内部見学もできたり、観光体制も整っているようで素敵な町です。
「ヤマショウ」の店蔵の太い梁には驚かされますね。(笑)
震災でも、ここだけは揺れではビクともしないのではと思ってしまいます。
「カネショウ大沼邸」さんはおばちゃんの都合次第なわけですね。(笑)
今年に重伝建地区に選定されたばかりで、これからさらに整備されて見学しやすくなるでしょうね。
結構、イベントもしているようなのでこれからも期待できそうです。
そして貴重な景観が朽ち果てていかないようにしていただきたいですね。
一方で、重伝建地区に選定されると勝手に取り壊しや改築も出来にくくなり住んでいる方の不便も増す場合もあり大変なんですよね。その辺も踏まえて活性化され観光客も増えてくれるといいですね。
『白鳥神社』
町を外れるとまた、素敵な風景が色々見れますね。
白鳥神社もまた、遠野の世界を思い出してしまいます。(笑)
話は変わって、10月29日(水)22:00にNHKで『歴史秘話ヒストリア 妖怪と神さまの不思議な世界〜遠野物語をめぐる心の旅〜』というのがやっていて、沖縄のホテルで見てました。こあひるさんは見られましたか?
村田、まだまだ色々と楽しめそうな町ですね。
楽しませていただきました〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2014/11/06 11:20:24
- RE: 新たな重伝建ですね〜
- aoitomoさん、こんにちは!
> みちのく宮城の小京都『村田』
> 蔵が表立った町並みが面白いですね。
> さらに、内部見学もできたり、観光体制も整っているようで素敵な町です。
確実に内部見学ができるのは、今のところヤマショウだけですが、大体似たようなものでしょうから、一つでも有難いですよね。説明もしてくれるのでとってもいいです。
山形では、紅花商人がたくさん豪勢な蔵を残しましたが、仙南地方でも、優良な紅花が作られ、お金持ちになった商人がたくさんいたとは驚きました。伊達藩も、紅花作りを奨励したらしいです。
> 「ヤマショウ」の店蔵の太い梁には驚かされますね。(笑)
> 震災でも、ここだけは揺れではビクともしないのではと思ってしまいます。
村田の店蔵は、どっしりと太い梁が自慢らしいです。震災でもびくともしなかったと言ってました。でも、しっくいの壁や瓦屋根などはけっこう被害を受けたみたいで、まだ修復中でした。
> 「カネショウ大沼邸」さんはおばちゃんの都合次第なわけですね。(笑)
そうなんですよ〜〜〜!え〜〜!って感じでびっくりしました。ここは、お店が開いているうちに見せてもらっとかないと・・・(笑)。
> 今年に重伝建地区に選定されたばかりで、これからさらに整備されて見学しやすくなるでしょうね。
> 結構、イベントもしているようなのでこれからも期待できそうです。
重伝建地区になったこと、まだ県内でもあまり知られてないのではないでしょうか(私も知らずに訪れました)。アクセスも、こういう田舎の城下町にしては、さほど悪くないので、頑張って宣伝してほしいです。
> 一方で、重伝建地区に選定されると勝手に取り壊しや改築も出来にくくなり住んでいる方の不便も増す場合もあり大変なんですよね。その辺も踏まえて活性化され観光客も増えてくれるといいですね。
観光客の目線でしか見ないですが、実際に住んでいる人は大変だと思います。でも、塩釜の古い店蔵のお家に住んでいる方は、昔からこんなだから、慣れていて何とも思わない・・・ともおっしゃっていました。不便なこともあるでしょうが、大切にしてくださっているからこそ、私たちが楽しめるのですね。
> 『白鳥神社』
> 町を外れるとまた、素敵な風景が色々見れますね。
> 白鳥神社もまた、遠野の世界を思い出してしまいます。(笑)
古い神社のようで、不気味な(?)巨木がたくさんあって、なんだか不思議ワールドですよね。巨木には樹勢回復の治療が施され、荒廃したように見える神社ですが、地元でちゃんと大切にされているようでした。
> 話は変わって、10月29日(水)22:00にNHKで『歴史秘話ヒストリア 妖怪と神さまの不思議な世界〜遠野物語をめぐる心の旅〜』というのがやっていて、沖縄のホテルで見てました。こあひるさんは見られましたか?
aoitomoさんもご覧になったんですね〜!私ももちろん!見ました〜!あの番組、好きなんですよ〜。あの番組を見たら、また遠野に行きたくなってきちゃいました。でも、冬はかなり寒そうだし、雪が積もると歩き回れないので・・・山道でも支障なく歩けるようになる来春以降になっちゃうかなぁ〜。
こあひる
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- ガブリエラさん 2014/11/04 21:43:28
- 狛犬さま、可愛いです♪
- こあひるさん☆
こんばんは♪
素敵な昔の建物が立ち並ぶ通り、いいですね〜ヽ(^o^)丿
昔の家って、なんだか独特の匂いがあって、懐かしい感じがしますよね♪
実は、私の祖母の家は、100年以上前に建てられたもので、そのうち文化財に指定される、と言われてました。
でも、維持するのに大変だし、その前に、と建て替えちゃったんですよー!
だから、古いおうちを見ると、祖母の家を思い出します(*^_^*)
狛犬さま、本当に可愛い顔をされてますね♪
ナデナデしたくなっちゃいます(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- こあひるさん からの返信 2014/11/05 09:15:14
- RE: 狛犬さま、可愛いです♪
- ガブちゃん、おはよ〜!
昨日は、私が掲示板に書き込んだのと、ガブちゃんから書き込んでいただいたのと、ほぼ同時だったので、お〜!以心伝心だ〜!と笑ってしまいました。
村田町は、9月に宮城県初の重伝建地区に選定されたそうで・・・いままで宮城県に重伝建地区なかったんだ・・・?と驚いちゃいました。
祖母のお家、もったいなかったですね〜。でも、文化財に指定されることって、素晴らしいことですが、オーナーさんにとっては、補修しながら保存していかなければならない義務が生じて、負担がかなり大きくなるので、建て替えちゃったという気持ちも理解できますね。
狛犬ちゃん、すごくかわいくてね〜、気に入ってしまいました。こんな狛犬初めて〜〜(笑)。
こあひる
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