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山手線目黒駅から徒歩9分という好立地にある国立科学博物館附属 自然教育園は、都内では自然の面影を残す数少ない森です。<br />ここは400~500年前の中世の豪族の館から始まったとされ、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代には宮内庁の白金御料地と歴史を重ね、通常一般の人々が中に入ることができなかったために、稀に見る豊かな自然が残されたと言われます。<br /><br />1949年に全域が天然記念物および史跡に指定されると同時に、国立自然教育園として一般に公開されるようになり、その後、1962年に国立科学博物館附属自然教育園となりました。<br />一般的な植物園や庭園と違い、自然の移りゆくまま、できる限り自然の本来の姿に近い状態で残そうという独特の考え方の元で運営されています。<br /><br />子どもの頃、隣りの大田区に住んでいたので、まだ国立自然教育園だった頃に家族や友だちとよく遊びに行ったものですが、その後は一度句会で行ったきりで、このところ久しく訪ねていませんでした。<br /><br />今回は久々に月例の句会で訪ねました。<br /><br />園内の植物をスマホの画像でご紹介いたします。<br /><br /><br /><br />公式HP http://www.ins.kahaku.go.jp<br /><br /><br />●開園時間<br />9月1日~4月30日 9:00~16:30<br />5月1日~8月31日 9:00~17:00(いずれも入園は16:00まで)<br />●休園日 <br />毎週月曜日および国民の祝日の翌日。月曜日が国民の祝日または振り替え休日の場合は開園し、その翌日に休園(ただし、土曜日、日曜日は開園)。年末年始(12月28日から1月4日まで)<br /><br />一般・大学生 310円<br />高校生以下、65歳以上 無料<br /><br />

都内なのに自然の面影を残した希少な植物園~♪

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2014/10/19 - 2014/10/19

98位(同エリア322件中)

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紅映

紅映さん

山手線目黒駅から徒歩9分という好立地にある国立科学博物館附属 自然教育園は、都内では自然の面影を残す数少ない森です。
ここは400~500年前の中世の豪族の館から始まったとされ、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代には宮内庁の白金御料地と歴史を重ね、通常一般の人々が中に入ることができなかったために、稀に見る豊かな自然が残されたと言われます。

1949年に全域が天然記念物および史跡に指定されると同時に、国立自然教育園として一般に公開されるようになり、その後、1962年に国立科学博物館附属自然教育園となりました。
一般的な植物園や庭園と違い、自然の移りゆくまま、できる限り自然の本来の姿に近い状態で残そうという独特の考え方の元で運営されています。

子どもの頃、隣りの大田区に住んでいたので、まだ国立自然教育園だった頃に家族や友だちとよく遊びに行ったものですが、その後は一度句会で行ったきりで、このところ久しく訪ねていませんでした。

今回は久々に月例の句会で訪ねました。

園内の植物をスマホの画像でご紹介いたします。



公式HP http://www.ins.kahaku.go.jp


●開園時間
9月1日~4月30日 9:00~16:30
5月1日~8月31日 9:00~17:00(いずれも入園は16:00まで)
●休園日
毎週月曜日および国民の祝日の翌日。月曜日が国民の祝日または振り替え休日の場合は開園し、その翌日に休園(ただし、土曜日、日曜日は開園)。年末年始(12月28日から1月4日まで)

一般・大学生 310円
高校生以下、65歳以上 無料

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
交通手段
高速・路線バス JRローカル

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  • 自然教育園入口

    自然教育園入口

  • 園内見取り図<br /><br />この時期はさすがに花は少なくなっていましたが、その分、いろいろな色の「実」を楽しむことが出来ました。<br />

    園内見取り図

    この時期はさすがに花は少なくなっていましたが、その分、いろいろな色の「実」を楽しむことが出来ました。

  • 椎の巨木<br /><br />椎の実がたくさん落ちていました。<br />

    椎の巨木

    椎の実がたくさん落ちていました。

  • 「タイアザミ」<br />キク科 アザミ属<br />ナンブアザミの変種。関東地方の山野に生育します。 <br /><br />園内には至る所に咲いていました。

    「タイアザミ」
    キク科 アザミ属
    ナンブアザミの変種。関東地方の山野に生育します。

    園内には至る所に咲いていました。

  • 「薮みょうがの実」<br />ツユクサ科に分類される多年生草本植物<br /><br />関東地方以西の暖地の林縁などに自生・。湿気の多い土地を好みます。<br />夏に白い小さな花を咲かせ、秋には青くてきれい実になります。<br />

    「薮みょうがの実」
    ツユクサ科に分類される多年生草本植物

    関東地方以西の暖地の林縁などに自生・。湿気の多い土地を好みます。
    夏に白い小さな花を咲かせ、秋には青くてきれい実になります。

  • 「からたちばなの実」<br /><br />サクラソウ科ヤブコウジ属<br />花期は7月。葉腋に直径7〜8mmの白い花を散形状に10個ほどつけます。<br />果実は核果で、直径6〜7mmの球形。<br />すでに赤く熟していました。<br /><br />

    「からたちばなの実」

    サクラソウ科ヤブコウジ属
    花期は7月。葉腋に直径7〜8mmの白い花を散形状に10個ほどつけます。
    果実は核果で、直径6〜7mmの球形。
    すでに赤く熟していました。

  • 「茶の花」<br /><br />ツバキ科ツバキ属の常緑樹<br />原産地は中国南部とされているが確かなことは分かっていないそうです。

    「茶の花」

    ツバキ科ツバキ属の常緑樹
    原産地は中国南部とされているが確かなことは分かっていないそうです。

  • 「ノイバラの実」<br /><br />ノイバラはバラ科の落葉性のつる性低木<br />日本のノバラの代表的な種です。<br />沖縄以外の日本各地の山野に多く自生しています。<br /><br />5、6月に白い小さな一重の花を咲かせ、やがて秋には真っ赤な実になります。<br /><br /><br />

    「ノイバラの実」

    ノイバラはバラ科の落葉性のつる性低木
    日本のノバラの代表的な種です。
    沖縄以外の日本各地の山野に多く自生しています。

    5、6月に白い小さな一重の花を咲かせ、やがて秋には真っ赤な実になります。


  • 「ノイバラの実」をアップしてみました〜♪<br /><br />だいぶ赤くなってきていました。<br /><br />

    「ノイバラの実」をアップしてみました〜♪

    だいぶ赤くなってきていました。

  • 「ユウガギク」<br /><br />

    「ユウガギク」

  • 「ツリフネソウ」<br /><br />

    「ツリフネソウ」

  • 「ナガホノシロワレモコウ」<br /><br />バラ科ワレモコウ属<br /><br />山に行くと見かけますが、都内の植物園で咲いているのは珍しいです。<br /><br /><br /><br />

    「ナガホノシロワレモコウ」

    バラ科ワレモコウ属

    山に行くと見かけますが、都内の植物園で咲いているのは珍しいです。



  • ススキが穂を出していました。<br />

    ススキが穂を出していました。

  • 「オオニガナ」<br />キク科フクオウソウ属の多年草<br /><br />茎の高さは60-150cmあり、葉は茎に互生し、茎を抱きます。<br />葉はアザミのように羽状中裂〜深裂。トゲはない。<br /><br />花期は9-11月。<br />円錐花序に10-20数個の頭花がつき、頭花の径は3.5-4cmで淡黄色。<br /><br /><br /><br />

    「オオニガナ」
    キク科フクオウソウ属の多年草

    茎の高さは60-150cmあり、葉は茎に互生し、茎を抱きます。
    葉はアザミのように羽状中裂〜深裂。トゲはない。

    花期は9-11月。
    円錐花序に10-20数個の頭花がつき、頭花の径は3.5-4cmで淡黄色。



  • 園内の一角は、武蔵野植物園となっています。<br /><br />ここでは団栗などの実でも、小動物のエサなので、人が持って帰ることは禁止されています。

    園内の一角は、武蔵野植物園となっています。

    ここでは団栗などの実でも、小動物のエサなので、人が持って帰ることは禁止されています。

  • 「紫式部の実」<br /><br />シソ科の落葉低木<br />日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培されています。<br /><br />花壇などで見かけるのは別種で「コムラサキ」というそうです。<br /><br />

    「紫式部の実」

    シソ科の落葉低木
    日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培されています。

    花壇などで見かけるのは別種で「コムラサキ」というそうです。

  • 「キンミズヒキ」<br /><br />バラ目バラ科キンミズヒキ属の耐寒性宿根草(多年草)<br /> <br />夏〜秋、日当たりの良い野原や、野趣溢れる庭・林で見かける紐状の細茎に、黄色の小さな五弁花を穂状に咲かせます。 <br /><br />実はとげとげしていて、知らぬ間に人の服やズボンにくっつきます。

    「キンミズヒキ」

    バラ目バラ科キンミズヒキ属の耐寒性宿根草(多年草)

    夏〜秋、日当たりの良い野原や、野趣溢れる庭・林で見かける紐状の細茎に、黄色の小さな五弁花を穂状に咲かせます。

    実はとげとげしていて、知らぬ間に人の服やズボンにくっつきます。

  • いいお天気に誘われて、池の周りではお弁当を食べたり、写生をしたりする人がいました。<br />

    いいお天気に誘われて、池の周りではお弁当を食べたり、写生をしたりする人がいました。

  • 「ウバユリの実」<br /><br />路傍植物園には小振りのウバユリがあちらこちらに咲いたようで、すでに実になったものをたくさん見ることが出来ました。<br />

    「ウバユリの実」

    路傍植物園には小振りのウバユリがあちらこちらに咲いたようで、すでに実になったものをたくさん見ることが出来ました。

  • 「シロヨメナ」<br /><br />キク科<br />真っ白なノギクです。<br />

    「シロヨメナ」

    キク科
    真っ白なノギクです。

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