2014/09/29 - 2014/09/29
20位(同エリア114件中)
かっちんさん
北海道からの帰りに東北の古川で途中下車し、陸羽東線に乗って最上三十三観音秘仏と堺田分水嶺を訪れます。
陸羽東線沿線は稲が実り黄金色の絨毯が続いています。
大人の休日倶楽部パスを利用しているので、JR東全線区間が乗れます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ススキの穂
古川から陸羽東線のローカル列車に乗っています。
時間があるので、小牛田まで行き、そこから引きかえして鳴子、最上方面へ向かいます。
しばらく車窓を紹介します。 -
東北イン
古川駅前にあるビジネスホテルです。
全国に展開している東横インと建物や名前が似ています。
ルーツを調べてみると、元々は東横インだったのですが、所有者と東横イン両者が合意の上で契約を解除し、東北インの名前で営業しています。 -
「ササニシキ」と「ひとめぼれ」
二つの品種がなぜあるのか・・・
ササニシキは、宮城県古川で生まれたお米で、過去に冷害の被害を出しています。
ひとめぼれは、コシヒカリと初星とを交配した冷害に強い品種をその後誕生させています。 -
棒立て
刈り取った稲を天日干しし乾燥させています。
最近はコンバイン(機械)を使うので、この風景が見られなくなってきました。 -
地立て(束立て)
地面に稲の束を立てて乾燥させています。 -
イチオシ
黄金色の稲
美しい里山です。 -
畦道に手作りのSL
遊び心がありますね! -
最上駅で降ります
ここは山形県です。 -
午歳御開帳(ポスター)
9/30まで最上三十三観音のうち最上町の三霊場秘仏が公開されています。
左上に世照観音、左下に太郎田観音、右に富沢観音があります。
まずは、天徳寺の番外 世照観音(よをてらすかんのん)を拝観しに行きます。 -
秋を感じるコスモス
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イヌサフラン
葉を出さずに開花します。 -
アケビ
民家の庭先にあります。 -
天徳寺に到着
落ち着いたお姿の世照観音(よをてらすかんのん)でした。 -
向町(むかいまち)
最上駅や最上町役場があるこのあたりは、最上町向町なんです。
正確には大字向町で、混乱するような地名です。
これから、次の太郎田観音へ歩いて向かいます。 -
イチオシ
家族総出で稲刈り
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天まで伸びるアサガオ
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太郎田観音(たろうだかんのん)
1時間ほど歩いてようやく到着。
ここの秘仏は、十一面観音坐像です。
一休みし、まわりの景色を見ながら最上駅に引き返します。 -
黄金色の絨毯
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イチオシ
秋の田園に鉄道が走ります
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ススキと黄金色に輝く稲穂
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雷神大杉
小高い山の上にあります。 -
雷神大杉
近づいてみると老木です。
再び歩きはじめ、途中で昼食のお弁当を仕入れ、最上駅に到着。 -
最上駅に列車が来ました。
側線にいる大きな三つ目の機関車が気になります。 -
上りと下りの列車が到着したのですが、どちらに乗ればいいのやら?
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夫婦で稲刈りの最中
小牛田行きの列車からの車窓です。 -
分水嶺のある堺田駅で降ります
ここは山形県、もう少し先へ行くと宮城県です。 -
イチオシ
分水嶺
駅の近くにあります。
山から流れてきた細い小川が左右に分かれて、日本海と太平洋に流れます。 -
分水嶺から海に至る河川ルート
分水した流れがいくつかの川を経て、旧北上川から太平洋へ、最上川から日本海へと到達します。 -
こちらは太平洋へ流れていく川
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こちらは日本海へ流れていく川
かっちんは草の葉2枚を太平洋と日本海に向けて各々流しておきました。
そのうち流れ着くかと・・・ -
遊歩道
重要文化財の「封人(ほうじん)の家」へ向かいます。 -
カルデラの町 小国郷の案内板
最上町は小国郷と呼ばれています。
このあたりはカルデラと知り、ビックリ! -
封人の家
封人の家とは国境を守る家のことで、仙台領と境を接する新庄領堺田村の庄屋家です。
また、芭蕉が「おくの細道」の道中に、大雨のため封人の家に滞在しています。 -
団体さんに歴史を説明しています
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泊まり客用の座敷
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囲炉裏のあるござしき
団体さんが去った後、管理の方からお茶をいただき、説明を聞きました。 -
家の中に馬がいる!
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」
芭蕉が詠んだ句のとおりです。 -
赤トンボ
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イチオシ
堺田駅に戻り、列車で赤倉温泉駅へ向かっています
「トンネルを抜けると、そこはススキの国だった」 -
赤倉温泉駅に到着
ここから、富沢馬頭観音へ向かいます。 -
富沢馬頭観音の観音堂
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狛犬
真剣な顔で、サッカーをしているみたいですね。 -
観音堂の内部
馬を守護する観音様が祀られています。
壁や天井に奉納絵馬が見えます。 -
獅子がいます
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絵馬
明治45年奉献。古いものが大事に保存されています。 -
馬馬馬・・・
手ぶれ写真ではありません。本当に馬が並んでいます(笑)
この後、赤倉温泉駅に戻ります。 -
山の中から赤倉温泉にやってくる列車
この列車に乗り、新庄へ向かいます。 -
ややっ 新幹線が近づいてくる!
南新庄あたりから、陸羽東線と山形新幹線が並行しています。 -
素早く立ち去る新幹線
風規制の標識が見えます。
新庄風の規制区間が終わり、この位置から舟形風の規制区間に入るという意味です。
新庄駅に到着し、山形新幹線でようやく東京へ帰ります。
陸羽東線は秋の綺麗な稲穂が続いていました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はくさんちどりさん 2014/10/28 16:18:34
- 久しぶりの風景見ました
- かっちんさん、こんにちは!
いつも旅行記楽しく拝見しております。
鳴子の先は最近行ってなかったので、久しぶりに付近の風景見させていただきました。
封人の家の馬屋、そうなんです、馬は大切な家族だったので、家の中にあるんです。私の生家でも、曲がり家の出っ張った出入口(馬が馬屋を出ても外へ逃げられないよう、重い引き戸になっていました)を入ってすぐのところにありました。
直接目にすることができるのは、実際はとても珍しいことなので、堺田の分水界はもっと知られてもいいですよね!
これからもよろしくお願いいたします。
はくさんちどり
- かっちんさん からの返信 2014/10/28 19:50:31
- RE: 久しぶりの風景見ました
- はくさんちどりさん
こんばんは
陸羽東線の景色の旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。
生家が曲がり屋だったのですね。
封人の家の馬は本物と思えるような人形なんです。
ぜひ、機会をみて訪ねてください。
はくさんちどりさんの旅行記は楽しく見ております。次回の投稿をお待ちしています。
かっちん
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