2011/11/25 - 2011/11/26
166位(同エリア441件中)
コタローさん
デジカメのメモリーカードを整理していたら、旅の写真の数々が出てきました。
せっかくなので少しずつ旅行記にしていこうと思います。
撮ったら撮りっぱはもったいないですもんね。
日時が少し古いですがご容赦ください。
2011年晩秋、会社の社員から結婚式出席と披露宴の主賓挨拶を依頼されました。
彼の実家の長崎で挙式するとのこと。ええ、行きましょう行きましょう、旅行のついでに。
式を挟んで、前泊と後泊をすることにし1泊目は以前から行ってみたかった長崎の
雲仙温泉、半水慮にしました。予約を入れたのは確か、1週間ほど前だったと思います。
ワタクシ、温泉旅館が大好物でありましてこれ以前も以後も、旅行、出張、外回りのついでにと
数えきれないぐらい行っているのですが、記録も記憶もあまり残さない性分><
もったいないですね。このお宿は、珍しく気に入ってその後実親、義母、嫁を連れて
5人で再訪しています。1泊お一人5万円、飛行機はマイルの国内特典航空券なので無料でしたが、
結構な出費になりますね。しかしながら、伊豆や箱根、湯河原等の同額クラスの宿と比べると
非日常感というか雰囲気がこっちのほうがよいと思います。バブル期に贅を尽くして建てた
純和風の数寄屋造り、6,000坪の広大な敷地に14組だけのメゾネット仕様の離れ。
初代料理長とともに京都吉兆出身の現料理長の”お腹一杯”フル懐石。ここ大切ですw
ぱっと見、高いんですが泊まればコストパフォーマンス良しの宿と感じるか、感じないかは
人それぞれ。私は安いと思います。でも、経費利用向けかな。
最後に、列席した中でも最高に素晴らしかった翌日の式の様子もちょっこっとだけ載せておきます。
軍艦島にも行ってきましたので2部に分けたいと思います。
では、本編をどうぞ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2011年晩秋、翌日の結婚式出席のため長崎にやってきました。
2回目の訪問です。空港でレンタカーを借りて一路雲仙温泉を目指しましょう。 -
せっかくなので、雲仙普賢岳に立寄ってみます。
写真は仁田循環自動車の途中からみた普賢岳の南西斜面。山体崩壊による崩落跡がいまでもよくわかります。この道路、以前は有料道路だったみたいですが今は無料開放、でも入口で普通車100円の協力金を求められます。任意ですが市道といえ維持管理してくれるから行けるのでわけで、まぁ受益者負担として払いましょ。普賢岳 自然・景勝地
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つい先日、御嶽山の噴火があったばかり多くの方が亡くなられました。
普賢岳の火砕流の際にも、制止を振り切った心ない一部の人のせいで捜索・救出にあたった地元の方が亡くなられました。自然の脅威は侮ってはいけませんね。
持論で申し訳ありませんが、世界の1/3である110もの活火山を有し、世界一の地震大国である日本。ストーブにのせたやかんの蓋の上で生活していることを自覚している国民は多くはないでしょう。でも関東大震災も南海沖連動地震も富士山の噴火も間違いなくやってきます。それが1分後なのか、明日なのか、10年後なのか、30年後なのか。人類が設定した活動予想の間隔なんて地球の時間軸でみたら、0.001秒にも満たない誤差です。それでも沿岸にすむ、活火山に登る、高層ビルは建てる、原発は再稼働する。日本人の美徳は楽観主義と性善説なんでしょうね。ええ、ワタクシもケセラセラですけどね。普賢岳 自然・景勝地
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ツマラナイこと書いちゃいましたね。
写真はあまりとらないので、どうしても人物ありになってしまいます><普賢岳 自然・景勝地
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雲仙ロープウェーにもしっかり乗っていたようです。
雲仙ロープウェイ 乗り物
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なんかとても嬉しそうなんですが、なんででしょう。
ワタクシは、翌日の挨拶文の推敲を夏休みの宿題のごとく伸ばし伸ばしにしているので頭の中は半分以上そちらに取られています。ゴメン。 -
ロープウェーを後にし、雲仙地獄で卵を食べてお宿、半水慮に到着です。
6,000坪の広大な敷地の外側は土塀に囲まれて、なかなか入口が見えてきません。どこぞのお偉方の本宅のような作りです。
自動扉になっている門扉を車ごとくぐると、本館というか事務棟が見えます。フロントと応接室、図書室、会議室などがこちらにあり、宿泊施設である2階建ての離れは庭園内にあります。写真は事務棟から各離れに続く通路。旅亭 半水盧 宿・ホテル
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晩秋ですが、緑と紅葉が綺麗ですね。初回の今回写真でも、2年後ぐらいの再訪でもとてもよくお庭が管理されていました。滝や休憩ができる東屋、苔むした岩など滞在中の散歩も楽しめますよ。
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性懲りもなく、自撮りでパチリ。
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数少ない写真で時系列を表現するのは苦労します。
写真のタイムスタンプは全てばらばら、翌日の写真も混じってたりします(汗
こちらが宿泊棟の2階部分、玄関になりますね。傾斜地に建っているのと1階が半地下扱いなので1階と呼ぶべきなんですが、お宿側が2階と言っているのでそれに倣います。足元には各離れをつなぐ地下渡り廊下があり、2か所あるお風呂へ行ったり仲居さん達がサービスする際に利用されます。旅亭 半水盧 宿・ホテル
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さて、お部屋の写真の前に拝借してきた間取図を。
2人で宿泊しますが、このタイプの部屋で5名様まで行けます。もう少し大家族な人は大型タイプの別棟が2つあるのでそちらを利用されるといいでしょう。ちなみに広過ぎるので布団だけで言うと10組み以上は引けちゃうでしょう。 -
さていよいよ邸内です。離れですが邸と言ってもいいでしょう。
2階、地上側の玄関たたきです。料亭の入口の趣ですね。到着と出発、あとは滞在中のお出掛けでしかここは利用しません。 -
2階の廊下です。2階は主に滞在中の生活スペースですね。
トイレに部屋付きの檜風呂、次の間と主寝室。この宿の素晴らしいところは、部屋食の間と寝室が別々というか階下と階上に分かれているところ。
よく部屋食は匂いが籠るから嫌だ―という方がいますが、ご安心されよ。これだけ広いと全く気になりません。 -
あまり意味がないですが、一応応接スペース。今回は結婚式出席のためガーメントで礼服を持参してきていますので、ズボンプレッサーをお願いしておきました。ちゃんと奥に置いてくれていますね。
この次の間と縁側スペースだけで、標準的な旅館の一室になりますね。わたしはそれでも十分ですけど。。。 -
10畳の主寝室です。
とても広いです。確認はしていませんが数寄屋造りですから、畳は京間のはず。普段慣れ親しんでいるマンションサイズの畳より長辺で20cmは大きいですからね。10畳でも京間ならマンションサイズ換算で約12.5畳です。 -
2階から見る夕暮れの景色です。がっかりすることなかれ。1階の窓辺に期待しましょう。
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その前に部屋付きの檜風呂です。
こちらは沸かし湯ですし、大浴場が二つあるので利用される方はあまりいないと思います。私の祖母もそうでしたが、身体的な何らかの事情で大浴場を敬遠される方でも宿泊客が少ない時期のなら大浴場で他客とバッティングすることはまず無いでしょう。私も2回滞在しましたが、いつ行っても大浴場は貸し切りでした。2部屋ある特別室なら、部屋付き露天風呂があるのでそちらもありですね。 -
こういう写真にあまり意味は見出さないんですが、いちおう洗面台。
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アメニティは普通です。いぁ、男にとってはなんでもいいんですけどね。
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至る所に生花があります。まぁ、基本といえば基本なんですが心遣いが嬉しいですよね。
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階段を下りて1階の廊下部分です。傾斜地に建っているので奥は屋外ですが背中側には地下廊下への玄関があります。故に暗いです。
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1階にあるお手洗いです。
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1階の会食場です。食事だけの為にこれだけの空間が用意されています。
座敷、芸妓用の舞台間、広縁、はぁ、贅沢ですな。お茶屋の設えです。 -
そうそう、部屋の名前を書くのを忘れていました。
初回宿泊したのはこのお部屋、「福禄寿」です。14部屋のうち、唯一写真の舞台が設えてあります。2回目はどこだったかな、確か「水無月」だったと思います。 -
名実ともに料亭旅館に相応しい趣です。色々な高額旅館に泊まりましたが、ここはお気に入りの一つです。欄間や鴨居、書院の甲板、どれも手が込んでいます。お風呂への階段の手すりまで素晴らしい。。。
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静寂に包まれます。
雪見障子を締切り、お茶など頂くもまた一興。 -
専用のお庭です。複数部屋で借景する中庭なんかではなく、純粋にこの部屋だけの為の庭です。全14部屋の半水慮では、特室ではなくこれがスタンダードな部屋。後々出てきますが、食事、空間、部屋、佇まい、総合的に考えるとコストパフォーマンスがいいです。唯一残念なのが温泉、というか泉質かな。
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この時は他に宿泊客がいなかったので、失礼して大浴場も撮影。
「西の湯」です。貸し切りも可能ですが、貸し切る意味が無い(笑
14部屋ですから、ほぼほぼプライベート風呂。大浴場ではありませんが、必要十分です。利用は15時から翌10時。 -
サウナも付いてました。
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屋外にはまたまた小ぶりな露天風呂。写真右手まで回り込んで湯船がありますが、4人サイズかな。雲仙温泉の泉質は、単純酸性泉。半水慮でのPHは2.6で強酸泉の域まではいきませんね。秋田の玉川温泉、群馬草津温泉ほどではないので上がり湯をしなくても酷いことにはなりません。というか、泉質確認しないで入っている人もいるでしょうしね。湯量は不明ですが、加水ありの掛け流し。時間によって白濁度合いが違います。
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ここでお詫びです。
食事の写真がありませんっ。ブロガーじゃないので撮る習慣がないのに加え、素晴らしい料理を愛でることと、食べることに忙しくてそれどころじゃなかったようです。
献立の画像ですみませんがプチ情報。最後に行ったのが2年前なので最近はどうかは分かりません。が、ここのお料理、扉コメントに書きました通り京都吉兆出身の料理長の作ですがとにかく量が多いです。フルコースならぬフル会席料理なんですが、大げさではなく最初から全力で食すと八寸ぐらいで満腹になります。往時を知っている方や、食通を自認されている方は代替わりで味が云々、献立が云々と仰っていますが私はとても好きです。初めての時は完走できませんでした(笑 2度目の挑戦では、各皿少しづつセーブし完走を目指しましたがやはり力尽きました(爆
2人だと、最初のほうの塩釜焼を制覇してしまうかどうかがターニングポイントかと思います。因みに、そんな心配は無用という方、2階へあがると夜食が用意されていますので堪能してください。わたしゃ、無理だけどね。 -
出発の朝。
結婚式なので礼服姿でパチリ。
長崎市内、日本最大規模の浦上天主堂の挙式に出席です。
白いほうの大浦天主堂ではなく、赤いほうの大きなやつです。行くのは2回目ですが混同しています。。。。1回目は新郎の実父の葬儀で、2回目の今回は彼自身の挙式で。キリスト教は教会を中心に人生が回ってますね。
続きはまた後日追加します。
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