2014/01/01 - 2014/01/01
2位(同エリア99件中)
とーりさん
遂に前々から行きたかったヨーロッパ観光の真髄、イタリアに行ってきました。
ひとくちにイタリアといっても魅力ある都市が目白押しですが、今回は時代的には逆行しますが、ルネサンスの中心となったベネチア、ローマ、フィレンツェの順にメジャーどころを回りました。
また、途中、地中海を横断し、カルタゴ遺跡のあるチュニジアのチュニスにも行ってきました。こちらもアフリカ大陸初上陸ということで、自分的には感動ひとしおです。
航空券ほかホテルや鉄道切符、それに一部施設も事前予約した「雁字搦め日程」ではありますが、その中での自由度を楽しみました。
全体の日程は以下のとおりです。
1日目 (12/27)1/16 ボローニャの街燈
2日目前半(12/28)2/16 ベネチアの群青①
2日目後半(12/28)3/16 ベネチアの群青②
3日目前半(12/29)4/16 悠遠のローマ①-1
3日目後半(12/29)5/16 悠遠のローマ①-2
4日目前半(12/30)6/16 バチカンの荘厳
4日目後半(12/30)7/16 悠遠のローマ②
5日目 (12/31)8/16 ローマ帝国からカルタゴ遠征
6日目前篇( 1/ 1)9/16 シディブサイドの白と青
6日目中篇( 1/ 1)10/16 カルタゴの屹立
6日目後篇( 1/ 1)11/16 チュニスの雑踏
7日目前半( 1/ 2)12/16 フィレンツェの実力①-1
7日目後半( 1/ 2)13/16 フィレンツェの実力①-2
8日目前半( 1/ 3)14/16 朝靄の斜塔
8日目後半( 1/ 3)15/16 フィレンツェの実力②
9日目 ( 1/ 4)16/16 ミュンヘンの寒空
10日目 ( 1/ 5) 帰国日
※2~4日目・7~8日目は2つに分け、6日目は3つに分けました。
今回は6日目前篇(シディブサイドの白と青)です。大まかな動きは、
ホテル ⇒ チュニスマリン ⇒ シディブサイド ⇒ (アントニヌスの共同浴場) です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ひと晩ゆっくり眠り、観光スタート.....といきたいところだったのですが、夜中の2時頃けたたましく非常ベルが鳴りました。
すわ火事か?!と身の回りのものを持って大慌てでフロントに行くと「問題ないよ」というような応え。
火事でないのは良かったですが、いたずらにしては質が悪いです。ちなみに4時頃もう一度同じことが起きました。
部屋はご覧の通り広く、物理的な居住性はいいのですが、こういうのは正直勘弁してほしいです。 -
造りもよいのですが、寝不足極まりないです。
-
寝不足でふらふらしますが、予定通り7時前に行動開始。
チュニス滞在は今日一日だけなので少々無理をします。
まずは、郊外電車のTGMに乗りシディブサイドへ行くため、起点のチュニスマリン駅に徒歩で向かいます。
写真は夜が明けやらぬチュニスのメインストリート、ハビブブルギバ通りから見るホテルアフリカ。チュニスを代表するランドマークです。
(ホテル6:57 ⇒ 7:09チュニスマリン) -
1月14日広場に建つ時計塔です。
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夜明け間近の碧い空と時計塔のシルエットがなんとも言えない雰囲気です。
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ホテルから10分ほど歩いて、TGMの起点チュニスマリン駅に着きました。
駅舎と呼ぶにはあまりに簡素な建物です。ここで切符を買います。 -
ホームは行き止まり1線のみ。
意外といっては失礼ですが、早朝から深夜まで走っており、便はよいです。 -
電車が近付いてきました。
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(写真はブレブレですが)そろりそろりとようやく終点です。
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かなり手前に停まってしまいました。パッと見はなかなかかわいい電車に見えます。
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電車の中から、通勤客が降りてきます。結構乗っていたようでした。
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折り返しなので乗りこみます。
中はかなり荒れ果てています。 -
場所柄砂っぽくなってしまうのはやむを得ないと思いますが、全体的にうらぶれた感は拭いようはありません。
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車内の路線図です。アラビア文字の他にアルファベット表記もあります。
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これが切符。片道0.68ディナールでした。
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出発してすぐ、電車はチュニス湖を横断する築堤の上を走ります。
その間駅はありません。暫く走り続けます。
走っていると美しい朝日が見えてきました。考えてみれば今日は1月1日、つまり元日でした。初日の出は美しいのですが、窓ガラスが汚いので眺めはイマイチです。
(チュニスマリン7:31⇒7:54カルタージュプレシデンシャル) -
チュニス湖を横断してからはちょこまかと駅があるため停車し、速度は落ちましたが順調に運転していました。
ところが「カルタージュプレシデンス」という駅で停まるとぞろぞろと全員が降りてしまいました。
地元民が「終点だよ!」という感じで教えてくれたので私もやむなく下車しました。
一応TGMは工事をしていてバス代行かも?という事前情報があったので対応できましたが、何も知らなかったら途方に暮れていたところでしょう。
駅前にはバスが着いており、運ちゃんに「シディブサイド?」と念のため確認して乗りこみました。 -
バスの場合、降りどころがわからなくて困るのですが、代行バスですし、電車もちょこまか停車していたのでカルタージュプレシデンスから2駅分、目を凝らして何となくそれっぽい所で下車しました。
少し歩くとこの看板があったのでまずは「正解」でした。よかった〜。
(カルタージュプレシデンス 7:55 ⇒ 7:59 シディブサイド入口) -
さらに行くと円形の広場に着きました。
ガイド本によれば「1月14日広場」のようです。シディブサイドの入口にあたります。 -
広場からシディブサイドへの道に入ります。
早速期待させるようにチュニジアンブルーと白い壁の家々が現れます。 -
坂を登っていきます。
青い扉と白い壁、朝の清々しさもあり、気持ちよく散策できました。 -
こんな扉や.....
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こんな扉もあります。
白い壁と青い扉のコントラストが美しいです。
扉には針で打ったような模様が細かくなされています。 -
さらに登っていくと.....
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直進してきた突きあたりに有名な「カフェデナット」がありました。
寄ってみようかなと思いましたが先を急ぎます。
ここで道はやや右に折れる形でさらに先に進みます。 -
進んでいくと右手に海が見えました。チュニス湾、広く言えば地中海です。
対岸はイタリアのシチリア島?と一瞬期待しましたが、そんなことはなく、同じチュニジアのボン岬です。 -
サッシの部分が面白いです。
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扉や窓は形は多種ありますが、色彩は統一してあるようです。
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花に囲まれた綺麗な扉です。
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カルタゴ方面を望みます。
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シディブサイドの最奥「カフェシディシャバーン」に到着しました。
(シディブサイド入口 8:00 ⇒ 8:14 カフェシディシャバーン) -
入口のゲートを潜ると.....
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すばらしい風景が広がります。
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眼下のマリーナと青いパラソルがマッチしています。
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入口部でうろうろ写真を撮っていたら、準備をしていた店の人に招じ入れられました。
折角なので景色を眺めながら休憩とします。 -
とりあえず、カプチーノと言われるまま茶菓子を頼みました。
(カフェシディシャバーン8:14〜8:45) -
菓子は甘いもので結構食べでがあり、カプチーノと併せて13.5ディナールでした。
菓子の方が高かったです。
ここはアフリカですが、元日の北アフリカ、しかも海岸沿いなので風があり結構寒く、暖かいコーヒーは生き返る感じです。 -
店員は写真も撮ってくれたりしてなかなかフレンドリーです。
一憩の後、元来た道を戻ります。 -
比較的新しい建物でも扉や窓の青、壁の白は忠実に守られています。
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こんな風なちょっと雰囲気の違う感じの扉もありました。
坂道を下り、開き始めた土産物屋で土産を物色しながら戻ります。 -
ようやく1月14日広場まで戻って来ました。本来ならば駅に行き、次なる目的地カルタゴに向かう予定なのですが、代行バスのバス停は良くわからないし、カルタゴのアントニヌス共同浴場までは2駅半分の距離。歩けない距離ではないので歩くことにしました。
【イタリア・バチカン・チュニジア旅行(2013〜2014年末年始:6日目中篇 カルタゴの屹立)10/16に続きます】
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