2014/04/20 - 2014/04/20
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SUR SHANGHAIさん
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サンチャゴから乗って来たラン航空機内では、出発前にトラブルがあったものの、その後は順調にイースター島へとまっしぐら。
すぐ後ろの席に座っていたトラブル・メーカーの謎の人物も、飛行中はさすがに鳴りを潜めてくれて一安心。
この人物とはどういう縁があったものやら、サンチャゴのサン・クリストバルの丘でも迷惑行為の被害に遭っていたから驚いたよね〜。
無事にイースター島に着いたし、もうその人物には二度と会いませんように。(-人-) 南無南無・・
そんなモヤモヤした気持ちも、イースター島に降り立ったあとは雲散霧消。
島の要になっているハンガ・ロア村の宿にチェックインしたらさっそくバイクを借りて、まずは小手調べでハンガ・ロア村の南にあるラノ・カウ火口湖を眺めに行ってみます。
表紙の画像は、小粒なイースター島とは裏腹に巨大なラノ・カウ火口湖。
最初に目にすると、誰でもその地球の造形に心を打たれるのでは。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ラタム チリ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
サンチャゴから5時間半ほどでイースター島のマタベリ空港に到着。
ラン航空の皆さん、お疲れさま!
着いてみてまず驚いたのは、想像していたよりずっと緑が多かったこと。
巨木が茂る森は無くとも、島全体が草や低木に覆われているといった感じで、目に柔かい風景だったのが意外。
イースター島は周囲58kmほどの小島。
太平洋の只中にある孤島と言う言葉から、もっとゴツゴツと岩場の多い荒れた風景を勝手に脳裡に描いていたのが覆された。
そうそう、チリ本土とイースター島とは2時間の時差があります。
チリ本土が正午の時、イースター島では同日の午前10時。
時計やカメラなどの時差調整をお忘れなく。 -
爽やかに晴れ渡ったイースター島のマタベリ空港。
タラップから降りた時の雰囲気は、絶海のミステリー・アイランドに来たと言うよりも、みんなリゾート・アイランドに来たようなウキウキ感満載で、
「あれ? (・・? 想像していた神秘的イースター島とはちょっと何かが違う…。」 -
イースター島のマタベリ空港。
飛行機を降りて木造平屋建ての空港ビルに向かう乗客の後姿も、なんだかハワイ辺りの小島にリゾート満喫に来たような雰囲気が満々。
歴史ミステリーで溢れているはずの雰囲気が無いのは、今日のこの晴れ渡ったお天気のせい? -
イースター島のマタベリ空港入口。
プレートに書いてある空港名の下にある≪D.G.A.C.−CHILE≫のD.G.A.C.は、Dirección General de Aeronáutica Civilで、日本語だと民間航空管理局くらいの意味?
間違っていたらお許しを。<(_ _)>
このプレートには、1888年にイースター島がチリ領になった時に付けられたスペイン語のイスラ・デ・パスクアの名が出ています。
パスクアもイースター(復活祭)の意味で、直訳すると≪復活祭の島≫。
1722年のイースターにこの島にたどり着いたオランダ人が名付けたのが、その名の由来。
ただし、実際に住んでいる島民たちは、この島をラパ・ヌイと言う名で呼んでいるらしくて、呼び名があれこれ。
この旅行記では、日本で馴染みのあるイースター島と表記して行こうと思います。 -
イースター島のマタベリ空港。
2014年4月下旬現在、空港ビルへ入って行く通路にはラパ・ヌイ国立公園の入場券を売るカウンターがあって、料金は60米ドル。
島内必見のオロンゴ儀式村、ラノ・ララクでは入口でチケットの提示を求められたので、買ったあとは携帯するのもお忘れなく。
チケットは小さくてペラペラ。紛失にも要注意。 -
さて、いよいよマタベリ空港ビル内へ。
…と言っても、空港ビル自体は可愛いサイズの木造平屋建て。
ただし、この空港の滑走路はスペースシャトルでも着陸出来るよう、全長3kmあるんだそう。
入口は二つ。
左手のドアはトランジット入口で、このあとタヒチへと向かう人用。
イースター島到着でいい方は右手のドアへどうぞ。 -
マタベリ空港内には、宿の客引きカウンターもずらり。
ますます、リゾート・アイランド的な雰囲気になっていくイースター島。
う〜ん (−−〆)、これでまた、イメージしていた島とは距離が出来て行く…。 -
イースター島のマタベリ空港前の広場兼駐車場。
サンチャゴからのラン航空機の乗客を出迎えるホテルの車と人々でびっしり、わいわいがやがや。
ええ〜! イースター島ってこんな感じなの? (´゚Д゚`)ンマッ!! -
SUR SHANGHAIたちがネット予約していた宿の出迎えもあって、色鮮やかな花々のレイをもらうと、間違ってハワイに来てしまった気分。
-
マタベリ空港ビルと、その前の広場兼駐車場。
ホテルからの出迎えの車が次々に去ると、あとはガラ〜ン。
さっきまでの混雑振りがウソのよう。
さて、こんなマタベリ空港から車で1分、歩いても5分位の場所にあるのが…、 -
…ネット予約して行った、イースター島での宿マラエ・カバーニャス・プレミアム(Marae Cabanas Premium)。
庭風の敷地にある一戸建ての平屋キャビンでのびのびした造り。
イースター島の中心ハンガ・ロア村までは緩い坂を下って徒歩10数分程度。
海岸線からも離れていて、夜にはシンと静まり返る立地で夜空がきれい。
マタベリ空港の方が近くて、空港のメインゲートまで徒歩5分かからないほど。
ただし、イースター島にやって来る飛行機は便が少なく、昼の外出中に発着していたので騒音は感じませんでした。
ここは、車やバイクを借りて島を回ってみようと思っている方向けじゃないでしょうか。
駐車場は敷地内にあって安心。
キャビン内は適度な広さがあって快適でしたが、湿気のせいか浴室や寝室の床面が何となくベタベタした感じ。
使い捨てスリッパを持って行ってよかったと思います。
蚊も出るので、蚊取り線香の類は持参が吉。
大型冷蔵庫やダイニング・キッチン設備も揃っていて、材料さえ仕入れれば自分で調理も可能。庭にはBBQ用スペースもありました。
朝食付きの宿ではないので、卵料理やトースト、コーヒー位は自分で作ってみては?
ネット接続は、絶海の孤島と言う立地上、不安定。この宿だけに限ったことではありません。
お洗濯は、宿泊料金とは別料金でしてもらえて助かりました。 -
イースター島での宿になったマラエ・カバーニャス・プレミアムで、レンタル・バイクのお店情報を仕入れて、島の要になっているハンガ・ロア村へテクテク。
村の中心へと続く道はこんなにのどか。 -
イースター島の周囲は約58kmで、見所は島の各地に点在しています。
もちろんツアーに参加するのもいいですが、島の中心となるハンガ・ロア村には、自転車、バイク、車を貸し出しているお店がたくさん。
自分が泊まるホテルで紹介してもらっては?
SUR SHANGHAIたちは、INSULARと言うこのお店を紹介されました。
所在地は、他のお店やレストランも並んでいるハンガ・ロア村のATAMU TEKENA S/N。市場のお向かい辺りにあります。
車種はそれぞれ色々揃っています。
イースター島では、主要な観光スポットへ行く道以外は未舗装なので、自分が行きたい場所に合わせて決めましょう。
車種やお値段などは、下記のINSULARのサイトでどうぞ。
http://www.rentainsular.cl/sitio/car-fleet/ (英語版)
SUR SHANGHAIたちが決めたのは、左下の画像の青い250ccモトクロス。
当然ですが、手続き時にはチリで有効な免許証の提示を求められました。 -
上記のレンタ・カー会社と同じ並びにあったスーパー。
まずここで、宿で必要となるミネラルウォーターやスナック類を仕入れに行ってみたところ、日本でもお馴染みのメーカーのカップ・ヌードルも数種。
買って行ってあとで試してみたところ、現地化された味でしたが、好奇心は満たせました。(。´・ω-)b -
ガソリンスタンドは、気付いた限りではマタベリ空港前の道HOTU MATUAにしかなかったので、イースター島巡りのドライブ前には給油をお忘れなく。
2014年4月下旬現在、#93のガソリンがリットル842ペソでした。 -
この日はもう午後になってしまったので、バイクを借りて行ってみたのは、ハンガ・ロアの村から近いラノ・カウ火口湖方向。
村からずっと上って行く道は簡単ながら舗装も出来ていて眺めよし。
これは途中で止まって眺めたイースター島の北東方向。
ここから見るイースター島の野も山も思いがけないほど緑が多い。
今日はあの方向から、太平洋を越えて飛んで来たなんて信じられないね。 -
上掲の画像と同じ場所から見た北方向。
画像奥の緑が濃くて民家が集中しているあたりがイースター島の要のハンガ・ロア村。
島で一番大きな村と言っても人口は4千人ほどだそうですが、住民のほか観光客が必要とする施設はここに全部揃っています。 -
ハンガ・ロア村からラノ・カウ火口湖へと上って来る道。
ラノ・カウ火口湖が見える展望台の先には主要な見所の一つオロンゴ儀式村があるため簡単な舗装はできていましたが、ラインや街灯、ガードレールは無し。
車やバイクのほか、自転車や徒歩でやって来る人も通る道になってました。 -
道の脇にあったラノ・カウ火口湖の標識。
道のすぐ脇が、火口壁の縁を利用した展望台になっています。
イースター島ではモアイが主役。
自然景観についてはあんまり取り上げられていないので、期待せずに見に行ってみたところ…、 -
イチオシ
…一目見て、「わ〜〜〜〜っ!!(◎◇◎)」と声を上げずにはいられないラノ・カウ火口湖の眺めが眼下に!
これは思ってもいなかった大景観!
この火口湖の規模は、上掲の画像の標識にも書いてありますが、直径は1600mあまり、火口壁の高さは200mあまり。
まん丸い火口は浮き草でまばらに覆われているため、溜まった水は浅そうに見えますが、深い所では11mはあって、島の水源の一つにもなっているんだそう。
周囲58kmの絶海の孤島(&小島)イースター島にこんな絶景があったとは! -
上で言ったように、ラノ・カウ火口湖の直径は1600mあまりもあるため、周りの火口壁まではなかなか1枚の写真に収まりきれません。
もしこの上空からヘリコプターで見下ろせばさぞかし絶景だろうなあ。
あ! でも、太平洋に面した向こうの崖にはオロンゴ儀式村があるから、そういう不敬な事はしていけないのかも。
そのオロンゴ儀式村の場所はと言うと…、 -
…ラノ・カウ火口湖を取り囲む南側の火口壁の向こう。
火口壁の一部が崩れていますが、その崩れた部分より右手の崖に太平洋を見下ろす形でオロンゴ儀式村があります。
村と言っても、今では誰も住んでいない遺跡と化していて、イースター島の見所の一つ。
今日はもうすぐ夕暮れだけど、見学に間に合うかな。 -
イチオシ
あ、そうだ、この南米旅のために買ったFUJIFILMのX20だと、パノラマっぽいサイズの写真も撮れるのよね。
…と気付いて、ラノ・カウ火口湖で最初のお試し。
わ! 小型カメラなのに、なかなかいい感じだわ〜。(^◇^)
このX20は、電池の減りが随分速くて泣かされましたが、長旅には持ち運びも楽でよかったと思います。
外見がクラシックで、チラッと見ただけだと一昔前のフィルム・カメラのようなのがご愛嬌。 -
ラノ・カウ火口湖の写真を撮っていると、ラパ・ヌイ国立公園のスタッフがやって来て、「今日はオロンゴ儀式村はもう閉まったから、あとは暗くなる前にハンガ・ロア村に戻りなさい。」というお達しが。
これは治安上の問題と言うより、ラノ・カウ火口湖周辺には街灯も柵も無いから暗くなると危ないよ、と言う意味。
うっかり足を滑らせて火口壁から転げ落ちたら助かりそうもないし。((;゚ェ゚;))
このラノ・カウ火口湖見物をしていた別の人たちも、素直に“OK! THANK YOU!” -
今日はお天気もいいし、このあとは夕日スポットに移動して、モアイのシルエットと太平洋に沈む夕日を見に行こうか。
あの崩れた崖の右手にあると言うオロンゴ儀式村には、日を改めて行ってみよう。
ハンガ・ロア村からバイクだと15分位になりそうだしね。 -
4月下旬のラノ・カウ火口湖周辺を彩っていたのはこの黄色い花。
花の形を見るとマメの仲間のようだし、黄花ルピナスかな? -
ラパ・ヌイ国立公園のスタッフは「今日はもうオロンゴ儀式村は閉まった。」と言っていたけど、一応道筋確認のために行ってみた。
と、スタッフの言ったとおり、こんなゲートがあってすでにクローズ。
え〜と、今6時10分位だから、オロンゴ儀式村見学は5時までに済ませるつもりで来るのがよさそうだね。
後日、お昼過ぎに来てみたところ、この先に小さい資料館があって、そこからは徒歩で数百m先にあるオロンゴ儀式村に行くようになってました。
空港で買ったラパ・ヌイ国立公園のチケットの提示を求められますよ。
忘れずに持って行きましょう。 -
イチオシ
ハンガ・ロア村で借りてきたバイク+SUR SHANGHAIとその旦那。
昔は、長〜いバイク旅もしたよね。
あの頃は旅の荷物も少なかったからできたけど、今はどうかな〜。(ノω`*)
またあのころに帰りたい。 -
イースター島の夕日スポットは、ハンガ・ロア村の北にある海岸そばのタハイ儀式村が有名。
ここも昔の村が遺跡化した跡地で、夕暮れには数体のモアイ像が夕日を背負ってシルエットになる光景が見られるんだそう。
それに、今日はイースター・サンデー。
イースター島にやって来た記念に、その夕日はぜひ見たい!
ん〜、でもまだ日没にはちょっと早そう。
先に海岸線を見て回ろうか。 -
イースター島は、チリ本土からは3700kmも離れた太平洋の孤島。
周囲は58kmの三角形をしていて、その海岸線はほとんど崖になっていて、こんな岩場が多かったり。
この分だと砂浜はありそうもないとお思いでしょうが、島の北側には小さいながらもきれいなビーチがあるんですよ。
それは、今後に続く旅行記でのお楽しみ。 -
イチオシ
タハイ儀式村近くの海岸で見つけた赤い岩の彫刻。
モチーフになっているのは、マケマケ神の化身の鳥人が絡み合っている姿?
((゚д゚o)キョロキョロ(o゚д゚)) 何の説明も出ていない…。
よって、これが昔からある遺跡の一部なのか、それとも現代アートとして置かれたものなのか不明です。 -
タハイ儀式村近くの海岸。
太平洋からの波がいくつもいくつも寄せてくる。
日本は今、このはるか向こう。
こんなに遠い所まで来てしまったんだな。 -
タハイ儀式村近くの海岸。
磯が小さなプール状に区切られた場所では、海水浴と言うよりもこれから足湯や湯浴みと言った風情の人もいたり。(。・w・。) ププッ
あ、もう6時40分。
もうそろそろタハイ儀式村に行って、日没を待った方がいいかもよ。
次編では、イースター・サンデーの夕日をご紹介します。
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