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2014年 チロル 皇帝山脈紀行 絶景の5つ星ホテルで過ごす1週間 【7】ゴーイング村へ

旅行時期 2014/07/01 - 2014/07/01 (2014/10/15投稿

エルマウ村のハートカイザーに登った後は、地元の無料バスに乗って、<br />お隣りのゴーイング村に行きました。<br />美しいロココ様式の教会を見学し、丘に登って<br />緑の中に佇む教会と皇帝山脈の美しい景観を楽しみました。<br /><br />「カイザーゲビルゲ、皇帝山脈の山々を見るならエルマウ村から<br />ゴーイング村のあいだからがいい。タンポポの花咲く頃、<br />牧草が銀色に波打つ頃、そして白銀に輝くとき、いつ来ても素晴らしい。」<br /><br />昔読んだ『チロル・パノラマ展望』(新潮社)に書いてあった文章です。<br />これを読んで以来、私はいつかこの村に行きたいと思っていました。<br />本当にその通りの、美しい景観を眺めることができました。<br />

エルマウ村のハートカイザーに登った後は、地元の無料バスに乗って、
お隣りのゴーイング村に行きました。
美しいロココ様式の教会を見学し、丘に登って
緑の中に佇む教会と皇帝山脈の美しい景観を楽しみました。

「カイザーゲビルゲ、皇帝山脈の山々を見るならエルマウ村から
ゴーイング村のあいだからがいい。タンポポの花咲く頃、
牧草が銀色に波打つ頃、そして白銀に輝くとき、いつ来ても素晴らしい。」

昔読んだ『チロル・パノラマ展望』(新潮社)に書いてあった文章です。
これを読んで以来、私はいつかこの村に行きたいと思っていました。
本当にその通りの、美しい景観を眺めることができました。

写真 71枚

テーマ:
街歩き
交通手段 : 
エリア:
オーストリア > チロル
エリアの満足度:
5.0
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    エルマウ村のハートカイザーに登った後、地元の無料バスに乗って
    お隣りのゴーイング村に着きました。とりあえず、教会の方向へ歩きます。
    誰もいません。エルマウと違って人が少なく、のんびりした村のようです。
    天気がいいのでゲストは皆、山に行っているのかもしれません。

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    教会が見えてきて、

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    その手前にお花でいっぱいのガストホフがありました。とても美しいです。

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    向こうの教会は1774年〜1775年に建てられた教会ですが、
    手前のガストホフ(旅籠)は撮影用です。
    ここも人気TVドラマDer Bergdoktorのロケ地です。

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    ガストホフの向こうには、マイバウム(五月柱)が立っていました。

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    建物の正面です。入りませんでしたが、建物の中も見学できるようでした。

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    教会の前には泉があり、

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    ぐるりと回って、泉に佇むこの像はどなただろう?とよく見ると…

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    やっぱり聖フローリアンさんだ!
    この像は銅製で1960年代に作られたそうです。

    今までフローリアンさんはチロルで何度も見ましたが、銅製というのは初めて見ました。
    昔、ゴーイング村には銅の採れる鉱山があったので、銅製なのかもしれません。

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    撮影場所の地図

    皇帝山脈がすぐそこまで迫っています。迫力のある眺めです。

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    教会の中にお邪魔します。
    この教会もJakobsweg(聖ヤコブ巡礼の道)の途中にあります。

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    内部は薄いピンク色を基調とした、ロココ様式になっていました。
    この教会は1774年〜1775年にキッツビュールのAndrae Hueberという
    建築家によって建てられ、フレスコ画もキッツビュールのMatthias Kirchner
    という人が描いたそうです。
    チロルで最も美しいロココ様式の教会の1つだそうで、

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    中央の祭壇にはキリストが磔になった絵がありました。

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    天井画を見ると、

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    キリストの道行きが描かれていました。

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    こちらはイエスが磔になっている様子です。
    この教会は聖十字架と、聖人ラウレンティウスに奉げられた教会とのことです。
    聖十字架はこの絵でも分かるとして、
    聖ラウレンティウスさんはどちらにいらっしゃるのだろう?と思ったら、

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    こちらに描かれていました。
    鉄格子を持っている人物が聖ラウレンティウスさんです。

    この方は258年、ローマで助祭(司祭に次ぐ職位)をしていましたが、
    キリスト教がまだ禁じられていた時代だったで、時の皇帝に逮捕され、
    教会の財産を渡すように言われたそうです。しかし彼は貧者たちを指して
    「彼らこそが真の教会財産です。」と言ったそうです。

    それでラウレンティウスさんは鉄格子の上で火あぶりの刑にされたのですが、
    平然と耐えて、刑吏に向かって
    「こちら側は焼けたから、もうひっくり返してもよい」と伝え(!)、
    その様子を見て感銘した多くの人々が、改宗したとのことです。
    ずいぶんと肝の据わった人物だったのですね。

    この方は火あぶりになったので、火にかかわる職業、例えば、消防士さんや
    料理人、ケーキ屋さん、炭鉱夫などの守護聖人なのだそうです。

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    こちらの天井画は、なにやら蛇が空から降ってきて、ちょっと怖い絵です。
    何を表している絵だろう?と思って調べてみたら、旧約聖書の「青銅の蛇」の場面でした。

    エジプトでひどい扱いを受けていたイスラエルの民は、神とモーゼに導かれて
    エジプトを出たはいいけれど、だんだん不平を言うようになりました。
    それを聞いた神は、燃える蛇を送り込み、民に噛みついたので、
    多くのイスラエル人が死にました。
    民はモーゼのところへ行って、蛇を取り去って下さいとお願いしました。
    モーゼが民のために祈ると、神はモーゼに
    「燃える蛇を作り、それを旗竿の上に付けよ。噛まれた者は
    それを仰ぎ見れば生きる。」と言いました。
    そこでモーゼは青銅の蛇を作って、それを旗竿の上に取り付けました。
    すると蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると
    死なずに済んだとのことです。

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    モーゼさんをクローズアップ。
    ヘビにかまれた瀕死の民に向かって、旗竿の蛇を見るように指示をしているようです。

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    こちらはパイプオルガンです。

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    ステンドグラスがありました。
    この女性、王冠をかぶり、弱った人にパンをあげているようです。
    この慈悲深い方は一体誰だろう? 気になったので調べてみると、
    この人は、聖エリーザベト(テューリンゲンのエリーザベト)でした。

    彼女は1207年、ハンガリー王の息女として生まれ、
    テューリンゲン方伯の息子・ルートヴィヒと政略結婚させられましたが
    それでも夫とは仲むつまじく暮らし、彼女は貧者や乞食、病人に惜しみなく
    手を差し伸べていました。
    夫が十字軍の旅の途中で亡くなり、未亡人になってしまった後も慈善活動を続け、
    病人の看護に明け暮れたそうです。
    しかし、彼女自身も病に倒れ、24歳の若さで亡くなってしまったそうです。

    彼女には「薔薇の奇蹟」という美しいお話しがあります。
    飢饉の時、彼女は城からパンを運び人々に分けていましたが、
    夫は周囲の非難の声にけしかけられ、彼女を山の麓で待ち受けて、
    パンの入った籠の中を見せるようにと言いました。
    彼女が神に祈りながら籠を開けると、
    籠の中のパンは、1つ残らずバラのお花に変化していたとのことです。
    このお話しは美術の主題として有名なのだそうです。

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    こちらのステンドグラスは、イエスと養父ヨセフだと思います。

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    このなんだか若そうな女性は誰かしら?
    この人はリジューの聖テレーズといって、1873年にフランスのノルマンディで生まれ、
    15歳で修道院に入り、24歳の若さで喀血で亡くなった女性です。
    没後、「魂の歴史」という自叙伝が現代のキリスト教信仰に新風を
    吹き込むものとして歓迎され、世界的なベストセラーになったそうです。
    この方を記念して建てられたサント・テレーズ・ド・リジュー教会は
    フランスではルルドに次ぐ巡礼地なのだそうです。
    また、マザー・テレサのテレサという修道名は、このテレーズの名から
    とられているのだそうです。
    どんなことが書いてあるのか、聖テレーズの自叙伝を読んでみたくなりました。

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    こちらはキリストに洗礼を施す洗礼者ヨハネだと思います。

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    こちらのステンドグラスは神の子羊です。

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    これはパンと魚の奇跡を表しているのかな。

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    こちらの説教壇も、シュトゥバイタールの教会で見たのと同じような
    まるでホイップクリームのデコレーションのようなロココ様式となっています。

    ☆2017年追記
    この説教壇のスタッコ(化粧漆喰)はなんと、
    有名な化粧漆喰職人、Anton Giglさん作だということが
    後で分かりました。
    私の好きなシュトゥバイタールのフルプメス村の教会内部や
    インスブルックの観光名所の1つ、ヘルブリングハウスの優雅な
    スタッコを作り上げた職人さんです。
    これを見た時に、フルプメスの教会を思い出したのは
    そのせいだと納得しました。
    異国の芸術であっても、だんだん目が慣れてきて
    徐々に理解できるのは嬉しいです。

    ※ちなみに、フルプメスの教会について書いた旅行記はこちらです。
    http://4travel.jp/travelogue/10751706

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    煌びやかな副祭壇の聖母子像。

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    そしてここにもまた、チロルの聖人、ノトブルガさんがいらっしゃいました。
    この方はお城や農家で下働きをしていた方ですので
    身分は低かったです。しかし残った食べ物を人々に
    分け与えていた徳の高い人でした。
    手に持っているパンがそれを象徴しています。

    私はこれからもチロルの村を訪ねたいという希望がありますが、
    今後も教会や壁絵で、ノトブルガさんにお会いしたいです。
    何かとても親しみが持てる方です。
    いつか聖ノトブルガ教会へ行き、聖遺物を拝見したいです。

    ☆追記
    この翌年の2015年に、念願かなってエーベンの聖ノトブルガ教会に
    行くことができました。ノトブルガさんにお会いできて
    本当に嬉しかったです。

    ※ちなみに、聖ノトブルガ教会の旅行記はこちらです。
    http://4travel.jp/travelogue/11037058

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    火を灯して、旅の無事と感謝をお祈りしました。

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    教会の外に出ました。

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    美しい墓地のお花と天使を拝見して、

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    皇帝山脈を見上げました。

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    教会の敷地の外に出ると、

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    小さな道が見え、

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    お庭に水場のある家がありました。

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    見晴らしの良い所に行きたくて、このトラクターが通るような道を登っていくことにしました。
    近くの表示板にはどこかへ行けるような事が書いてありました。
    でもこれ、本当に道なのでしょうか。

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    なだらかな牧草地を登り、振り返る。

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    白いせり科のお花が咲いています。

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    広々とした牧草地。のんびり歩いていきましょう。

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    途中、こんな表示がありましたので、やはりここは道のようなのですが、
    一部、表示をガムテープで消しているのが、なんだかあやしいです。

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    黄色い表示の先がここで、とても素敵な風景なのですが、
    どう見ても道はどこにもついていないような気がします。

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    ずいぶん登ってきました。教会と皇帝山脈が美しいです。

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    ちょっと教会を望遠で。

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    皇帝山脈も望遠で。

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    皇帝山脈。

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    イチオシ

    素晴らしい眺めです。ゴーイングに来て良かった。

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    しかし写真を撮っていたら、ズブッと土の中に足が入ってしまいました。
    一見、牧草が枯れているような所だったのですが、湿地だったのかもしれません。
    もしくは連日雨だったので、ぬかるんでいたのかもしれません。
    危ないのでここは先に進まず、降りましょう。

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    丘を下っても眺めがいいです。

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    見渡すかぎりの緑、緑、一面の緑。
    憧れの皇帝山脈。
    ポツリと村の教会が建ち、
    風が吹いて、足元のお花が揺れています。

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    教会をズーム。

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    そろそろ見納めにしましょうか。

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    この家の人は、こんな素敵な風景を1年中見ているんだな。
    でも冬の寒さは厳しいのだろうと思います。

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    民家のお庭にあったアヒルの置物。

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    こちらは緑いっぱいのペンションです。
    ひと目見て惹かれました。こういう緑のお庭がある所が好きです。

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    表にお部屋の写真が掲示されていました。内部も綺麗で新しく、なかなか良さそうです。

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    表示を見ると四つ花のペンションでした。だったら良いお宿です。
    ペンションや農家民宿は星ではなく、お花でランクが分かります。
    四つ花はペンションとしては一番上のランクです。

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    最後にお花いっぱいのガストホフと泉をもう一度見て、ゴーイング村をあとにしました。
    ゴーイングはノンビリしていて風景が伸びやかで美しく、とても気に入りました。
    次にこの辺りで泊まるのなら、ゴーイング村かセル村のペンションがいいな。

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    こちらの黄色い観光客用の無料バスに乗り、エルマウ村へ戻りました。

  • 500_35647340

    こちらの白いバスは普通のポストバス、地元の人も乗る路線バスです。
    こちらはお金がかかるせいなのか、空いていました。
    黄色いバスに比べて本数も少ないです。

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    この日、携帯電話を部屋に置いてきてしまったので、ホテルへの送迎の電話は
    この建物の外にある公衆電話からかけました。
    海外で公衆電話をかけるのは初めての経験で、金額がいくらかかるのかも
    分かりませんでしたが、受話器をあげると必要金額が表示されたので
    かけることができました。

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    今日はこのミュージックパビリオンの前で待っているので迎えにきて下さいと
    電話でホテルのレセプションの女性に伝えたところ、

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    ほどなく、若いお兄さんが車で迎えに来てくれました。 
    実はホテルまで歩こうと思って途中まで歩いてみたのですが、
    やはり無理だと思い途中で引き返して、迎えにきてもらいました。
    ホテルから村の中心部まで山を下って徒歩30分かかったので、
    帰りは登りとなり、徒歩40分くらいはかかると思います。
    我ながら、車もないのに、よくこういう不便な山の中に1週間も泊まっていたなと思います。
    でも、滞在中はそんなに大変だとは思いませんでした。
    こうして無料で迎えにきてもらえるのは有難かったです。

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    ホテルに戻りました。
    ベランダの寝椅子にゴロンとして、のんびりと皇帝山脈を眺めました。

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    やはりこの眺めを見ると、このお宿にして良かったと思います。

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    楽しみな夕食の時間になりました。
    まずはブッフェのサラダから。

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    今日のテーブルのお花は赤いグラジオラスの大胆な投げ入れではなく、
    葉物とお花のアレンジメントでした。パステルカラーが可愛いです。

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    前菜は、赤レンズ豆のサラダを添えたハムのゼリー寄せです。
    盛り付けが繊細で美しいです。テーブルのお花と雰囲気が合っています。

  • 500_35647368

    スープは、西洋ニラネギとレバーのお団子が入ったブイヨンスープでした。
    レバーは苦手なのですが、スープが美味しかったので全部いただきました。

  • 500_35647369

    メインは、豚モモ肉のロースト コニャッククリームソース リエンギと野菜リゾット添えです。 
    お肉は柔らかく、上品な味に仕上げられていました。

    この後のチーズのブッフェはやめておきました。

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    デザートはクリーミーなリンツァーシュニッテン
    クランベリーとピスタチオアイスクリームです。

    リンツァーシュニッテンって何だろう?と思って調べてみると、
    オーストリアの代表的なお菓子の1つで、リンツ地方のお菓子なのだそうです。
    普通はアーモンドの生地の間に赤スグリジャムを挟んだトルテ(焼き菓子)
    なのだそうですが、こちらのデザートを食べてみると、そのトルテをもっと
    柔らかくクリーミーにしたようなケーキになっていました。
    そこにピスタチオアイスクリームが添えられていて、大人のデザートという趣きでした。
    このホテルのデザートはオーストリアのお菓子を上手にアレンジしていて面白いです。
    今日も美味しくいただきました。

    翌日はまた雨だったのですが、それを吹き飛ばすくらい楽しい村歩きができました。
    2013年に「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたセル村に行ってみたのです。
    次はそのセル村について書いてみたいと思います。

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