秋山兄弟生誕地

2013/10/12 - 2013/10/12

松山に来て最初に訪れたのは、『坂の上の雲』主人公の秋山兄弟生誕地。当時の面影を再現して近年建てられたもののようですが、小説を読んだ私は大感激。でも小説やテレビを見ておらず、余り彼らのことをよく知らない同行者は、どう感じたことでしょうか。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋山兄弟生誕地の看板。『坂の上の雲』の一部が引用されていました。

秋山兄弟生誕地 名所・史跡

色々な掲示物で一杯な掲示板。

看板の文字は、秋山好古の嫡孫にあたる方の筆になるそうです。

兄の秋山好古。騎兵を育てた彼らしく、騎馬像です。

弟の秋山真之。日本海海戦の作戦を立てました。

２人の像は見つめ合っているようでした。

やっぱり見つめ合っているかな？

１人３００円の入場料を払って、いざ内部へ。

兄弟の生家は、典型的な下級武士の家だっだそうです。

兄の好古は、晩年この家で、北予中学校校長として過ごしました。

好古の手紙や、県大会で優勝した陸上部と共に撮影された写真も展示されていました。

真之関係の展示品。

秋山両将遺邸の地碑。兄弟の死後、この隣の土地も兄弟縁の人々が買い上げ、管理を常磐同郷会（松山藩主久松家が創設した奨学会・常磐会が母体）に委嘱したようです。

秋山好古年表。若いときの写真は、誰がどう見ても西洋人です。

秋山家に当時からあった井戸。

小説では語られなかった、遺族や晩年の写真は興味深く見ることが出来ました。

こちらは真之の年表。

座敷に掲げられていたのは、真之の書でした。

日当たりがよくて、質素な中にも快適そうな座敷です。

ドラマ『坂の上の雲』で兄弟を演じた阿部＆本木さんのサイン。両名ともここに見学に来られたそうです。役作りのためですね。

真之銅像の後ろにも、なにやら建物があります。

ここは常磐同郷会の柔道場。真之ゆかりの柔道部と合気道部が毎晩交替で練習に使用しているようです。

好古が揮毫した記念碑の写真展が開催されていました。

騎兵を育てた好古らしく、戦争のため命を落とした軍馬のための碑もありました。

正面から見た柔道場。秋山兄弟を育てた教育精神を、今に受け継いでいるようでした。