小野田はよいとこ、一度はどうぞ　その３　～　やくらいガーデン　～

2014/09/19 - 2014/09/19

　薬来山は遠くからも台形をした特徴的な山体が目につき、すぐわかります。周囲に周回道路があり、スキー場やサラブレッドの牧場があるほか、温泉（日帰り・宿泊）、地産地消野菜市場のやくらい土産センターがあり、日帰り温泉と土産センターはよく利用してきました。

　その近くにある『やくらいガーデン』は、これまで盲点になっていましたが、お花畑がきれいということで、立寄りました。
　広いスペースにバラ（ローズガーデン）、ハーブ、ベゴニア、マリーゴールド、ジニア、ケイトウ、コスモスなどが咲き誇り、色とりどりの花また花でした。こんなにきれいなところがあったのに、今までどうして来てみなかったんだろうと反省しきりでした。
　すぐ近くには薬来山があり、その緑を背景として、花々が鮮やかな色の組合せとコントラストを繰り広げ、とても素晴らしいガーデンでした。

エリア 古川・大崎・加美(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

やくらいガーデン入口付近。
土産センターや薬師の湯の前を山の方に直進してから右折すると、あります。
スキー場の前なのですぐわかります。

広い駐車場があり、その一部です。

ガーデンプラザ。
レストランがあり、食事もできます。

駐車場脇にあるやくらいガーデンの案内です。
施設配置、料金、営業時間等が書いてあります。

ここで入園するためのチケットを買います。

入園料金のご案内です。
大人２人×７００円を支払いますが、シルバー料金があればいいですね。
１年券があるということは、通年お花を楽しめるということでしょう（冬季は花は無理？）。

ガーデン内の散策路は、芝生回り大部分が舗装されており、車いすでの移動ができます。
道路端にも、花が咲いています。

イベント広場に続く芝生もよく手入れされ、きれいですね。

先ほどの散策路の左側にあるローズガーデンをまず見ることにして、進みました。
レストランが見えるところに、紫の花をつけたラベンダーが咲いています。

ローズガーデン入口です。
イングリッシュローズ主体で、６月見ごろだそうです。

ボニカ’８２。
上品な色で、貴婦人の艶っぽさを感じさせてくれます。

こちらはホワイト・メディランド1985。
純白で、穢れなき心を感じます。

その立ち姿ですが、とても可憐に見えます。

続いては、ケアフリー・ワンダー1993。
ピンクの色が鮮やかで、艶やかさを自己主張しているようです。

その立ち姿。
こうして見ると、そんなに自己主張しているようにも見えませんね。

濃い橙色のサマー・ソング2005。
バラの色もいろいろなんですね。

ローズガーデンの先には、ハーブ類が咲いています。

貧弱な花知識では、紫のは全部ラベンダーと思ってしまいますが、正確かわかりません。

同じく、花の開き方から一つ覚えで、コスモス？
葉っぱが何だか違うような気もしますが・・・。

芝生に植えられた赤いバラ。

ピンクのバラ。

白いバラ。

そして、黄色いクリーム色のバラ。

お休み中の噴水がありました。

中の澄んだ水にスイレンがまだ蕾の状態で、「咲くべきか？、咲かざるべきか！」と悩んでいる風情で。

舗装した散策路沿いの植栽。
マリーゴールドのようです。

人懐っこくて、いたずら好きそうなウサギが、囲われたネットの中にいました。
勝手にピーターたちと名づけます。
餌をくれるかと寄ってきますが、あいにく手持ちがなくてゴメンね！

これは何の建物だと思いますか？
実はトイレなんです。

いよいよお花畑に近づいてきました。
舗装された散策路の下の道を歩くことにします。

手前がマリーゴールド、奥がベゴニアです。

進むと、今度は手前がベゴニア、奥がマリーゴールドに変わります。

マリーゴールドのお花畑。

ゴールドのケイトウ。
このような色のもあったんですね。

小高い丘に、お花畑に囲まれた建物が見えてきました。

松の緑とお花畑の色とりどりの色彩がいいコントラストなので撮りました。

ハーブの１種のようです。
近くにいた小母さんが葉を少しむしって匂いを嗅いでいました。

この白い花もハーブのようです。
『スカボロフェア』の歌詞に出てくるパセリー・セージ・ローズマリー＆タイムが全部ハーブだと知っていましたが、実物は全くわかりません！

小高い丘の建物へ続く道との分かれ道付近に『〜虹色ガーデン〜　ふるるの丘』の看板が立っています。
そのわきに、区画ごとに植栽された花の案内パネルも。

花の案内パネルです。

看板近くからの眺め。
写真で見る北海道のお花畑のようです。

実際よりも広さを感じさせてくれるお花畑で、思わず感嘆！

マリー（ゴールド）・アントワネットのような華やかさです。

先に丘の上の建物の方に行ってみます。
建物の前から薬来山が晴れ晴れしく見えます。

この建物は、『光と緑の教会』で、チャペルでした。
やくらいナチュラルリゾートウェディングはいかがですか？

正面から見たチャペルです。
ブルースカイ＆ホワイトクロス。

チャペルの脇からふるるの丘の導入部付近。

未舗装の散策路からマリーゴールドとチャペル。

色違いのベゴニア。

同じく、色違いのジニア。
ジニアという花の名は、初めて知りました。

未舗装の散策路を挟んで、南北にゾーンを形成して同種の花が植えられています。
北側のジニアです。

サルビアもいいですね。

展望台へ向かう途中、マリーゴールドと背後の薬来山がコラボしてきれいです。
左側の小さく見えるチャペルも、いいアクセントになります。

展望台には鐘が吊るされており、もちろん鳴らしました。
澄んだいい音出します。

展望台から東の方角の眺め。

そして、こちらは西の方角の眺め。
薬来山の方です。

続いて、南の方角の眺め。
背後にススキ野原が控えています。

最後に北の方角の眺め。

散策路を車いすでお花を楽しんでいる方が見えます。
未舗装ですが、砂利は敷いていないので、楽に車いすを押すことができます。

黄色いコスモスです。
コスモス、秋桜花！
山口（結婚して改姓）百恵さんの歌、二人の娘の母校の高校祭。
思いのある花です。

帰り道は南側の散策路を選び、風になびくススキを見ます。

ケイトウも風になびいています。

黄色のケイトウは風にも負けず直立。

妻がススキの前のワラビを発見。
ただし、時期外れ！

お花の絨毯を敷きつめている感じ。

青い空に浮かぶ白い雲も、秋の気配を感じさせます。

右側の雲は、チャペルに向かう白いタキシードの新郎みたい！
中で新婦が待っているかも。

空の青があまりにも濃くてきれいなので。

チャペルの丘から階段を下り、振り返ってもお花畑です。

チャペルの屋根が隠れそうになってきました。

イベント広場近くのハーブ畑の花。
濃い紫です。君の名は？

芝生に戻りつつあります。

そして、高山を思わせるような岩とハイマツが。
上は駐車場のようです。

こちらの散策路も、芝生の周囲は舗装されています。

出発点に戻りました。
お疲れさまです。

スキー場の南端に沿って通路があり、鳥居が建っています。
薬来神社奥宮（本宮？）に通じていると思います。