聖堂巡礼　番外編　ベルギー：ブルージュ　メムリンク美術館

2014/05/15 - 2014/05/22

『ベストBUY　オランダ・ベルギーハイライト8日』4日目　
5/18（日）
14：30　ホテルに戻りチェックイン
15：00　フリータイム　
17：15　夕食
19：30　ホテルに戻る

フリータイムに行きました

聖ヨハネ施療院を改装した美術館です
ベルギー7大秘宝『聖ウルスラの聖遺物箱』や
『聖カタリナの神秘の結婚』があります
メムリンクはもちろん宗教画が好きな人にはお勧めです

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5

入口
ガラスの扉を開けて下に降りていきます

入口　タンバン部分
下に受付があります
8ユーロ

タンバン　中央

タンバン　左側

タンバン　右側

入口　聖母子像

高い天井で広い空間に絵画などがゆったりと並んでいます
閉館前だったせいか人は少ないです

素敵な宗教画が並んでいます
写真禁止って掲示がなかったと思います
他に撮っている人もいたし・・・
でもこっそり撮りました

ベルギー7大秘宝『聖ウルスラの聖遺物箱』87Ｘ33Ｘ91?　だそうです
暗めの場所で誰も見ていない・・・
ほんとにこれか解説シートで確認してしまいました
電気つけるところあったかなぁ？

幼いキリストを抱く聖母マリア

『聖ウルスラの聖遺物箱』
ブルターニュ王の娘ウルスラが、フン族の首長からの求婚を断ったために
お供をしていた11000人の処女たちともに殺害されたとされる物語が
描かれているそうです
お供の数は諸説あるみたいですね

ウルスラが乙女たちをマントで覆って庇護している

『聖ウルスラの聖遺物箱』　
左：ブルターニュからローマに向かう途中、ケルンに到着したウルスラ一行
中：ライン川を船で上って現在のスイス、バーゼルに到着したところ
右：ローマに到着しウルスラと同じブルターニュ出身のローマ教皇、キリアクス達に歓迎されているところ。また、右側では護衛の男たちが祝福の洗礼を受けている。
ローマ教皇が教皇宮殿の玄関まで出向いて直々に歓迎するとはすごいですね

『聖ウルスラの聖遺物箱』
左：帰路についたウルスラが再びバーゼルまで来てライン下りの船に乗り込む所。同じ船にはローマ教皇キリアクスや、枢機卿、司祭が乗っている。
中：ケルンに戻ってきたとき、待ち伏せしていた異教徒のフン族に乙女たちが皆殺しにあう。左後ろに座っている教皇や枢機卿たちも当然殺されることになる
右：一人残されたウルスラは彼女の美貌に魅了されたフン族の将軍から自分の妻になれと命じられるがこれを断固拒否。怒った将軍がウルスラの胸元に矢を放つ

反対側の奥にあった『聖カタリナの神秘の結婚』メムリンク作
聖遺物箱より立派に飾られていた感じ・・
左がサロメの残忍な要求で斬首された「洗礼者聖ヨハネの斬首」
だそうです

『聖カタリナの神秘の結婚』
右が「ヨハネの黙示録」を書いたヨハネが地中海のパトモス島で
最後の審判を幻視している「パトモス島の福音書書記ヨハネ」
だそうです

『聖カタリナの神秘の結婚』
中央には幼子イエス・キリストを抱く聖母マリアが椅子に座り、向かって左手にはラクダの毛皮を着た洗礼者聖ヨハネ、右側には毒蛇が入ったグラスを持つ福音書書記ヨハネ。前方左手の頭に王冠をかぶった女性が聖カタリナ、右の聖書を読む女性が聖バルバラ
カタリナの左手薬指に赤ん坊のイエス・キリストが結婚指輪をはめようとしています。
カタリナは幻視でキリストとの結婚をみたそうです。
カタリナの前に拷問の車輪、バルバラの後ろに幽閉された白い塔があります

『聖カタリナの神秘の結婚』
右扉裏

『聖カタリナの神秘の結婚』
左扉裏

2階に上がってみました
がらんとしてます

2階
階段の反対側の壁にありました

2階
入口のオリジナルでしょうか
ここにエレベーターがあり乗って下に降りて出る感じでしたが
また階段まで戻ってもう一度見てから出ました
トイレは展示場所内にあるので出る前に行きましょう