2014/04/12 - 2014/04/12
25位(同エリア169件中)
- #ドライブ・ツーリング
- #アルゼンチンとチリの国境
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昨日着いたばかりの世界最南端の街ウシュアイア。
今日は、そのウシュアイアの街の西にあるティエラ・デル・フエゴ国立公園を訪れてみるつもり。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園には、南部パタゴニアの多種多様な自然景観のほか、かつてはこの≪地の果て≫に送られてきた囚人が造った鉄道が観光用に運行されていたり、国道3号線の南の果てがあるらしい。
その国道3号線の南端は、アラスカから延々と続くパン・アメリカン・ハイウェイの南端でもある、と聞くと旅心を刺激されて┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ。
これは是非見てみたい。
天候は崩れてしまったけれど、その方が≪地の果て≫、≪最果ての地≫をもっと実感できるに違いない。
表紙の画像は、ティエラ・デル・フエゴ国立公園に向かう途中にある世界最南端のウシュアイア・ゴルフ・クラブ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日の朝、最初に行ってみたのは、ビーグル水道へのクルーズを出している会社のブースが並ぶ観光桟橋前。
ウシュアイア湾に面している観光案内所もすぐそばにあります。
ブースは10軒以上並んでいます。
クルーズ紹介のパンフレットや看板が出ているので、自分が参加してみたい内容のものを選んで、更に問い合わせをしてみるとよし。 -
4月の中旬だと、ペンギンを見るにはもう遅すぎる時期。
でも、ビーグル水道の島にあるエクレルール灯台を回って帰るだけのクルーズも物足りない。
で、見つけたのが、TRES MARIAS社のエクレルール灯台+オタリアがいる岩場+無人島のH島に上陸してミニ・トレッキングというクルーズ。 -
さっそくTRES MARIAS社のブースに行って詳細を聞いてみると、エクレルール灯台+オタリアがいる岩場+無人島のH島に上陸してミニ・トレッキングというクルーズの所要時間は4時間で、コーヒーとお菓子付き。
チケットは60米ドルでした。
TRES MARIAS社のサイトはこちら。http://www.tresmariasweb.com/en/ 英語版。
TRES MARIAS社の客引きおじさんは英語は片言でしたが、窓口のスタッフは英語も流暢で、スペイン語は出来ないSUR SHANGHAIたちも大助かり。
クルーズに参加するのは翌日に決めて、予約も完了!
晴れてくれるといいな。 -
クルーズの予約が済むと、TRES MARIAS社の客引きおじさんが、片言の英語で“YOU, JAPAN?”
SUR SHANGHAIも負けじと片言のスペイン語で「スィ、ハポン!」と答えると、これを見ろ!と言うように壁を指差した。
その指の先にあったのは、おお!(◎◇◎)
日本の某ガイドブックのコピーと、『わしらは怪しい探険隊』などでSUR SHANGHAIもファンになった日本の某作家の写真がそこに。
同じTRES MARIAS社のボートに乗ったらしい。
ああ、びっくり〜。
びっくりした顔のSUR SHANGHAIを見て、ニコニコ笑顔になった客引きおじさんが可愛かったな。(^◇^) -
イチオシ
ビーグル水道のクルーズ・ボートが出る観光桟橋や貨物船が横付けされる埠頭があるウシュアイア湾。
湾沿いの遊歩道もちょっと歩いてみた朝。
岸辺近くに座礁した(?)船がそのままになっている場所もあった。
この侘しく悲しい雰囲気が、地の果ての街ウシュアイアに抱いていたイメージにピッタリ重なった。 -
今日のメイン・イベントの一つは、ティエラ・デル・フエゴ国立公園へ行って、国道3号線の南端を見ること。
ウシュアイアの街から公園入口までは12kmほど。
そこから3号線の南端までも同じく12kmほど。
昨日と違ってちょっと天候が怪しくなってきたからちょっと急ごうか。 -
ウシュアイアの市街地を出て、ティエラ・デル・フエゴ国立公園がある西方向へ。
街から出ると3号線は未舗装になりましたが、4月中旬は雪は無く、普通車でも大丈夫でした。
途中で見た標識には、国立公園までは5km、ラパタイア湾までは18kmと出ていました。
ラパタイア湾はこれから見に行く3号線南端近くにあるので、この標識に従って行けばOK。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園は、美しい山岳風景が楽しめる場所。
3号線の行く手に、それらしき雪山が見えて来た。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園に向かう3号線。
この画像の赤い橋のたもとには、世界最南端を走る列車≪世界の果て号≫の看板も出ていましたが、SUR SHANGHAIたちはその列車見学や乗車はスルーすることに。
このまま公園入口を目指します。 -
3号線の行く手に見えて来たこの小屋が、ティエラ・デル・フエゴ国立公園の入口兼チケット窓口になっていました。
チケットはいくらかな〜? -
…と思ったら、料金表も出ていました。
異なる料金があれこれ出ていますが、一般の観光客なら140アルゼンチン・ペソ。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園に入った国道3号線。
白黒の標識に、≪3号線 3075≫と出ているのは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからここまでの距離が3075kmの意味。
この先、3号線の南端では、ブエノスアイレスからの距離が3079kmになります。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園に入ったあとの国道3号線は、緑のトンネルが赤く染まりつつある場所も。
途中にはきれいなラグーナ・ヴェルデという山に囲まれた湖もありましたが、そこはまた帰りによる事にして前進。 -
世界最南端のウシュアイア近郊にある国道3号線の南端ってどんな感じだろう。
ビーグル水道に面した崖の上でふっつり途切れているんだろうか。
そして周りには寂しい海の景色と風の音、それに海鳥の声だけがあるのかも、と想像していたら間違いだった。(;^ω^)
行く手に見えて来た大きな駐車場脇がその道の終わりになっていて…、 -
…ここから先車両通行禁止の一画には、国道3号線の終わりを示す記念碑的看板が。
ここは、ここを訪れる人たちが決まって記念撮影をして行く場所にもなっていました。
近寄って行ってみると…、 -
…その看板には、
ティエラ・デル・フエゴ国立公園
ラパタイア湾
アルゼンチン共和国
ここが国道3号線の終わり
ブエノスアイレスから3,079km
アラスカから17,848km
…と書かれていて、その傍らで肩を寄せ合って記念撮影をするご夫婦が。
この二人のこれまでの人生も、ずいぶん長かったに違いない。
う〜ん、いい雰囲気。(*^。^*)
アラスカからの距離も書いてあるのは、ここがパン・アメリカン・ハイウェイの南端でもあるから。
一度、全距離走ってみたくなるよね〜。
でも、現状ではちょっと無理かな…。(´-ω-`)
パン・アメリカン・ハイウェイについては、次のウィキペディアのページでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4 -
ウシュアイアやティエラ・デル・フエゴ国立公園があるのはティエラ・デル・フエゴ州ですが、その正式名称はティエラ・デル・フエゴ、アンタルティダ・エ・イスラス・デル・アトランティコ・スール州。
ε-(。・д・。)フー 長い名前だ〜。
これはその州の地図で、赤い線は国道3号線を示しています。
画像右手の四角く区切られた中に示されているのは何かと言うと…、 -
…1942年からアルゼンチンが領有を主張している南極大陸の一部や、イギリスとの領有権争いがあるフォークランド諸島(マルビナス諸島)、それにサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島の地図。
画像をクリックすると大きく表示されます。
これらの地域も、ティエラ・デル・フエゴ州に含まれているんだそうです。
アルゼンチン領南極については、下記のウィキペディアのページで見てみるといいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E9%A0%98%E5%8D%97%E6%A5%B5 -
国道3号線は上掲の画像の看板がある場所が南の終点でもあり起点にもなっていますが、その先には桟道になった遊歩道がラパタイア湾まで延びていて周辺の風景が楽しめます。
この遊歩道は、ところどころ数段の階段もありますが、あとは平坦で歩きやすい造り。
気候・天候がよければ、ちょっと歩いてみるのがお勧めです。
4月の中旬は紅葉が始まっていて、ティエラ・デル・フエゴ国立公園の雪をかぶった山々との対比がきれいでした。 -
ラパタイア湾に通じる遊歩道周辺は、4月の中旬は紅葉の季節。
エル・チャルテンのチョリージョ・デル・サルトと言う滝を見に行った時と同じような秋景色。(*^。^*) -
国道3号線終点の看板があった所から遊歩道を辿って徒歩数分。
ビーグル水道に通じるラパタイア湾が見えて来た。 -
ラパタイア湾はビーグル水道の一部ですが、複雑な地形に囲まれて波も無く穏やかな眺め。
知らずに見たら湖の一部のよう。
この湾にはゾディアック・ボートで出入りできるようでした。
画像奥に見える雪をかぶった陸地は、ビーグル水道対岸にあるチリ領のナバリノ島よね。 -
ラパタイア湾は、アルゼンチンとチリにまたがるロカ湖からビーグル湾に注ぐラパタイア川の下流にある湾。
≪ラパタイア≫には、先住民族の言葉で≪よい木材≫の意味があるそうです。
今日は風も波も無くて、湾全体が水鏡。
最果ての地という言葉からはちょっと想像ができないほど穏やかな眺めになってました。 -
国道3号線終点の記念碑的看板そばから出ている遊歩道は行き止まりになってます。
ラパタイア湾あたりの景色を見たら、また駐車場へ。
この後戻って行った駐車場は、いつのまにか観光バスでいっぱい。(◎◇◎)
国道終点の終点看板は、ティエラ・デル・フエゴ国立公園の観光の目玉にもなっているようでした。(;^ω^) -
また車に乗り込んだら、今度はティエラ・デル・フエゴ国立公園内をちょっとドライブ。
この公園は1960年に国立公園に指定された場所で、面積は東京都の3分の1の広さ(630平方km)あるんだそう。
遊歩道もあちこちにあるので、気になった所で車を停めて歩いて行けます。
国道3号線終点の≪ブエノスアイレスから(まで)3079km≫の標識ともお別れ。
このモノトーンの標識は、3号線沿いではあちこちで見かけますよ。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園の遊歩道といえば、アルゼンチンとチリにまたがるロカ湖へ行くコースがポピュラーなんですが、SUR SHANGHAIたちは自分たちが「あ、ここよさそう。ヽ(*^ω^*)ノ」と思った場所で車を停めてちょっと歩いてみます。
遊歩道は、こんな感じで一応整備はされています。
ただ、SUR SHANGHAIたちが歩いてみた道筋に限って言えば、売店などの設備は無し。
飲み物やスナック程度は準備して行きましょう。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園には、一瞬、『あれ? ここは日本のどこかの高原?』と錯覚してしまうような景色もあった。
このあたりにはレンガと呼ばれる南極ブナが多いんだとか。
秋の初めの、湿った林の香りが心地いい。 -
湿地と林が同居している眺め。
この緩い流れも、さっき見てきたラパタイア湾に注ぐ川よね。
あれ、これって、ビーバーが作ったダムじゃない?
…と思ったら…、 -
…遊歩道には、ビーバーの説明看板も。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園には、このほかにもラクダの仲間のグアナコ、ウサギ、キツネ、シカの仲間も数多く生息しているんだそうです。 -
さっきからスマホの地図アプリで自分たちのいる場所確認をしていた旦那が、
「おい、アルゼンチンとチリの国境がこの近くにあるぞ。」と見せてくれた。
スマホ画面の赤い破線がその国境で、自分たちの立っているあたりから300m位先。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園の西部はチリ国境に接しているし、公園内のロカ湖は両国にまたがっている位なのでびっくりする事ではないんですが、なんだかまるで不法入国間際のようでドキドキ。 -
イチオシ
そのアルゼンチンとチリの国境がある方向を眺めると、湿地の奥の方に人工的に造られたような土手状の盛り上がりが視界を横切っていた。
「あれがきっと国境線よね。( ・ノω・)コッソリ」
そして、SUR SHANGHAIとその旦那は、((゚д゚o)キョロキョロ(o゚д゚))とあたりを見回しつつ、湿地帯をジャブジャブと渡ってチリ国内へ不法入国。
…という事は無く、(;^ω^)
遊歩道も車道へと戻るように造られていたので、おとなしく引き返します。 -
ティエラ・デル・フエゴ国立公園のラパタイア湾寄りは、ロカ湖から流れ出すラパタイア川周辺に湿地や小さい湖が多かった。
これはラグーナ・ヴェルデという小さな湖。
3号線脇に標識が出ていて、すぐ分かります。
文字通り、緑色に見える湖水が魅力的。 -
同じラグーナ・ヴェルデでも、ちょっと曇ったり違った角度から見ると印象が一変。
う〜ん、お天気のいい夕暮れに来たらきれいだろうな。 -
イチオシ
来た時に通ったティエラ・デル・フエゴ国立公園入口のチケット窓口を通り過ぎ、公園外へ。
ウシュアイアの市街地方向へ3号線を走って行くと、こんな牧歌的風景の場所があります。
3号線のすぐ下に見えますよ。
ここは何かと言うと…、 -
…≪世界最南端のゴルフ場≫、ウシュアイア・ゴルフ・クラブでした。
ちなみに緯度は、南緯54度48分だそう。
1992年にオープンしたのかな。 -
≪世界最南端のゴルフ場≫、ウシュアイア・ゴルフ・クラブのあたりから、ウシュアイア市街地方向を見る。
ゴルフ場を貫いて流れるこの川の名はピポ川?
間違っていたらお許しを。<(_ _)> -
イチオシ
戻って来たウシュアイアの街。
曇ってはいるものの、ウシュアイア湾は凪いでいて、アンデス山脈の雪山の倒影がくっきり。
よ〜し、今日の後半は、3号線を北上して、ここから見えるあの雪山の向こうへも行ってみよう!
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