バルトの国々を訪ねて ( エストニア篇 ) ① ～ 首都 Tallinn ( タリン ）滞在の記

2014/06/30 - 2014/07/03

イギリス滞在を終えて、バルト３国へ向かった。先ずは、ロンドン・ヒースロー空港からコペンハーゲン経由でエストニアの首都 Tallinn ( タリン ）を訪れた。バルト３国は初めて訪ねる国々で、しかも十分予備知識があるわけではなかったので、かなり不安な要素があった。

しかし、最初の訪問国エストニアのタリン空港からホテルに到着し、しばらくあたりを散策してみると、英語は十分通じ、地元の方々は親切で、心配していたことは払拭してしまった。

タリンでは旧市街を中心に歩き回った。旧市街は約2.5kmの城壁に囲まれた区域で、そんなには広くない。

７・８月の夏季は日が沈むのが10時半から11時頃で、どうしても遅くまで出歩くことが多かくなってしまった。しかし、この時間帯まで開いているところはレストランかカフェくらいで、商店はすべて閉まっている。夜景を撮りたいと思っても難しかった。

エストニアを旅行した後、ラトヴィアそしてリトアニアを回って帰国した。１か月の旅行であったが、最初はあまりこれらの国々に対する知識は多くはなかったが、旅行を続けていくうちに理解の度を深めていき、一層興味深い旅行となっていった。

今回のバルト３国旅行記は20篇くらいになりそうである。ご興味があるようならば、ご辛抱いただき、お付き合いください。

■ 「バルトの国々を訪ねて( エストニア篇 ） ② ー Tallinn ( タリン ）で Song Festival （ 歌の祭典 ）に参加」
　http://4travel.jp/travelogue/10916522
■ 「バルトの国々を訪ねて( エスト二ア篇 ) ③ ー Tallinn（ タリン )　から Narva ( ナルヴァ）へ」
　http://4travel.jp/travelogue/10933069
■ 「バルトの国々を訪ねて( エストニア篇 ） ④ ー エストニア最古の大学を擁すTarfu (タルフ )へ
　http://4travel.jp/travelogue/10934002
■ 「バルトの国々を訪ねて( エストニア篇 ) ⑤ ー海辺の保養地 Haapsalu ( ハープサル ）に滞在
　http://4travel.jp/travelogue/10934093
■ 「バルトの国々を訪ねて( エストニア編 ) ⑥ ー さらにもうひとつの海辺の保養地 Paurmu ( パヌル ）も訪ねて」
　http://4travel.jp/travelogue/10935023

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0

＜ヒースロ―空港第３ターミナル ①＞

ヒースロー空港第３ターミナルを夜12時30分に出発するために、かなり早く空港に到着してしまった。９時頃である。あたりはようやく暗くなり始めた時間帯である。

＜ヒースロー空港第３ターミナル ②＞

チェツクインまで少々時間があったが、あまり動き回りたくなかったので、免税品店で時間をつぶすようなことをせず、待合室で待っことにした。

今回、東京⇔ロンドン間は　Scandevian Airlines を利用し、Copenha-gen 空港で乗り換えた。コペンハーゲン⇔タリン間はこの画像のようなエストニア航空を利用したが、初めての航空会社である。

飛行機の内部は座席が２×２で、中型機種とでも言うのだろうか。

ここはホテルの入り口で、数百年を経ている古いホテルである。

宿泊した部屋の様子である。

Olde Hansa ( オールド・ハンザ ）というレストランで夕食をとった。

このパンフットのようなメニューはもうかなり使い古され、手垢で汚れていたが、エストニア語（ 右側 ）と英語（ 左側 )で書かれていた。

このレストランで働いている人々は皆中世期風の服装をし、しばし遠い昔の世界に誘われたような気分であった。

ウェイトレスの方たちも同じように昔の服装をまとい、気軽に料理の説明をしてくれた。英語を話すので、何ら問題はなかった。

エスト二ア料理とでも言うようなものをオーダーしてみた。

店内はこんな具合で、薄暗い照明が店の雰囲気を盛り上げていた。

暗めの照明で、テーブルの上にはキャンドルが灯もされ、雰囲気を盛り上げている。

街を歩いていると、日本料理店があった。中を覗くと、あまり客はいないようである。

＜夜のラエコヤ広場 ①＞

この時間帯で10時半を過ぎているが、ようやく暗くなり始めたところで、暗くなるのが大変遅い。

この広場には旧市庁舎が建ち、タリンの街の中心地である。落ち着いた建物が並び、中世期風な雰囲気が濃厚である。

＜夜のラエコヤ広場 ②＞

＜夜のラエコヤ広場 ③＞

街の通りには暗くなって街灯が灯された。派手なネオンサインは一切ないので、静かな雰囲気が漂い、歩いていても落ち着く。

路地裏を歩いていると、街灯に照らされた建物が美しく輝いている。

＜Oleviste Church の遠景＞

＜Oliveste Church の内部＞

電灯がまるで芸術作品のように天井から下げられている。

かなり年数の経った木造建築があり、恐らくタリンではこんなに古い木造の建物は他にないものと思われる。

この建物は某国の大使館で、かなり古い建物のようだ。

＜Three Sisters＞

この旅行記へのコメント （4）

• TKさん 2014/12/31 21:45:59

  Old Hansaレストラン　美味しかったです。

  Tamegaiさん
  
  こんばんは、今紅白歌合戦を見ながら書いています。
  
  タリンの旅行記読みました。
  
  なんと、Old Hansaレストラン　の写真、懐かしいです。
  ここの内装、中世の雰囲気で、しかも、料理の味もおいしい！
  
  特に、キノコのスープ（Tamegaiさん、食べました？）、絶品でした。
  
  失礼、食べ物の話ばかりで。。。
  
  タリンの街自体も、こしっとりしていて、こじんまりしていて、
  楽しい街でしたね。
  
  ありがとうございます。
  
  ｂｙ　TK
  
  
  

  Weiwojingさん からの返信 2015/01/01 00:04:35

  RE: Old Hansaレストラン　美味しかったです。

  TK さん、新年おめでとうございます。
  
  タリンに行かれたことがあるのですか。Old Hansa レストランにも行かれたのですか。私はここで食事をし、一緒に行った友人がここでバイオリンを弾たりして、忘れられないレストランですね。キノコのスークは食べませんでした。
  
  今、私はフイリピンにいて、ここで新年を迎えています。TKさんもどうぞよい新年をお迎えください。2015年もよろしくお願いします。
  
  Tamegai
  
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• ドク金魚さん 2014/09/23 22:59:01

  お疲れ様でした　(*^_^*)

  　Tamegai様
  
  
  こんばんは　バルト三国の旅行記は、これからですね。
  今はフィリピンへの準備ですね。
  
  タリンの街は、どことなくチェコに似ていました。
  レストランの雰囲気も料理も。
  ホテルの緑のドアは素敵でした。
  あんな感じのドアは珍しくないのでしょうか？
  何だか懐かしくなってきました。
  
  フィリピンの赴任先はどこですか？
  何か気になって・・。
  台風も派手に来るところですし。
  フィリピンではメイドさんや運転手が付くんですか？
  
  
  北海道は、寒くなりました。
  年末はイベントが多いですが、除雪など思うと
  テンションは下がります。
  
  では　お邪魔しました　ドク金魚

  Weiwojingさん からの返信 2014/09/24 06:39:36

  RE: お疲れ様でした　(*^_^*)

  ドク金魚様
  
  おはようございます。だんだん涼しくなってきましたね。フイリピンへは10月2日に出発します。私が行くところはルソン島(マニラがある島）で、北の方の San Fernando　(サン・フェルナンド) というところへ行きます。バギオの近くですね。
  
  私が派遣されるのは大企業等ではありませんので、メイドさんや運転手さんなどはいません。マンションを借りて住みます。
  
  バルト３国はとても素晴らしい国々です。特にエストニアのタリンは気に入いりました。落ち着いた中世風の街で、私にはよくわかりませんが、どことなくチェコに似ているかもしれませんね。この街では建物のドアに興味を持ちました。きれいに装飾されていて、ほかの国にはこのような建築物あまりありませんね。
  
  これから少しずつバルト3国を紹介していきますが、あまり観光地の写真と言うよりはむしろ私の目を通して見た風景や人物などです。これからも見ていただければと存じます。
  
  では、これで。
  
  Tamegai