2014/07/22 - 2014/07/22
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funasanさん
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夏休みに入った7月下旬から妻と2人で2週間ばかりヨーロッパ個人旅行をしてきた。飛行機はルフトハンザドイツ航空利用で、往路は「名古屋→フランクフルト→アムステルダム」、帰路は「パリ→フランクフルト→名古屋」。今回は贅沢をして全線ビジネスクラスに搭乗した。と言ってもユナイテッドマイレージ利用の特典旅行で2人合わせて24万マイル放出した。ユナイテッドの特典旅行には燃油サーチャージ代も無料で、空港税程度の出費で済むので実にありがたい。
写真:ルフトハンザドイツ航空の新ビジネスシート
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7月22日早朝5時起床。電車に乗り遅れないよう注意して7時30分には中部国際空港に到着する。ビジネスクラスのカウンターでチェックインを済ませ、すぐに「スターアライアンス・ラウンジ」(写真)に入る。
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ここのラウンジは広くはないが、多くの座席が空港の滑走路に面しており眺めがいい。
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まずは眺めのよい席を確保する。次にビュッフェカウンター(写真)に行き好きな飲み物と食べ物を調達する。
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順調な旅の出だしにほっとひと息、ここで我々夫婦の朝食(写真)タイムがはじまる。サンドイッチ、パスタ、寿司…。どれもうまい。ただし、食べ過ぎ厳禁!ビジネスクラスの食事に影響が出る。と分かっていながら、つい箸が進む。
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私はビジネスラウンジの静かで優雅な雰囲気が大好きである。お酒が飲めれば、ここでビールかワインで祝杯を上げるのだが…。私はカプチーノとプチメロンパンで締める。(締まらない話)
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Wifi用(無料)の長いテーブルがラウンジの一段高い所に設置してある。ここでパソコンを開けば滑走路を眺めながらネット接続ができる。だが、私はパソコンは持参しない。デジカメのみ。ネットに振り回されることなく、ひたすら海外旅行を楽しむ。
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いよいよビジネスクラスの機内(写真)に入る。機種はエアバス340の大型機でビジネスクラスの座席配置は横2-2-2の6列、エコノミークラスは横2-4-2の8列。
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我々の席は窓側から2席(写真)。ビジネスの座席1列あたり窓3個分のスペースを確保している。エコノミーは通常窓1個である。
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よって、概算すれば、ビジネス座席の横1列6人分のスペースにエコノミー座席は横1列(8人)×縦3列(3人)、合計24人分の座席が充当される。お客1人当たりの占有面積はエコノミー1に対してビジネス4となる。
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さらに、ビジネスクラスの食事はフルコースでワインリストも豊富、機内が雲上のレストランとなる。食後眠くなれば座席をベッドにして寝ればいい。これ程快適な飛行機の旅はない。よって、ビジネスクラスの航空代金がエコノミーの何倍もしても不思議でも何でもない。(と私は思う)
写真:出発前のウェルカムドリンク -
参考までに夏期の名古屋⇔フランクフルト往復ビジネス代金は約55万円。夫婦で飛べば航空代金だけで110万円となり財布どころか貴重な財産が飛んでいく。
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ケチな平民でも何とかして王侯・貴族の雲上生活(ビジネス・ファーストクラス)を体験してみたい。そのために日々、涙ぐましい努力をしてマイルを集める。このマイレージこそ、平民の夢を叶える魔法である。(注:最近、ユナイテッド航空はマイレージプログラムを大幅に改悪し、魔法の力が半減してしまった。)
写真:日本の山岳地帯上空を飛行中 -
いよいよ最初の食事がはじまる。まずは冷たい飲み物から…
妻はワインリストからさりげなく「2008年フランス・ブルゴーニュ産レッドワイン」を注文。カッコイイ、ヒューヒュー
私はアクセントを強調して「アップルジュース、プリーズ」(情けない!) -
私は洋食のコースを選択。妻は和食にして、お互いにシェアして全部を食べ尽くす。まさに平民が1夜限りの貴族に成り上がった気分で…。
洋食の「オードブル」と「サラダ」
オードブル…車海老のポーチ、オリヴィエ・サラダ、
サラダ…イエローとレッドピーマン、赤キャベツ・もやしサラダ、 -
和食の「前菜」「小鉢」「麺」
前菜…鰻寿司、梅びしお、かっぱ巻き、黒豆、鴨ロース煮、鯛昆布巻き、その他
小鉢…養老豆腐
麺…茶蕎麦 -
洋食の主菜
牛テンダーロインのハーブソテー、ブラックペッパークリームソース、ホースラディッシュ風味ポテト -
和食の「台の物」「吸い物椀」「香の物」
台の物…鹿児島産黒豚の角煮、大根、人参、ほうれん草、南瓜、御飯 -
私のチーズ、デザート、フルーツ、コーヒー
チーズ…ブルー・ド・ネージュチーズ、チェダーチーズ
デザート…クリームチーズのアプリコットケーキ、レッドフルーツ
フルーツ…フルーツ盛り合わせ -
妻のデザート、フルーツ、コーヒー
デザート…和菓子
フルーツ…フルーツ盛り合わせ -
1時間以上かけて雲上のレストランの食事が終了した。十分満足した料理であった。
写真:ビジネスクラスの付属品 -
トイレに行き、歯磨きをして食後の自由時間に備える。何しろ名古屋からフランクフルトまで12時間もかかる。このロングフライトこそ、ビジネスクラスの真価が発揮される。
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手元にあるボタン1つで座席は好きな角度に変更できる。座席をリクライニングさせ大きなテレビ画面で新作の映画を見てみる。
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疲れたら座席をフラットベッドにして音楽を聴く。アイマスクをして好きな音楽を聴いていると、ここが機上であることを忘れ、そのうち深い眠りに入る。
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目覚めるとおやつタイムである。客室乗務員が「ケーキ、フルーツ、おにぎり」等を持ってまわってくる。コーヒーとケーキで目覚めた後は、読書である。
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読書に飽きたら映画、疲れたらベッドで音楽、仮眠、目覚めたら読書、これを繰り返す。狭い機内が極上の快適空間になる。何時間乗っていても飽きない。
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2度目の食事が始まる。
≪洋食メニュー≫(写真)
オードブル…イカのマリネ、パルメザンチーズ、オレンジ、レモン、パンプキン、パセリ、ローストカシューナッツ
主菜…鶏肉のほうれん草とブロッコリーのルーラード、赤ピーマンのポレンタ、白ワインクリームソース
デザート…新鮮な果物 -
≪和食メニュー≫(写真)
前菜…厚焼き玉子、蒲鉾、さつまいも、枝豆、フキ、こんにゃく
味噌汁
台の物…鰻蒲焼、山椒、海老芋、人参、さやいんげん、御飯
香の物…漬物3種
デザート…新鮮な果物 -
最後はコーヒーと甘いドーナツ。十分満足。
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名古屋を飛び立って既に11時間くらいは経っている。飛行機はヨーロッパの上空をドイツ・フランクフルトに向けて進んでいる。
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緑の森に囲まれたフランクフルト(写真)が見えてきた。
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そして、フランクフルト空港(写真)に到着。時刻は現地時間の午後3時である。
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トランジットエリア内で入国審査・次のフライトへのセキュリティチェックを受け「ルフトハンザ・ビジネスラウンジ」(写真)に急ぐ。全てがスムーズに流れて助かる。
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ここはルフトハンザのヨーロッパ路線向けビジネスラウンジ(写真)でそれほど規模は大きくはない。午後3時過ぎのためかお客は少なく、静かな雰囲気が漂う。
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ビュッフェカウンターをのぞいてみると、サラダ類(写真)がある。機内食では生野菜不足だったので丁度いい。
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生野菜をメインに野菜スープとフランスパン(写真)で軽い食事にする。
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ラウンジ内の中央にバーカウンター(写真)があり、何やら注文できそうだ。そこで何も考えず(ロングフライト後のため思考力ゼロ)「カプチーノ、プリーズ」と注文する。
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ケースに置いてあったドーナツと一緒にカプチーノを味わう。これが抜群にうまい。勿論、全て無料である。
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時間があればここでゆっくりしたい所であるが、30分程で搭乗口に行く。
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午後4時25分発オランダ・アムステルダム行の飛行機に搭乗する。機種はエアバス321で、座席配置は横3-3の6列。我々はこの便もビジネスであるが、ヨーロッパ内のビジネスはエコノミーとほとんど変わらず3席中の中1席が空席になっているだけである。
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フライト時間はわずか1時間10分。それでも軽い食事(写真)が出る。これも食べてしまう。今日は朝からどれだけ食べ続けたのだろうか?
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食事が終わる頃にはオランダの緑の大地が見えてくる。そして、午後5時35分、アムステルダム・スキポール空港に到着する。名古屋を出発してから15時間の長旅であった。
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雲上の貴族の生活(ビジネスクラス)は実際に体験してみると快適過ぎてやみつきになる。しかし、こんな食べ放題・飲み放題を続けていては病気になる。
「明日からはケチな平民にもどってしばらく粗食で我慢しよう」と私が言うと、もともとケチな妻は大賛成である。 -
重いスーツケースを引っ張り空港から電車に乗ってアムステルダム中央駅(写真)まで行く。いよいよヨーロッパ大旅行のはじまりである。
「オランダ(3泊)ベルギー(2泊)ルクセンブルク(2泊)の世界遺産巡りとパリ滞在(6泊)」に続く。
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