2014/06/30 - 2014/06/30
42位(同エリア119件中)
紅映さん
水平線まで続く日本一の高層湿原「サロベツ湿原」は北海道北部にある豊富町と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原で「利尻礼文サロベツ国立公園」に属します。
広大で北海道のスケールがそのまま肌で感じられる雄大な自然の宝庫です。
サロベツ湿原は広大な泥炭地でもあり、低位、中位、高位の泥炭層の分布とそれぞれに特徴的な湿原植物が見られます。
また、野鳥の渡りの通過点として知られ、春秋にはガンやカモなどが翼を休めている姿を観察できるそうです。
旧サロベツ原生花園自然教室(平成22年10月末 閉鎖)には何回か訪れたことがありましたが、平成23年4月に新しい利用拠点として誕生した「サロベツ湿原センター」へは、今回初めて行って来ました 。
実は青い芥子に会いに幌延まで行ったので、その帰りに寄りました。
旅行記「ヒマラヤの青い芥子に会いたい・・・♪」
も合わせてご覧頂ければ嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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サロベツ湿原センター
旧サロベツ原生花園自然教室(平成22年10月末 閉鎖)の1.5km東側に位置する 泥炭採掘工場跡地において、国立公園の案内解説や情報提供のための 新たな利用施設の整備が行われ、平成23年4月に「サロベツ湿原センター」が 新しい利用拠点として 誕生しました。展示棟などでサロベツ湿原の形成の歴史や自然がわかりやすく紹介されています。
また泥炭工場の機械や浚渫船など泥炭採掘の開拓を伝える泥炭産業館も併設しています。雄大なサロベツ原野や利尻山が一望できる展望デッキや、原野を間近で観察できる1周約1キロにおよぶ自然観察路(木道)も整備されました。
併設のレストハウスサロベツは湿原に囲まれてお食事と休憩ができる施設です。 -
サロベツ湿原センター
http://toyotomi-kanko.net/shitsugen.htm
豊富町HP
http://www.town.toyotomi.hokkaido.jp/web/PD_Cont.nsf/0/44AA04EB32EDC2A049256E17002893E2?OpenDocument -
浚渫船(しゅんせつせん)
サロベツ原野は広大な泥炭地でもあったので、資源を求めこの湿原(泥炭地)を、かつて日本政府は掘削して泥炭を掘っていました。
更に農地開発のために乾燥化が進み、結果として湿原は破壊され、ササの侵入との戦い。当初のサロベツ原生花園はついにササに負けて閉鎖されました。
その後、現在の場所に移って湿原を保護しているのだそうです。
今は自然を保存しようという反省を込めて浚渫船を展示しています。 -
浚渫船の説明板
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浚渫船の展示
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原野を間近で観察できる1周約1キロの自然観察路(木道)が整備されています。
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エゾカンゾウが咲き乱れています。
<エゾカンゾウ>
ユリ目ユリ科 多年草
初夏、海岸や高山の草地でオレンジがかった黄色い花を咲かせます。
花弁は 内外3枚ずつ。
通常、1日花です。
本州北部から北海道に広く分布していますが、特に北海道での群生は見事と言われています。
若葉やつぼみ、花びらは山菜として食用となるそうです。 -
エゾカンゾウ
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流れに沿って咲くエゾカンゾウ
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薄っすらですが利尻富士が見えました!!
感動です♪ -
明日は、あの山のふもとに行きます♪
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見渡す限りエゾカンゾウの群生です!!
いったい、どこまで咲き続いているのでしょうね。 -
エゾカンゾウ真っ盛りのサロベツ原野です。
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<カキツバタ>
アヤメ科 多年草
本州中部以北、北海道
水辺やいつも湿った場所でなければ生育できないアヤメです。 -
<サギスゲ>
湿原に生えるカヤツリグサ科の多年草
ワタスゲに似ていますが、ワタスゲがひとつの茎に小穂をひとつつけるのに対してサギスゲは数個つけます。
地下茎が長く株立ちにならないことや茎の葉に葉身があることなどもワタスゲとのちがいだとか。 -
いつまでも眺めていたい景色です♪
明日は利尻島へ渡ります。
明日も見えるといいなぁ〜と思いつつ・・・
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