2008/06/19 - 2008/06/21
802位(同エリア1139件中)
かとぽんさん
コロナ禍の今、大好きな旅行もままならずガマンガマンの日々が続く。。。
そんなある日ひょんなきっかけで話題に上がった2008年の山陰山陽の旅。
はるか昔の旅の記憶をたどってます。
当時つとめていた文化団体の事務局の関係で関わっていた方々と山陰・山陽を旅してきました。
旅のコーディネートをしてくれたのは当時会長だったFさんで御年78歳ながら会長職の他にもビデオ制作の仕事もバリバリこなすスーパーマンw
旅の同行メンバーは会長、常任理事、書記、会計など文化協会の主要メンバー、大半が70歳台という総勢7名の中私は最年少の40代w
「ワシが今まで旅行した中でよかった所を厳選して最高の旅行をコーディネートしてやるわー!」と豪語し気合たっぷりで自ら愛車エスティマを駆りいざ出発?!
だが会長にもしものときは私が運転を代わるようにと仰せつかり道中は私が助手席でナビをつとめる羽目に(;^_^A アセアセ・・・
さてさていかなる旅になりますやら??
尚、画像は当時使用していたガラケーを駆使しサイズの小さな写真も含まれてます。
また文中には参加メンバーの中で趣味で俳句をたしなむOさんから提供して頂いた数首の俳句も掲載してありますので合わせてお楽しみください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
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-
旅に先立ちこんなしおりを作成。
題して「山陰・山陽しらなみ良人の旅」です!
なんでしらなみ良人なのかといいますと
前の年に文化団体の創立30周年を記念して
小学生を対象に公募しこども歌舞伎の「白浪五人男」の公演を行ったことに由来していると思われます。
白浪五人男は悪事をはたらく悪党どもの集まりですが
私達は善人だよね?ということで良人と相成ったわけでありますw -
旅行第一日の行程は
会長Fさんのお宅から出発し、順次メンバーをピックアップしていくのだが
さすが高齢者が大半を占める今回の旅、出発時間は5時半とめっちゃ早いw
なにせ今日一日だけで400kmも移動しなくてはならないからだ。
早起きが苦手の私にはひじょーに辛い旅のスタートw -
出発当日はあいにくの雨模様。
まぁ梅雨の時期なんだから仕方ないですねぇ〜
伊勢湾岸道から新名神〜名神〜中国道〜山陽道と乗り継ぎしまなみ海道へさしかかりました。
しまなみ海道といえば瀬戸内海に浮かぶ島々を走る風光明媚な景勝地なのだが
こんな天候ではザンネン。
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◆しまなみへ 旅のはじまり 梅雨しとど -
しまなみ海道の因島から生口島へ渡りつぐ頃には雨も降り止みどんよりした空に薄日が差し始めました\( ´∀` )/
-
生口島北ICから20分ほど海沿いを走行し
まずは平山郁夫美術館をたずねます。 -
平山郁夫美術館
広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
(0845)27-3800
瀬戸田は平山画伯のふるさと。
平山画伯が少年期を過ごした瀬戸内の碧い海や緑の島々など豊かな自然と風土の中で育まれた感性で描かれた作品が収蔵されています。 -
平山画伯は中学時代の勤労動員で広島市にいたときに被爆。
その後遺症に苦しめられた経験からやがて仏教伝来をはじめとし
東西文化交流の路シルクロードへと広がっていきました。
「絲綢の路 パミール高原を行く」(2001年)(しおりより)
171×363の大迫力のスケールで描かれた作品にしばし目を奪われる。
この作品が発表されたのは画伯が71歳の頃です。
40万kmにもおよぶ取材旅行の末に描き上げられた作品からは画伯の強い思いがにじみ出ています。
(尚、当然ながら館内は撮影禁止ですのでこの画像はしおりから引用したものです) -
平山美術館でシルクロードのロマンに思いを馳せつつ観覧を終える。
ときはすでにお昼をまわってます。
この辺りでめぼしいお食事処は??と物色。 -
まきの日本料理
0845-27-3032
広島県尾道市瀬戸田町沢209-26
営業時間
11:30〜14:00
17:30〜20:00
ランチ営業、日曜営業
定休日 水曜日
こちらのおすすめメニューは海鮮丼と鯛めしです。
鯛めしも魅力的でしたが時間がかかりそうだったのでメンバー全員海鮮丼で!
瀬戸内のとれとれ海の幸満載の海鮮丼に舌鼓♪
つまに添えられた飾り切りの大根にも感嘆!
島の名物蛸を期待していたメンバーは入ってない事にちょっとガッカリw -
お腹も満たされ次なる目的地へ
平山郁夫美術館からほど近い耕三寺へやってきました。
極彩色の立派な楼門がお出迎え。
大阪で鋼管溶接業の草分けで成功をおさめた金本耕三氏が母の供養のために建立しました。
宗派は浄土真宗本願寺派。
昭和10年からおよそ30年もかけて日本の様々な有名仏閣建築物を模して建てられ、堂塔の内の15棟は「国登録有形文化財」の指定を受けています。 -
救世観音大尊像
15mほどもあろうかという巨大な観音像です。
奈良・法隆寺夢殿の御本尊、秘仏救世観音がお手本。
すごい存在感〜w
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◆世の中はみな観世音 花の春 -
ん?これもどっかで見たような??
なんと京都の宇治平等院を模したもの。
いや〜、いくら母上様の
ご供養とはいえどんだけお金かけるんでしょーか。(;^_^A アセアセ・・・ -
千仏洞
地下霊場へおりてきました〜
長さ350m。最初は地獄ゾーンからスタート。
巡っていくうちに極楽ゾーンへと辺りの景色がかわっていく。
最深では地下15mにもなるのでひんやり冷気が。
何百体もの石仏が見下ろす異空間の体験。
閉所恐怖症の人にはキツいかも。 -
◆耕三寺 蓮一りん 白さかな -
その後裏山にある未来心の丘(みらいしんのおか)へとのぼってゆく。
イタリア産大理石でできた広大な庭園。
ところどころにある魔可不可思議なモニュメントに呆気にとられつつ巡りました。 -
メンバーの一人が見つけたハートのオリーブの葉っぱ。
何か幸運が訪れるかな??
見ごたえたっぷりだが何故か中国のテーマパークっぽい印象が残った絢爛豪華な耕三寺見物を終え尾道市街にむかいます。 -
坂と海の町 尾道へやってきました〜
アーケード街の入り口で旅行カバンを携えた林芙美子像がお出迎え。
小説家をめざし上京していた芙美子が5年ぶりに尾道に帰郷したときもこんなポーズで尾道の海を眺めていたんでしょーか。 -
海が見えた。
海が見える。
五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。
林芙美子「放浪記」より
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◆芙美子忌や 旅半ばなる 尾道へ -
潮の香りが漂う尾道商店街のアーケード内を散策。
レトロな雰囲気をかもし出す大和湯
平成元年まで現役の銭湯として営業していたが
今は土産物屋とカフェになってます。 -
右から横文字の「所議会工商道尾」
-
商店街から千光寺山への路地風景
-
うず潮小路
ノスタルジックにモノクロにしてみましたw -
ここらでちょっと一服しましょうか
喫茶 芙美子に入ります〜 -
お店の看板にゃんこがお出迎えw
-
「ご注文は?」
「レスカ!!」・・・とお姉さま方w
レスカとはまた最近聞かなくなりましたねw -
喫茶 芙美子の小さなしおりに放浪記の1篇が綴られておりました。
-
芙美子が多感な少女時代を過ごした旧家を観光客に開放しています。
両親と間借りの2階6帖一間暮らしでした。
幼い頃から養父と母と3人で行商をしながら転々としていた芙美子が13歳から19歳までの6年間暮らし恋におちたり文学的才能を見出され小説家を志すきっかけとなったのがここ尾道・・・
芙美子にとってここ尾道は特別の思いがあったのだろう。 -
さて、レトロな尾道商店街の散策のあとは今夜の宿の千光寺山荘へ向かうためロープウェイ乗り場まで歩いていくがタッチの差で上り最終が出たあとだった(>_<)
仕方なく車で先回りしてもらったFさんにまた戻ってきてもらう。 -
案内してもらったお部屋は東側の二間つづきの角部屋です!
窓からは尾道水道が見渡せるすばらしい眺め!
方角的に朝陽も見えるかな??ワクワク♪
ちなみにはしゃぎすぎて写真を撮り忘れたので宿のHPから拝借♪ -
部屋でひと休みしてから旅館の屋上に上がるとこんな素敵な尾道水道の景色が目前に広がります。
うーん絶景かな絶景かなw -
対岸は向島(むかいしま)
おだやかな尾道水道を渡し船が行き交う。
海と共にくらす町ってかんじです。 -
あいにくのお天気で空にはどんより厚い雲がたれこめて夕焼けはのぞめそうにないが
ここ千光寺山荘からの夕暮れはそれは感動的に美しいそうです。
是非また機会をみて訪れてみたいものです。 -
お楽しみの夕食は
こだわり豚と秘伝ダシの名物「大宝山鍋」に大きな茹でシャコやお造り、
生湯葉あんかけなど趣向をこらした料理の数々に舌鼓。
ボリューム満点でどれもおいしくいただきました! -
食後の腹ごなしに屋上展望テラスへ夜景を見物に。
昼間の景色とはまた違ったロマンチックな尾道水道の夜景が一望できます。
いやー至福の時間ですw -
このあと部屋に戻ってお風呂にゆっくりつかり
その後トランプで七並べに興じましたw
明日は早朝千光寺散策の予定のためはやばやと就寝【*-ω-)ノ" zzZZ♪ -
第2日(6/20)は
早朝4:30起床! (lll゚Д゚)ヒィィィィ!
全員早起きが大得意のメンバーの中、唯一早起き大の苦手な私(;^_^A アセアセ・・・
暗いうちから乾布摩擦を始めるMちゃんがいればラジオ体操を始めるHさんw
いやー、近頃の高齢者は元気ですw
今日は早朝出発のため朝食はヌキで千光寺を散策したあと岡山道〜中国道〜米子道を経由し島根へ抜ける予定。 -
早朝出発の為千光寺山荘のチェックアウトを前夜に済ませ
荷物を車に積み込んだのちしばし千光寺参拝します。
大宝山権現院・千光寺
開基806年
中国観音霊場十番札所です。
山荘から遊歩道を山腹に沿って歩いていきます。
ここからの眺めも絶景〜 -
尾道水道も一望できます。
今日はいまいちですがお天気がよければご来光もおがめるはず。 -
岩割松(いわわりのまつ)
樹齢数百年の大きな松の根が数トンもあるような岩を割り砕いて力強く根を張ってます。
生命のエネルギーを感じますねぇ -
鼓岩 (つづみいわ)
別名ポンポン岩と呼ばれ、岩の上を石で打つと「ポンポン」と鼓のような音がするそうです。
右の方にある横一線の岩の傷は大阪城築城の時、石垣材として搬出するため割りかけたノミの跡といわれています。 -
絶景かな絶景かな♪
これでお天気がよければ・・・w -
赤堂と呼ばれる千光寺本堂にやってきました。
ご本尊は千手観世音菩薩。
33年に一度のご開帳の秘仏です。
ここからの眺めもまた圧巻。 -
尾道水道の絶景を堪能し、千光寺参拝を終え
これから岡山道〜中国道〜米子道を乗り継ぎ島根県安来へと向かいます〜
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