★アフリカ大陸はじめの一歩　＝チュニジア＝

2014/06/29 - 2014/07/05

ポーランド＆チュニジア、＋おまけでドイツ・フランクフルト短期滞在をあわせた旅より戻りました。

去年は、既に数回の再会を果たしている気心の知れた西ヨーロッパエリアの友達に会いに行くような旅でしたが、今回は、わりと最近の日本国内で行われた多国籍あいのり旅行に参加してくれて、これから仲良くなれそうな人との今後のお話をする『仲間探しの旅』になりました。

というのも、今年は奥さんの妊娠と出産のタイミングと、海外訪問の事前計画の時期が重なり、訪問したい海外の友人たちへの日程すり合わせが難しかったこともあって、準備の少なくても大丈夫な、これから親しくなっていこうと思える新規の人たちへの顔出しの旅へと目的をシフトしたからです。

おかげで出国前に旅行準備に追われることは少なく、去年のようなホストのみんなが多くの友人を集めてのホームパーティーを数カ国で開催するような派手なことは、そんなにありませんでしたが、そのかわりに、毎晩のようにポーランドのピーター＆マーチン、チュニジアのアーメット＆ネルミンと、これからの夢を語りあい、最後には喉がかれてしまいました（笑）。

なかでも初アフリカとなったチュニジアでは、アーメットたちが『サハラ砂漠とイスラム文化満喫の旅』を提案してくれ、今から実現の日が楽しみです☆

さらにアーメットは、チュニジアを中心に自ら4万人以上のフォロワーを持つ人気ブロガーでもあり、それは同時に優秀なウェブ・マーケッターでもあることから、自ら僕たちの活動のウェブ・マーケティングについても協力したいと申し出てくれました。

まさに”国籍を超えた仲間探しの旅”を実感させてくれた一コマです。

アニメ『ワンピース』好きのアーメットも言ってましたが、登場人物（仲間や敵）が日本人（1カ国のみ）だけとは限りません。

多国籍な仲間と、グランドライン（生涯に出会う世界中の人たちの笑顔づくり）を実現するのです☆

ともかく、振り返ってみれば、今回も多くのみなさんの暖かい協力により、感動の旅を終えることが出来ました。

全て、受け入れてくれたみんなと家族の方々のおかげです。

感謝の気持ちと、みなさんの愛にこたえるべく、今後の活動で、さらに多くの世界中の人たちを笑顔にするために精進していこうと思いました☆

エリア チュニス(チュニジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

チュニジア入国前日、飛行機の乗り継ぎの関係で、ドイツに一泊したのですが、たまたまチュニジアでお世話になったネルミンのお兄さんモハメッドさん一家がフランクフルトに住んでいることから、紹介していただき、ホームステイさせていただきました。

ちょうどイスラム教の断食月、ラマダンが始まる日で、遅い夕食を一緒にいただきました。

辛子ペースト”ハリサ”をケチャップのように使う皆さんにびっくり！

チュニジアの首都チュニスにつくと、迎えに来てくれたのは、今年３月に来日して静岡の我が家に遊びに来てくれたアーメット＆ネルミンの新婚夫婦。

お互いに、日本文化好きがきっかけで付き合い始めて結婚に至ったそうです。

写真は、地中海風の建物が立ち並ぶ観光名所『シティブサイド』を案内してくれるアーメット。

今回の旅にも、お世話になるみなさんたちに日本の浴衣を着てもらってたのしんでもらうため、みどり叔母さんと、和子さんに手伝ってもらいました。

写真は、シティブサイドでチュニジアの人気のスイーツ『バンバルーニ』。

ふわっと軽い食感のドーナツです。

シティブサイドの高台にあるカフェでお茶をしました。

水タバコを楽しむ人たちや、お茶を楽しむ人たちなどもいて、アラビア文化と地中海文化が同時に楽しめます。

二日目の昼間には、学校の先生をしているネルミンが夏休みに入ったこともあって、ドライブに連れて行ってくれました。

チュニス中心市街と、もうひとつの住宅街を結ぶ大きな橋が架かっていて、日本のODAでつくられたことを教えてくれました。

この橋が出来たおかげで、以前はフェリーに乗らなくてはならなかったのに、今では車で行き来できるようになり、知り合ったばかりの頃の二人は、非常に助かったそうです（笑）。

ラマダンは断食と聞いて、「ごはんが食べられないのかなぁ〜」なんて心配していたら、そんなことはありません。

1日の中で、日中は食べないというだけで、夜には夕食をガッツリ食べます。

しかも、彼らは日中食事をとらないのに、僕らには用意してくれて、おかげでチュニジア滞在中に太っちゃいました。

ラマダンで空腹でフラフラなのに、日中に遺跡巡りにも仕事の休みをとって連れて行ってくれました。

アーメットのホスピタリティに感謝です！

高台にある大聖堂。

今は博物館兼、イベントホールになっています。

日中にシティブサイドにも行ってみました。

シティブサイドの建物の屋上に上がってみると、地中海風建築の数々が見えます。

浴衣＆着物を持参して、楽しんでもらいました。

アーメットのご両親は、同じ建物に住んでいるので、お母さんにも浴衣を着てもらいました。

アーメットのお母さんが所有する民族衣装をみどり叔母さんと和子さんにも着てもらいました。

衣装交換は期待していなかったので、今後のイベントのために良い経験となりました。

アーメットが日中仕事を休んでくれた日に、温泉がそのまま海に流れ込んでいる湯治街コルボスに連れて行ってくれました。

みんな暖かいお湯と、冷たい海の水の交わる場所で冷温浴を楽しんでいます。

コルボスから車で15分ほどいったところに綺麗なビーチがあり、そこにも連れて行ってもらいました。

チュニス市街の近くにもビーチはあるのですが、観光化されすぎていて、地元民のアーメット＆ネルミンにとっては好きではない様子。

僕も、有名な場所よりも、そういった地元ならではの場所の方が好きなので、よかったです。

アーメット＆ネルミンと一緒に来日していたアスナとも会いました。

こちらが遊びに行ったのに、お土産ドッサリもらってしまいました（笑）。


それにしても、これからの彼らとのおつきあいが楽しみです。

まずは、サハラ砂漠＆アラビア文化体験の旅の企画から始めようと思います☆

この旅行記へのコメント （2）

• norisaさん 2014/07/14 16:18:55

  素晴らしい！

  mochanさん
  
  こんにちは。
  
  いつもかかさず拝見しています。
  いつもは国内のあいのり旅行が多いようですが、今回はアフリカその他に進出ですね。
  
  常に感心するのが世界各国の方々とのネットワーク。
  素晴らしいですね。
  外務省の外交よりもはるかに実質的です。
  予算を回したいものです。
  
  mochanさんの旅行記をできるだけ多くの４トラベラーさんに見て頂きたいと思います！！
  
  norisa

  mochanさん からの返信 2014/07/14 17:49:45

  RE: 素晴らしい！

  norisaさん、いつもあたたかいコメントありがとうございます。
  
  今年の海外旅行は、4月に長女が生まれたばかりということもあって、計画が立てにくくて、とりあえず今年仲良くなったばかりのチュニジアとポーランドの新しい友人のところに、ご挨拶の旅をさせてもらいました。
  
  来年は、子供の様子次第では、これまでにめぐりあった出来る限り多くの友達のところに赤ちゃんお披露目の旅が出来たらいいなぁと思っています。
  
  それにしても、今回もしみじみ思いましたが、やっぱり日本で仲良くなったあとに、こちらから訪ねてみると、人間関係がさらに深まりますね。
  
  素敵なご縁を、これからも大切にしながら、みんなとシェアしていけたらと思います☆