2014/07/12 - 2014/07/12
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地元の瑠璃光寺五重塔でボランティアガイドなんぞやってますもので、縁のある不動院に初めて行ってみました。
そして、ここでも誤算が・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
お昼を済ませて、広島駅のバス停へ。
広島駅からの移動って、路電しか使ったことないけど、どこがバス停?、と観光案内所で聞いたら、なんのことはなく、路電乗り場の隣にバス乗り場がありました。
気にしてないものって、覚えてないものですねえ。 -
教えてもらったバス停に到着。
高陽団地行きに乗ればよいようです。
こちらには高陽団地AとCがありました。
隣のバス停にはBがありましたが、こっちでもたどりついたのかなあ。 -
広島であんまりバスに乗らないのは、道が混むってのがありますが、混む八丁堀方面は通らずに、基町経由で紙屋町のバスセンターに行って、
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安佐方面に走って、無事、目的の不動院バス停に到着。
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ずいぶんと屋根のあるバス停の横には
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アストラムライン。
接続用に雨の時にもよいように屋根が長かったようです。
元々、以前広島に来たときに、アストラムラインの路線上に「不動院前」を発見して、いつか行くぞと決めていたのです。 -
不動院は反対側にあるのがわかってたので、アストラムラインの通路を横切ります。
帰りはアストラムライン。
本通まで乗って、ホテルまで歩く予定です。 -
目当ての不動院はどこにあるんでしょう?
・・・どう見てもお寺っぽいのがありますねえ。 -
まあ、わからなくても階段降りたら、大きく看板があったわけですが。
駅から100メートルと、膝痛持ちにはありがたい距離です。 -
参道に到着して、
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見えてますのは、お目当ての金堂ではなくて、楼門です。
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楼門の仁王像は金網越し。
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でも、下にうまいこと隙間がありましたもので、
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下から撮る仁王さま方です。
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楼門から、すぐに金堂がありました。
広島市唯一の、建造物の国宝だそうです。
原爆の被害を免れたものの、ここまで助けを求めにきて亡くなられた方も多かったそうです・・・
こちらの金堂、元々は大内氏が山口を治めていたときに造られたものでしたが、こちらのお寺を創建した安国寺恵瓊が毛利氏からお買い上げして、こちらに移築してきたのです。
そして、平成になってから、研究により、瑠璃光寺五重塔がある地にかつてあった香積寺(こうしゃくじ)にあったものと分かったそうです。
ということをガイドの時に説明しながら、実物を見たことがなかったので、見に来た次第。
写真を撮ってガイドのネタにするのが最大の目的だったんですが、 -
なんと、屋根の傷みが激しくて、ここ数年ずっと改修工事をしていたようです。
表示によると工事の終了は平成26年8月末予定。
・・・しまった、もう数か月遅く来ておけばよかった・・・
もっとも、旅行後のボランティアガイドの時にこの話をしましたら、ガイド仲間の中には、行ったら完全に覆われてて見えなかった人もいたのでした。 -
ま、せっかくきたからには工事中でも撮りますけどね。
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見た感じ、床のセメント張りの準備中ってところでしょうか。
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後ろから。
屋根が二層ってのが特徴かな?
瑠璃光寺五重塔と同じく檜皮葺き(ひわだぶき)かと思ってたら、こけら葺き(板葺き)らしかったのが意外でした。
後でガイド仲間に聞いたことには、創建当時は同じ檜皮葺きだったようです。 -
ついでに楼門も後ろから。
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アストラムラインの不動院前駅もしっかり前に建ってます。
ちょうど列車が入ってきました。
次の次の便に乗れば、その前の列車が撮れそうだなあ。 -
後ろにあったお堂に行ってみましたら、お賽銭箱の前に大数珠がありました。
これ、瑠璃光寺にもあります。見た感じからして、こちらの方が古いようです。
瑠璃光寺のは、私がガイド始めて数年後につけられてたし。
数珠を落としたら、いい音がしました。
瑠璃光寺のみたいに「落とすのは8個だけ」とは書いてありませんでしたが、ちょうどこれから法事が始まるようで徐々に人が集まり始めてましたので、8個落として早々に退散。
(実はお堂を撮ろうとしたら、飾られてた遺影も入っちゃうので自粛) -
これで退散。
と一旦帰りかけて、入口の案内板を見たら、鐘楼も重要文化財のようです。
スルーしちゃってたなあ。
それともう一つ思い出したので、引き返します。 -
たしか不動院には「五重塔建設予定地」とされてる場所があるはずです。
うちのガイド仲間の間では、瑠璃光寺五重塔も持っていく気だったんじゃないか、ってことになってます。
建てられそうな場所と言えばここだろうなあ。 -
重要文化財の鐘楼撮りまして
-
今度こそ帰ろうかなあ、と思ったら寺務所が目につきます。
念のため、場所の確認をしておこうかなあ。
チャイムを鳴らそうかどうか悩んでたら、法事の人たちがやってきました。
みなさんお揃いだそうで、お坊さんを呼びに行かれました。
住職さん出られてきたので、ちょこっと場所確認のつもりで声をかけたら、なんと場所が思ってたところと違ってました。 -
法事前だというのに、親切に場所の行先を案内して戻られる住職さん(感謝)
行く道すがらに目的を話したら「瑠璃光寺さんですか」。
なんでも、以前に瑠璃光寺の住職さんとともに団体が話を聞きに来られたそうです。
それってうちのボランティアガイドの会だなあ。
記憶にないから、多分、会を立ち上げた初期の頃に行ってるんでしょうね。 -
そして五重塔建設予定地といいますと、
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軽く階段を行った先の
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墓地のそば。
一般の檀家さん方のお墓に交じって、安国寺恵瓊と関わりの深い豊臣秀吉の遺髪墓があり、 -
お寺の中興の祖、安国寺恵瓊のお墓は、ちょっと曲がってるけど大丈夫なのかな?
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関ヶ原の戦いの後、広島というか安芸の国を治めた福島正則のお墓もこちらにありました。
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どうもこのあたりというか、フェンスのあるあたりが、五重塔建設予定地だったとか。
住宅地の造成等で、だいぶ当時に比べると地形が変わっている(住職さん談)そうですが、多分高台に塔って感じだったんでしょう。
この場合の五重塔は、瑠璃光寺の五重塔の可能性が高いので、下手すると金堂も五重塔も両方広島に持ってかれてたかも、と思うと、五重塔が残ってよかったです。 -
なかなか眺めがよいので、このあたりでアストラムラインの列車が来るのをねらいますかねえ。10分おきに来るので、1本くらいは遅らせても大丈夫ってのが、ありがたいです。
地元の公共交通機関は、1本逃すと致命傷なことがしょっちゅうです・・・
墓地をうろうろしてましたら、観光客と思しきお兄さんがやってきました。
ここまで観光に来る人もいるんですねえ、って私もか。 -
入っていくアストラムラインが無事撮れました。
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不動院を後にして、
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アストラムラインの駅に到着。
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新しい駅だけあって、安全対策がとられてますねえ。
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やってきた列車は
-
めっちゃ、サンフレッチェ。
本通と反対の終点に、ホームスタジアムがあるんでしたっけ?
この後は終点本通まで乗りまして、急いでこの日のお宿、ドーミーイン広島に向かったのでした。
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