2014/07/08 - 2014/07/08
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Tomoko@イタろじさん
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余市(よいち)町は北海道小樽市の西にある人口2万人くらいの日本海に面した町です。
漁業の他には古くから果樹栽培が有名で、果物狩りができる観光農園も町内に何カ所かあります。
近年ではニッカウイスキーの蒸溜所が国内の工場見学満足度で上位にランキングされています。
余市は2014年の秋から始まるNHK朝の連ドラ「マッサン」の舞台です。「マッサン」はニッカウイスキーの創業者の竹鶴政孝・リタ夫妻の物語です。
ドラマが始まり本格的に賑わう前に、所用で来札していた母と一緒に日帰りで行ってみました。
私は何度か行ったことがあり、母には初めての訪問です。
さて、ここで問題です。
「天使の分け前(エンジェルズ・シェア)」って、何のことでしょう?
ヒントはこの写真です。
答えはこの旅行記の中盤、この写真と同じ所に載っています。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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札幌から公共交通機関で余市に向かうにはJRか中央バスです。
今回は行きをバス、帰りはJRにしてみました。
JRの所要時間は1時間強・・・と書くと札幌から近そうですが、小樽で乗り換えが必要(直通便は朝と夜のみ)、小樽からは各駅停車になります。
列車は1時間に1〜2本程度、12時台と15時台は札幌に戻る便がありません。
運賃は片道1,070円。
バスでは余市まで片道1,030円、往復だと1,890円でした。
日中は1時間に2本程度です。
出発地点は札幌駅の南口のバス乗り場12番です。往復チケットは出発地点の中央バスの案内所で買えるのかな?
札幌駅から「余市駅前十字街」までは1時間50分かかります。バスが列車に比べて長いのは札幌市内を通り抜けるのに時間がかかるからなんですけどね。
★★旅メモ★★
JR北海道 http://www.jrhokkaido.co.jp/index.html
中央バス http://www.chuo-bus.co.jp/highway/index.cgi?ope=det&n=26&o=1&t=39 -
行きのバスの車窓から。
小樽を過ぎて日本海を疾走しています。この日は晴れていて、心地よい風が吹いていました。
札幌から余市までの都市間バスの大まかなルートは、札幌駅→時計台→大通公園→白い恋人パーク→ここから高速に乗る→南小樽手前から市街地へ戻る→小樽市内→余市、そんな感じです。(余市は終点ではない場合が多いので注意)
午前10時過ぎ、私は自宅近くの札幌市内某所から途中乗車しました。
これは私の個人的な意見ですが、バスだと時間はかかるけど、着実に座れて乗り換えがなく、札幌観光の場合は見どころで途中乗車や下車がで可能なのでバスも一考の価値があると思います。 -
午前11時半頃、バスはほぼ定刻に余市駅前に到着。
写真の奥が駅舎です。
私は2〜3年ぶり、4回目くらいの余市、母は初めてです。
駅前は閑散とした雰囲気ですね^^;余市駅 駅
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余市の町のあちこちに貼っている「マッサン」の告知ポスターです。
2014年9月末からの放送が始まれば、更に観光客が増えるだろうなあ。 -
食いしん坊親子はまずは腹ごしらえ(笑)
私はこの行程に合わせて出発時間を逆算したのです(*`▽´*)柿崎商店 海鮮工房 グルメ・レストラン
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同じバスに乗っていたカップルも行き先は同じでした。
ここは私が余市に行くと必ず寄るお店です。
バス停からも駅からも2〜3分の距離です。 -
駅前にある、かきざき商店です。
国道5号線沿いにあり、遠くからでもこの赤い外観が目立ちます。 -
1階が商店、2階は「海鮮工房」という食堂になっています。
休日には食事を待つ列が外まで伸びています。
★★旅メモ★★
かきざき商店 http://kakizakisyouten.com/menu -
食堂の入り口です。
この日は階段の上に数人、お店の中に十数人、そのくらいしか待っていませんでした。
それでも私たちの少し前に並んでいたオバちゃんたちが注文に手間取っていたのもあり、結局15分くらいかかりました。 -
先に食券で支払います。
商品サンプルが並んだ懐かしいスタイルです。
私は今まで週末しか来たことがないのですが、休日に食事を待つ列は階段から屋外にも続いています。
通常、食事処は席が空いていなくて順番を待っているパターンが多いと思うのに、かきざき商店は食券を買うのに時間がかかり、座席は空いています。 -
ここ数年、ホッケ定食は行く度に値上がりしています(>。<)
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海鮮工房の中の様子。階段を挟んでもう一部屋あります。
私の少し前に食券を買っていたオバちゃん軍団の騒々しさを避けるために私たちは反対側の部屋に陣取りました。
混雑時、大きいテーブルは相席になります。お水などはセルフサービス、食べ終わったお盆は自分で返却口に下げます。 -
私が頼んだホッケ定食は770円。
30センチ以上はあるホッケとどんぶり飯なのです。
10年くらい前までは同じ内容で450円でした。と思うと値上がりしてるけれど、それでも他の店に比べると十分安くて、何より美味しいです。
お味噌汁の具はワカメとネギ、シンプルでご飯が進む組み合わせです。
ご飯はホカホカの炊きたて。 -
ホッケ単品では510円。
ふっくらと焼けています。 -
母はホタテどんぶりを注文。
イカ刺しは二人で分けて食べました。単品で250円。 -
これはホタテ丼というより、イクラ・ホタテ丼ですよねえ。
純粋に「ホタテのみ」と思って注文すると驚くよなあ。
母に聞いたらホタテの貝柱は半分とか薄切りではなく、丸ごと乗っているそうです。
通常は1,100円、母はハーフ丼を頼んで(ご飯だけ半分になるとのこと)900円でした。
母曰く「うーん。具が多くてご飯とのバランスが合わないわ」←贅沢なクレームだ(笑) -
昼食の後は1階の商店でお土産や海産物を物色しました。
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前浜で揚がった海産物、安くて新鮮です。
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旬の「時知らず」という鮭なども売られていました。
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お肉屋さんもあり、野菜・果物・日用品など、簡単なスーパーのようなお店です。
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今度はニッカウイスキーの工場に向かいます。
ここも駅から歩いて数分の所です。
奥の赤い屋根の所が入り口です。
★★旅メモ★★
ニッカウイスキー余市蒸溜所 http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/index.html
年末年始を除き無休。9:00〜17:00まで -
今回は寄りませんでしたが、この道なりの奥には「宇宙記念館」があります。
宇宙飛行士の毛利衛さんは余市出身です。
長野オリンピックで活躍したスキー・ジャンプの船木和喜さんや斉藤浩哉さん、女優の故・坂口良子さんなど、余市出身の有名人は多いんですね。 -
この石造りの正門の中が受け付けです。
芳名帳があり、代表者の名前などを記入します。
私と同じページに載っていたのは大阪、岐阜、東京など道外のお客ばかりでした。
ガイドツアーも含め、施設の見学は無料です。
パンフレットを貰って自由に見るか、ガイドツアーで説明を聞きながら巡ることもできます。
ガイドツアーの申し込みはココでできます。
私は何度か来ているので自分たちのペースで見学することにしました。 -
工場見学と言っても超近代的だったり、無機質だったりな建物ではなく、このようなレンガ作りの建物が広大な緑の中に点在しています。
見学者はブラブラと敷地内を散策しながらウイスキーの製造工程を学ぶことができます。見学の最後には試飲コーナーもあります。
数年前に比べると警備員の数が増えた印象です。 -
入り口で貰ったパンフレットです。
正門やキルン棟など、いくつかは登録有形文化財に認定されているそうです。 -
敷地内の説明です。
入り口は写真の下側、駐車場は一番奥、写真では上になります。 -
ウイスキーが出来るまで。
図や写真が多く、充実したパンフレットになっています。
簡単に言えば、原料の大麦を乾燥→粉砕→糖化(温水を加えて麦汁にする)→発酵→蒸溜→樽詰めして熟成 となります^^; -
最初に見えるこの建物は「キルン棟」と呼ばれています。
ピートを燃やした煙で麦芽を乾燥させる場所です。
ここは1934年に竹鶴政孝氏によってニッカウイスキーの第一蒸留所として建設されました。
ウイスキーの味と香りは醸造した土地の自然や風土に大きく左右されます。
ここ余市の冷涼な気候や豊かな自然は政孝氏が探し求めたウイスキー作りにピッタリな条件を備えていたということです。 -
入り口近くの見学者待合室です。トイレもあります。
この日の13時の見学ツアーの参加者は約30人だそうです。
まだ5分程あったので皆さんは待機中。見学は40分くらいで終わるとか。
平日の観光地と言えば、大半はシニア女性なのですが、ここはお酒の工場見学なので男性も結構居ました。 -
ウイスキーには無縁の人でも工場見学は楽しいなーと私は思っています。
余市の観光パンフレットコーナーです。 -
お土産やウイスキーを売っているのは、この見学者待合室と原酒直売所、そして一番奥の売店「ノースランド」の3カ所です。
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結構人は来ているようですが、このように敷地が広いので自由に写真を撮りながら見学できます。
樽を再利用した撮影台や見学年月日を書いたボードなど、撮影ポイントが何カ所もあります。
時折、ガイドツアーが通り過ぎて行きます。
そのガイドさんの説明を聞くもよし、各建物の中の説明を読んだり、ビデオを再生するもよし。 -
「発酵棟」の中。
ここでは麦汁を作って発酵させます。実際に作業が続いていて独特の臭いが漂っています。 -
この日の気温は24度くらい。
日差しはそれなりに感じますが、海風が吹いているので体感的には結構涼しいです。 -
続いては、「蒸溜棟」の中を見学しました。
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伝統的な石炭直火の蒸溜法でアルコールを取り出します。
上部の巨大な煙突のような物はポットスチルと言い、この形や加熱方法の違いで様々なタイプの原酒が作られるそうです。 -
ここは「混和棟」という建物の中です。元々はリキュール工場だったそうです。
現在は樽作りの工程がわかりやすく紹介されています。 -
樽製造の様子を数分間にまとめたビデオが流れています。
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美味しいウイスキーを作るために欠かせない樽。
同じ原酒でも詰められる樽の性質によって、できあがるウイスキーの味も香りも変わるそうです。 -
★★旅メモ(パンンフレットより)★★
モルトウイスキーとは大麦(モルト)のみを原料としたウイスキーのこと。
・シングルカスクウイスキー・・・1つの樽(カスク)で熟成された物。
樽の個性がダイレクトに反映される
・シングルモルトウイスキー・・・1カ所の蒸溜所で作られた物
・ピュアモルトウイスキー・・・複数の蒸溜所のモルトウイスキーを混和させた物 -
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1894年に広島の造り酒屋に生まれた竹鶴政孝氏は家業を継ぐために大阪で醸造を学びます。
しかし、日本酒ではなく洋酒製造に興味を持ち、摂津酒造に入社。
本格的にウイスキー作りの道を歩み出しました。 -
続いては「リタハウス」という建物。
リタさんというのはニッカの創業者竹鶴夫人のお名前です。
1918年、政孝氏は単身でウイスキーの製造研究に訪れたイギリスのスコットランドでリタさんと出会い、そしてお二人は結婚、帰国しました。そして1934年には余市に蒸溜所を建設。
このリタハウスは長い間、研究棟だったらしいのですが、「耐震上の問題があって今は閉鎖されています」とガイドツアーで説明しているのが聞こえました。 -
リタハウスの周りは様々な植物が植えられていました。
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レンガの壁と赤い屋根、緑に映える可愛らしい建物が続きます。
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更に奥へ進みます。
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旧・竹鶴邸です。
玄関先は少し変わっていますね。
豪雪地帯の雪対策か、それともスコットランド風か、私にはよくわかりません^^; -
ここはリビング、それとも玄関に近いから客間なのでしょうか?
邸内のこの部屋だけ入ることができます。 -
奥のタペストリー。
とても繊細な刺繍が浮き彫りになっています。 -
天井にはシャンデリア、明かり取りの障子と簡素なステンドグラス、和洋折衷の設えになっています。
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竹鶴邸の模型。
向かって右側の部屋を公開していると思うのですが、一部屋の面積はそんなに広くはありません。 -
30年ぶりに妹さんに再会した際のリタさんの言葉。
「ワタシ エイゴ ヘタニナリマシタ」
泣き笑いみたいに妹さんに話すリタさんの姿が目に浮かぶようですね。
異国の地で日本人になりきろうとした努力したリタさん。
後で出てきますが、着物姿の写真なども残されています。 -
「マッサン」の撮影は6月上旬に既に一度行われたそうです。
この敷地の何処が出てくるのでしょうか。今から楽しみです♪ -
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敷地内の案内板。
通路が整備されていて、ほぼバリアフリーです。 -
ここは「一号貯蔵庫」という建物です。
内部はヒンヤリとしています。
こうやって土間に樽を置くことで温度や湿度の変化が起こりにくく、ゆっくりと熟成できるということです。
写真の上の方にチラッと見えますが、神事の御幣(ごへい)のような物がぶら下がっています。写真を見直したら蒸溜棟のポットスチルにもありました。
順調に作業が進むように付けてあるのでしょうか? -
これはオーク材の樽だそうです。
他にもいろいろな材を使った樽を使用しているとのこと。 -
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次の建物は「ウイスキー博物館」。
コの字型に展示物が続き、ここが一番の見どころです。
入ってすぐが「ウイスキー館」、その奥が「ニッカ館」と続きます。
それにしても、この建物の出入り口の自動ドアには驚きました。
なんと、観音開きなんだもの^^; -
キング・オブ・ブレンダー、通称ローリー卿がお出向かいです。
札幌すすきの交差点のネオンでもお馴染みですね^^ -
ここにも樽作りの説明がありました
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有料の試飲コーナーです。
私は数年前にダンナと来た時に舐めたことがありますが、熟成が進むにつれて芳醇な香りとまろやかな味になります・・・ってか!(笑)
いや、冗談抜きに本当に美味しいウイスキーはほんの少しでも良いからストレートで飲みたくなります。 -
スコットランドにちなんでタータンチェックのテーブルセンターを使っていて、ちょっと落とした照明で雰囲気良し♪♪
私の記憶が確かならば(←古っ)、貴重な竹鶴25年物などをショットグラスで800〜2,500円くらいで飲めたような。チーズやナッツなどおつまみもあります、確か。
母も私もほとんど飲めないのでこの日は遠くから写真だけ納めて素通りしました。 -
博物館の一角にある、モルトギャラリーに来ました。
ここは私が一番おすすめしたい場所です。
画面奥が醸造したてのウイスキー、そして5年経過、15年経過した樽の中を見ることができます。
樽の上の部分にはそれぞれの香りを試せる穴(?)があります。
香りは逃げないように蓋をしてあります。
この写真では少しわかりにくいのですが、透明だったウイスキーが5年後には琥珀色になり、その後更に濃くなっています。
樽に貯蔵されたウイスキーは貯蔵期間中に樽からは毎年2〜4%ずつ蒸発し、消失します。
これを「天使の分け前(エンジェルズ・シェア)」と呼ぶそうです。
天使の力を借りて少しずつ熟成していくウイスキー。何だか、素敵な響きですね(^。^*)v
ですからこの写真の一番手前の15年経過した樽の中身は半分近くに減っているのです。
この間、ウイスキーは樽の成分を吸収して、樽を通して酸素と接触するなどして熟成しているのです。
経年で中身が減るのはちょっともったいない気もするけど、この蒸発、消失がなければウイスキーの品質は向上しないということです。うーん、ウイスキーは生き物なんですね。 -
いろいろなウイスキーのボトル
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ここからはニッカ館という部分になります。
ニッカシアター浪漫というエリア。
竹鶴夫妻の出会いから結婚など、お二人の軌跡を10分ちょっとのビデオで紹介しています。
毎時00,15,30,45に上映が始まります。
ご夫妻のことをコンパクトにまとめていて、連ドラ「マッサン」の予習には必見です。 -
ご夫妻が実際に使っていたソファーなど。
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リタさんの生家のリビングを再現した一角です。
「クリスマス・プディング占い」と言われる、政孝氏・リタさんの将来に影響するエピソードが起きた場所です。
きっと「マッサン」にも出てくるでしょう^^ -
ガイドツアーの人たちが来て、一気に人が増えました。
スーツ姿の視察団を含めて、この日は何度かガイドツアーを見かけましたが、1カ所にとどまる時間は割と短かかったです。
説明が終わると出て行く感じです。
写真を撮るタイミングを考えたり、人数が多い場合は少し慌ただしいかな。 -
ガイドツアーに参加しなくても説明は聞こえるので、出くわした建物の中でそれを聞きながら自分たちのペースで見学するというのがゆっくり見たい場合の良いトコ取りの回り方だと思います。
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リタさんに関する展示です。
実際の衣服も残っています。
今から約100年前のこと、日本人との国際結婚のハードルは想像もつかない程高かったでしょうね。 -
リタさんの肖像画。
ビデオや写真が残っていて、この通りに聡明そうでお綺麗な方です。ビデオによれば、政孝氏よりもリタさんの方が背が高そうでした。 -
リタさんのパスポートかな。
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ここではウイスキー作りの変遷を説明しています。
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戦前の貴重なボトルなどもあります。
ボトル詰めしているからエンジェルズシェアではないだろうけど、中身が減っているのを見ると流れた年月の長さを感じます。 -
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この建物で見学は終わり、次からはお買い物と休憩エリアです。
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赤い門構えが目印の建物は原酒の販売所です。
余市蒸溜所でしか手に入らない原酒もあります。
奥の売店と同じ品揃えではないので、原酒に興味があればココは覗いた方が良いと思います^^
シェリー樽やシングルモルトなど、いろいろな香り(だけ・・・だったと思います^^;、試飲コーナーはレストランにあるのでね)をテイスティングすることができます。
ウイスキーは年月を経ると味も色も香りも変わるのを実感できます。 -
いよいよ、ゴール間近です。
写真右側の建物の1階はカフェとレストラン。
2階ではウイスキーなどの無料試飲をしながら休めます。
突き当たりの建物は「ノースランド」というお土産屋さんです。
更に左側が駐車場になっています。 -
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試飲は2階へ。
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2階に来ました。
結構広いですね。ツアー客が来ると混雑するんだろうなあ。 -
この日無料で試飲できたのは、ブレンディッドウイスキー鶴17年とシングルモストウイスキー余市10年、それとアップルワインの3種類でした。
アルコール商品の試飲は各種1杯とのことです。 -
かきざき商店でも見かけたカップルが居ました。
かきざき→ニッカは余市観光の黄金ルートだね。('-'。)(。'-')。 -
下戸の人やお子さん用に余市のリンゴジュースとウーロン茶もあります。
私たちはリンゴジュースをいただきました。
どんどん作っているので、まだまだ見学者が来る模様です。
ちなみにトイレはこの建物にあります。(他には待合所とお土産屋さんの中)
これだけ広い施設なのにトイレの数が少し足りないのでは・・・と思います。
既存の建物を利用しているので設置場所はともかく、個室の数はもうちょっとあっても良いかと感じました。
今日くらいの混み具合なら大丈夫だけど。 -
お土産屋さん「ノースランド」
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ウイスキーを使ったチョコやジャム、小瓶のアルコール類などが多いですが、余市の特産品なども少し売っています。
原酒がほしいなら「原酒直売所」へ。 -
駐車場の横を通って、今まで来た道を戻ります。
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この日、私と母はビデオや展示物を見ながらゆっくり見学を楽しみ、再び正門に戻るまで1時間40分かかりました。
ガイドツアーなら見学に40分くらい、試飲やお土産選びを含めて1時間程度とのことです。 -
余市駅まで戻りました。
駅と繋がっている(写真では向かって左側)売店でお土産の目星をつけてから、駅前に止まっていたタクシーに乗って次の目的地を目指します。 -
タクシーで約5分。
海の近くの「燻香楼(けむかろう)」というお店に到着しました。
燻製の「くん」だから「くんかろう」かと思ったら「けむかろう」なんですね。燻香廊 グルメ・レストラン
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では早速中へ。
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古民家を利用したカフェレストランです。
お隣の燻製屋さん「南保留太郎商店」が経営しています。
玄関で靴を脱いで入るお店、一般のお宅みたいですね。
吹き抜けになっていて、2階もあります。
店主の敬二さんは先代留太郎さんのご子息です。
札幌の地元デパート丸井今井のイベントなどでは燻製を紹介しに来ます。
★★旅メモ★★
南保留太郎商店 http://www1.ocn.ne.jp/~nanpo/
不定休です。 -
古いタンスや古伊万里みたいな大皿、素敵な内装ですね☆
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2人とも冷たいスモークコーヒーを注文しました。
ストローも出てきますが、店主に「最初の一口はビールみたいにズズ〜と飲んで下さいね」と言われました。
早速トライしたところ、燻したコーヒーの香ばしさが口と鼻いっぱいに広がって本当に美味しい!!
私は普段ブラックでは飲まないけど、これは濃い麦茶のような口当たりでストレートのまま最後まで飲みました。もちろん、ストローは使わずに^^
文句なく、私の2014年ナンバーワンのアイスコーヒーになりそうです。 -
スモークしたお肉や野菜を使ったポトフなどが有名なようです。
次回は食事に来てみたいです。 -
涼やかな風鈴の音、窓の外は日本海です。
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続いては燻製屋の南保留太郎商店へ。
海産物以外にも近年はジャガイモやお豆腐、様々な物を燻製して売っています。
ここも我が家の余市レギュラーコースなお店です。
甘エビやニシンなど、海産物のいくつかは札幌の丸井今井のアンテナショップ「きたキッチン」で購入できます。
★★旅メモ★★
きたキッチン http://www.marui-imai.jp/sapporo/s_kita_topics/index.html/燻製屋 南保留太郎商店 グルメ・レストラン
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この日買った燻製。お豆腐、数の子入りの天狗味噌、ホッキ貝のヒモ、鮭トバ、甘エビ、ジャガイモです。
お店の中は写真を撮り忘れました(>。<)
全部で8〜10畳くらいの狭いお店です。試食もできます。 -
流しのタクシーは走っていないようなのでスマホでタクシーを呼びました。
車を待つ間は通りの向かいの海を撮りました。 -
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あっという間にタクシーが来ました。
「あ、来る時と同じ運転手さん」(笑) -
右が燻製屋さん、左がカフェ。
余市で時間がありそうなら、ここまで足を伸ばしてみると楽しいですヨ。 -
さて、帰るか。
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駅に戻って来ました。タクシー代は片道千円くらい。
隣接の売店、「エルラプラザ」で事前に下見していたお土産を購入。
余市産の果物を使ったお菓子、ジュースなど色々売っていて穴場です。
今回は食べなかったけど、イートインで食べられるアップルパイやソフトクリームも美味しいですよ。余市町観光物産センター「エルラプラザ」 お土産屋・直売所・特産品
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数々のスキー・ジャンパーを輩出している余市。
ジャンプ王国 余市展示ホール 美術館・博物館
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大々的に宣伝していないので目立ちませんが(ーー;、駅の2階にはこんな展示もあります。
写真の右側、長野オリンピックで選手が実際に着用したウエアには触ることができます。
とても軽くて薄いです。着たり脱いだりするのが大変そうです。 -
〜ウィキペディアより〜
竹鶴政孝氏は旧制余市中学校(のちの北海道余市高等学校)校長に頼まれ、1941年、中学校にジャンプ台を寄贈した。このジャンプ台は当初桜ヶ丘シャンツェと命名されたが、その呼称は定着せず、竹鶴シャンツェと呼ばれている。
このジャンプ台で練習し、後にニッカウヰスキーに入社した笠谷幸生は、札幌オリンピックで金メダルを得た。 -
16:08発の列車で余市を後にし、小樽からはエアポートに乗り換えて札幌に帰りました。
小樽からは少し混んでいて私は座れませんでした。やっぱり帰りもバスにすれば良かったかな ( ̄‥ ̄)=3 -
今日のお土産。
余市は「よいち(良い地)」、楽しい小旅行でした。
しっかし、ダジャレは不発ですね( ̄¬ ̄*)
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