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スセリビメと共にスサノウの命の難を何とか逃れた大国主は、スクナビコナノカミや後の三輪山の祭神オオモノヌシノカミ(大物主神)の協力を得ながら、本格的な葦原中津国の国づくりを行う。<br /><br />大国主は出雲の国が少し小さいと思い、網で土地や島を引き寄せる。<br /><br />その拠点が出雲大社の西側に隣接する”稲佐海岸”。<br /><br />南に延びる海岸線はその時の網の跡だと云われ、長浜海岸(薗の長浜)呼ばれている。<br /><br />漸く国造りの基礎が終わり、豊かな葦原の水穂の国(あしはらのみずほのくに=日本の国)となったのを目の当たりにした天照大御神は、「ここは我が一族が納めるべき国であると」考えるようになる。<br /><br />”稲佐海岸”には弁天島が遺されており、大国主の命が天照大御神から派遣されたタケミカヅチノカミとの有名な”国譲り”交渉の末、国を譲る決断をした記念の場所だと云う。<br /><br />大国主の命は”国譲り”の条件として次の要求をした。<br /><br />「天照大御神のお子さまが天の神の「あとつぎ」となってお住まいになられる御殿のように、地面の底深くに石で基礎(きそ)を作り、その上に太い柱を立て、高天原にとどくほどに高く千木(ちぎ)を上げて造っていただければ、わたしは、その暗いところに隠れております。」(引用;日本の神話・・古事記第4話国造り)<br /><br />その結果タケミカヅチノカミは出雲大社を創り、大国主の命は出雲大社に身を潜めることとなる。<br /><br />日本の神話・・古事記<br />http://www15.plala.or.jp/kojiki/<br /><br /><br />バスを待つ間休憩した民家の軒先のさよりの一夜干しが、いかにも旨そうだ。<br />

日本の神を覗く旅路・第1部記紀の神々11国譲り交渉の舞台”稲佐海岸”

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2014/03/28 - 2014/03/28

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WT信

WT信さん

スセリビメと共にスサノウの命の難を何とか逃れた大国主は、スクナビコナノカミや後の三輪山の祭神オオモノヌシノカミ(大物主神)の協力を得ながら、本格的な葦原中津国の国づくりを行う。

大国主は出雲の国が少し小さいと思い、網で土地や島を引き寄せる。

その拠点が出雲大社の西側に隣接する”稲佐海岸”。

南に延びる海岸線はその時の網の跡だと云われ、長浜海岸(薗の長浜)呼ばれている。

漸く国造りの基礎が終わり、豊かな葦原の水穂の国(あしはらのみずほのくに=日本の国)となったのを目の当たりにした天照大御神は、「ここは我が一族が納めるべき国であると」考えるようになる。

”稲佐海岸”には弁天島が遺されており、大国主の命が天照大御神から派遣されたタケミカヅチノカミとの有名な”国譲り”交渉の末、国を譲る決断をした記念の場所だと云う。

大国主の命は”国譲り”の条件として次の要求をした。

「天照大御神のお子さまが天の神の「あとつぎ」となってお住まいになられる御殿のように、地面の底深くに石で基礎(きそ)を作り、その上に太い柱を立て、高天原にとどくほどに高く千木(ちぎ)を上げて造っていただければ、わたしは、その暗いところに隠れております。」(引用;日本の神話・・古事記第4話国造り)

その結果タケミカヅチノカミは出雲大社を創り、大国主の命は出雲大社に身を潜めることとなる。

日本の神話・・古事記
http://www15.plala.or.jp/kojiki/


バスを待つ間休憩した民家の軒先のさよりの一夜干しが、いかにも旨そうだ。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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