日本の旅　東北地方を歩く　福島県いわき市の東日本大震災の爪あとが残る勿来海水浴場、勿来駅（なこそえき）周辺

2014/03/20 - 2014/03/20

いわき市（いわきし）は、福島県浜通り南部の中核市で福島県内で最大の面積を持ち鶴岡市、宮古市、一関市に次いで東北地方で第４位の広い街。明治初期〜昭和３０年代までは本州最大で首都から最も近い炭鉱・常磐炭田を有し栄えたが石油へのエネルギー転換の際は首都圏から近い地の利を生かして工業と観光の都市に転換する事に成功し東北地方で最も工業製造品出荷額が多い工業都市であり、東北地方で最も集客力のあるリゾート施設スパリゾートハワイアンズを筆頭に、アクアマリンふくしま、いわき湯本温泉など多彩な観光資源を持ち観光客数は県内第１位の年間約１１００万人で東北地方では仙台市に次いで第２位。
２０１１年３月１１日の東日本大震災ではいわき市も被災し震度６弱を観測し４月１１日には市内南西部の井戸沢断層付近を震源とする内陸直下型地震・福島県浜通り地震が発生し震度６弱を観測し市内の至る所で断層（最大落差２m）や地割れ・亀裂が出現し土砂崩れも相次いだ。この一連の地震活動と津波により市内の全半壊戸数は仙台市に次ぐ約４万戸に上り（一部損壊も含めると９万戸）、死者は津波や土砂崩れによるものを中心に４００名以上に及んだ。
大熊町で発生した福島第一原子力発電所事故によって市北部が屋内退避区域に指定され震災と原発事故により約１５万人が避難したとのこと。東日本大震災の復興工事は現在も海岸線などで続けられており震災の爪あとの大きさがわかる。
勿来駅（なこそえき）は福島県いわき市勿来町にある東日本旅客鉄道（JR東日本）常磐線の駅で茨城県との県境近くにあり隣の大津港駅は茨城県にある。駅前には勿来関にちなんで源義家像と歌碑がある。周辺には勿来関跡、勿来海水浴場などがある。
勿来海水浴場（なこそかいすいよくじょう）は福島県いわき市勿来町にある茨城県境近くの遠浅の海水浴場で福島県浜通りでも随一の広さといわれＪＲ常磐線・勿来駅からも近く宿や海の家といった施設も充実しており年間の入込客数はいわき市内の海水浴場では２位の約１８万人。
平潟トンネル付近の断崖のすぐ北にある菊多浦（きくたうら）と呼ばれる海岸の一角で海水浴場の真ん中には二つ岩という奇岩が聳え立ち昔から歌に読まれたり絶好の釣り場になったりと親しまれてきたもので波の侵食による崩落などで海水浴客が危険に巻き込まれかねないためコンクリートを用いた擬岩工法で瓜二つに再現され護岸も整備されている。
（写真は勿来海水浴場周辺）

エリア いわき市(福島)

• 交通手段: 自家用車 徒歩

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。震災の爪あとの大きさがわかる。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。震災の爪あとの大きさがわかる。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。

東日本大震災の復興工事が続けられている海岸線。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来駅（なこそえき）周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興を呼びかけるいわき市のスーパーマーケット。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

東日本大震災の復興を呼びかけるいわき市のスーパーマーケット。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。

勿来海水浴場周辺の光景。