2012/07/28 - 2012/08/03
33位(同エリア98件中)
jun2さん
なんとなく中東ってどんなところなんだろう?
少しずつ興味が出てきて、調べ始めてたどり着いたのがヨルダン。
インディー・ジョーンズから死海など、めちゃ見所満載な場所。
調べれば調べるほど行きたくなってきた。
そんな魅惑の国『ヨルダン』は、期待通り、いや期待以上に満喫できる国でした。
写真はペトラ古墳の一番奥にあるエド・ディル(モナストリー)。
その奥の高台からの景色は、看板に書かれている通り、”ベストビューポイント”でした。
*day01 関空からドバイへ
*day02 ドバイからアンマンへ、その後マダバ。ペトラ泊
*day03 ペトラ満喫
day04 ペトラからワディラムへ
day05 ワディラムから、アンマンへ(アカバ、死海、アンマン)
day06 アンマン観光(ジェラシュ遺跡、市内観光)夜便でドバイへ
day07 ドバイ経由で関空へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は、関空経由。
エミレーツは名古屋―関空間を無料バスが走っているんですね。
バス移動ものんびりしてて以外に良いものです。 -
ドバイでの乗り換えは、同じターミナルなので楽ちん。
しかし早朝なのにドバイの空港内は人だらけ。
とにかく乗り継ぎの人が多いんだろうな、いろんなところに人が溢れている。
こんな時、プライオリティー・パスは、本当に助かる。
写真はドバイを飛びたったところ。
一面の砂漠の中に異様な高いビル群は、めっちゃ違和感です。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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ようやくアンマンに到着。
ドバイからのフライトの景色を期待していましたが、ずーっと砂漠なので全く変わり映えしない。
イミグレを出てドライバーと合流。
現地ツアーでしたが、僕一人。
男2人のツアーの始まりです。
しかしこのドライバー、少し太っちょだけど、めちゃいい奴だったなー。アンマン・クイーンアリア国際空港 (AMM) 空港
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まずは、マダバに移動。
最初に訪れたのは、聖ジョージ教会(St.George's Church)。
ここは、6世紀のビザンチン時代のモザイク地図が見れることで有名。
でも外観は結構新しいな。聖ジョージ教会 寺院・教会
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教会の中は太陽の日が入ってとっても明るい。
規模も小さいので、その辺の街の教会って感じ。聖ジョージ教会 寺院・教会
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その中心の足元にあるのが、このエルサレムを描いたモザイク画。
西暦570年より後に、エルサレムに建設された建物は描かれていないことから、それ以前に作られたとのこと。
あまりにまじかで見れるので、世界最古のエルサレムの描かれたモザイク画と言われても、ピンとこないな。聖ジョージ教会 寺院・教会
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このモザイク画はこんな感じで保存されている。
沢山の絵画が壁や柱に掛けられているけど、これみんなモザイク画なんですよね。
モザイク画って、とっても優しく見えるのがいいな。聖ジョージ教会 寺院・教会
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聖ジョージ教会の向かいにあるのが、このモザイク画のお店。
ドライバー曰く『ここは高いよ』ということなので、店の中には入りませんでした。 -
次に訪れたのは”ネボ山”。
モーゼが埋葬された場所で、クリスチャンの聖地って書かれてある。ネボ山 史跡・遺跡
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この先には、死海とエルサレムが見える...。んだけどね。
なんとなくガスっていて、あまり遠くまで見渡せないのが残念。ネボ山 史跡・遺跡
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エルサレムのいろんな地名までの距離と方角が書かれている。
神がモーゼに約束の地として眺望させたのが、ここ”ネボ山”って言われているんですよね。ネボ山 史跡・遺跡
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十字架なのかな?って思っていましたが、調べてみると青銅の蛇のモニュメントだそう。
ネボ山 史跡・遺跡
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モニュメントには、『UNUS DEUS PTER OMNIUM SUPER OMNES』って書かれている。
ラテン語で『一つの神、すべての父』。
2000年にローマ法王ヨハネ・パウロ2世が訪れたときの記念碑で、Vincenzo Bianchi作とのこと。ネボ山 史跡・遺跡
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しかし暑いなー。
こんなときはビールなんだけど、イスラム圏ではどうかなー?と思っていたら、ホテルならOKなんだって。
早速駆け付け一杯。
うまかったー。 -
一通り観光後、デザート・ハイウェイを利用して、ぺトラのあるワディ・ムーサの町に移動。
道路はむちゃくちゃきれいに整備されていて、乗っていても快適。
ま、ドライバー兼ガイドと2人旅、ガイドがめちゃくちゃ陽気でいいやつなので、楽しい旅になりそうだ。 -
途中でガソリン補給。
といっても、ちゃんとしたガソリンスタンドではなく、道端で購入。
緑色のこのガソリンは、サウジアラビアから来てるそうな。
質はいいし安いので、問題なし。だって。 -
100Kmくらいの移動だろうか? ぺトラ近くのワディ・ムーサに到着。
今日のホテルはここなんだな。
峠から見下ろすこの町のたたずまいが、なんとなく歴史を感じていい感じ。
石造りなのが良いのかも。 -
車にガソリンがいるように、僕たちも水が必要。
ということで、水の補給に来たのがここ。
街の水呑場だそうだ。
でも、ここの水、おいしかったなー。 -
翌朝、さっそくぺトラ古墳を楽しもう。
朝一でチケットセンターへ。
ホテルが近いので、楽チンね。ペトラ 史跡・遺跡
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さぁ、今回の旅の一番の目的、ぺトラ古墳へ。
天気めちゃくちゃいいし、こうやって歩き始めると、めちゃくちゃ気分が上がってくる。ペトラ 史跡・遺跡
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しばらく歩くと、なんとなく岩の隙間に道らしきものが。
これがシークの入り口になります。シーク (ぺトラ) 山・渓谷
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すっげー。
ホンと岩の間の切れ目を歩いている。
シークって、『狭い岩の裂け目』のことを言うんだって。
ホンとその言葉通り。
足元に見える溝は、水の通り道らしい。
こんな岩の裂け目の中の都市まで水路を張り巡らせていたらしい。
ガイド曰く、右側は飲み水用、左側は人が体を洗ったり動物の飲み水なんだって。
途中ローマ時代のダムの後も見られ、こんな砂漠の真ん中なんだけど水がコントロールされていたなんてすごいの一言。シーク (ぺトラ) 山・渓谷
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人と比べてみるとこのシークの高さが分かりますよね。
高いところでは、100mくらいあるらしい。
もうこの間を歩いているだけで、規模の大きさに圧倒される。シーク (ぺトラ) 山・渓谷
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しばらくシークの中を歩いていると岩の割れ目からなんとなく見えてきたぞ。
するとガイドが、「目をつぶれ!」って言ってきた。
言われるままに目をつぶり、ガイドに引っ張られて、急にガイドが叫びだす。
「Treasury!!」
もう気分MAX、めちゃくちゃ興奮、そして感動。ペトラ 史跡・遺跡
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朝一で入ったのは、ここエル・ハズネをきれいに見るため。
朝の日の方向が、一番きれいと聞いていたけど、早起きしてよかった。
しかし崖を削りだして作られたこの神殿、ホンとどうやって作られたんだろう?
やっぱり人の手で作られたんだと思うけど、スケールの大きさから圧倒される。エル ハズネ 史跡・遺跡
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近くで見るとさらに圧倒される大きさ。
高さ43m、幅30mもある。
こんな高い岩で出来た崖を削って作ったなんて、しかも紀元前後くらいに作られたなんて実際に目にしても信じられない。
エル・ハズネとは、『宝物殿』という意味。
そういえば、このエル・ハズネを最初に見たのは、『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』だったな。エル ハズネ 史跡・遺跡
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シークを抜けて、エル・ハズネを目にするだけでも1時間くらい歩いたのかなぁ?
でも、ぺトラ古墳の規模からすると、ようやく入り口にたどり着いたレベル。
とにかく広い。
歩きに不安がある人は、至るところにらくだが待機しているので、利用するのも良いかも。ペトラ 史跡・遺跡
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エル・ハズネを抜けて、左右の遺跡を見ながら少し歩くと巨大なローマ円形劇場が見えてきた。
これも2〜3世紀に作られたものらしい。
古さだけでなく、5000人収容だから、規模もすごいな。ペトラ 史跡・遺跡
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どこかのお墓だったかな? 中に入るとこんなきれいな地層が見えてくる。
なんとなく貝殻みたいに見えるのは僕だけ?ペトラ 史跡・遺跡
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王家の墓あたり。
雲ひとつ無い青空の下、めちゃくちゃ規模のでかい遺跡を歩いているのって、めちゃ幸せなんだろうな。ペトラ 史跡・遺跡
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大寺院あたりの倒れた柱。
今だったら重機で乗せていくんだろうけど、紀元前後の人たちってこれどうやって積み上げたんだろう?
直経1m以上あるんだからすごい重さだし、これを10mくらいまで積み上げるんだもん、すごいよな。ペトラ 史跡・遺跡
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凱旋門。
このあたりがペトラ古墳の真ん中あたりらしい。
凱旋門って、残っているのが柱だけなんだけど、柱だけでもめちゃくちゃでかい。
実際にはこの何倍も大きいんだから、圧倒される。ペトラ 史跡・遺跡
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ぺトラのメインストリートにある凱旋門を抜けると見えてくるのが、カスール・アル・ピント。
ゲート上の入り口部分の構造がかろうじて残っているけど、これ建てられたのが、紀元前1世紀のものなので、ホンと奇跡的に残っていることになる。ペトラ 史跡・遺跡
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見渡す限りこんな風景が広がっているんですよ。
このあたりまで来ると、シークのように高い崖があるわけではなく、見渡しがいい場所なので、360度こんな感じ。
とにかく遺跡の真ん中にいると、なんとなく時間がゆっくり進んでいく感じがとても心地よい。ペトラ 史跡・遺跡
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昼食はベイズンレストラン。
たぶんぺトラ観光の人はみなここで昼食を取ると思う。(ビュッフェ)
中東なのでというイメージは無く、ここヨルダンは食べ物で苦労したことはない。
昼食後は、エド・ディル(モナストリー)に向け出発。
写真はそこにいくスタート地点。
沢山のロバが待機して、エド・ディルに向かい人全員に、『危険だ。らくだに乗って行かないと危ないぞ!!』って叫んでる。
このあたりの客引きはちょっと強引だな。ペトラ 史跡・遺跡
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さぁ、ここからエド・ディルまでは、一本道だけど、登坂が続く。
天気がいいので、まあまあ気持ち良いけど、歩いている人は周りにはいませんでした。
暑いのが難点かな。ペトラ 史跡・遺跡
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少し上っていくと、左側にお墓らしき入り口が見える。
誰もいないし、入っちゃえ。ペトラ 史跡・遺跡
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中から見ると、眼下に今歩いてきたぺトラの全景が広がる。
このお墓の上にも登れることが出来て、そこからの景色も最高。
あーめちゃ向こうまで見えるなー♪ペトラ 史跡・遺跡
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こんな岩の隙間を歩いて抜ける。
なんとなくわくわく感倍増。ペトラ 史跡・遺跡
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エド・ディルまでの道のりを振り返ってみる。
全く緑が見えない砂漠地帯だけど、なんとなく無機質な感覚が新鮮。
しかしめちゃ景色綺麗だなぁ〜。ペトラ 史跡・遺跡
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エド・ディルまでの道のりはまだまだ。
先を行く人は、ロバに乗っているので楽チンだろうな。
でも、やっぱ自分の足で登るのも、疲れるけど、楽しい。ペトラ 史跡・遺跡
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振り返ってみると、どんどん上ってくる人はみんなロバに乗っているんだね。
ここまででも結構時間掛かっているもんな。ペトラ 史跡・遺跡
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エド・ディル到着。
先ほどのレストランから約1時間。
でも登ってくる価値はめちゃくちゃある。
っていうか、ここ見ないとペトラのすごさがわからないと思う。ペトラ 史跡・遺跡
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下から見ると、その大きさが実感できる。
ここは、遺跡の中にも入れるのよね。
でも気をつけて、入り口は1.2m位の高さにあるから、簡単に登れない。
中に入っても、何も無い。
でもそこから見える景色は最高よ。ペトラ 史跡・遺跡
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エド・ディルを遠まわしに見ていると、"Top of the world"の文字が。
なんとなく、そこから見える景色はすごいんだろうな。ペトラ 史跡・遺跡
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向かいの丘の上から見るエド・ディル。
小さく見える人間の小ささがスケールの大きさが感じられる。
ペトラ古墳、ほんと凄いよ、圧倒される。ペトラ 史跡・遺跡
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さらに奥まで行ってみる。
砂漠の真ん中に人知れず作られたエド・ディル。
丘の上で時間を忘れてこの景色を見てると、何もかも忘れるよ。ペトラ 史跡・遺跡
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エド・ディルからの帰り道。
見てる方向が違うと景色も新鮮。
あーこんなとこ歩いてきたんだな。ペトラ 史跡・遺跡
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夜は、頼んでおいたペトラ・バイ・ナイト。
20:30スタート。ペトラ バイ ナイト 祭り・イベント
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ろうそくの火に照らされた道を歩いていくと、エル・ハズネが見えてきた。
最初見たと決めちゃ感動したけど、夜見るエル・ハズネも心のそこから感動できる。ペトラ バイ ナイト 祭り・イベント
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エル・ハズネの前には、無数のろうそくが灯されている。
ここには全く音が無い。
そんな中、ナバティアンの歌声が響く。
上を見上げると無数の星。
心のそこに響く歌声ってこのことを言うんだろうな。ペトラ バイ ナイト 祭り・イベント
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ラマダンの夜は満月。
こんな荘厳な雰囲気を味わえることはめったに無いんじゃないのかな。
ナバティアンの歌詞は全くわからない。
音楽もそれほど詳しいわけではない。
でもペトラ・バイ・ナイトで味わった歌声とこの雰囲気。
この場にいないと、たぶん伝わらないんだろうな。ペトラ バイ ナイト 祭り・イベント
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