2014/06/19 - 2014/06/20
2390位(同エリア5485件中)
経堂薫さん
御城と野球場…一見、何も関係なさそうな両者を結びつける旅。
大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家所縁の福岡城址。
城址に隣接する鴻臚館跡に戦後存在した平和台球場。
そして福岡野球の象徴ヤフオク!ドームを巡ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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某人気番組で“キング・オブ・深夜バス”と賞賛(?)された「はかた号」。
東京・新宿と福岡・天神を約14時間かけて結ぶ国内最長クラスの深夜高速バス。
「はかた号」のシートは3クラス(プレミアム/ビジネス/エコノミー)。
そのうち利用したのは最上級のプレミアムで、2階最前部に4席しかありません。
座席は大型で幅広くリクライニングも深く倒れるので、ほぼ真横になれます。
手元には小型テレビが設置されており、車内で上映される映画が視聴可能。
ただ、テレビ放送は東京都内と福岡市内でしか受信できない模様です。
コンセントも設置されているのでスマホやタブレット、ノートパソコンを充電できます。
Wi-Fiも利用できるみたいですが、何度設定しても接続できませんでした。
座席には毛布とスリッパが備えてあります。
また、出発前にはアメニティグッズ(タオル/耳栓/アイマスク)が配られました。新宿高速バスターミナル 乗り物
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夜9時、新宿西口の高速バスターミナルを出発。
直後から車内の大型ビジョンで映画の上映が始まります。
それが終わると夜11時50分ごろ、日本平PAで最初の休憩停車。
出発後に車内は就寝モードとなり車内照明が落とされ、座席がカーテンで覆われます。
ほぼ真横になったシートと周囲を覆うカーテンで、プレミアムシートはほぼ個室状態。
なお、車内のトイレは1階にあるのですが非常に小さく使いにくいので、用はSAで足すのが賢明です。日本平パーキングエリア 道の駅
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翌朝、佐波山SAで二度目の休憩。
再び車内は通常モードに戻り、前方のフロントグラスを覆っていたカーテンも全開。
ここで朝食(SOYJOY2本、カロリーメイト(小)1箱、ポカリスエット500cc1本)が配布されます。
車内では2本目の映画上映スタート。
2階席最前列から眺めるフロントグラスの風景はなかなかのもの。
生憎の曇り空でしたが晴れていれば更に景勝が拝めたかと思われます。
途中小倉駅に停車して乗客を降ろし、映画が終わる頃には福岡市内へ。佐波川サービスエリア 道の駅
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博多バスセンターで乗客を降ろし、午前11時30分ごろ天神バスセンターに到着。
長いようでアッという間の14時間半でした。
苦痛じゃなかったのはプレミアムだったからでしょう。
これがエコノミーだと非常にキツい旅なのではないかと思います。
平日だったため閑散料金で利用できましたが、繁忙料金になると一気に値が上がります。
LCCが成田と福岡を5000円で結んでいる今、コスパは非常に悪い乗り物ではありますが。
あくまでも“バス旅”を楽しむことを目的に利用すれば納得できる料金かと思われます。西鉄天神高速バスターミナル 乗り物
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福岡最大級の繁華街、西鉄天神駅から海の方角へ歩くこと約10分。
博多ラーメンで有名な長浜地区にあるスーパー銭湯「天神ゆの華」へ。
自動販売機でチケットを購入してカウンターへ。
常連用に会員制度もあり、一般客用の料金より安くなってます。
浴場は1階と2階に分かれ、奇数日と偶数日で男湯と女湯が入れ替わるシステム。
この日は偶数日で男湯は1階でした。
屋内浴室にはサウナやジェットバス、ミストサウナ、電気風呂など。
屋外には想像していたより大きかった露天風呂や、壺湯があります。
天然温泉を謳っていますが効能は…よく分かりません。
「普通のお湯じゃないな〜」程度の違いしか感じませんでした。
利用はしませんでしたが有料のアカスリやマッサージもあります。
石鹸、ボディーソープ、シャンプー、リンスなどは無料。
タオル、歯ブラシ、ひげ剃りなどは有料です。天神ゆの華 温泉
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健康ランドのような大広間の休憩室はありませんが、食堂はあります。
注目したメニューは水炊きやモツ鍋などが1人前になった「一人鍋」。
これにドリンクと〆(うどん/ラーメン/ご飯のいずれか)がセットになった「大満足セット」は1000円なので、とてもオトク。
鍋以外にも蕎麦が名物のようで、酒のツマミになるような一品料理も豊富です。
でも昼から鍋にビールでもなかろうと、ここは期間限定「唐船峡そうめん」を注文。天神ゆの華 温泉
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唐船峡とは鹿児島県指宿市にある「流しそうめん発祥の地」。
素麺にしては強いコシと仄かに漂う独特の風味は、なかなかの美味でした。
1時間ほど滞在して「天神ゆの華」を後にしました。
建物も新しく内部もキレイなので、また利用したくなりました。天神ゆの華 温泉
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「博多ゆの華」から那珂川の方角へ歩くこと約10分。
那珂川が博多湾と交わる河口付近にあるのがボートレース福岡です。
県内にレース場を3つも抱える福岡県ではボートレースが圧倒的な人気。
中でも繁華街に程近いここはボートレースの“メディナ”とも言える存在です。
(ちなみに“メッカ”は大阪のボートレース住之江)ボートレース福岡 名所・史跡
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平日の真っ昼間に訪れたのですが、既に駐車場は満杯。
スタンドもソコソコ混んでいて、さすが“メディナ”だけあると感心。
ただ、大レースが開催される時は相当混雑しているんじゃないかと思われます。
競争水面が那珂川に大きく食い込み、川の流れがレースに影響を与えます。
ボートレース福岡、なかなか予想の難しいボートレース場ではあります。ボートレース福岡 名所・史跡
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時間がなかったので、ひとレースだけ遊んでいくことに。
第9レースを三連単4点で勝負しましたが、結局ハズレ。
まぁ、遊びですからね…(と内心忸怩たる自分がいる)。ボートレース福岡 名所・史跡
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さっき天神ゆの華で「唐船峡そうめん」を食べたばかりですが。
食堂のディスプレイにあった博多うどんに食指をソソられたので。
博多うどんの麺はコシがなく柔らかくてフニャフニャ。
具は丸天(円形のさつま揚げ)かゴボ天(ごぼうの天ぷら)のうち、ゴボ天をチョイス。
出汁は薄口ながら大阪とも讃岐とも違った他に類を見ない風味。
柔らかい麺と固いゴボウが交じり合い、独特の食感を生み出します。ボートレース福岡 名所・史跡
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ボートレース福岡に連絡する陸橋の上から後ろを振り返ると、そこには質屋と立ち飲み屋が。
賭場と酒場と質屋という“魔の黄金三角地帯”に、今までどれだけの人たちが溺れていったのだろうか…。
そんなことを想像しつつ、身震いしながらボートレース福岡を後にしたのでした。ボートレース福岡 名所・史跡
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ボートレース福岡から天神の裏通りを通って大濠公園方面へ。
途中で黄色い熊と出合いました。 -
福岡天神の町並みを眺めながら散策すること約30分。
福岡高裁の前に着くと、そこに記念碑がありました。
その名は「平和台野球場記念モニュメント」。
ここに1997年まで存在した平和台球場の証です。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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モニュメントから視線を上に向けると、何やら工事しています。
近くには「上之橋御門石垣修復工事」の看板。
上之橋御門は福岡城三の丸につながる公式の御門。
江戸に近いから“上”の橋なのだそうです。
「虎口構え」の石垣は算木積みで高さは約10メートル。
裏手に回ると展望台が設えてあり、工事の様子を間近で見学することができます。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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上之橋を渡ると目の前には金網に囲まれた広い原っぱ。
先のモニュメントにあった平和台球場の跡地です。
平和台は戦後間もない1949年にオープン。
1951年からは西鉄ライオンズの本拠地に。
1950年代に“野武士軍団”は数々の伝説を遺しました。
1978年にライオンズは埼玉に移転し平和台は“空き家”に。
その後、福岡は暫くプロ野球チーム不在の状況が続きます。
それが解消されたのは10年後の1988年。
ダイエーが大阪の南海ホークスを買収して福岡へ移転。
平和台は福岡ダイエーホークスの本拠地となりました。鴻臚館跡展示館 名所・史跡
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平和台球場は新たな主ダイエーを迎えるべく1987年にスタンドを改築。
ところが工事中に地中から鴻臚館の遺跡が出土して大騒ぎになります。
ただ、ダイエーには福岡にドーム球場を建設する意向があったため、その完成とともに平和台球場は閉鎖、解体されることが決定。
1993年、福岡ドームの完成とともにホークスは移転。
鴻臚館遺跡の発掘から10年後の1997年に平和台球場は閉鎖。
ここに約半世紀に及ぶ歴史に幕が降ろされました。鴻臚館跡展示館 名所・史跡
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往時の鴻臚館は北館と南館に分かれていて、調査の終わっていない北半分には入れません。
一方、調査の終了した南半分…球場でいうと外野のフィールドと観客席の部分は昼間に限り立ち入ることができます。
以前は観客席も一部保存されていたのですが、2005年の福岡県西方沖地震地震の被害に遭ったため取り壊されました。
球場跡を囲む金網に沿って歩きつつフィールドを眺めます。
“青バット”大下弘や“鉄腕”稲尾和久、“怪童”中西太や“チェンジアップ”豊田泰光ら、1950年代の西鉄野武士軍団(彼らのプレイを生で見たことはありませんが)。
“トンビ”東尾修をはじめ土井正博、大田卓司、竹之内雅史ら、1970年代の“暗黒”太平洋→クラウンライター時代。
山本“ドラ”和範をはじめ佐々木誠や村田勝喜、河埜敬幸ら、大阪から移ってきたダイエーホークス時代。
かつてフィールドのあった場所で往年の名選手たちがプレイする姿が目に浮かんでくるようです。鴻臚館跡展示館 名所・史跡
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平和台球場跡地の南側には「鴻臚館跡展示館」が立っています。
館内には出土品が展示されています。
また、発掘された遺跡の上に覆屋を建て、礎石などの遺構を発見時の姿で保存、公開しています。
入場料は無料ですが、球場跡にしか興味がなかったので寄りませんでした。鴻臚館跡展示館 名所・史跡
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鴻臚館跡展示館に隣接して大きく口を開けているのが二の丸門。
石段を登ると東二の丸跡、現在ではサッカー場が広がっています。
一面に桜が生い茂り、シーズンには花見客で賑わうことでしょう。
しかし、現実として目の前にいるのは大量のカラス。
大河ドラマの恩恵を受けることもなく観光客の数は疎ら。
平日の夕方なのを差し引いても寂し過ぎます。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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東二の丸跡を過ぎ、石垣に挟まれたクランク状の道を通って石段を登ると本丸御門跡に出ます。
御門の建物は破却されず、大正7(1918)年に臨済宗大徳寺派崇福寺へ移築されています。
崇福寺は黒田家の菩提寺で、御門は二階建て山門として今でも往時の姿を保ち、県文化財に指定されています。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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本丸御門跡からヘアピンカーブ状の道を通って石垣に挟まれた石段を登ると、正面に小さな櫓が姿を見せます。
祈念櫓といって本丸東北方向に当たる鬼門封じの祈念を行うために建立されたもの。
大正中期に北九州市八幡東区の大正寺へ移築されましたが、昭和59(1984)年に元の場所へ戻ってきました。
しかし、元の大きさに比べるとかなり小さくなっていたそうです。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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祈念櫓から本丸御殿跡を逍遥して天守台へと向かいます。
天守台の入口には独特な形状をした「鉄御門跡」が残っています。
幅が狭いのは敵の侵入を防ぐためで、しかも石垣の上に張り巡らされた櫓や塀から攻撃できるようになっていたそうです。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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鉄御門跡の先にある埋門跡もまた、やはり狭き門。
天守への道は何重もの防御システムで護られていたことが分かります。
現在では鉄柵付きの通路が完備されているので、難なく通り抜けOK!舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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石垣が複雑に入り組んだ道を抜けて大天守台跡へ。
もちろん天守閣の建物は残されていません。
というか福岡城には最初から天守閣が建設されていなかったというのが定説。
ですが最近、天守閣の存在を示唆する古文書が発見されたそうで。
創建当初は天守閣も建設されたものの後で取り壊されたのではないか?
という説が台頭してきて、天守閣の存否をめぐる議論が沸騰しているとか。
外様大名による城郭の建築・改築に対して、江戸時代の特に初期は徳川幕府による監視には非常に厳しいものがありました。
徳川からの疑念を払拭するため、せっかく拵えた天守閣を敢えて破却したということがあったかも知れません。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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大天守台跡を南に抜けると突き当りには武器櫓跡。
まだ発掘調査中らしく立ち入りが制限されていました。
その名の通り武器の格納庫で、長屋式の二重二階の櫓。
大正以前の写真や黒田別邸に移築された時代の写真が残っているので、どのような外観だったのかは判明しているそうです。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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武器櫓から大天守台跡の裾を時計回りにグルリと回り込み南西の端へ。
ここには福岡城内に残る唯一の国指定重要文化財、多聞櫓があります。
ただ、公開は午後5時まで。
タッチの差で見学することは叶いませんでした。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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多聞櫓から桐ノ木坂門を抜け、城郭の西側を通って下之橋御門方面へ。
今なお美しく保たれる石垣と手前の灌木が絶妙のコントラストを描いています。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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石垣が尽きると松ノ木坂門への入口。
坂道が緩やかな勾配を描いています。
一帯は三の丸で家老職の屋敷群があったところ。
現在は平和台陸上競技場が立っていて、陸上競技の練習に勤しむ中学生たちの歓声が響いています。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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陸上競技場と道を挟んだ向かい側に立つ県指定文化財、旧母里太兵衛邸長屋門。
「酒は飲め飲め飲むならば〜」の黒田節でおなじみ、母里太兵衛の屋敷にあった長屋門を移築したもの。
母里の屋敷は現在、天神二丁目の福岡天神センタービルの場所にあったそうです。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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城郭と堀外を結ぶ下之橋の前に佇む伝潮見櫓(右)と下之橋御門(左)。
潮見櫓の建物は最近の調査で、本丸裏御門にあった「太鼓櫓」が移築されたものではないかと推定されてます。
では本来の潮見櫓はどこにあるのかというと、本丸御門のところで登場した崇福寺に移築されていたことが明らかになっています。
下之橋御門は2000年8月に不審火で半焼したものの、2008年11月に美しい二層の城門として復元されました。舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡
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大濠公園駅から地下鉄の唐人町駅へ。
川の左側、ホークスとうじん通りを海の方角へ向かいます。
なお、川の右側を通る細い道からホークスタウンへは出られないので要注意。
駅から歩くこと15分ほどで、黄金色に輝くヤフオク!ドームが姿を見せました。福岡PayPayドーム テーマパーク
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ホークスタウンモールを通ってヤフオク!ドームへ。
今日は野球の試合がないので、モールも人通りが少なく閑散としています。
ここにはHKT48劇場があるのですが、その前にも十数人程度のファンがタムロしている程度。
博多駅からも天神からも唐人町からも遠く、しかも主要な公共交通機関は鉄道ではなくバス。
ホークスの試合やイベントのない日は、なかなか客が集まりにくいのでしょうか?HAWKS STORE 専門店
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ホークスタウンモールを抜けてヤフオク!ドームの前へ。
試合のある日なら人波であふれているであろうはずのコンコースも、ほとんど人影はありません。
試合のない平日の夕方、しかもハラハラと小雨が落ちている状況では、さもありなん。福岡PayPayドーム テーマパーク
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「すみません!」
ヤフオク!ドームをボーッと眺めていると背後から声を掛けられました。
振り向くと一人の若い女性が立っています。
「ゼップフクオカってどこか分かりますか?」
「ゼップフクオカ?」
その質問にはゼップというより絶句。
「ZeppFukuokaは、ほら、そこだよ」
目の前にある建物を指差しますが、まだ女性は場所が分からない様子。
「その、目の前にあるグレーの建物だよ」
「あー、分かりましたぁ! ありがとうございます!」
そう言うと一目散に駆け出して行きました。
開演時間が迫り相当焦っていて、目の前の会場に気が付かなかったのでしょう。
これぞまさに「灯台下暗し」。ホークスタウン ショッピングモール
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5番ゲート左隣にある「鷹正」は、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャル野球観戦居酒屋。
外からはもちろん、ドーム内からもアクセスできるのはオフィシャルならでは。
しかし、営業日はヤフオク!ドームで試合やコンサート、イベントが開催される日のみ。
なので当日はお休みでした。福岡PayPayドーム テーマパーク
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ドームの外周を時計回りに散策。
左側にはホークスタウンモールが広がります。
「Hawks」のロゴはソフトバンクのそれではなく、ダイエー時代のもの。
今のダイエーが置かれた立場を思えば、そのロゴからは儚さを感じます。ホークスタウン ショッピングモール
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ヤフオク!ドームとホークスタウンモールを隔てる壁からは、無数の手がニョキッと突き出しています。
「暖手(だんて)の広場」といって200体以上に及ぶ有名人の等身大手形が立体的に再現されている場所。
ちなみに写真はアメリカのミュージシャン、ビリー・ジョエルの手形です。福岡PayPayドーム テーマパーク
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ドームの外周を半分ほど過ぎて海側の突き当りまで来たところに、仏像が立っていました。
「鷹観世音大菩薩」という名ででホークスの守護神(仏?)なのだそう。
菩薩様の背中には鷹の翼が広がり、その背後には九州を象った装飾。
この神仏頼みは「神様仏様稲尾様」以来の福岡の伝統なのでしょううか?
ヤフオク!ドームの外周をグルリと一周。
しかし試合やイベントがなければ、なんとも味気ないところです。
ホークスタウンモールで夕食とも思いましたが、夜行バスに乗り遅れるのも嫌なので博多駅へ。HAWKS STORE 専門店
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発車時刻まで時間を潰そうと駅ビルの中をウロウロしますが、どこも一杯!
駅を出て酒場を求めフラフラするも、これといった店に出合うこともなく。
ようやく辿り着いたのが博多駅の斜向かい、福岡朝日ビル地下2階にある居酒屋「石蔵」でした。
この居酒屋には店頭の「とくとくセット」に惹かれて入りました。
入り口は大きく開かれていたので気楽に入れ、カウンター席には誰もいなかったので窮屈な思いもすることなく。
「とくとくセット」は生ビール+焼酎2杯+料理3品で1900円。
焼酎と博多の郷土料理「おきゅうと」「酢もつ」を追加で注文。
1時間と少し居て会計は3000円強と、コストパフォーマンスもなかなか。
乗り換えの合間に一杯やるには格好の居酒屋だと思います。
ちなみに飲食中の写真はありません。石蔵 福岡朝日ビル店 グルメ・レストラン
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午後10時前、そろそろバスの発車時間が近づいてきたので石蔵を後にします。
午後10時35分、深夜高速バス「広福ライナー」は博多バスターミナルを出発。
2×2の横4列シートは、ほぼ満席。
女性の利用客が多いのにビックリしました。
座席は最後方の窓側で、通路を挟んだ反対側はトイレ。
最後方だけに通路を行き来する客もおらず、なかなか快適。
暗闇に包まれた車内で微睡みながら、福岡の街に別れを告げたのでした。博多バスターミナル 乗り物
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