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社会人2年目のGW。<br />10連休の大型だったが,まだお金はない。<br />そこで,学生時代からの愛車の原チャリ『SUZUKI セピア』で野宿しながら四国一周を計画。<br />すると,自転車で佐渡島一周を計画していた同期が,こっちの計画の方がスケールがデカイと話にのってきた(他の同期から原付を借りる)。<br />目的は,とにかく四国を一周すること。<br />観光にもグルメにも目もくれず,ただ島一周達成目指して7日間を激走した。<br />★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆<br /><br />【全行程概要】<br /> ■所用日数:7日間<br /> ■走行距離:1886.3km<br /> ■給油回数:19回<br /> ■給油数量:61.9L

【原チャリの旅】富山⇔四国一周(おまけ 小豆島)

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1996/04/28 - 1996/05/04

96位(同エリア245件中)

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しげじん

しげじんさん

社会人2年目のGW。
10連休の大型だったが,まだお金はない。
そこで,学生時代からの愛車の原チャリ『SUZUKI セピア』で野宿しながら四国一周を計画。
すると,自転車で佐渡島一周を計画していた同期が,こっちの計画の方がスケールがデカイと話にのってきた(他の同期から原付を借りる)。
目的は,とにかく四国を一周すること。
観光にもグルメにも目もくれず,ただ島一周達成目指して7日間を激走した。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

【全行程概要】
 ■所用日数:7日間
 ■走行距離:1886.3km
 ■給油回数:19回
 ■給油数量:61.9L

旅行の満足度
4.0
交通
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
バイク
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【1日目】<br /> ◎富山県→大阪南港→(フェリー)→徳島港→徳島市<br /> ■走行距離:367.1km<br /> ■給油回数:3回

    【1日目】
     ◎富山県→大阪南港→(フェリー)→徳島港→徳島市
     ■走行距離:367.1km
     ■給油回数:3回

  • 11:15自宅出発。<br />なお,愛車の原チャリは,出発時点で走行距離“7523.1km”。<br />これが最後の長距離ツーリングかな。<br />富山市から出発した連れと国道8号線のスーパー駐車場で合流。<br />11:40に高岡“六家”を出発した。<br />なお,ルパンが自分。

    11:15自宅出発。
    なお,愛車の原チャリは,出発時点で走行距離“7523.1km”。
    これが最後の長距離ツーリングかな。
    富山市から出発した連れと国道8号線のスーパー駐車場で合流。
    11:40に高岡“六家”を出発した。
    なお,ルパンが自分。

  • 計画では,大阪南港から徳島港へ渡る予定。<br />二人で,ただひたすら8号線を南下。<br />50ccなので,下道でフルスロットルが続く8号線は地獄。<br />22:50,大阪南港埠頭に到着。<br />23:00出航便に間に合った。<br />これからが,ようやく旅の本番。

    計画では,大阪南港から徳島港へ渡る予定。
    二人で,ただひたすら8号線を南下。
    50ccなので,下道でフルスロットルが続く8号線は地獄。
    22:50,大阪南港埠頭に到着。
    23:00出航便に間に合った。
    これからが,ようやく旅の本番。

  • フェリー内でつかの間の休憩。<br />初日なので,まだ体力はある。<br />AM2:30に徳島港到着。<br />国道55号線を南へ走り,適当な野宿先を物色。<br />勝浦川にかかる橋の下を初日の宿場とした。

    フェリー内でつかの間の休憩。
    初日なので,まだ体力はある。
    AM2:30に徳島港到着。
    国道55号線を南へ走り,適当な野宿先を物色。
    勝浦川にかかる橋の下を初日の宿場とした。

  • 【2日目】<br /> ◎徳島市→室戸岬→高知市<br /> ■走行距離:254.4km<br /> ■給油回数:3回

    【2日目】
     ◎徳島市→室戸岬→高知市
     ■走行距離:254.4km
     ■給油回数:3回

  • 7:30起床。<br />小松島のローソンで朝食を調達し,国道55号線をひたすら南下。<br />徳島から高知に入り,13:05に『室戸岬』に到着。

    7:30起床。
    小松島のローソンで朝食を調達し,国道55号線をひたすら南下。
    徳島から高知に入り,13:05に『室戸岬』に到着。

  • 室戸岬からは,国道55号線を北上。<br />途中,安芸市で岩崎弥太郎の生家に寄り道。<br />16時過ぎに高知市内に到着。<br />しかし『はりまや橋』で右折した時,まさかのパトカーサイレン。<br />二段階右折せず捕まってしまった。<br />罰金3,000円。<br />トホホホホ。<br />まあ,旅にトラブルはつきもの。

    室戸岬からは,国道55号線を北上。
    途中,安芸市で岩崎弥太郎の生家に寄り道。
    16時過ぎに高知市内に到着。
    しかし『はりまや橋』で右折した時,まさかのパトカーサイレン。
    二段階右折せず捕まってしまった。
    罰金3,000円。
    トホホホホ。
    まあ,旅にトラブルはつきもの。

  • 気を取り直して『高知城』観光。<br />そして,出発からの旅の汗を流すために銭湯『太平閣』へ。<br />その後,野宿する場所を探すが,市街地でなかなか無い。<br />最終的には,21:00に桂浜の駐車場に寝床を確保した。

    気を取り直して『高知城』観光。
    そして,出発からの旅の汗を流すために銭湯『太平閣』へ。
    その後,野宿する場所を探すが,市街地でなかなか無い。
    最終的には,21:00に桂浜の駐車場に寝床を確保した。

  • 【3日目】<br /> ◎高知市→足摺岬→宿毛市<br /> ■走行距離:263.8km<br /> ■給油回数:3回

    【3日目】
     ◎高知市→足摺岬→宿毛市
     ■走行距離:263.8km
     ■給油回数:3回

  • 6:45起床。<br />小雨模様。<br />コンビニで朝食を調達し,今度は国道56号線を西にひた走る。<br />荷台に銀マットを積んでいるので、本物のライダー達が(多分、半笑いしながら)同志に敬意を表して、敬礼したり、クラクションを鳴らしたりして抜き去っていく。<br />ちょっとしたヒーロー。<br />昼過ぎ『土佐西南大規模公園』到着。

    6:45起床。
    小雨模様。
    コンビニで朝食を調達し,今度は国道56号線を西にひた走る。
    荷台に銀マットを積んでいるので、本物のライダー達が(多分、半笑いしながら)同志に敬意を表して、敬礼したり、クラクションを鳴らしたりして抜き去っていく。
    ちょっとしたヒーロー。
    昼過ぎ『土佐西南大規模公園』到着。

  • 日本最後の清流『四万十川』。<br />雄大!<br />その後は,県道321号線を南下。

    日本最後の清流『四万十川』。
    雄大!
    その後は,県道321号線を南下。

  • 土佐清水市に入って,悩んだ末『足摺スカイライン』を攻めることに。<br />海岸線も飽きたので,山道進路。<br />16時ちょうどに『足摺岬』到着。<br />四国最南端を制覇!<br />1時間ほど観光して,いざ北上。<br />しかし,小雨になってきたので,本日は『宿毛ユースホステル』宿泊を決断。<br />ここでは,自転車で島一周をしている親子に会った。<br />気合いでは完全に敗北。<br />だが,自分は原チャリで島一周のキワモノ達成感を励みに,明日からもひた走る。

    土佐清水市に入って,悩んだ末『足摺スカイライン』を攻めることに。
    海岸線も飽きたので,山道進路。
    16時ちょうどに『足摺岬』到着。
    四国最南端を制覇!
    1時間ほど観光して,いざ北上。
    しかし,小雨になってきたので,本日は『宿毛ユースホステル』宿泊を決断。
    ここでは,自転車で島一周をしている親子に会った。
    気合いでは完全に敗北。
    だが,自分は原チャリで島一周のキワモノ達成感を励みに,明日からもひた走る。

  • 【4日目】<br /> ◎宿毛市→松山市<br /> ■走行距離:211.9km<br /> ■給油回数:2回<br />

    【4日目】
     ◎宿毛市→松山市
     ■走行距離:211.9km
     ■給油回数:2回

  • 7:30起床。<br />再び国道56号線をひたすら北上。<br />宇和島付近には,3時間程度で到着。<br />吉田町に入ってからは,海岸線に沿って県道378号線へ。<br />見所少なく,ただ島一周の消化試合になり疲れ倍増。<br />イベントは,八幡浜市 保内付近の山間で,原生の“いよかん”をゲットしたくらい。<br />残念ながら,とても佐多岬を攻める気力はなかった。<br />途中『ふたみシーサイド公園』を経由し,17時頃 松山市内到着。<br />『道後温泉本館』につかって疲れを取った。<br />21時過ぎ,石手川河川敷にテントを設営し本日終了。

    7:30起床。
    再び国道56号線をひたすら北上。
    宇和島付近には,3時間程度で到着。
    吉田町に入ってからは,海岸線に沿って県道378号線へ。
    見所少なく,ただ島一周の消化試合になり疲れ倍増。
    イベントは,八幡浜市 保内付近の山間で,原生の“いよかん”をゲットしたくらい。
    残念ながら,とても佐多岬を攻める気力はなかった。
    途中『ふたみシーサイド公園』を経由し,17時頃 松山市内到着。
    『道後温泉本館』につかって疲れを取った。
    21時過ぎ,石手川河川敷にテントを設営し本日終了。

  • 【5日目】<br /> ◎松山市→金刀比羅宮→高松市<br /> ■走行距離:199.2km<br /> ■給油回数:2回

    【5日目】
     ◎松山市→金刀比羅宮→高松市
     ■走行距離:199.2km
     ■給油回数:2回

  • 7:20起床。<br />瀬戸内の県道196号線をひた走る。<br />今治城を横目に,東予市から県道11号線に入線。<br />道中,ローソンで昼食を調達し,14:30過ぎに琴平駅に到着。<br />せっかくなので『金刀比羅宮』を参拝。

    7:20起床。
    瀬戸内の県道196号線をひた走る。
    今治城を横目に,東予市から県道11号線に入線。
    道中,ローソンで昼食を調達し,14:30過ぎに琴平駅に到着。
    せっかくなので『金刀比羅宮』を参拝。

  • 山頂まで随分あったが,この絶景。<br />その後,高松に向かい,19:30頃には『玉藻町公共広場』内でテント設営。

    山頂まで随分あったが,この絶景。
    その後,高松に向かい,19:30頃には『玉藻町公共広場』内でテント設営。

  • 【6日目】<br /> ◎高松市→小豆島→小松島港→(フェリー)→和歌山港→琵琶湖(近江高島)<br /> ■走行距離:361.3km<br /> ■給油回数:4回

    【6日目】
     ◎高松市→小豆島→小松島港→(フェリー)→和歌山港→琵琶湖(近江高島)
     ■走行距離:361.3km
     ■給油回数:4回

  • 想定より1日早いペースで進んでいる。<br />そこで,オプション企画として,小豆島上陸を目指す。

    想定より1日早いペースで進んでいる。
    そこで,オプション企画として,小豆島上陸を目指す。

  • 小豆島といえば『二十四の瞳』。

    小豆島といえば『二十四の瞳』。

  • この旅で,最も観光らしいひと時。<br />オプションツアーは,心にもゆとり。

    この旅で,最も観光らしいひと時。
    オプションツアーは,心にもゆとり。

  • 瀬戸内海をバックに。

    瀬戸内海をバックに。

  • この後,島の頂上を踏破したい自分と,もう1島一周を走破したい連れの意見が割れ,内海町漁港付近で,初めて別行動をすることに。<br />自分は,小豆島スカイラインを登り,島中央部の『四方指展望台』に向かった。<br />昼過ぎ土庄港で合流。

    この後,島の頂上を踏破したい自分と,もう1島一周を走破したい連れの意見が割れ,内海町漁港付近で,初めて別行動をすることに。
    自分は,小豆島スカイラインを登り,島中央部の『四方指展望台』に向かった。
    昼過ぎ土庄港で合流。

  • しかし,溜まった疲労が悲劇を招く。<br />帰りのフェリー乗り場「徳島港」に向かったが,着いたのは「小松島港」。<br />時間に余裕なく,とにかく乗らなきゃと急ぐ。<br />その焦りが大失態。<br />行き先が「大阪港」ではなく「和歌山港」であることに乗船後に気づく。<br />二人とも,疲弊していて何も考えていなかった。<br />このタイミングで60km以上の距離加算は,原チャリライダーには極刑。<br />かなり凹む。<br />打ちひしがれながら,20:45に「和歌山港」到着。<br />二人とも疲労と精神的ダメージで無口になってしまっていたが,最後の力を振り絞り富山に向けて走り出す。<br />出来れば一気に富山まで走りたい(着いて欲しい)との願望空しく,AM3:30 琵琶湖 近江高島付近で,体力の限界。<br />ドライブイン脇でテントを張った。

    しかし,溜まった疲労が悲劇を招く。
    帰りのフェリー乗り場「徳島港」に向かったが,着いたのは「小松島港」。
    時間に余裕なく,とにかく乗らなきゃと急ぐ。
    その焦りが大失態。
    行き先が「大阪港」ではなく「和歌山港」であることに乗船後に気づく。
    二人とも,疲弊していて何も考えていなかった。
    このタイミングで60km以上の距離加算は,原チャリライダーには極刑。
    かなり凹む。
    打ちひしがれながら,20:45に「和歌山港」到着。
    二人とも疲労と精神的ダメージで無口になってしまっていたが,最後の力を振り絞り富山に向けて走り出す。
    出来れば一気に富山まで走りたい(着いて欲しい)との願望空しく,AM3:30 琵琶湖 近江高島付近で,体力の限界。
    ドライブイン脇でテントを張った。

  • 【7日目】<br /> ◎琵琶湖→富山県<br /> ■走行距離:361.3km<br /> ■給油回数:4回

    【7日目】
     ◎琵琶湖→富山県
     ■走行距離:361.3km
     ■給油回数:4回

  • 8:45起床。<br />これから,地獄の国道8号線。<br />既に旅の目的は達成しているので,何の意味もない拷問のような道のり。<br />休むことなく走り続け,16時少し前に二人のスタート地点に戻ってきた。<br />それから,別々に自宅へ向かう。<br />自分は,16:10に無事帰還。<br />過酷だったが,原チャリもよく走ってくれた。<br />四国一周だけなら楽しかったが,そこまでの往復路がキツかったかな。

    8:45起床。
    これから,地獄の国道8号線。
    既に旅の目的は達成しているので,何の意味もない拷問のような道のり。
    休むことなく走り続け,16時少し前に二人のスタート地点に戻ってきた。
    それから,別々に自宅へ向かう。
    自分は,16:10に無事帰還。
    過酷だったが,原チャリもよく走ってくれた。
    四国一周だけなら楽しかったが,そこまでの往復路がキツかったかな。

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