被災地鉄道訪問Ⅱ-③　北リアス線全線開通、釜石、宮古間のバス

2014/06/23 - 2014/06/23

３日目(６月２３日)
・釜石から宮古までのＪＲ山田線は、津波によりズタズタにされたままになっている。
並行する国道４５号線を路線バスが走っているので、それに乗りながら，ＪＲ山田線沿線の現状を見た。
・宮古から久慈までの三陸鉄道北リアス線は３年間不通であったのは、島越駅駅付近の路盤が流されたためであるが、島越駅で途中下車し、再建途中ではある島越駅を見た。(写真)
駅舎に入れないので、ホームで待っていると、この駅から実家が近く、三鉄が開通したので、見に来たという女性に話しを聞いた。その人の実家は丘の上にあったので津波被害はなかったが、駅の近くに住んでいた住人は多くの人が流された。駅近くの家は高台移転をするようだが、これから先まだまだ大変だ、そうだ。駅周辺は何もなくなってしまっている、とも。
久慈ではＮＨＫ朝ドラで話題になった、久慈駅前ビルが解体されることになっていた。この駅ビルにはあまちゃんの看板が飾ってあったが。

３日目のコースは
釜石１０：３３⇒岩手県交通のバス⇒１１：３７山田町の船越駅前という停留所で乗り換え１３：１５⇒岩手県北バスで⇒１４：０３宮古駅前１５：０５⇒三陸鉄道北リアス線で⇒１５：５１島越で途中下車１７：１７⇒１８：０５久慈１８：１４⇒ＪＲ八戸線で⇒２０：０１八戸泊

エリア 野田・普代・田野畑(岩手)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊した釜石サンルートホテル。釜石市大町、市の中心街。
白い壁の部分に青い線があるが、津波でそこまで浸水した。ホテルの１階部分は破壊された。
ここの津波浸水高さは５．８ｍ。

同じく釜石市大町。下の写真の呑ん兵衛横丁があった場所の近くで。飲み屋さんビル。周りはまだなにもできていないが、このビルは再開したようだ。
ここの津波浸水高さは、約６ｍ。

震災前に呑ん兵衛横丁があった通り。
ここの津波浸水高さは約７ｍ。

ＪＲ釜石駅間にある平和の鐘。

釜石の高炉跡を世界遺産にしようという動きもある。

三鉄釜石駅駅舎。

三鉄釜石駅の隣にあったラグビーモチーフのオブジェ。ここには復興支援者のプレートが貼ってあった。

三鉄釜石駅構内にある鉄道模型ジオラマ。今は模型の運転は行っていないようだ。特別の時にやるのか。

ジオラマの席で飲めるサイダー、美味しい水、日本酒。

サイダーを飲みながら、ジオラマ（動かないが）を眺める。

釜石駅前にあったポストとマスコットのしゃけ。

岩手県交通バス。山田町の「道の駅やまだ」行き。
私が乗ったものの１本前のもの。

道の駅やまだ行きの路線バス。運行は岩手県交通。

岩手県交通のバスの車内料金表示板。

船越までのバスの車内の様子。まずまずの乗客。この路線は、国の補助金を受けて運行されている胸の説明（車内放送）があった。

国道４５号線を行きかうダンプ。よく見られた。島越駅前にて。

船越駅バス停。ここで、南からの岩手交通のバスと、北からの岩手県北バスが分かれる。
しかし、時刻用は３年前のものがまだ貼ってあり、指摘しなくては。

国道４５号線沿いにある、岩手県交通バスと岩手県北バスの乗り継ぎ停留所。道の駅やまだでも乗り継ぎできる便もあるが、道の駅やまだには止まらない便もあるので要注意。

ＪＲ山田線の駅名は岩手島越。秋田県男鹿戦に「船越」駅がある。

岩手船越駅舎。震災後閉鎖された

本州最東端にある岩手船越駅。

船越駅。

ＪＲ山田線岩手船越駅の駅標。

西武ライオンズの菊地雄星はい慌て園出身。岩手米のＣＭ。

すれ違う対抗バス。南下するバスで、船越駅前行き。

バス車内から見る山田線の線路。草で覆われる。

吉里吉里のバス停。山田町の南部。岩手県北バスの車中から。

まだまだ工事中の沿線。

宮古駅に到着。このバスは船越駅前が始発で、盛岡までの１０６急行だ。宮古駅で大方が乗り換える。
降りたひと以上に乗ってきた。

宮古駅前のポスト。浄土ヶ浜をあしらっていた。

三陸鉄道北リアス線宮古駅

三陸鉄道北リアス線のトンネル。

田野畑駅で見えた三鉄車両風のものは、水門の機械室。放置されており、昨年と変わっていない。

三鉄北リアス線の社内風景。地元の人と、旅行者とが半々。

三鉄北リアス線の車内にあった４か国語の案内。

島越駅で乗ってこようとする団体客。
私はここで途中下車。

島腰駅

島越駅。北三陸線復旧の横断幕。

島越駅の路盤工事を行ったか所。３年掛かった。
ここの津波浸水高さは約２０ｍ。

新島越駅舎。まだ工事中。

写真手前の旧駅前ロータリーから北側に移った新駅舎を見る。

破壊された「宮沢賢治の碑」と9段の階段が保存されている。

モミュメント復旧の様子。

線路の路盤工事の工事標識。６月２７日までとは、あと数日の内容。通りがかりの工事関係者に聞いたが、すでに列車は運行されており、実際には路盤工事は終了している。

島越漁港の復旧工事。請負金額まで書かれている。１３億６千万円。

島越駅の駅舎は、交流センターとなる工事中。まだ使用できない。

島越駅にて。入線する南行列車。
クウエートへの感謝の紙が。

島越駅近くの島越港も復旧工事中。

島越駅前の広場を整地している。

島越駅前。
田野畑村村営バスの停留所。北三陸線が雨後kだし、その後も運行しているのか。

島越駅ホームから南側を見る。駅付近の整備中

安家川橋梁を通過。
昨年は一時止まってくれたが、今年はなし。進行方向が逆のためなのか。

久慈駅前にある「久慈駅前ビル」はＮＨＫ朝ドラのあまちゃんで観光協会が入っていたとされるビルだ。が、来年、このビルが解体されることになっている。

あまちゃんでは、北三陸駅のカバーがかけられていた三鉄久慈駅。

三陸鉄道北リアス線宮古駅

ＪＲ八戸線のデイーゼルカー。