2008/12/11 - 2008/12/18
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miharashiさん
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団塊夫婦の世界一周絶景の旅ハイライト編第六作目。2008年の世界一周旅行の締めくくりは、ニュージーランドとオーストラリアでした。第六作目は、ニュージーランドの北島と南島を二週間かけてレンタカーで周遊した記録でしたが、あまりにも省略しすぎたので、北島と南島、さらに南島を2つにわけて作り直しました。本旅行記は南島の旅の後半部分で、ミルフォードサウンドからクインーズタウン、ワナカを通り、ウェストコーストからアーサーズパスを経て、クライストチャーチまでの周遊旅行の記録です。(表紙写真は、快晴のクインーズタウンとワカティプ湖(2013年カレンダーに採用))
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月10日、はるか遠くのマウントクックと青い鏡のようなブカキ湖をあとにして、8号線と6号線を走って、ワカティプ湖畔のクイーンズタウンに到着。途中の道沿いにはまたもやルピナスの群落が広がっていた。今日は、町中の眺めの良いモーテルに飛び込みで宿泊。この日の夕食も町中の日本食レストラン。今回のニュージーランド旅行では、外で食べた夕食はほとんど日本食だった。
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12月11日、朝、雲が多かったのでホテルで10時ぎりぎりまですごし、チェックアウト後、マスやうなぎが見られるという小さな水族館へ歩いていってみた。本当に小さな水槽から湖に生息するマスやうなぎを見ることができた、クイーンズタウンからワカティプ湖畔の6号線を走り、その後94号線に入り、テアナウに向かう。クイーンズタウンを出てまもなく黄色い花が満開の場所があったので、そこで一休み。
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ルピナスのような花だ。
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ずっと群落がつづいているので、圧巻だ(ビデオ画像)。
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10時半ごろワカティプ湖沿いの6号線を南下し、97、94号線を走り、テアナウのユースホステルに到着。途中で休憩したので、170キロを3時間位かかってしまった。シャワーやトイレ、ソファーもついている立派な部屋だった。いままでのYHで一番設備がいいかもしれない。ここには二泊した。ホステルで明日のミルフォードサウンドの船の予約をする。
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青空が広がってきたので、昼食後、Manapouri(マウナポリ)まで15分位車を走らせた。この道は景色のいいので知られている。車からは、遠くに雪をかぶった美しい峰が連なり、道端には黄色い野生のルピナスのような花が咲き誇り、ルピナスやエニシダも咲き、、牧草地には数多くの羊や牛が草をはむというニュージーランドを代表する風景が楽しめた。
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マウナポリ湖。湖畔には主に紫色のルピナスが咲いていた。
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親子の羊は見ていてほほえましい。
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偶然黒い牛が一線に並んだ。
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12月12日、6時半にホステルを出て、ミルフォードロードを走り、ミルフォードサウンドに向かう。途中またルピナスとエニシダの大群落に出会ったが、撮影は帰りにすることにして、先を急ぐ。前方の山肌にエニシダ群落で黄色に染まっていた(ビデオ画像)。
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あいかわらず雲が立ち込めている。
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青空が顔を出してきた。
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ミルフォードサウンドに近づくと、道の周囲は険しい山並みの景色に変わり、前方には氷河を抱いた山々が聳えている。
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やがてトンネルで大きな岩山を通り抜ける。
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トンネルの入り口近くでは氷河から落ちる滝が見えた。絶景だったので、車を駐車して撮影。
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トンネルは時間差の一方通行で、多くの車が並んでいた。(ビデオ画像)
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トンネル内は真っ暗だ。前に車がいたので、楽だった。スピードが違うので、離れてしまった。
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トンネルを抜けると道の周囲はさらに険しい風景になった(帰りに撮影)。
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帰り道でゆっくり撮影した風景。絶景だ。
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同上。
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早く着いたので、船をを10時発から9時発に変更してもらう。9時発の船だけは朝食サービスが付き、2度目の朝食となった。フィヨルドはノルウェーでも見ているのであまり感激はなかったが、二度滝の真下まで船が接近するというパフォーマンスがけっこうおもしろかった。
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船はフィヨルドの中を進んでいく。ミルフォードサウンドは雨の多い地域として有名なところだが、今日は晴天に恵まれほんとうにラッキーだ。
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フェリーはある程度行くとUターンする。
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フィヨルドの奥には氷河が見える。たぶんペンブローク氷河だ。
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美しい山並みが見えた。晴れると絶景だ。
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ミルフォードサウンドのアトラクション。船ごと滝の水浴び。
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水を浴びている船の上で撮影。一度カメラを濡らして壊しているので、また濡れるのが心配。
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岩に寝そべるアザラシの群れ。1時間45分の船旅はあっという間に終了。
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船を降りて、ミルフォードロードを引き返す。帰りは、キーサミットに登るのはやめて、のんびり撮影しながらドライブした。写真は、途中の展望台からの景色。
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展望台からの眺めその2。
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拡大して。
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帰り道の途中、またまたルピナスの群落が目に入ったので、車を止めて撮影。
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同上。
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ルピナスとともに二度目の記念撮影。
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絵画のような風景。
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しばらく行くと、河原に広がるルピナスの大群落が見えた。こちらの方が規模が大きい。
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ビデオ画像から。延々と続く花の群落。
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上の写真の場所で車を止めて写真を撮っていると、地元の車が近づいてきて、何やら注意をしていった。車を止めるなという注意かと思ったら、しばらくして路上を牛達の大行進が進んできた。注意はこれだった。今回の旅行では、ここ以外にも同じような光景に何度か出会った。
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12月13日、今日も雲ひとつない青空が広がるいい天気。8時過ぎにテアナウを出て、クイーンズタウンまで来た道を戻った。写真は、途中の道沿いで見かけた羊のいる風景。ニュージーランドでは、人口より羊の数の方が多いと言われているくらい、いたるところ羊だらけだが、羊を入れて風景を撮るのは意外と難しい。この写真はうまく行った写真のひとつ。
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来たときは少し曇っていたので、あまり感動しなかったが、今日はワカティプ湖の色が美しく、遠くの山々もはっきり見え、何度も車を止めて撮影した。すばらしいドライブウエイだ。
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湖の色が真っ青だ。
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湖の対岸にはクイーンズタウンの街が広がっている。
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今日は非常に良い天気なので、クイーンズタウンの背後の山(Bob's Peak)にロープウェイで上る。山頂駅でロープウェイを降りると、眼下に真っ青なワカティプ湖が広がっていた。
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山頂からクイーンズタウンの街並みを見下ろす。
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上の写真の右側の眺め。
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二つの写真のパノラマ合成(画像をクリックしてください)。ワカティプ湖の青色がとにかくきれいだ。
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ルピナスを入れて撮影。下の道はゴーカードのサーキットになっていた。下に下りた後、日本食レストランで昼食。
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クイーンズタウンをあとにして、6号線からワナカへのショートカット(Crown Range Road)に入り、ワナカに向かう。ショートカットの道はかなりの山岳道路で眺めも雄大。。
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峠からはるか遠くに湖がみえる。
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この道はかなりの山岳道路でヘアピンカーブを下っていく。
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同上。
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山道が終わると道路沿いにまた花の群落が現れた。車を止めてしばし撮影タイム。
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広々とした牧場のむこうには再びルピナスの大群落。
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ワナカ湖畔に出てから左折して、グレンドゥ・ベイまで湖畔を走る。グレンドゥ・ベイからは、マウント・アスパイアリングを湖越しに望むことができた。
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キャンプ場からの眺め。
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マウント・アスパイアリングを拡大して撮影。
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ワナカに戻り、今夜泊まる宿を探すと、ワナカ湖畔のきれいなモーテルが空いていたので宿泊(写真)。
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モーテルのロケーションは今まで泊まった中ではベストだった。写真は、部屋の前の庭から撮影した風景。天気が良いこともあり、さわやかで気持ちの良い湖畔の宿だった。
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12月14日朝、昨日までの天気とは違って怪しい空模様。低気圧が接近しているようだ。モーテルの部屋からは朝焼けの山が見えた。
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日が差してはいるが曇っているので、昨日見たアスパイアリング山へのトレッキングはあきらめ、ワナカから湖沿いの道6号線を北上し西海岸のフォックス氷河をめざし、車を走らせた。2つの湖沿いの道は晴れていたら絶景だったのだろうが、今日はいまいちだった。あまり高くない峠を越えると森林の中で視界がきかない道をひたすら走った。途中小さな滝が2つあり、休憩をかねて立寄った。Haast Village というところから左に海があるはずなのに山が海岸線までせまっているせいかしばらく北上しないと海がみえない。このルートは運転していて眠くなるようなつまらない道だった。
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やがて、道は海岸沿いを走るようになり、写真の眺めの良いところに出た。Knights Pointというところだ。
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ようやく3時前にフォックス氷河の町に着いた。道路に沿った小さな町で、町からも氷河が見えた。今晩は昨日のモーテルがよかったので、同じ系列のモーテルに宿泊することにしていた。町のどまんなかにあり、チェックイン。曇ってはいたが山が見えていたので、さっそく氷河へ行ってみた。町から駐車場までは4キロ。10分もかからない。そこからも見えるが5分歩いて近くから撮影。氷河の氷はかなりよごれていて、黒ずんでいた。
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駐車場から歩いて先端ちかくまで行けるのだが、近そうに見えて案外距離がある。天気が悪いので早々に見学を切り上げて、モーテルにもどった。
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その後夕食まではのんびりすごし、夕食後(モーテルはキッチン付きなので便利だ)、マセソン湖の駐車場まで行ってみた(湖には行かなかった)。そこからサザンアルプスの山々をみることができた。一番上のほうが雲の中なのが残念。
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明日は雨の予報なのでこんなところでがまんする。今日の走行距離は287キロ。
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12月15日、天気予報どおり朝から雨。9時まで様子をみて25キロ先のフランツヨーゼフへ。町へつくころには雨も小降りになり、傘なしでもいいくらいになった。町から4キロの駐車場まで行きそこから森の中の道を10分行くと、氷河の展望台に着く。よく見えたのでさっそく撮影。
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氷河の拡大写真。氷河の全景がかろうじて見えた。氷河の規模は昨日見たフォックス氷河と変わらなかった。
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氷河をあとにしてウェスト・コーストを北に走っていると、若いドイツ人女性二人ずれのヒッチハイクに遭遇。車を止めてしまったので二人を乗せてしばらく走り、カフェで休憩。カフェから出ると、ヒッチハイクの二人は他の車に乗り込んで先に行ってしまっていた。ニュージーランドではヒッチハイクで旅行するのは簡単なようだ(特に女性は)。この日はグレイマウスまで走り、街中のモーテルに宿泊。フルキッチン、2室3ベッド、ジャグジー、ソファー2つ、食卓付きの豪華モーテルだった。値段は日本のユース並み。こたえられない。今日の走行距離211キロ。
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12月16日、低気圧の進みが予想より遅く、朝になっても雨が降り止まない。9時45分まで様子見。しかたなく予定を変更して西海岸を北上し、Punakaikiの手前にある景勝地パンケイキロックに向かうことにした。ここはきのう宿の主人が勧めてくれたところで、40キロ離れたところにある。雨の中車を走らせたら、なんとすばらしい海岸線で三陸海岸をもっと規模を大きくしたようなところだった。晴れていたらもっとすばらしかっただろうと想像される。パンケイキロックに着いたときは一時雨が止んでいた。ここは岩がホットケーキのように幾重にもかさなり、波の浸食によってなんとも奇妙な景観が作られていた(写真)。波しぶきと雨風がひどくなってきたので突端まで行くのを断念。お天気のときに来たかった。
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晴れていればもっと良かっただろうが、面白い景色の海岸だった。
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波がうねっている。
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波しぶきと雨風がひどくなってきたので突端まで行くのを断念。お天気のときに来たかったが、残念。また来た道を引き返し、グレイマウスの手前でアーサーズパスヘ行く道に入り、73号線に合流。峠をすぎても天気が回復しないので、峠からしばらく下ったところにあったモーテルに宿泊。モーテルの部屋からは、河川沿いに紫色のルピナスが群生しているところが見えた。夕方から青空が広がった。明日は天気になりそうだ。
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12月17日、ニュージーランド周遊の最終日。天気は相変わらず曇っているが、雨は上がっていた。来た道をアーサーズパスの方向に少し戻って、デビルズ・パンチボール滝に立ち寄る。滝の全貌を見るには、駐車場からかなり歩かなければならず、滝の遠景(写真)だけ撮影して滝をあとにした。
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また同じ道を戻って73号線を東に下っていくと、広々とした河原に出た。河原にはまたしてもルピナスの大群落が広がっていたので、撮影のためストップ。
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車を降りて周りを撮影していると一日1本しか走らないというトランスアルパイン鉄道がやって来た。急いでビデオをまわし、撮影することができた。この列車は一日一本しか走らないので、まさに絶妙のタイミングだ。ニュージーランドではもっとも有名な観光列車だが、あまり見通しの効かない谷間を走るので、乗ってもたぶんがっかりしたかも。
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車の近くに寄って来たオームのような鳥。いたずらが激しい鳥だそうで、撮影のため近づいても平然としていた。
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73号線は河原を過ぎると上りになり、ルピナスで全面覆われた河原を見下ろすことができた。ニュージーランド最後の絶景だ。アーサーパスを経て、1時半頃にはクライストチャーチに着いた。雲が多かったせいかそれほど感動する景色には出会わず、有名な割には退屈なルートだった。今日の宿は空港に近いモーテル。予約なしでも低料金でハイレベルのモーテルが見つかるものだ。今日もいい宿に恵まれた。休憩の後、寿司などの買出しに市内中心部まで歩いて行った。ニュージーランド観光は今日で最終日。思えば充実した2週間だった。南だけで総走行距離約2275キロ。北も入れると約3000キロ。よく走ったと思う。
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12月18日、クライストチャーチ空港でレンタカーを返し、カンタス航空便でオークランドを経由してオーストラリアに向かう。皮肉なことに天気は晴れていた。
<ニュージーランド・ドライブ旅行 後記>
ニュージーランドを訪れたのは12月で、日本では6月にあたり、黄色い花(たぶんエニシダ)やルピナスが満開で、ドライブ旅行には絶好の時期でした。後半天気が崩れてしまったのは残念でしたが、ハイライトのマウントクックやミルフォードサウンドでは好天に恵まれ、天気に関してはラッキーな方だったと思います。
ニュージーランドは日本と同じ左側通行で、道も良く整備されているので、ドライブ自体は何の問題もありませんでした。ただ、路上で動物の死骸に頻繁に遭遇したのには驚かされました。車社会の一面を見たような気がしました。宿泊に関しては、ユースホステルとモーテルがほとんどでしたが、ユースホステルは皆清潔かつ安全で日本から予約もできるのでお勧めです。ただ予約時に全額前払いになります(キャンセルすれば戻ってきます)。モーテルはいたるところにあり、予約しなくても飛込みで十分泊まれました。車があれば、ホテルより安くて設備もいいので、うまく利用すれば楽しい旅ができると思います。
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