6度目の越南　9日目＜ホイアン3＞

2014/04/26 - 2014/05/07

今日はいよいよ本命のビンフン1（ヘリテージ）へ移動

期待通りのレトロな老舗ホテルか、単なるボロホテルか。

今回のホイアン旅行のメーンイベントはランタン祭りとビンフン1だった。
ランタン祭りはとんだ勘違いだったが、・・・・。


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結論、ビンフン1の評価は×
詳しくは本文で

エリア ホイアン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆Vinh Hung Riverside Resor

朝の散歩はホテルの外をぶらついてみる。
今朝は朝から暑い。

ビンフン リバーサイド リゾート ホテル

○Vinh Hung Riverside Resor

リバーサイドの西隣にあるビンフン・エメラルドリゾート
2013年2月にオープンした新しいホテル。

我が家も候補に挙げたが、クチコミを参考にしてリバーサイドの方を選択した。
正面の建物しか見ていないが、宿泊代が安いだけあってリゾートがあまり感じられない。

エメラルド ホイアン リバーサイド リゾート ホテル

○トゥボン川

アンホイ島と旧市街の間には橋が３つ架かっている。
アンホイ橋は観光用なので綺麗にしてあるだが、こちらはありのまま。
トゥボン川もゴミが浮いていて興醒めする。

９日目　　５月４日（日）　朝

【Vinh Hung Riverside Resor＜Riverside Restaurant＞】

昨日とほぼ同じ時間帯だが、客がほとんどいない。

ビンフン リバーサイド リゾート ホテル

【Riverside Restaurant：朝食ブッフェ】

目玉焼きがオムレツに変わったぐらいで、ほとんど昨日と同じ。

【Riverside Restaurant：朝食ブッフェ】

陽気なスタッフがいて、鼻歌を歌いながら食器を片付けていた。
このホテルの雰囲気とマッチしていて微笑ましかった。

【Riverside Restaurant：朝食ブッフェ】

朝食ブッフェは品数が多く味がいいのに越したことはないが、例えそれらが欠けていても雰囲気さえよければ、それなりに楽しめることが再認識させられた。

≪nam Tran≫

朝の散歩の時にみつけたアンティークショップにマダムを連れて来た。

場所はビンフン・リバーサイドとビンフン・エメラルドの間
外観はとてもベトナムとは思えないほどシャレている。

≪nam Tran：皿 3USD≫

これをアンティークというのか、単なるガラクタなのか
最初は6USDって言っていたのを値切り倒したつもりだが、あちらは舌を出していたのかも。
裏庭を掘っていたら出てきたってかんじ。

≪nam Tran：皿 4USD≫

こちらはまだアンティークぽい。
そのわりに１ドルしか変わらない。

店の外観の割に商品は期待外れ。
基本的にガラクタばっかり。

☆Vinh Hung 1

12時少し前
チェックインできなければ荷物を置いて街ブラするつもりだったが、少し待てばチェックインできるようだ。

フロントマンは安ホテルのオヤジっぽい。一流ホテルマンの立ち振る舞いではない。

ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル

☆Vinh Hung 1

ビンフンリバーサイドのThe Countryside Marketのパンフレットがテーブルに置いてある。
これは何だと尋ねるとビンフン１の客も参加できるらしい。

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

中庭の奥に2部屋ある。
廊下を挟んだ右側が102号室

木造の重い引き戸を開けると、

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

レトロだけど磨き上げられていると期待していたが、残念ながら期待外れだった。

隅っこに埃が被っているように見える。
真中のその辺だけ掃除しましたってレベル。

部屋のライトを全部つけても薄暗い。
もっとも、薄暗い状態でもアラが見えているのだから、もう少し明るかったら見たくないものまで見えてしまう。

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

バスルームは広い。
水周りはリノベーション済み

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

バスタブはものすごく大きい。
カーテンが安普請なのは残念だが、それ以外は何の問題もない。

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

調度品や壁、床らはそれほどくたびれていない。
むしろちゃんとしていれば、それなりのものであることは伺える。

残念なことに手入れができていない。このままでは単なるボロでしかない。
悔しいことに、ビンフンリバーサイドより宿代は高い。

☆Vinh Hung 1

唯一の窓が中庭に面しているが、いくらなんでも全開にする訳にはいかない。
もっとも、窓があるだけましのようで、隣の101号室は窓がない（確認した訳ではないが）。

☆Vinh Hung 1

気をとり直して２階を散策

1階に2部屋、2階に4部屋と全部で6部屋
102号室と101号室の上に2部屋、ロビーの上に2部屋ある。
ロビーの上の2部屋がスペシャル。

☆Vinh Hung 1

このバルコニーからチャンフー通りを眺めるのがビンフンホテルの醍醐味。

☆Vinh Hung 1

バルコニーはこの2部屋の占有なのか、そうでないのかは微妙。
テーブルと椅子が3セット置いてあるので宿泊客共有だと思うが、座るのには何となく根性がいる。

≪Cool Japan In hoian≫

ガイドブックに日本人スタッフ常駐とあったので覗いてみたが、日本人はいなかった。
わざわざ探して来たが、Ｔシャツも見るべきものがなかった。

○進記家

前回ホイアンの街中の有名スポットはだいたい回ったが、タンキーだけは入場時間があわずにもれてしまっていた。

今回、機会があればと考えていたが、その消極的な動機が災いして、結局行かず仕舞だった。

こことワークショップのショーは、ちゃんと予定を立てて観ておくべきだった。

進記家 (タンキーの家) 文化遺産

≪Reating Out Handicrafts≫

昨日はざっと見ただけだったので、今日は真剣に吟味。
2階を見終わって下に降りてきたら階段の横にセールのコーナがあった。

リーチング アウト アート＆クラフト 専門店

≪Reating Out Handicrafts：ミニ小皿 1USD×3枚≫

土産物屋にあるバッチャン焼きやソンベ焼きとは全然違う。

トンボが大きい割に主張していないのがいい。
手書きだと思うが丁寧に描かれている。
それに生地がきめ細かい。

箸置き程度のサイズだが、
これが1ドルなら、ベトナムでも安い。

≪Reating Out Handicrafts：丸皿3USD×2枚≫

こちらのトンボはちょっとうるさい気もしたが、3ドルなので買わなきゃ損だろう。

≪Reating Out Handicrafts≫：合計 189,000D≫

その辺の土産物屋と違って丁寧に梱包してくれる。

全体的には本格派の商品が多い。
たまたまセール品でリーズナブルだったが、クオリティは高い。
ボランティアとかそういう方面は苦手だが、何となく応援したくなる。

○路地

ホイアンは路地に趣きがあるとの記事を読んだので積極的に狭い路地を歩いてみたが、新たな発見には遭遇しなかった。

○Vinh Hung 2

バーチュー通り方面に探検に行ったらビンフン2があった。
外観はそんな安宿には見えない。
宿代はビンフン1の1/3ぐらい。

マダムがこっちの方がきれいだと憤慨している。

ビン フン 2 シティー ホテル ホテル

○Vinh Hung 3

更に進むと今度はビンフン3
2よりちょっと落ちるかなって感じ。宿代は2とほぼ同じ。
立地が違うが、いずれにしてもビンフン1が高すぎる。

バーチュー通りは安宿街と思っていたが、そうでもないようだ。

ホイアン フォー ライブラリー ホテル ホテル

○バーチュー通り Ba Trieu

ホイアン・ダナン空港間のシャトルバスがあるようだ。
1日7本、始発は朝６時１５分、所要時間は45分
看板には書いていないが、地球の歩き方によると１人11万ドン。

我が家はさっきホテルカーを42万ドン（20ドル）で予約したばっかり。
もっとも、14時15分は早すぎるし17時15分は遅すぎる。
仮に15時台のバスがあっても、２人で22万ドンならバスは選ばない。

☆Vinh Hung 1

さすがに街のど真ん中にあるだけあって、ちょっと一休み、ちょっとトイレと何かと便利がいい。

ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル

【Reating Out Teahouse】

リーチングアウトのカフェができたことは知っていた。
リーチングアウトの活動には賛同するが、過度に美化するのも憚れる。

ただトリップアドバイザーのホイアン・レストラン部門でずっと1位をキープしているので、どんなところか興味があった。

リーチング アウト ティーハウス カフェ

【Reating Out Teahouse：Local coffee 2USD×2】

食器が凄いが味は普通。スペシャルではない。

陶器はさっき買ったトンボ柄が使われている。
なんとなく嬉しい。

【Reating Out Teahouse】

聴覚障害者のスタッフと意思疎通するために「Cool Water」、「Ice」、「Bill」と書かれた紙の札がテーブルに置かれている。

スタッフどうしは手話で会話している。
たまたまかもしれないが、客もひそひそ声で喋っている。

【Reating Out Teahouse：合計 84,000Ｄ】

どうしても無意識のうちにトーンが下がる。
この静寂がトリップアドバイザー1位の源なんだろう。

どちらかと言うと我が家も静けさを好む方だが、正直、ちょっと肩が凝る窮屈さを感じた。

☆Vinh Hung 1

リーチングアウトで休憩したが、ホテルでも休憩。
立地に限ればビンフン1はホイアンで間違いなくナンバーワンだ。

ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル

9日目　5月4日（日）　16時

【Vinh Hung Riverside Resort＜Resort Garden＞】

昨日と屋台の位置を変えていたが種類は同じ。
ただし、今日は若手が当番のようだ。

ビンフン1で見かけた欧米人ベテラン女性4人組も来ている。
そういえば、性善説で運営しているのか誰も部屋番号等をチェックしていない。

ビンフン リバーサイド リゾート ホテル

【Resort Garden：The Countryside Market】

欲どしく全種類皿に盛ってきた。
しかも麺はカウラウ

7時半にモーニング・グローリーを予約しているのに大丈夫か？

【Resort Garden：The Countryside Market】

昨日ほど大繁盛ではないが、それなりに来ている。
もしかすると2日連続は我が家だけかも

でも、これはお値打ちものなので絶対に来るべき。

★SOA Holiday

ホテルを出て左側にマッサージ屋が2軒ある。
ひとつがDISCOUN40％と大きく書いてある。

ここの女の子が前を通る度に声をかけてくる。

★ミーノ・スパ Myno Spa

もうひとつは40％の看板はないが値段は似たようなものだろう。
外観ではこっちの方が清潔そうだ。

案の定、315千ドンを250千ドンに値引きすると言ってきた。
向かいの店に行って交渉するのも面倒なのでここに決めた。

ミーノ　スパ エステ・スパ・マッサージ

★ミーノ・スパ：フット60分 250,000×２人

女店主が電話でマッサージ嬢を呼んで2・3分でバイクが到着
この辺に住んでいるのか、違う店から呼んだのか

駆け付けた彼女たちは2人とも上手だった。
椅子でなくベッドで受けるのは久しぶりだった。
多分バリ島以来だから、もう数年ぶりだ。

★ミーノ・スパ

マッサージが終わったら雨が降ってきた。
予想外だったのでどうしようかと悩んでいたら女店主がビニールの合羽を貸してくれた。

返してと言われなかったが、彼女は我が家がビンフンリバーサイドだと勘違いしている。

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

大雨ではないが、合羽があって助かった。
2つとも使いこんでいるようが、さすがに返さないと悪いだろう。
明日返しに行くことにしよう。

ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル

9日目　5月4日（日）　夜

【モーニング・グローリーMorning Glory】

7時半
人気店とは聞いていたが、まさかの満席状態。
昼過ぎにビンフンから予約してもらっていて正解だった。

予約がなかったら、アウトだった。

モーニング グローリー オリジナル 地元の料理

【モーニング・グローリー：Water Big 25,000Ｄ、Larue 30,000Ｄ】

Larue ビールは安い。
ローカル食堂だと生ビールが4,000ドン位らしいので、それからすると瓶ビールは高級なんだろう。

【モーニング・グローリー：Fried Wontons with Crabneat 75,000Ｄ】

昨日オーダーし損ねた揚げワンタン
これでホイアン三大名物を制覇

名物旨いものなしと言うが、ホイアンの三大名物はどれもいける。

【モーニング・グローリー：Pomelo Salad with Chicken 98,000Ｄ】

タイのヤムソムオーとは違って辛くない。
しかし、ボリュームありすぎ。

そもそもビンフンリバーサイドであれこれ食べたのでお腹がすいていない。
あれから、3時間しか経っていない。

【モーニング・グローリー：Fresh Spring roll 65,000Ｄ】

今日も生春巻きをオーダー
すっかり必須になっている。

生春巻きは見た目以上にお腹いっぱいになる。

【モーニング・グローリー：Hoi An Chichen Rice 75,000Ｄ】

これもホイアン名物のチキンライス
東南アジアはどこへ行ってもチキンライスが名物になっている。

ここのチキンライスも美味しいと言いながら食べた記憶はあるが、どんな風に美味しかったのか全然憶えていない。

【モーニング・グローリー：合計 368,000Ｄ】

さすがに超満員だけのことはあった。
どの料理も美味しい。
カーゴクラブとオーナーが一緒らしいが、こっちの方が美味しいかな。

≪Ren Tan cocoon：ストール 84,000Ｄ、ストール 63,000Ｄ≫

アイホン島のトゥボン川沿いを歩いていたら、ストール屋にマダムが吸い込まれていった。
コクーンを名乗っているのだから、当然売りはシルク
店は小さいが、商品は豊富にある。

【ザ・カーゴ・クラブ The Cargo Club】

またまたカーゴ、今回だけで4回目
店の人にも完全に憶えられている。

カーゴ クラブ 地元の料理

【ザ・カーゴ・クラブ：VNAM Coffe 25,000Ｄ×2】

アイスコーヒーを注文するとこまで憶えられていた。
コーヒーも美味しいが、スタッフの雰囲気もいい。

【ザ・カーゴ・クラブ】

ホイアンにはオシャレなカフェが腐るほどあるのに、ついついカーゴに入ってしまう。
せっかくだから、いろんな店にするべきだったとちょっと後悔。

☆Vinh Hung 1

ホテルに帰ってきたら、前面が全て雨戸の状態になっている。
ランタンや街灯も消えている。
しかも扉が開かない。鍵がかかっている。
まだ10時過ぎだよ。

さすがに中から扉は開けてくれたが、お詫びの言葉もない。室内も外と同じで暗い。
10時が門限とも言われていないし、10時すぎたら消灯するとも聞いてない。

ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

他の部屋の客はもう寝ているのかと思うぐらいシーンとしている。
防音などできているはずがないのに話し声さえ聞こえてこない。
我が家も声のトーンが下がる。
まるでひそひそ話をしているよう。

風呂に入っていいのだろうか？

☆Vinh Hung 1＜102号室＞

昼間は気がつかなかったが、ベッドに上布団がない。
いくら真夏でもそれはないだろうと探したら箪笥の中にあった。

今度はシーツがない。
ベッドのシーツが二重になっていたので、その中に入れってことだろう。
色んなホテルに泊まったが、これは酷すぎだろう。


●6度目の越南　10日目＜ホイアン4＞
　http://4travel.jp/travelogue/10901085