ヤッター！　3年ぶりの優勝だ　　横濱ドラゴンボートレース　2014 　『横浜市長杯』　

2014/06/01 - 2014/06/01

横濱開港祭のメインイベントとして、また横浜の初夏の風物詩としてしっかり定着した横濱ドラゴンボートレース

横浜開港祭をはさんで、5月31日から6月8日までの週末の土日に約200チームの参加によって、６つの大会に分けて今年も開催されています。

勤務先の会社がスポンサーになっている関係で９年前に初出場。
以来すっかりはまってしまい、9年連続での出場となりました。

今年参加した大会は６月１日の横浜市長杯の午前の部。

２４チーム参加してのタイムトライアル
３チームずつ８レースを２回実施して、各チームいずれか速いタイムを採用して、上位３チームによる決勝を行い、優勝チームを決めるというもの。

２年目で３位入賞して以来、毎年優勝を目指して出場し、３年前に念願の初優勝。
でも一昨年、昨年と2年連続の6位と振るわず、今年は若返りを図り４０歳以上の４名を除くと平均年齢は２４，５歳。

そんなかなに老骨にムチ打って、今年もおやじパワー全開で頑張っちゃいました。

１本目に暫定１位の好タイムが出て、２本目は海のコンディションが悪くなったので、１回目の記録を上回るタイムは出ないだろうと読んで、子供たちを出場させのんびり流しました。

結局一緒にレースをした３チームが上位３位に入り、そのまま決勝進出。

決勝ではベストメンバーに戻して、５秒差の１挺身の差をつけ優勝しました。

終わった後の中華街での打ち上げは大いに盛り上がりました。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 私鉄 徒歩

毎年横浜開港祭のメインのイベントとして、開港記念日を挟んで週末２週にわたって開催される横濱ドラゴンボートレース。

横浜ドラゴンボートレース 祭り・イベント

今年は第２１回目の大会として５月３１日、６月１日、６月７日、６月８日と、４日間にわたり１８７チームが出場し、６つの大会が開催されています。

私のチームは９年前に初出場以来、９年連続での出場となります。

今年出場した大会は、６月１日に開催された横浜市長杯の午前の部。
出場チームは２４チーム

３チームずつ２レース行い、いずれか良いタイムを採用して、上位３チームによる決勝レースを行い、優勝チームを決めるタイムトライアル。

われらがチームは２年目に３位に入賞して以来、毎年優勝を狙って出場するも、いつも５、６位。
３年前に念願の初優勝はしたものの、一昨年、昨年とまた連続６位
今年は若返りを図りパワーアップしての出場

当然優勝ねらいです。

９回連続で出場していますがこんなに天気も良く、海のコンディションの良い日のレースは初めてかも。

でも、前日も１艇沈没したことを練習の時に聞きましたが、今日も波もほとんどないのに自沈してしまった船が。

１レース目は８時４０分のスタート
この日一緒にレースをするのは、都内の女性が中心のチームと地元横浜港南区の消防団のチーム。
女子チームはそろいのユニフォームにマイパドルでの参加。
２度目の出場にしては、見た目はかなりの本格派。

普段なかなか練習のできないドラゴンボートですが、どうやら勝どきのほうに、ボートを貸してくれる場所があって、彼女たちはそちらで練習していて、いろんなレースに出場しているよう。女性だからといって侮れないチームのようです。

毎回決勝に進出するチームはほとんどがマイパドル
我々チームは９回の出場なのにいまだに借り物の木製パドル
カーボンパドルは軽いのでパドルを変えるだけで５秒は短縮できるはず。

でもカーボン製のパドルは３万円以上もするんです。
チーム分揃えたらそれだけで６０万円
さすがに買えないよね。

１レース目「パドルを挙げてReady Go！」 の掛け声のもとスタート

レースが行われたのは山下公園の客船ターミナル側から氷川丸に向かっての２６０ｍの距離
これはドラゴンボートレースの国際競技規定にのっとったもの。

今日の決勝進出の目安になるタイムは、１分２０秒切り

我々のチームのベストタイムは、３年前に優勝した時の予選で出した１分１７秒９７

海のコンディションによって当然優勝タイムは大幅に変わってきますが、今日はコンディションが良いので、いいタイムが出そうです。

とりあえずスタートダッシュがうまくいって、両側のチームにリードしています。

そのリードはタイムにして約３秒ほどで１位でゴール。

タイムは１分２２秒０８
１本目にしてはまずまずのタイムです。

この日の横浜市長杯の午前の部、参加チームを見ると毎回優勝を争う強豪チームがほとんど出ていなかったのです。
唯一昨年の優勝チームの1チーム出ているだけ。

ということは、２２秒台のタイムでも決勝に出れる可能性はかなり高い

とりあえず１本目を終えて、２レース目に同走した３チームがそのまま１、２、３位にランクされています。

このまま決勝に残れるだろうとの読みで、最後尾のメンバーを子供にチェンジ。

２本目　スタート

１本目はスタートから両脇の２艇に差をつけて、そのまま差を広げてゴールできたのですが、２人メンバーを子どもに変えただけで、やっぱり目に見えてパワーダウン

気付いた時には両側のチームにリードを許していて、あれっと思ったときはもう遅かった

1本目よりも風が強くなっているので、船がバウンドして手こぎになってしまい、バドルを横に払ったような状態になっていること。

横に払うのではなく、縦にグサッとパドルを差し込まないとスピードが出ないんです。

一番の原因は、毎回太鼓をたたいている女の子を、漕ぎ手に回したことによって太鼓のリズムが全く合わず、パドルがばらばらになっていたこと。
ドラゴンボートでの太鼓の役割の重要性を改めて感じた次第です。

そうなるとなかなか思うように前に進まず、結果は1本目よりも14秒近く遅い平凡なタイムで3着。
決勝進出に赤信号が灯りましたが、海のコンディションの悪化に伴い、他のレースもタイムが悪く、この後も1本目に出したタイムを上回るチームが出ませんでした。

結局1本目に２レース目の３チームが出した記録がそのまま上位３位となり、そのまま決勝に進出。

3年振りの決勝進出です。

決勝戦は1時間後のスタート。

今日は午前中のレースということもあって、ギャラリーの数は少なめ

いよいよ決勝戦がスタートします。
今日はずっと真ん中の2コースでしたが、決勝はじゃんけんに負けてしましまい、
岸壁寄りの1コースでのスタート

決勝に出たからには当然のこととして優勝を狙います。

海のコンディションも1時間の休憩の間に潮が引いて凪の状態に

目標は1分20秒切り。
先手必勝はドラゴンボートレースでも一緒

他のチームの姿が写っていませんが、スタートダッシュが効いてこの時点で鼻先のリード

太鼓を元に戻してベストメンバーに戻したため、パドルのリズムもばっちりそろっています。

コースの中程ではすでに２ｍ近くリード

そうなるともう勢いがついて、どんどんリードが広がります。

1分20秒ほどの短い時間ですが、スタートダッシュで一気にパワーを消耗するため、２００ｍを過ぎるとスタミナ切れでスピードが弱まるのですが・・・

決勝は一気に突っ走ることができました。

結局2位に1挺身以上の差をつけてゴール

ヤッター！
3年ぶりに優勝です。

タイムは1分21秒08

予選よりもタイムを1秒短縮したものの、20秒を切ることはできませんでした。

優勝タイムにしては平凡なタイムですが、なにはともあれ、優勝できてよかった。

表彰式はメンバーの中で最多出場の私が表彰状をいただきました。

優勝の賞品は大会スポンサーによって違います。
前回優勝の時はコカコーラがスポンサーだったため、コーラのオリジナル自転車でした。
今回はアンダーアーマーのTシャツとキリンビール一番搾り1ケース、お食事券でした。
人数分出る商品は、後で配分でもめなくていいですね。

勝利者インタビューでは地元企業のメンツにかけての連覇を誓いました。

最後に記念撮影
真ん中でとっていたプロのカメラマンにみんな目線が向いていて、横を向いた集合写真しかありませんでした。

祝勝会は中華街に場所を移して北京飯店で開催
やっぱり勝った後のビールは最高！
いつもここでレース後の慰労会をやっていますが、優勝となると盛り上がりが全然違いますね。

ここの名物料理、最近テレビでも話題の中華屋さんのカレー
お蕎麦屋さんのカレーによく似た味でした。

もう一つの名物は小籠包
最近東海道を歩きはじめてダイエット効果が表れて2キロほど痩せていたのですが、さんざん飲んだビールとたらふく食った中華料理のおかげて、家に帰って体重を計ると、すっかりもとに戻っていました。

優勝できたから、まあ、いいか

来年の連覇を誓ってここで解散