2014/05/15 - 2014/05/19
301位(同エリア1788件中)
くろへいさん
5月の第二週の祝日と週末を利用して、くろへいの住むタイからベトナムのホイアンへの週末旅行を楽しんで来た。
今回も、半年以上前の激安プロモーション期間中に購入したAIR-ASIAの激安航空券を利用!
バンコク-ホーチンミン片道1,280THB(約3,600円)は貧乏サラリーマンには感涙ものだ。
更に、ホーチンミンからホイアンの近隣空港であるダナンまでは、萌えCAで売出中のベトナムの旗艦LCC、Vet-Jetを利用してみた。
此方も、片道398,000ドン(約2,000円)というバス並みの料金。
ベトナム航空のアオザイCAさんも捨てがたいが、アメリカンスクールみたいな制服は、日本の制服オタクからすれば垂涎モノだ。
オリーブのチェック柄のショートパンツに、赤いシャツとパンプス。
パンツと同じ柄のネクタイとサンダーバード(古い)を彷彿させる可愛いお帽子。
どうみても、スクールガール向けのデザインとしか思えないが、実際のCAさんも10代にしか見えないところが凄すぎる。
しかも例外なく、皆可愛い!
AIR-ASIAの胸元全開に超ミニスカ制服もパッツンパッツンで素晴らしいが、Vet-Jetの萌え制服も負けずに素晴らしい。
間違ってはいけないが、旅の目的は、萌えCAに癒されるためでは無く、世界遺産に登録されている、旅情溢れるホイアンの街歩きなのだ。
という訳で、今回も”財布は軽いが気分はリッチ”に、アオザイの国ベトナムは「ホイアン」を週末弾丸トラベルで駆け抜けてきました。
□1日目
会社→バンコクドムアン空港→ホーチンミンタンソンニャット空港
→タンビン地区
(タンビン地区内 タンビン1ホテル泊)
□2日目
タンビン地区→ホーチンミンタンソンニャット空港→ダナン空港
→ホイアン市内
(ホイアン歴史保存地区内 Vinh-Humg Heritage泊)
■3日目
終日観光
(ホイアン歴史保存地区内 Vinh-Humg Heritage泊)
■4日目
ホイアン市内→ダナン空港→ホーチンミン→バンコクドムアン空港
→自宅
【移動手段】
▲タイ国内(自家用車)
▲バンコク⇔ホーチンミン(Air-Asia 片道約1,280THBプロモ適用)
▲ホーチンミン⇔ダナン(Vet-Jet 片道約398,000ドン約20ドル)
▲ホーチンミン空港⇔タンビン地区(タクシー 片道5ドル)
▲ダナン⇔ホイアン空港(往路ホテルリムジン 20ドル 復路タクシー16ドル)
※航空券には空港諸税等は含まれてません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ベトナム3日目&ホイアン2日目
この日は終日ホイアン散策なので、目覚ましをかけずに起床。
それでも6時過ぎには朝餉の支度の物音で目が覚めてしまった。
それにしても、民宿Vinh-Humg Heritageは素敵だなあ〜
※民宿Vinh-Humg Heritageは、築180年の木造住宅を改築している。
エアコンや冷蔵庫等、基本的なファシリティーは十分だが、部屋の密閉性は不十分だ。
その為、遮音効果も薄く、久々に朝餉の支度の音で目が覚める。
何だか、小学生の頃に戻ったような、素敵な目覚ましだった。 -
ロビーで朝食を頂く。
全部で6部屋しかないので、朝食の種類は限られている。
焼きたてのフランスパンや生ジュース等、十分に美味しく頂戴した。
因みに、ロビーは通りに面しているものの、周囲は車輌乗入れ規制地域のため、空気はきれいだ。
外の空気も朝食と一緒に頂く。 -
さあ、今日は何処に行こうかな?
とりあえず気の向くままお散歩開始。
今日も暑そうだな〜(汗) -
先ずは、トゥボン川沿いを歩き、アオザイ美人のいる旅行代理店に入る。
個人的には
「アオザイJKによる膝枕お昼寝コース」
というのがあれば即決だったが、残念ながら此処はアキバではない。
世界遺産のホイアンらしく、半日リバークルーズを申し込む(泣) -
因みに、半日リバークルーズのお値段は 18ドル/人
妻のウナギ犬と一緒なので、36ドル
本来はグループで船を一艘チャーターするらしいが、誰もいないので2人でチャーターとなった。
勿論追加料金は無い! -
船頭さん兼ガイドさんと3人で出発!
途中でローカル船とすれ違う。
「シンチャオ、暑いですね」 -
ガイドのタンさんに連れられて、小島に上陸。
小島といっても電気量販店ではない。
此処は、河口付近の半分干潟のような場所にある周囲数キロの島だ。
実は、この島は「造船」を生業にする島だったのだ。 -
「造船」といっても、木造で小さな漁船を手造りで製造するため、木工技術に長けており、そこから木彫技術も発達していったそうだ。
今では「造船」と「彫刻」の島として、ホイアンから観光客が訪れる。
此処では、少年が仏像を彫っていた。 -
此方は、別の工房
此処では、木のレリーフに貝殻の破片を貼り付けた、「貝細工」の工房
メチャ細かい作業に感心する。
アル中の"くろへい"には無理な作業だ。 -
彫刻島でお買物をした後、更に河口付近までクルージング。
水椰子のジャングルの水路を進む
如何にも南国の風景だなあ〜
素敵な風景に思わず、鼻歌がでる
人食い土人のサムサム お腹が空いて死にそうだ〜 -
概ね、クルーズツアーも終わりの頃、河口近くで投網漁でお魚を捕っている漁師さんと遭遇。
手を振ると、何とおいら達の船にやって来た。 -
ご教授、ありがとうございました。
※実は、この時間魚が釣れる事は殆ど無く、彼らは観光客に投げ網漁のパフォーマンスを見せて小遣いを稼いでいるようだ。
網に入った魚も自分で捕ったモンか"相当怪しい"が、まあいいか。 -
河口からトゥボン川を遡り、ホイアンに戻って来た。
此処でリバークルーズツアーは終了。
【川からホイアン市場を眺望】 -
市場の近くで下船したので、周辺を散策。
マンゴ売りのおじさん。
【ホイアンの市場にて】 -
市場の外の日陰で商売する婆さん
-
ホイアンに戻り食事をしたら昼過ぎ。
あまりの暑さに、往来を歩く人は誰もいない。
ちょっとしたゴーストタウン
【白昼のホイアンにて】 -
暑さに倒れそうになったので、茶店で休憩する。
此方は「Reaching Out Tea House」
Tran Phu通りにあるカフェ。 -
通りに面した場所に座り、ベトナムアイス珈琲&中国茶テイスティングセット、ベトナム生姜クッキーを頂く。
【Reaching Out Tea Houseにて】 -
使用している茶器も美しく、猛暑でアイス珈琲がぬるくなると、スグに氷(珈琲を凍らせた氷)を入れて頂く等、繊細なサービスに感動。
他の茶店よりも高いとのコメントもあるが、日本の場末の喫茶店よりは情緒があって価値はあると思う… -
通りをはさんで対面のお店を眺める。
軒先を掃除中に、突然の突風が吹き、ブーゲンビリアの花が舞い上がる。
せっかく掃除したのに、お母さんも子供達も笑っている。
素敵な光景が撮れた。
【Reaching Out Tea Houseにて】 -
その後、余っていた共通券を使い、午後の散策再開。
-
ちいさなミュージアムや民家等、地図を頼りに歩き回る。
何れの場所も、歩いて回れる範囲にあるので、迷う事は無い。 -
何処も似たような景色なので、何処が何処だったのか忘れてしまった。
-
共通券で入った名所のどこか…
何て、イージーな説明だ。 -
土産物屋さん
-
共通券で伝統芸能ショーが見れるとの事で、何とかシアターに寄る。
殆ど京劇のような内容だったが、40分も楽しませて頂く。 -
舞台の袖から「タダ見」をする子供。
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一旦ホテルで休憩し、夕方前に再び来遠橋に寄る。
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来遠橋の中に奉られたお堂。
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アオザイ美人の撮影会
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ホイアンで見る2回目の夕日
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そして、昨日と同じように、灯篭を売る少女達
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ランタンに灯りが燈り、昨日と同じ夜がやってきた。
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川向こうから眺めるホイアンの町並み
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今日は、少し高めのお店で食事をする。
ベトナム料理のお店だけど、メニューの説明や料理の出し方はフレンチぽい。
スタッフの英語は"超"が付くほど「完璧」だし、慇懃すぎる態度は、如何にも欧米人が好みそうだ。
何が"不満"という訳では無いが、気取った白人が多くて居心地が悪いので早々と退散。
ベトナム料理は「大衆的な食堂」でワシワシ食べるのが好きだな。 -
ほろ酔い加減で、民宿に帰還。
最後の夜を惜しみながら、2階のテラスに腰掛けて往来を見下ろす。
それにしても、ランタンの灯に浮かぶホイアンの町は、あまりにも情緒的だ。
明日、町を発つ事を思うと、久々に去りがたい感傷が込み上げてきた。
チッチッチッ…
頭上でヤモリが鳴いている。
声の方に頭を上げるが、その主は梁の裏に居るのか姿は見えない。
いつしか、祭りの賑わいは闇の中に去っていった。
まるで祭りの余韻を惜しむかのように、ヤモリだけが楽しそうにいつまでも鳴いていた。 -
【今回の旅で最も印象に残った景色】
16世紀に居住していた日本人が建てた祠が奉られている
狛犬を奉った台座に書かれた”春”という一字に不覚にも落涙しそうになった。
遥か遠い異国の地まで辿り着いた僕らのご先祖達は、溢れる故郷への郷愁を”春”という一字で記した。
奇しくも、マルグリット.デュラスの本の一説を思い出した。
18世紀にこの国で暮らしたフランス人も、日本人と同じ感性を持っていたようだ。
あの国には季節の違いはない
いつも、同じひとつの、暑い、単調な季節
ここは地球の上の細長い熱帯、春は無い
季節のよみがえりはない。
マルグリット.デュラス「愛人ラマン」より
※3泊4日の弾丸旅行の割には、今回も満足した旅になった。
ホイアンは、物価が安く、飯は美味く、世界遺産に登録されている町は美しく情緒的だ。
アオザイを着ている女性も多く、目の保養にも良い。
バンコクから近いという事もあり、是非ともリピートしていきたい場所だ。
但し、この町と周辺は常に洪水被害の憂目に遭う事でも有名だ。
町の至る所で洪水時の水位が壁にマーキングされていた。
こうなると観光どころではないので、雨季の季節には最新の注意が必要だ。
今回は、5月の訪問だったので、雨の心配は無かったものの、脳が沸騰するような"猛暑"には辟易した。
くろへい夫婦はタイに長年住んでいる為分かっているが、40度を超える気温は人内から水分と生気を奪っていく。
「肌の露出は避け、日焼けクリームを塗り、帽子を被って水分補給をしながら、ゆっくり歩く」
のが熱帯で生活する基本である。
できるだけ観光は午前中に済ませ、午後は日陰でお茶を飲んで過すくらいの余裕が必要だ。
せっかくの楽しい旅行も、熱中症でダウンしたら台無しである。
3-6月の間に旅する人は、くれぐれも暑さには充分注意をして頂きたい。
以上でござる。
旅行記前半は以下ご参照
http://4travel.jp/travelogue/10889450
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この旅行記へのコメント (5)
-
- りりのすけさん 2014/06/07 02:31:22
- vinh hung heritage hotel
- はじめまして、今晩は‼?
ところどころにエロオヤジ目線w
当局に叱られたのに懲りずにまた水着ショーをしたベトジェットと上品なビンフンヘリテージって組み合わせが面白い〜
ベトジェットCAの写真ダメなのはちょっと意外です。
有名になったのはYouTubeやTwitterの写真なのにね。
フルキャリアのエアラインでは見られないタイプの乗客が沢山いるらしいので、是非乗ってみたいです。
夏に成田へチャーター機が来ますがみてみたいです。
ビンフンはかなり先まで満室ですよね。
憧れホテルなので羨ましいです。
出来ればヘリテージスィートに宿泊したい…けど、そんなに先まで予定立てられないのできっと無理です(涙)
- くろへいさん からの返信 2014/06/07 12:31:27
- RE: vinh hung heritage hotel
- りりのすけさま
ご訪問及びコメントありがとうございます。
残念ながら、Vet-Jetのビキニショーは見れませんでしたが、CAの皆さんは期待以上に可愛く、かつて無い"萌えフライト"でした。
狙っていた"CAさんの萌え画像"は、予想外のNGでしたが、目の保養と若い精気も勝手に頂き、エロオヤジとしては今後ともリピートしていきたいキャリアです。
(緊急時を想定すると、少々心配ではありますが…)
Vin-Hung Heritageは、趣のあるホテルです。
郊外のリゾートホテルと比べると、機能性や快適性には劣りますが、それらを差し引いても余りある風情は、他には得難いものです。
因みに、ホテルの予約は2ヶ月前にしました。
丁度、ランタン祭りでしたが、運良く予約は入りました。
その後、宿泊数日前に、メールで2階の部屋を希望しましたが、カテゴリーが異なるので無理でしたが…。
仰るように、せっかく泊まるのなら2階のスイートがお勧めと思います。
但し、古い邸宅を改築しており、遮音性が無いので、小さな声のヒソヒソ話まで外に聞こえてしまうので"オナラ"をするのも注意が必要です。
何れにしろ、滞在中は24hホイアンの雰囲気に浸れますので、是非是非お試し下さい。
では
-
- ぷっ太郎さん 2014/05/28 00:32:55
- 勉強になりましたぁ。
- くろへいさん、
こんばんは。
いつも旅行記を楽しく読ませて頂いております。
現在、ベトナムへ出掛けられる様にスタンディング準備中でおります。でも、いつ行けるのかは不明です。くろへいさんの旅行記が参考になりました。
今回に限らず、旅行記の写真がいつも鮮明で驚きです。モノトーンが入って郷愁をさそい味わいものです。
足元では、タイは政情不安な匂いがただおっておりますが、ご家族やご自身のお体にご自愛ください。今後もよろしくお願いいたします。
4hide
- くろへいさん からの返信 2014/05/29 12:09:33
- RE: 勉強になりましたぁ。
- 4hideさま
いつも、おいらの下品な旅行記にご訪問頂きありがとうございます。
人様のお役に立つようなモノではありませんが、少しでも参考になれば幸甚です。
ベトナム旅行に向けて準備中との事ですが、是非是非楽しんで下さい。
おいらは、ベトナム語ができないので殆ど情報はありませんが、今まで訪問したベトナムの町(ホーチンミン、フエ、ホイアン、ハノイ、ラオカイ)の中では、ホイアンが一番好きです。
厳しい性格の方が多いベトナムの中でも、ホイアンの人達は比較的穏やかで、他の都市に比べてボッタクリも少なかったように思えます。
特に旧市街の中心に泊まられると、雰囲気も良く、他のホテルでは得難い経験になりますので、是非試してみて下さい。
物価も安く料理も美味いので、個人的にもリピートしていきたい場所ですね。
タイの政変は、例の如く「無血クーデター」の為、治安上の問題はありません。外出禁止令も布告されておりますが、22時になると往来から全ての車輌と人が消えて本当に静かになります。
お陰で、接待や付き合いから開放され家族団欒で過せるし、家計にも肝臓にも優しいですね。
おまけに、夜間走る車輌が無い為、排気ガスも減りました。
夜になると、星も見えるし、くろへいとしては「外出禁止令大歓迎」です。
このまま、いつまでも続けて貰いたいものです(笑)
あとは、対立する政党同志が仲良くなるのを願っていますが、まあこれだけは無理でしょうね。
ではでは
- ぷっ太郎さん からの返信 2014/05/29 20:36:01
- ありがとうございます。
- くろへいさま
ベトナムのアドバイスをありがとうございます。
トライできるかわかりませんが、参考にさせていただきます。
それでは、また。
4hide
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