2014/04/29 - 2014/05/01
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banana chipsさん
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初めて訪れた高知。
いろんな面で、驚きの連続でした。
カツオに対する概念が変わる程の、藁焼きタタキの美味しさ。
どこを切り取っても絵になる、四万十川の雄大な流れと沈下橋の景色。
移動距離がハンパなく長くて大変なんだけど、いろんな人に勧めたいな…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
香川から3時間ちょいのdriveにて、高知市街へ。
雨のピークも午前中には過ぎたようでホッとする。
高速道路を降り、まずは桂浜にでも行ってみよう、と道路をひたすら南下。
桂浜方面に向かう道は、お休みの日にはひどい渋滞と聞いていたけれど、天候のせいかスイスイ。
初めての地を走るDriveの楽しみの一つは、道の駅に寄ること。
その地の特産の野菜とかの値段を見ていると、ここに住みたいなぁって思っちゃう。
たけのこ、¥80ですって!!?
東京じゃ¥500以上で売られているよ、このサイズだったら… -
桂浜と言えば、坂本竜馬像。
小高い丘の上に立っておられました。
あ、こんなに大きい像だったのね。上野の西郷さんより大きい?
等身大の像が浜辺に立っているのかと思ってたので、ちょっとびっくり。
そして、防砂林の向こうからずっと聞こえている激しい音が気になっていた。
まさかまさか、と思って階段を降りて桂浜に出てみると…桂浜 自然・景勝地
-
波、高っ!!!
大型低気圧の影響なのでしょうが、台風中継の海岸か!?って思うくらいの荒波が打ち寄せておりました。
確かに駐車場に入った時、高波注意報が出てるから波打ち際には近寄らないように、という赤字の警告チラシもらったけど。
ちょっと恐怖を感じるレベル。
坂本竜馬が眺めていたのは、こんな荒々しい海だったのか…
(たまたまかしら?)
面白がって波打ち際まで行っちゃう人、いるんだよなー。
すぐ放送で警告されてたけど。 -
桂浜には、小型の水族館とか、お土産屋さんとか、土佐闘犬センターなんていうのもある。
闘犬かー。横綱の土俵入りは見てみたいけど、闘犬の試合はちょっとなぁ。
カワイイ土佐犬の子犬と触れ合う事もできる、なんて書いてあってちょっと興味もあったけど。
旅先に水族館があれば必ず行く我々なので、迷わず水族館の方へ。
ウツボ。色紙に書かれていたコメント、なんかいいなぁ。
ちょっかいさえ出さなきゃおとなしいんだよね。桂浜 自然・景勝地
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キレイなんだけど危険なミノカサゴ。
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ボール、誰か取ってぇ…
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四万十川に棲むという巨大魚、アカメの展示。
巨大なオブジェも吊るしてある。
あ、子供の頃、漫画の釣りキチ三平を読んで覚えた魚だ。四万十川って川の名前を覚えたのもその時だったな。
こんな大きな魚なんだ… こんなの釣るの大変なんだろうなぁ。 -
水族館を堪能し、宿に向かう事に。
今夜の宿は街の中心部にある、老舗の温泉旅館「城西館」。
ホントはこの日も、大浴場付きのビジネスホテルを予約していたのだが、ダンナがポンパレでこの旅館の半額クーポンを見つけてきた。
モノは試しで泊まってみよう、という事でこちらを選択。
建物自体には年季が感じられるが、老舗らしいしっかりした旅館。
バスも市電も走る大通りに面していて、すぐ裏が「坂本竜馬誕生の地」だそうで。
創業当時の白黒の写真等を見るのも楽しい。
スタッフさんのサービスもお風呂も良かったし、お部屋で頂く食事も素晴らしかった。城西館 宿・ホテル
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何よりも素晴らしかった、晩御飯。
高知訪問のメインの目的は、本場の「カツオのたたき」を食べる事だった。
並んだ料理を見ると、大きなお皿に盛ったお魚達と、輝きを放つカツオのたたき!
仲居さんの説明によると、高知名物の「皿鉢料理」っていうのは、こういう大皿にごちそうをぎゅっと盛って出すおもてなし料理なんだって。
すごく理にかなってるなぁ。
お客さん待たせないし、今度お客さん招く時に真似してみようっと。 -
そして、かつお。
大ぶりな一切れにネギやスライスしたにんにくを乗せて、ほおばる。
うまい、うまーーーーい!!
今まで東京で食べてたカツオは別物だったんだなぁ。
「カツオなんて、そんなに美味いもんじゃねーだろ?」なんて言ってたダンナも大感激。
もう私達、東京じゃカツオのタタキは食べないな。 -
翌朝の朝ゴハンはビュッフェだが、とっても豊富。
今日も長距離ドライブなので、ガッツリ頂いて、いざ出発。
今日の目的地は、四万十を超えて足摺岬の先、竜串海岸。
そこからグラスボートで連れて行ってもらえる見残海岸は、大規模な奇岩が多いと聞いて是非行ってみたいと思っていた。
グラスボートでは巨大な白珊瑚も見られるんだとか。
ワクワク。
高知市街からは高速使っても3時間以上かかるらしいけど。
高知の街中を走っていると、路面電車や普通に走っている車に「超レトロ」な車両が多くて驚く。
古いものを、大事にメンテナンスして使う人が多い土地柄なのかな。
そしてやはり立ち寄る道の駅。
かつおの藁焼き実演中。炎すごっ! -
お遍路さんの姿も、このあたりから多く見られるように。
-
あちこちで見かけたステッカー。
高速道路は四万十のICで終わっており、そこから先は一般道。
左の道(海に沿う道)を走れば2時間後、右寄りの道(四万十川に沿う道)を走れば2時間半後に到着する、とナビが言う。
30分くらいの違いなら、四万十川を眺めながら走った方が良いよね、という事で右寄りの道を選択。
四万十川の上流は、エメラルドグリーンの水面と木々の緑が溶け合ってなんとも言えない美しさ。
時折見える小さな沈下橋に、心弾む。いい道だなぁ。
しばらく快適に走行していたが、そのうちナビがしつこく海側の道に戻れと言う。
道の駅で休憩し、現地の地図と照らし合わせると、なるほど走ってきた道はかなり山側にそれていて、このまま行くとかなり山の方に行ってから南下する事になり、到着予想時刻がどんどん延びる。
この道の駅「四万十大正」から、南下する国道(R439)があり 四万十観光の拠点とも言える中村に抜けられるようなので、ここで四万十川沿いの道を外れて国道を海に向かって下りていく事に。
しかし、この道… -
国道?
国道なの??
対向車とすれ違えるポイントなど数えられる程しかなく、車一台ぎりぎり通るのがやっと、の幅の細道が延々と続く。
そのうちすぐ抜けるだろうと思いきや、中村に抜けるまでの道は、山一つ分を超えるものすごい峠道だった。
右は山肌、左はガードレールも何もない崖。助手席に座っているのだが、思わず体が運転席側に傾く。
怖いよー。
頻繁に目にする「落石注意」の看板も、更に不安をあおる。どう注意しろっちゅーねん。
40分程走り、ようやく集落らしきものがちらほら見え、いきなりコンクリート舗装の広い道に出た瞬間の開放感といったら!
「大雨が降ったらこの道は閉鎖されます」の看板が出ている区間は、こういう道のようです。要注意。
足摺岬方面に進む道には、お遍路さんがたくさん歩いていた。近くに札所があるんだね。
道の駅やコンビニでは、バイカーやお遍路さんによく遭遇する。
午後2時過ぎ、そろそろお腹も空いてきたのだが、やっている飲食店になかなか巡り合わない。
竜串海岸の駐車場まで行ってしまおう、と我慢してたどり着いたら、誰もいない…
えっ、広い駐車場に数台しか車が停まっていない。
たくさんあるお土産屋も定食屋もクローズ。よくよく見ると、「グラスボート本日欠航」の札が。
…T T
GWとはいえ、谷間の平日。目玉のグラスボートは欠航。お昼時はとうに過ぎてる。
ゴーストタウン状態なのも当然と言っちゃ当然か…。
仕方ないので、コンビニでお手軽に済ませて空腹をしのぎました。
まあ、ごちそう続きなので、これでもいいよね。
-
今夜の宿泊先は、四万十の中流(江川崎)エリアにある ホテル星羅四万十。
今度は四万十川の下流エリアを遡る形でのドライブだ。
この、広々悠然とした四万十川を見ながらのドライブもまた格別。
有名な「佐田沈下橋」に寄ってみたら、観光客がたくさん。
大きな橋だけど、欄干無いと怖いな。 -
次に見つけた勝間沈下橋にも寄ってみた。
誰もいなくて、貸切状態!
テンション上がります。 -
ダンナは撮影に夢中。
-
…ここは何沈下橋だったっけな…
綺麗に橋が見えるポイントにはちゃんと車停めるスペースがあって親切。 -
ホテルは、コンクリート打ちっぱなしのちょっと変わったデザイン。
お値段と雰囲気からして、いこいの村とかの公共の宿っぽいカテゴリーかな。
ロビーも、それから部屋の中も(!)吹き抜けになってて、なかなかの開放感。
大浴場は、多分温泉じゃないけど、四万十川や橋(沈下橋ではないが)が眺められてなかなか快適。 -
山の幸堪能。鮎の塩焼きとか
-
やっぱり出た、かつおのたたき!
ほおばってみると、やっぱり美味しい。 -
四万十海苔や椎茸の天ぷら。激ウマ!
シンプルなお料理だったけど、地産のものばかりの食事は本当に美味しい。 -
翌朝、チェックアウト後 この日のプランをたてる。
昨日、道の駅で南下せずにそのまま直進していたら、宿泊地の江川崎につながったのだという事が判明。
じゃあその走ってない部分を見ようか、という事で 更に上流方面へ。
半家沈下橋。
バイカーの皆さん、気持ち良さそう!
去年のGWに九州周遊した時も思ったけど、バイク旅の皆さんには最高の季節だよね。
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「こいのぼり公園」の、こいのぼり川渡し。
ちょうど良い季節に来れたなぁ。 -
四万十川を挟んで、山のてっぺんから山のてっぺんまでロープウェイのように結ばれてる。
晴れた空を「泳ぐ」鯉のぼりたち、超気持よさそう。
眺めているのも楽しい。 -
街の街灯のモチーフも鯉のぼりだ!
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上岡沈下橋
ここ、今回の旅で my best 沈下橋。
真夏だったら川に飛び込みたい!
貸切状態で、川の流れる音、鳥のさえずり、木の枝が風でこすれてサラサラいう音しか聞こえない。
古さもまた、いいカンジ。 -
5年前に四国に来た時、大歩危・小歩危エリアの吉野川エリアをドライブした。
エメラルドグリーンの川の色や山に囲まれたカンジ、川に沿って山の高いところを走る鉄道の風景は、さすがによく似てる。
のだけど…なんだろう、この独特な雰囲気。
四万十川って特別な川なんだ、っていう感覚が強く残った。
最後の清流ね、納得のコピーだわ。 -
道の駅で、四万十のあおさのりと会社に配るお土産のおせんべいを大量に購入して、発送してもらった。もうお土産のことは考えなくていいや。
「四万十茶」も美味しくて、何本も飲んだ。
高知県、良かったわぁ。期待以上でした。
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