2014/05/17 - 2014/05/17
48位(同エリア2152件中)
るりさん
新緑の季節、第2回西国三十三所巡拝の旅に行ってきました。
二十五番札所清水寺、二十六番札所一乗寺、二十七番札所円教寺の3ヶ寺を参拝します。
往復、さんふらわぁで行くフェリーの旅です。
西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)とは2府5県にまたがる観音霊場です。
始まりは平安初期(718年)に徳道上人が創設、その後花山法皇が中興したと伝えられています。
写真は二十五番札所清水寺・仁王門
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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第二十五番札所御嶽山清水寺・仁王門
神戸港から1時間余りで山頂駐車場に到着。
標高552メートルの御獄山頂にあり、京都の清水寺と区別するため播州清水寺とも呼ばれています。
開基は法道仙人
パンフレットによれば、法道仙人は飛鳥時代、天竺(インド)から紫雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来、播州の山岳地を中心に60以上のお寺の開基とされています。
合掌一礼して中へ -
西国25番清水寺の石碑
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緩やかな坂を下っていきます。
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薬師堂
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十二神将が安置されています。
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大講堂
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大講堂
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本堂内 お線香とローソク・納札とお賽銭を奉納つづいて読経。
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放生池
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境内の沙羅の木
「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花」で始まる平家物語に出てくる沙羅の木、ナツツバキです。 -
さらに石段を上がっていきます。
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木々の間のシャクナゲの花がとても綺麗です。
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石段を振り返って。
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根本中堂
開祖法道仙人が推古天皇の勅願により建立したものだそうです。 -
「おかげの井戸」へ向います。
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滾浄水(こんじょうすい)おかげの井戸
開山法道仙人が水神に祈ったところ、霊泉が湧き出したそうです。
(清水寺の名前の由来となった霊水)
この井戸をのぞき込んで、自分の顔が映れば寿命が三年延びるそうです。 -
多宝塔跡
平清盛の武運長久を祈願して祇園女御により建立されたと言われています。 -
境内のあちこちでクリンソウ(九輪草)が見られます。(社町指定天然記念物)
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帰途はシャクナゲの道を通り駐車場へ。
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石楠花が見頃です。
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二十五番札所清水寺 御朱印
御詠歌:あはれみや 普き門の品々に なにをか波のここに清水
第二十六番札所一乗寺へ向かいます。 -
第二十六番札所法華山一乗寺(ほっけさん いちじょうじ)
一乗寺は、兵庫県加西市にある天台宗の寺院です。
開基は法道仙人 -
一乗寺の境内入口
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爽やかな新緑の階段を登っていきます。階段は172段あるそうです。
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本堂に辿り着くまで石段は三段階に別れています。
階段に次ぐ階段の連続です。 -
本堂(重要文化財)
舞台作りで「大悲閣」とも呼ばれており、正面の扁額にも『大悲閣』と書かれています。 -
お参りは本堂の裏側から上がり、本堂の外周の廊下を歩いて正面にまわり本堂の中に入ります。
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本堂でお参りします。
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本堂の天井
天井には納め札が花びらのように飾られています。 -
天井の納め札
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本堂からの眺め
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三重塔(国宝)
建立は平安後期の1171年、我が国でも十指に入る古塔です。 -
石段を戻ります。
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駐車場に戻ってきました。(一乗寺の境内入口は駐車場の近くにあります)
写真の方は同行された公認先達さんです。 -
第二十六番札所法華山 一乗寺 御朱印
御詠歌:春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる法の花山 -
昼食は移動中の車内で頂きます。
二十七番札所円教寺へ向かいます。 -
書写山山麓のロープウエイ駅に到着。
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ロープウェイに乗り込み約4分で山上駅に到着。
西国第二十七番書写山 圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)
西国三十三所の最西端で書寫山の標高371メートルに位置し「西の比叡山」ともよばれています。 -
志納所へ向かいます。
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志納所 ここで入山料500円を払います。
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かなり急勾配の部分もあるそうなのでバスを利用します。
往復500円で本堂まで運んでくれます。 -
車窓から(徒歩のルートとは別です)
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5分ほどで一乗寺・摩尼殿(まにでん)入口に到着。
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摩尼殿の舞台と屋根
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階段を登り「魔尼殿」に向かいます。
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青銅製の龍の手洗い場
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堂内に上がりお参りします。
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摩尼殿舞台の南側
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参拝を済ませ、魔尼殿の裏から三つの堂(常行堂、食堂、大講堂)に向かいます。
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途中にある大仏さま
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樹齢約700年の大杉や巨木が茂っています。
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三つの堂 コの字形に建物が配置されています。
向かって左から常行堂・食堂・大講堂(いずれも国の重要文化財) -
食堂(じきどう)
僧が勉強したり寝食をした寮として使われていたそうです。
別名「長堂」と呼ばれ、長さ約45メートルもある二階建ての大建築です。 -
2階は仏像や当時の建築柱や瓦等が展示されています。
写経体験も出来るそうです。 -
2階からの眺め
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鐘楼
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新緑の森の中を摩尼殿まで戻ります。
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ロープウエイ山頂駅からの眺め 姫路市街です。
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姫路市のゆるキャラ「かんべえくん」
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第二十七番書写山 円教寺 御朱印
御詠歌:はるばると のぼれば書写の山おろし 松のひびきも御法なるらん -
自由散策で姫路城の敷地の一角にある好古園の庭園を見学します。
お屋敷の庭、茶の庭、流れの平庭、夏木の庭、築山池泉の庭、築地塀や屋敷門、長屋門、渡り廊下など江戸時代を偲ぶことができます。 -
お屋敷の庭にて
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渡り廊下
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潮音斎 中秋の名月を愛でるのに最良の方向に向けて建ててあるそうです。
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池泉回遊式庭園と呼ばれるもので、 大きな池を中心に配し、その周囲に園路を巡らして作庭されてます。
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流れの平庭にて
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花の庭にて カルミヤ
江戸時代に親しまれた山野草が植栽された庭園です。 -
ムラサキセンダイハギ
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松の庭にて
いろいろなテーマの庭があり楽しめました。 -
姫路城の天守閣はまだ白いシートで覆われています。
新緑を体いっぱいに浴びた播磨路参拝の旅でした。
神戸港からフエリーで帰途につきます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 風柚香(ふゆか)さん 2015/10/08 21:26:26
- こんばんは〜
- るりさん
今回、私の旅行記にぽっちしていただきありがとうございます。
るりさんの旅行記は以前からすごく気になってました。
お遍路を楽しみたい私は、なかなか西国って敷居たかくて
いつもいろんな方の旅行記を見てました。
いつか西国にも行きたいと思ってます。
それにしてもいつみてもかわいいワンコちゃん。
ポメ好きの私にはたまりません!
もしよろしければ、フォローさせていただいてもいいでしょうか?
これからも健康に気を付けて、旅行記を楽しみにしてます。
ふゆか
- るりさん からの返信 2015/10/08 21:48:03
- こんばんは〜
- 風柚香さん フォローしていただきましてありがとうございます。
確かに西国は四国に比べるとばらばらに離れている所が多くて大変でした。
(四国遍路より年を取ったこともありますが・・・)
写真の犬はチワワで名前は「るり」といいます。
2歳を過ぎていますが生まれつき小型なのか、2キロほどしかありません。
買い物に行く時、バッグの中に入れて行きますが「るり」に気がつくと皆さん吃驚されます。
ふゆかさんも元気なうちにお出かけくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。 るり
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