2013/08/11 - 2013/08/18
487位(同エリア1805件中)
nhさん
この日はロシア旅行の最終日。帰りのフライトは23時50分と遅いため、夜ゴハンを食べてから空港に向かっても大丈夫なほど、1日を有効に使える。
そしてこの最終日、サンクトペテルブルク観光の集大成に選んだのは、ペテルゴーフ。クライマックスを飾るには相応しい景観だった。
今回の旅行を振り返ってみると、わりと計画性がなく、その日の天候や気分で行き先を決めてたりしたけど、現地で見るものすべてが新鮮で、充実した旅行だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、起きてホテルの窓から外の天気を確認。よしよし、今日も晴れたゾ。
そして朝ゴハンを食べ、身支度をして、エルミタージュ美術館近くのペテルゴーフ行きの船着場へと向かった。 -
この辺りには、幾つかの船着き場がある。
係員にガイドブックをみせて、ペテルゴーフ行きの船を確認。 -
ここの乗り場でOKと、係員のおばちゃんが大きくうなずく。
と同時に、乗船券は片道で、帰りのチケットは一番か七番の売り場で買うと、割引があると書かれた紙をみせてくれた。
つまり、英語が通じないってこと。 -
船の時刻表。
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この高速船に乗って、30分程度でペテルゴーフに着いちゃうのだ。
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船内は当初すいていたものの、あれよあれよと席が埋まって、ほぼ満席の状態に。
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そして、シートに座ってウトウトしてる間にもう到着って感じ。ペテルゴーフって簡単に行けちゃうもんだなぁ、というのが着いたときの感想だった。
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高速船を降りてからは、船着き場にかかる桟橋を渡って、その先の方に宮殿がある。方向音痴な自分でさえも、これなら迷いようがない。
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この水路が、大宮殿の前の噴水からまっすぐに伸びているのだ。
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ペテルゴーフはフィンランド湾に面していて、砂浜の部分もある。
そういえば、どこに行ってもそうなんだけど、ロシア人は写真を撮る際に必ず決めポーズをとっている。しかもレトロな感じのポーズ…。
日本人のようなピースサインや直立不動なんてことは、まずないのだ。 -
さて、先を急ごう。
前方に大きな噴水が見えてくる。 -
水路とは垂直に、こちらも、まーっすぐに伸びている道。手入れが行き届いていて、とても美しい。
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最初の絶景ポイントに到着。貴族の格好をした写真屋さんが、熱心に営業を行っている。
この貴族と一緒に記念撮影をするにあたっては、専属カメラマンの機材で撮ると幾ら、手持ちのカメラで撮ってもらうと幾ら、という具合だ。
値段は忘れちゃったけど、自分のデジカメだと結構安かったので、思わず撮ってもらった。ハハハ。 -
気が付けば、水路の両岸にも小さな噴水があった。
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ちなみに、ここには何とも言えないセンスの小舟が係留してある。
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大きな噴水の近くまできた。何気に宮殿に向かって右に建っている白い寺院がキレイだなぁ〜、と思ってみたりして。
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上の寺院なしバージョン。
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そしてこれが最も高く吹き上げているサムソン像。その高さは20メートルという。
ひえ〜。 -
この辺りは噴水を間近で見れるので、人がたくさん。
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金色の像も太陽の光を浴びて、眩しいくらい、さらにピカピカになっていた。
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イチオシ
そして大宮殿に向かう階段を上がると、今度は噴水と水路を見下ろす絶景ポイントが現れる。
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まっすぐに伸びた水路が湾までつながっている。ちなみに、水路の一番先の右側が船着き場。つまり、この水路に沿ってここまで歩いてきたっていうわけ。
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大宮殿内部の見学は、結構長い列を作っていたので、今回はパス。
というか、前日のエカテリーナ宮殿でおなかいっぱいになっていたので、初めから入るつもりもなかったけどねっ。 -
そして今度は、登ってきた階段とは逆側の階段で降りる。
太陽の位置とかで、噴水の見えかたにも違いが感じられてイイ感じ。 -
さて、ここからは、庭園内にたくさんある噴水巡りに出発だ。
まずは、鴨が水を吹きながら回ってる地味なものなんだけど、鳴き声なんかも聞こえて、何ともほのぼのとした気分にさせられる。 -
ちなみに、噴水は全部で150もあるそうな。
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言葉が読めなくても意味が通じる、分かりやす〜い看板。
噴水の撮影に気をとられていたら危ないゾ。ということで、スリには要注意なのだ。 -
ここは「チェスの山の滝」。これは一体、何なの?とばかりに人が集まっている。
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滝というほど水量はないけれど、ちゃんと水が上から流れてきているのだ。
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「ローマの噴水」。天気が良くて気持ちイイっす。
お弁当でも広げたくなる気分。 -
こちらは「ピラミッドの噴水」。もう少し角度が緩やかだと、もっと良かったのにね。
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池では小さな子どもが鴨と遊んでいた。
帽子のかぶりかたといい、正座してる姿といい、癒しの一枚。 -
子どもたちに大人気の「いたずらの噴水」。
水が吹き上がる前を狙って、その上を横断するんだけど、このタイミングがランダムなのでスリル満点。 -
この状態では渡れないので、ウエイトの状態となる。
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すっかりとずぶ濡れになっている子も。
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この噴水のタネ明かしの一枚。実はベンチでさりげなーく座っている青年が、左足の下にあるスイッチで操作しているのでした。
以前、何かのテレビ番組で紹介されてたから知ってたけど、その青年の振る舞いが本当に自然なのだ。 -
途中でお腹がすいたので、屋台でハンバーガーを買う。
しかし、この屋台は全部ロシア語で書いてあったため、オーダーしたくても、すっかりお手上げ。なので隣に並んでいた人に写真を差して、注文してもらった。 -
そして、一通り噴水を巡って、帰途につくため、再び船着き場に戻ってきた。
帰りの切符は、行きで教わった通り、しっかりと割引のある①で購入。 -
というわけで、ペテルゴーフを後にした。
天気も良かったし、とってもイイところだった。オススメ!! -
降りる所を間違えたのか、エルミタージュ美術館前ではなく、ちょっと手前のデカブリスト広場のところで高速船を降りた。
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人が集まっていたので何ごとかと思いきや、ここでは、ウエディングドレスを着たナゾの女性たちが…。
みんな写真を撮ってたので、便乗させてもらいましたー。 -
対岸のきれいな建物はクンストカメラ。
デジカメとかのカメラではなくて、ロシアで最も古いと言われている博物館なんだって。 -
もう一度、エルミタージュ美術館へ。午後3時過ぎだったかな、二日前の朝一番よりも空いてて、ゆっくりと鑑賞できた。
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たくさんのひとで賑わいを見せる大使の階段もこの通り。
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二日前に観て気に入った絵を、悔いがないようにと凝縮して、しっかりと脳裏に焼き付けてきた。
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館内がすいていたこともあって、さほど時間をかけずに退館。
庭では4人のご婦人が一つのベンチに座って、楽しそうに談笑していた。ちょっときつそうだったけど…。 -
宮殿広場もさようなら〜。
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次はおみやげを買いに、エリセーエフスキーへ。
モスクワ店に比べると売り場も小さく、品数も少なかった。ちょっと、がっかり…。 -
とはいえ、ゴージャスな内装はこのお店ならでは。
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その後、夜ゴハンを食べてからホテルでスーツケースを引き取り、地下鉄、バスで空港へ向かう。
地下鉄2号線のネフスキープロスペクト駅から乗車し、まずは7つ先のモスコフスカヤ駅に向かう。
スーツケースを持っての乗車なので、警戒度MAXで地下鉄に乗車。 -
モスコフスカヤ駅に着くと、空港行きのバスへ乗り場の方向が記してある。
しかし、サンクトペテルブルクは、モスクワとは違って英語表記がほとんどあるので、とても有難いのだ。 -
駅を出たらお目当てのバスが停まっていたので、一応、国際線のプールコヴォ2空港に行くことを確認して乗車。
運転手さんはロシア語しか話せず、うなずきながらも、運転席の上に英語で書いてある「運賃後払い」を指さして発車した。
この路線バスに乗って、20分程度で空港に到着。 -
プールコヴォ2。国際空港といえども、とってもこじんまりした地味な空港で、売店やレストランも少ない。
これでモスクワ、サンクトと1週間滞在したロシアともついにお別れだ。
独特な雰囲気はあったものの、他の欧米諸国では味わえない新鮮な感動があった。また機会があったら来てみたいなぁ、というのが今回の感想なのだ。 -
経由地のソウル・仁川空港に向かう飛行機の中では、旅の心地良い疲れでほとんど爆睡状態。
ソウルに着いてから、今度は地下鉄で仁川空港から金浦空港へ。そんな移動〜移動を繰り返して東京に到着。お疲れさまでした〜。
(終わり)
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