福岡県・犬ヶ岳でシャクナゲ観賞

2014/05/11 - 2014/05/11

福岡県豊前市と大分県中津市の県境に鎮座する1130.9ｍの犬ヶ岳。この山頂付近にはツクシシャクナゲの自生地がある。
ゴールデンウィーク前後は見ごろを迎え登山者も多い。自宅からそれほど遠くないのだが、いつ登ったか記憶にない。
5/11日（日）豊前市のホームページを見ると「シャクナゲは今日が最後」みたいなことを書いていたので、急に思い立った。
大分県側からでも登ることが出来るのだが、アクセスと周辺整備状況を考慮して福岡県豊前市の登山口から登頂した。

エリア 行橋・豊前(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

９時40分登頂開始
左回りルート（恐ヶ渕入コース）入り口にある案内板。
「犬ヶ岳は見かけより険しい山です」と

国土地理院の地図で確認すると登山口410ｍで犬ヶ岳山頂は1131ｍ。
標高差は約720ｍだ。

フジの花も満開。

このコースは川沿いを登っていく。右に入ったり左に入ったり。

１時間で「夫婦渕」案内板が多く位置が良くわかる。

経読林道に出る。稜線の新緑がまぶしい。

１時間40分で稜線の犬竿峠に到着。
ここからは九州自然歩道となり、犬ヶ岳へは左に折れる。

九州自然歩道を歩く。
＜九州自然歩道のマップ＞
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/103243_17773136_misc.pdf

シャクナゲとミツバツツジが満開。

ミツバツツジをアップで

稜線からの見晴らしはそれほど良くないが、木のない場所から大分県側を望む。手前の山の先は英彦山（1199ｍ）

稜線の左右には満開のシャクナゲ。

もう満開が終わっているのかと思ったら「今でしょう」

ぼちぼちと登山者にすれ違う。

見事。
シャクナゲは庭木で植えられたり盆栽になったり、珍しい花ではないが、これほで自生しているのは貴重だと思う。

大分県中津市耶馬渓町方面。

二の岳（1120ｍ）の向こうに犬ヶ岳。

12時に犬ヶ岳の山頂に到着所要時間２時間20分。後ろは避難小屋兼展望台。見晴らしは良くない。
コンビニで買ってきたおにぎりで昼飯。

12時半に下山開始。
途中枝ぶりのいいシャクナゲに出会う。

断崖に咲くシャクナゲ。

アチャー、持ってきたカメラの電池が無くなった・・。
仕方ないスマホで撮影。

ヤブツバキの花がまだ残っている。

下山は急峻な坂道が続く。

登山口近くはカエデ類が多い。紅葉もいいはずだ。

14時40分登山口に到着。ちょうど５時間の山歩き。
写真の右から登って左に降りた。

登山口の公共駐車場。横にはトイレもある。

ここに登った人が寄って帰る日帰り温泉施設「卜仙の郷」に私も入って帰る（大人450円）