2014/05/03 - 2014/05/05
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おさえんこさん
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対馬に行って来ました。
毎年GWは大阪の友達の家に行っていて今年もその予定でしたが、友達が家族の超深刻な問題に巻き込まれた様で、急に無理かも?と言ってきました。
え?っ今更?日にちないのに・・と思いつつ、急いでどこか行けそうな所を探して対馬に決めました。
初めはそんなにワクワク感はなかったけど、色々と調べている内にすごく楽しみになってきました。
出発3日前に友達から、大阪に来ないの?って言ってきたんだけど。。もう気持ちは対馬に飛んでるのよ。
それでは、出発します。。
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 新幹線
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-
対馬へは福岡か長崎より船か飛行機で行く方法があります。
私はどちらにも乗ってみたかったので、行きは船で帰りは飛行機にしました。
まずは博多まで新幹線で行きます。
多分指定席空いてないだろうなあ?と思いながら切符を買いに行きましたが、やっぱり満席でした。
GWの下り線だもんね。それでもキャンセルが出ないかとほぼ毎日JRに電話して問い合わせしていたら、2日前に空席が出たんですよ?。
大阪発鹿児島行きのみずほでしたが、自由席の乗客が多い為に5分遅れの出発になってました。
指定席取れて本当に良かった。。 -
5分遅れで博多に到着です。
駅を出たらドラえもんが沢山いました。
福岡で藤子不二雄展をやってるみたいですよ。
ちょっと見てみたいなあ。
この後、バスで博多ふ頭に行くつもりだったのですが、運転手さんに中央ふ頭と聞いてしまった為、国際ターミナルに行ってしまいました(汗)。 -
国内ターミナルまでは徒歩で10分位と運転手さんに言われたので、時間もあるし歩いて行く事にしました。
今日から博多どんたく祭りがあるので、国際線ターミナル近くにも会場がありました。
白いスーツ姿の自衛隊の音楽隊や水産省等の船も見られました。
とぼとぼ歩いていたら、黒い高級車が来てどこかの国の外交官の方と素敵な洋服を着たそれはそれは綺麗な若いご婦人が車から降りて来られました。
そのご婦人と目が合ってしまい、ジーパンとパーカー姿の私はちょっと恥ずかしかったです。 -
運転手さんに10分と言われたけど、結構歩いてやっと対馬行きのターミナルに到着です。
切符売場も長蛇の列でした。
予約済の人と当日券を買う人の窓口を分けてくれればいいのにな〜と思いました。 -
対馬から到着するフェリーが15分位遅れているらしく、暫く待っていました。
ターミナルから先ほどの博多どんたくの会場がよく見えました。(望遠で撮影したものですが。。) -
国際ターミナルには大きな船が停泊していました。
日本の船と韓国の船ですね。
先月起きた韓国の沈没船を思い出しました。
こんな大きな船が沈没したらと思うと本当に胸が痛みます。 -
結局30分位遅れて出発しました。
私が乗ったフェリーは博多から壱岐を経由して対馬に行きます。
ジェットフォイルに乗って直接対馬に行けば2時間半位で到着しますが、フェリーだと約4時間半かかります。
私は朝一番に家を出ても午前発のジェットフォイルに間に合わないので、フェリーでのんびり行く事にしました。 -
船内にはゲームセンターがありました。
食堂はないので、持ち込みをするか自動販売機でカップラーメンを買う事も出来ます。 -
壱岐に到着しました。
ここで殆どの人が降りて行かれました。 -
初めは対馬と壱岐とどっちに行こうかな〜と悩んでいました。
ガイドブックで壱岐はウニが名産だと見たので、対馬がいいかなと思い決めました。
私、ウニが苦手なんです。。
そんな理由で?
はい、それも決め手の一つです。。 -
私は2等の指定席を予約していました。
壱岐まではすごい人で、2等の自由席の部屋は入り切れず、ゴザを引いて通路に座っている人も沢山いらっしゃいました。
指定にしてて良かった〜。
2等指定席の部屋は4つあり、私がいた部屋には初め20人弱の人がいましたが、みんな壱岐で降りられて壱岐からは私一人になってしまいました。 -
壱岐を出発してすぐにお弁当を食べ始めたのですが、結構揺れがキツくて気持ち悪くなってきました。
壱岐までは穏やかだったのになあ。 -
通路に掛けてありました。
国際信号旗のようです。
旗の種類でアルファベッや数字等を表すみたいです。 -
ロープの結び方色々。
すごく沢山種類があるんですね。
こういう時はこの結び方とかってあるんでしょうかね?
難しそう。。
この写真を撮るのも、揺れが酷くて大変でした。
壁につかまって歩かないとちゃんと歩けないし。
気持ち悪さがMAXに近づいてきたので、もしかの時用に持って来ていた酔い止めを飲んで横になりました。
気持ち悪い。。 -
2時間位経ったのかな?
目が覚めると船酔いも治まり、船の揺れもなくなっていました。
外を見ると遠くに対馬が見えてて一気にテンション↑。 -
対馬の南端。
今日は対馬に着いたら、この辺りに行く予定です。 -
対馬の北端。
明日、こちらに向かいます。
大きな島ですね。 -
海も綺麗です。
30分遅れで無事に対馬の厳原(いずはら)港に到着しました。
ここで、予約していたレンタカーを受取りました。
今、離島キャンペーン中で安く借りる事が出来ました♪
では、これからホテルに行きます。 -
港からホテルまでは車で真っ直ぐ走って3分もかからない場所なのに、何故か違う方向に。。
これから3日間大丈夫かな??
今日のホテルは厳原町にある柳屋ホテルです。 -
ホテルは普通のビジネスホテルです。
コンパクトな部屋ですが、私は広いのは寂しいのでこれ位でいいです。
こちらのご主人さんはとても良い人でした。
もしまた対馬に行く事があれば、こちらに泊まりたいですね。 -
ホテルの前は川が流れていて、道路沿いには柳並木があり、とても風情があります。
-
橋にはガラスで作られた絵がはめてありました。
色々な模様があり、どれもステキでした。
午後4時位になってしまいましたが、これから対馬の最南西端にある、豆酘(つず)崎に行こうと思います。
ホテルのご主人に尋ねたら、ゆっくり行っても1時間もあれば到着すると言われました。
知らない土地での運転には自信ないので、暗くなる迄には帰って来なくちゃね。
それでは、行ってきます。 -
は〜、やっぱり迷ってしまいました。
案内板がないんですよ。
見落としたのかなあ?
道も狭いし、やっとのことで到着した時にはぐったりです。
でもキレイな海を見て元気回復しました。
ここは、対馬海峡と朝鮮海峡の分岐点なのだそうです。 -
展望所からの眺めは。。草がぼうぼうで、う〜ん。。
灯台が数台点々とあるんだけど、私の写し方が悪くて草で見えない。
多分写した場所が悪いんだろうなあ。 -
後ろを向くと、山の上に灯台と麓に何かの像が見えます。
灯台に行けるんだろうけど、山を登る元気はないなあ。。 -
下を見ると、岩場で釣りをされてる方がいました。
何が釣れのかなあ?? -
この海の向こうは韓国です。
海がキレイでしたが、逆光で美しさが伝わらないですね。 -
さっき見えた像のとこに来ました。
怖い顔をしてこん棒のような物を持っているので、明王様でしょうか?
海の守り神として建立されたと説明書きがありました。。確か。。
天災も人災もない様に見守って下さいね。 -
ここから海を見渡した方が何となく良いような。。
-
今回借りた車です。
軽自動車にして本当によかったと思いました。
これから行く先々、道がとても狭くて冷や汗ものでした。
では、暗くなる前にホテルに戻りましょう。 -
行きとは違う道を通って帰りました。
所々、海が見えて全てがとてもキレイな景色でした。
小さな漁港が結構あったように思いましたが、集落毎に一つはあるのかな? -
普段山に囲まれて暮らしているので、山の景色は別にどうって事ないと初めは思ってました。
でもよく見ると違うんですよね。
山の色?形?高さ?何だろう、違うんですよ。
生えてる木の種類も本土とは違うのかなあ?
色も緑が濃くて、その中に筋の様に黄緑色した木がある山をよく見かけました。
黄緑色は若い木なのかな?濃い緑とは種類が違うのかな?
一直線の筋だからきっと植林してるんだよね。。とかそんな事をあれこれ考えてました。 -
無事にホテルに帰りました。
ホテルにもお食事処はあるのですが、予約制なのだそうです。
当日でもいいのかな?と思っていたので、取り敢えず素泊まりで予約していた為、他所で食べる事になりました。
ぶらぶら歩いて探そうかなと思っていたら、ホテルのご主人さんがここに行ってみたら?と教えて下さったので、八丁という料理屋さんに行きました。
オススメを聞いたらお寿司かな?と言われたのでそれにしました。
ええ、もちろん並ですよ。
ウニといくらが苦手なので。。
それから大好きなエビの串カツを頼んでお腹一杯になりました。
普通に美味しかったんだけど、お店のご主人がカウンターの中でタバコを吸われてたのがちょっと気になったかな。(お寿司は他の方が握られました。) -
夜になって少し肌寒くなりました。
散歩しながらコンビニに寄って買い物してホテルまで戻りました。
ホテル街に近づくと大きな声で話す団体さんがいらっしゃいました。
昼間は見なかったけど、やっぱり韓国人観光客さん達もいらっしゃるんですね。
夜の柳並木もキレイでした。
明日は朝早くから行動するので、早めに就寝します。
お休みなさい。 -
お早うございます。
朝食は対馬市交流センターの1階にあるモスバーガーでモーニングセットを食べました。
私、ファーストフードに行くと、ほぼ毎回エビバーガーを注文するんです。
他を注文するつもりで行ってもついエビにしてしまうんです。
どんだけエビが好きなんだろうって自分でも可笑しくなります。
家の冷凍庫には色んな種類のエビが沢山入ってます(笑)。
でも今は朝なので、モーニングにしました。
お腹も太ったので朝の観光に出かけます。 -
交流センターの広場にありました。
これって韓国人観光客向けですよね?
日本語のはなかったです。
昨日はこの辺に来なかったせいかわかりませんでしたが、朝になって韓国人がとても多い事に気づきました。
週末のせいもあるとは思いますが、大型観光バスで次々と来られてました。 -
それでは、観光に出かけます。
これはヒトツバタゴの花なのかな?
台湾や中国に見られる大陸系の植物で国の天然記念物なのだそうです。
そう思うと、はるか昔は大陸と繋がってたんだなあと改めて感じますね。
対馬の北部にこの花が自生している場所があるので、今日これから見に行く予定です。 -
万松院に到着です。
対馬藩の歴代藩主が眠る菩提寺です。
この山門は安土桃山様式で、現存する対馬最古の建造物だそうです。
何人か観光に来られていた人はいましたが、みんな中に入らず山門や石段をみて帰られてました。
何でかな?
私はせっかく来たのだから中に入ってみます。 -
本堂です。
中に入ると音声が流れ初めました。 -
この額について、音声で説明があったんですよ。
その時は、ふんふんって聞いていたのですが、すっかり忘れてしまいました。
受付で頂いた紙を見てみました。
万松精舎とかかれたこの額は、後水尾天皇第三皇女鏡の宮の書らしいです。
私、日本史はさっぱりなので後で調べたところ、後水尾天皇とは第108代の天皇なのだそうです。
家康がこの方を時期天皇にと、父親である現天皇(107代天皇)にお願いしたそうですよ。
何か企みがあったのでしょうか。。 -
万松陰は、対馬藩の20代藩主が父親の冥福を祈って1615年に建てた菩提寺です。
数度の火災で焼失し、現在の本堂は1879年(明治12年)に建造されたのだそうです。
山門と仁王像だけは焼失を免れて当時のまま残っているのです。 -
徳川2代将軍から13代将軍までとその子供達4人の計16人の位牌がここに安置されています。
対馬藩は江戸時代に、朝鮮との外交や貿易を幕府から一任されていたそうです。
位牌がここにあることにより、対馬藩と江戸幕府には深いかかわりがあったと知る事が出来ます。
ちなみに、初代将軍の家康さんの位牌はないそうですが、肖像の掛け軸が秘蔵されているそうです。 -
朝鮮国王から送られた三具足(香炉、花瓶、燭台)
-
それでは、先に進んでお墓を見に行きます。
-
ガイドブックとかで見ていてですね、上るのやめようかな・・と思っていたんですけどね。。ここまで来たんだからと頑張って上ってみました。
132段ある百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる自然石の階段です。
上って行っていると、誰もいないし段々寂しくなってきました。
幽玄な雰囲気を醸し出していると書いてありましたが、幽霊が出そうな雰囲気って感じでした。
だってこの先にはお墓が何十もある訳だし・・。 -
階段の途中にお墓がありました。
藩主のご婦人や側室のお墓のようでした。
本当に寂しくて、風で葉っぱがカサッといった音に、思わずビクッとしてしまいました。 -
上段にあるお墓は多分10代の貞国公のお墓かな?
(受付で貰った紙の説明。) -
上まで上がりました〜。
樹齢1200年と言われている杉の木があります。
長崎県の天然記念物に指定されています。
撮り方が下手なので上手く伝わらないと思いますが、すごく大きな木なんですよ。 -
大杉さんの根元に単行本を置いてみたのですが、大きさがわかるかなあ?
-
上項には、藩主と正夫人のお墓があります。
沢山ありましたが、撮った写真は何故かこれ一枚でした。。
確かこれが一番大きなお墓だと思い、撮ったんですよ。
誰もいないし寂しくて怖くて、全て見て回らず写真も撮らずにさっさと下に戻ってしまった様に思います。 -
もも戻りました。
上は冷たい空気が流れていて、下に降りるといつもの空気になりホッとしました。
諫鼓(かんこ)
君主に対し諫言しる人民が打ち鳴らす為の鼓です。
え?物申す〜ってそんな事出来たの?と思ってしまったのですが。。
そういう意味じゃないのかな?
では、そろそろ次に向かいましょう。 -
金石城跡
あれ?ガイドブックと何か違う・・と思ったら、ここは裏側?だったみたいです。 -
こちらが金石城の大手門。
対馬藩主、宗氏が築いたお城です。
こちらの城は天守閣を持っていなくて、大手口の櫓を天守閣の代用としていたそうです。
これは、1996年に復元された物です。 -
旧金石城庭園。
何となくですが、キレイに整備はされていますが、普通の庭みたいな感じでした。
入園料を払ってまで見たいなあとは思わなかったので、ここで引き返します。 -
では、対馬歴史民俗資料館に行ってみようと思います。
坂道を上ったとこにあります。 -
所々に、朝鮮通信使と関係があったと思わせるこの様な碑がありました。
-
資料館の中は撮影禁止でした。
展示品は、朝鮮と深く関わりがあったと思わせる物や、対馬藩の物等々でした。
特に私の目を引いたのは、江戸時代に測量をして書かれた対馬の地図とお姫様が使用されていた鞍でした。
地図は現在の地形と殆ど変らないもので、感動しました。
鞍は梅の花の模様のある象牙と漆で出来た物でとてもキレイでした。
資料館の中は私以外は全て韓国人の団体さんでした。
韓国から渡った像を返して。なんて言わないでね。 -
いい時間になったので、ホテルに帰りチェックアウトして車であちこち回りながら今日泊まるホテルがある北部に向かいたいと思います。
チェックアウト後、ホテルのご主人と対馬の現状について色々と話し込んでしまいました。
ここ、柳屋ホテルのご主人は本当にとても良い人でした。
それでは、再び出発しま〜す。
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