奥飛騨温泉郷 湯菜の旅〔1日目・松本城～新穂高温泉〕

2014/05/01 - 2014/05/02

フォートラベルさんでの最初の旅行記は、先の連休中に訪れた奥飛騨温泉郷への一泊旅。かねがね訪れてみたいと思っていた宿だったのですが、1人で宿泊するには似つかわしくないところでしたので、実家の両親を無理やり連れての3人旅になりました。
1日目の往路は、両親の希望もあって松本城の見学へ。そこには意外な？サプライズが待っていました。そして、そのあと訪れた温泉宿の素晴らしさに感動することになります。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

最近は自分の車に両親を乗せることも少なくないのですが、今回は実家の車での移動。なので私は助手席でラクチン。恵那山トンネルをくぐります。

神坂パーキングエリア 道の駅

松本城に着きました。裏手の駐車場に停めてお城に向かいます。

国宝松本城 名所・史跡

この角度が映えます。

国宝松本城 名所・史跡

意外なサプライズとは…　この日は松本市の市制記念日。そのおかげでなんと、お城が無料開放です。何も知らずにやってきたわが一家、思わぬ事態に大喜び。

国宝松本城 名所・史跡

スペースシャトルとともに宇宙へ向かったツツジが、ここに植えられている。

天守と本丸御殿跡。庭園のように美しく整備されている。

江戸時代から残る天守とは思えないほどの立派な造り

居所から一段下がった特徴的な「武者走り」

鉄砲・砲門に関する展示物が豊富で面白い。

松本城で最も急な階段。「40度」とのことですが、もっと急にも見える。

天守からの眺め。これから向かう北アルプスの山々を望みます。
昼食はお城近くのそば屋にて。

奥飛騨温泉郷へ向かいます。奈川渡ダムを通過。トンネルの内部で、安房峠方面と薮原方面へ別れる珍しい構造。

奈川渡ダム 名所・史跡

上高地への駐車場もある沢渡の温泉街。5月に入ったこの時期でも、まだ山桜が咲いています。

さわんど温泉 温泉

安房トンネルをくぐり岐阜県へ。平湯温泉のバスターミナルで休憩ののち、とある場所に立ち寄ったあとで宿に向かいます。

アルプス街道平湯 平湯バスターミナル 乗り物

本日の宿に到着。奥飛騨湯菜の宿 白雲荘。やや雨脚が強くなってきました。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

こちらは翌朝の写真。立派な看板とのれんが迎えてくれる。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

ロビーで一服しながらチェックイン。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

これらの調度品が和みを与えてくれる。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

こちらが食事処。全ての宿泊客に個室の食事処が用意されている（我が一家は別の食事処でした）。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

食事処のエントランスには、夕食で供されるメニューと酒類の数々。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

おもちゃのような？調度品も心を和ませます。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

客室階に設けられている、浴衣や枕の貸出所。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

この宿の温泉システムが実にユニーク。
・大浴場はなく5ヶ所の貸切風呂のみ
・露天風呂（2ヶ所）と内風呂（3ヶ所）とでは、引いている源泉が異なる
・それぞれのお風呂は45分単位で借りることができる
・自分の部屋の名前が書かれたプレートを貼ることで「予約」
・21時以降は空いているお風呂に入ることができる
両親も私も、夜と朝で3ヶ所のお風呂に入りました。どのお風呂もゆったりできて、お湯も素晴らしいものでした。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

着替えや体拭き（タオル）を納める籠が、1人1個用意されている。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

湯上りの牛乳サービスも

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

夕食の前には雨も上がり、雲間から青空ものぞいていた。明日はいい天気になるかな？

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

いよいよ夕食です。我が家はこちらの個室で食事です。こちらの宿のお食事は、温泉旅館によくある和風の懐石料理ではなくフレンチのコースとなっています。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

お箸置きからしてダックスフント。まずはビールで乾杯。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

こちらの自家製パンはおかわり自由。とても美味しいパンでした。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

アメニティ。手前は富山の白エビと燻製チーズ、右は茶碗蒸し風。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

アントレ。甘エビと野菜のサラダ仕立て。燻製のお魚がとびきりの旨さ。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

ポアソン。シェフ自慢のお魚料理は太刀魚のソテー。白ワインを添えました。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

ヴィアンドは、食事の最初に3種類の中から選ぶことができる。わたくしは飛騨牛ほほ肉の赤ワイン煮込みを選択。もちろん赤ワインを添えて。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

両親は飛騨牛のステーキでした。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

メニューにはないお茶漬け。「やっぱりご飯が欲しい」というお客さん向けのものなのだろう。実につつましやかな量だが、ここにも白身魚の燻製の刻みが入っている。これがまたにくい。

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル

静響の宿 白雲荘 宿・ホテル