2014/04/26 - 2014/04/30
597位(同エリア5151件中)
こりすさん
2014GW北京3泊4日のツアー最終日は世界遺産故宮博物院と天安門広場です。
4日目午前:天安門広場、故宮博物院(紫禁城)を散策、北京空港へ車で移動
昼食 北京空港ラウンジにて
午後:帰国 北京16:40発 JAL022便 羽田21:10着
夕食 機内にて
ツアーの予定では最終日の4日目は午前中自由行動でしたが、初日にガイドさんと相談し、混雑が予想された故宮を4日目に延期したので自由時間はありませんでした。
この旅行記は4日目午前の天安門広場と故宮博物院の部分です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
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-
北京最終日の4日目。連日歩き通しでベッドから起き上がるのが億劫になるほど疲れがたまってきました。
今日は天安門広場と故宮に行くので、また沢山歩くことになりそうです。
北京に来る時は長距離を歩くのに適した靴は必須アイテムですね。
ホテルでは毎晩CCTV中央電視台(中国公営放送、日本でいえばNHKみたいな局)の総合チャンネルを見ていましたが、これがまたうんざりするほど抗日番組の連続で、ちょっと気分が滅入りました。ただNHKと違ってCMが入るので(しかもやたら短いCMが繰り返される)これは面白かったです。 -
チェックアウトの準備をしながら、お土産を整理中。
これは今回の北京旅行でお世話になったドリンク達。一番左のは紅茶ですが、すごく甘かったです。 -
これは中国茶を買いたくて万里の長城からの帰り道に連れて行ってもらった観光客向けのお茶屋さんで購入。高かった…。
プーアル茶と、ドライフルーツ等が入ったお茶。 -
同じお茶屋さんで蓋碗も購入。柄はプリントですが(これも観光客プライスで高かったけど)気に入ったのでOK。
この他に紫砂壺の急須も購入。日本に戻ってから中国茶を飲むのが楽しみです。 -
今日もいい天気です。
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朝食を食べにレストランに来ました。
この窓から見えているホテル中庭の中華風庭園は夜になるとライトアップされていたので、昨夜散歩したら気持ちよかったです。 -
本日の朝ご飯。和食が恋しくなってきたのでお味噌汁にしました。日系ホテルとあって味は本格的でした。
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パンも沢山取ってきました。ドーナツは油条を丸くしたような味だったのでイマイチ。
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今朝はコンシェルジュがいました。ツアーだったのでお世話になることはありませんでしたが、このホテルは部屋も小奇麗でとてもよかったです。
チェックアウトをしてスーツケースを車に乗せ、これから天安門と故宮に向かいます。 -
王府井大街の前を車で通過。
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やってきました、天安門広場。
入口にセキュリティがあり、空港にあるようなX線の手荷物と身体検査ゲートがありましたが、ガイドさんが何か言ったら手荷物はチェックを受けず通過できました。謎。
オベリスクのようなモニュメントは人民英雄記念碑。天安門広場 広場・公園
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平日の午前中でまだ人が少ない方だと言われましたが、広〜い空間です。
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人民大会堂が見えます。全人代が行われる場所です。
人民大会堂 現代・近代建築
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天安門広場は周囲が柵で囲まれており、セキュリティのある入口からしか入れないようになっています。
中には公安のミニパトが巡回しています。昨年末には自動車が突っ込んで炎上する事件があったし、政治的な注目の的になるこの広場、結構ピリピリしていますね。 -
孫文の大きな肖像画がありました。その周囲には大画面で映像を写す展示物も。
よくわからない組み合わせです。 -
天安門広場より。自分がここに立っているのが不思議。
唐突に思いつきで計画した北京旅行。未だ実感がありません。 -
よくTVなどで見かける光景です。国旗の上がっているスペースに軍人が警備しています。
手前に消火器が置いてありました。 -
国旗掲揚の時間には観光客でいっぱいになるらしいですね。
日差しが強く、警備の人は直立不動ですが、暑そうです。 -
観光客はのんびりした様子。
虹色の傘のような帽子は中国の観光地でよく見かけましたが、ここでは被っている人を発見。 -
地下道を通って道路の向こう側の天安門へと向かいます。
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地下道。結構明るくて広い。
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ベタベタな観光客親子を発見。
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地下道から出てきました。天安門が見えます。
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道路の向こう側に見えるのは人民大会堂。
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清掃服務員がいました。この辺りはゴミがあまり落ちておらずキレイです。
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天安門。1949年に毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言した場所。
楼上に登れるらしいですが、今回は登らずスルーします。天安門 建造物
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巨大国家中国の象徴ですね。
私服で傘をさしている人は警備の人。
サングラスをしてにらみをきかせています。立ち止まって写真を撮っている人には大きな声で何か言って、足を止めないよう促していました。 -
近づいていくと、毛沢東の顔は上手に描かれた絵であることがわかります。
赤い壁面に微妙な具合で引っ掛けられている感じが、なんとも…
(もちろん引っ掛けてるんじゃなくて固定されているんでしょうけど) -
天安門をくぐり抜けて故宮の中に入りました。
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端門。まだ故宮の入場口ではありません。
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端門をくぐり少し歩くとチケット売り場がありました。
すごい行列です。ガイドさんがチケットを引き換えに行く間しばらく待機。 -
お茶やスナック菓子の売り場が故宮のあちこちにありました。
広い場所なので水分補給は欠かせませんね。 -
ここからが有料となるエリア。牛門に入場口があります。
午門 史跡・遺跡
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午門を入った所の太和門前広場。ついにやってきた紫禁城です。
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金水橋。中央の橋は皇帝が通る場所だそうです。
橋の欄干の飾りが中央とそれ以外の橋では異なっています。 -
ここは実際に水が流れていました。
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太和門です。…まだ門が続くんですね。
ガイドブックによると明代では毎朝文武百官がこの門前に揃い皇帝を出迎え、皇帝は門の中央に置かれた玉座で政務を行ったのだそうです。太和門 城・宮殿
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太和門の脇には獅子の像。
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太和門の所にあった石の装飾。皇帝の象徴である龍が彫られています。
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この太和門をくぐれば、太和殿が見えます。
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見えました、太和殿。壮大な建築物ですね。
映画やドラマでよく見るアングルです。
と、ここで連れのりすと、これまで見てきた故宮の建物って映画とかじゃなく見覚えがあるねと。
どこかで見たと思ったら、ソウルの景福宮でした。っていうか、こっちが本家本元ですけど〜 -
中央の階段はふさがれていて登れないので、両脇から上がります。
建物は大理石でできた3段の基壇の上にあります。
こちらの石の装飾には鳳凰が彫られていました。 -
鼎のような大きな置物があります。
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太和殿。皇帝の即位などの重要な儀式が行われた場所。
現在の建物は1695年に再建されたものだそうですが、中国最大の木造建築なんだそうです。太和殿 寺院・教会
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ここまで来たからには、中を覗いて見たくなります。
ガイドさんからスリに注意と忠告を受け、人民の皆様をかき分けて前に進む… -
写真を撮る人民の方々がどんどん後ろから押してくる上に、前にいる人はなかなか場所を譲ってくれないので、カメラを上に持ち上げて撮ってみました。
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なかなかカメラを固定できず、こんな写真しか撮れませんでした…。
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太和殿の扉にあった龍の装飾。
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所々に水を貯める防火水槽の役割をする水瓶があります。
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次は中和殿。
太和殿に入る前に皇帝が休息し、臣下の祝賀を受けた場所。中和殿 寺院・教会
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中和殿の辺りから西方向を見たところ。
金色の瑠璃瓦が続く広大な宮殿です。 -
次は保和殿。明代には太和殿での式典に行く皇帝が着替えをした場所。清代になると科挙の最終試験会場として利用されたそうです。
保和殿 寺院・教会
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ここでも懲りずに人民の皆様と押し合いになりながら中を撮影してきました。
玉座の前の柱を省いて建てる建築法で空間を広く見せているのだそうです。 -
長さ7メートル弱の一枚岩に龍を掘った雲竜大石彫雕。
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ここにも防火用の水瓶があります。
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途中見かけた瓦の装飾。魔除けと吉祥の意味があり、走獣というそうです。
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奉先殿という所へ来ました。
歴代皇帝が祖先を祀った場所だそうです。 -
現在はここに装飾時計やからくり時計が展示されています。
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紫檀で造られた大型の置き時計。
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上から落ちてくる水で時間を計る時計。
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こんな繊細な装飾時計もありました。
他にも時計が沢山ありましたが、日陰でちょっと休憩するには良い場所。 -
内左門の前を通過、ここは先ほど見た保和殿の裏手辺りです。
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乾清門。ここから先は内廷と言われる所。
乾清門 城・宮殿
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乾清宮。明・清代初期までは皇帝の寝室。清朝3代の雍正帝以降は日常政務の場所として使われたそうです。
乾清宮 城・宮殿
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正大光明(右から読む)の文字は、清初代皇帝の直筆の拓本だそうです。
玉座の装飾が繊細ですね。
ここでも人民の皆様と押し合いながら撮影…。 -
乾清宮の奥の小さな交泰殿という所。
明代は皇后の居室として使われ、清代は皇后即位の儀式が行われた場所。
ちなみにソウルの景福宮にも同じ名前の建物があります。 -
内部はこんな感じ。
天井には「軒轅鏡」けんえんきょう。これは太和殿にもあった装飾ですが、こちらでようやく撮影できました。
意味は、天命を受けていない者=皇帝に値しない者が玉座に座ると、龍がくわえている鉄球が落ちてきてその者を殺すという装置です。
書は清4代康熙帝の筆によるものです。 -
ここからは後宮のあった西側エリアに行きます。中には入らず通過しました。
この翊坤宮という場所は西太后が妃嬪達の朝拝を受けた場所。…ですが、宮廷の諍い女にハマっていたこりすにとっては、華妃の住まいにしか思えません(笑)
ちなみに諍い女の撮影はこの後宮エリアで撮ってないそうです(ガイドさんに聞いた)。 -
奥まで歩いて行きます。結構高い壁で遮られた通路。
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御花園に行きます。
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築山があります。花園っていうと平面的なイメージですが、ここは立体的。
御花園 史跡・遺跡
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こんな石が頤和園にもありましたね。
奥の方に少し写っているのが創建時の姿を留める欣安殿。この辺りはツアー客の溜り場と化していました。 -
牡丹が植えられていましたが、もう散った後でした。
まだ4月末なのに随分早咲ですね。 -
万春亭、だそうです。この辺りに土産物屋があったので、ちょっと覗いてみましたが、故宮とか紫禁城とかいった文字が入った土産は売られていませんでした。
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堆秀山。皇帝が月見の宴を行った場所。かなり高い建造物です。
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承光門、順貞門と順にくぐって出てきました。
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神武門をくぐれば、故宮の外に出ます。
高い建物はさっき御花園でみた月見の堆秀山でしょうか。 -
北側の神武門から外に出たところ。故宮は広大で、今日も沢山歩きました。
ちなみに、博物館ではなく博物院となっているのは、建物など全体の建造物等を含め価値のある展示という意味で言葉を使い分けているのだとか。神武門 史跡・遺跡
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遠くに景山公園が見えます。時間がないので登頂せず。
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神武門の外にあった公衆トイレ。ここは使いたくないですね〜
中国の観光スポットに出かける前にはホテルで用を済ませておくのが肝心です。 -
故宮外側のお濠を歩いて車へと向かいます。
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バス停にあった広告。この辺りのバス停はとても近代的でした。
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トロリーバスが走っています。
市内観光はこれで終了。ここから迎えの車に乗り、北京空港へと向かいます。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- nanaさん 2014/05/13 13:22:54
- 楽しく見させていただきました!
- 私もゴールデンウィークに北京に行って来ました。
北京は思ってたよりも都会だしいい所でしたよね。
最近日本では中国のニュースばかりですがお互い無事に楽しく旅行出来て何よりですね(≧∇≦)
- こりすさん からの返信 2014/05/13 19:22:51
- Re: 楽しく見させていただきました!
- コメントありがとうございます。
nanaさんも同じ頃に北京を楽しまれたんですね。ホント北京は都会ですね〜
nanaさんの写真を拝見しました。八達嶺はすいてる時間帯に行かれたんでしょうか。うらやましいです。私の写真には人が沢山写りこんでしまいました…。
- nanaさん からの返信 2014/05/14 13:30:58
- Re: 楽しく見させていただきました!
- 私たちが行ったときの青空は奇跡みたいですね!弟の知人が北京の近くに住んでいるみたいですが、あんな青空はなかなかないとの事でした。ラッキーでしたね!
万里の長城には朝五時半に出発しました。ガイドさんが早く出た方がいいと言っていたのでがんばって早起きしました(笑)
おかげで現地ならでは朝ごはんが食べれて良かったです!
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