2014/04/27 - 2014/04/27
25位(同エリア45件中)
ひま人さん
この俗臭のない、岩と一体になったような石仏はいったい何時、誰が彫ったのだろう?そんな釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩像を中心とした瓜生羅漢石仏は、相生市北方の山間部に位置する羅漢渓谷、清流と緑が織りなす自然あふれる一角にあります。そこから見上げる城跡は、国指定史跡の感状山城祉です。鎌倉時代に築かれた城は、城主も赤松氏か瓜生氏かと定かではないようですが、苔むした石垣が戦国期へつづく累々とした歴史を語っています。
まず、磐座(いわくら)神社から、ふるさと交流館・才元の里へ、ここで昼食を取り、金峯神社へ。そして瓜生羅漢の里、瓜生渓谷の岩盤に刻まれた羅漢石仏を見ました。
表紙写真は瓜生羅漢石仏です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JRローカル 徒歩
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磐座(いわくら)神社石碑。
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磐座神社鳥居。
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磐座神社本殿(旧郷社)。昔の人たちは、背後にある神山を神籬(ひもろぎ)と仰ぎ、ご神体としていました。上代の人たちは、傘の形をした山とか、三角に尖った山を恐れてあがめたのです。
この神社の境内には、座光石と呼ばれる巨石があり、また神山の頂上付近には天狗岩と言われる大きな石がそびえています。これらの石に神が宿ると信じて信仰してきたのです。磐座の神社の名はこれからおこったのです。 -
矢野神山万葉歌碑(柿本人麻呂歌碑)。磐座神社境内にあり、「妻ごもる矢野の神山露霜ににほいそめたり散らまく惜しも」「朝霧ににほひそめたる秋山に時雨な降りそあり渡るがね」と刻まれています。これは万葉集巻十、神本人麻呂歌集出のうたであり、書は西本願寺(鎌倉後期の写本)のもです。
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天然記念物・椋(むく)の石碑。
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矢野の大ムクノキ(天然記念物・県指定文化財)。矢野地区にあり、根回り4.8m、高さ15mに達し、まわりを圧倒しています。樹齢推定600年以上といわれ、この地に昔、荒神社の森があって、その御神木として大切に保護されたため残ったと言われています。
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金峯(きんぷ)神社鳥居・山門。
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金峯神社拝殿。
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金峯神社扁額。
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金峯神社本殿。
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金峯神社本殿、庇に動物の彫り物が見える。
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本殿梁に動物の彫り物が見える。
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本殿庇柱に動物の彫り物が見える。。
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羅漢渓谷。珍しい石の四柱で積まれている供養塔。過去の地震でも崩れなかったそうです。
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感状山城跡への登城口。
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感状山城跡(史跡・国指定文化財)。感状山城は、矢野町瓜生にまたがる標高301mの感状山の尾根上に築かれていました。規模が雄大で眺望がよく、人の手による破壊などもなく、石垣や建物跡・礎石、井戸跡などの遺構が比較的よく残されていて、播磨地方の代表的な中世山城の遺構です。この城は、建武3年(1336年)新田義貞軍の播州攻めの時に赤松則祐がこの城にたてこもって戦功をたて、、足利尊氏から感状を与えられたので、以来、感状山城と呼ぶようになったと伝えられています。
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瓜生羅漢石仏石碑。
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瓜生羅漢石仏(史跡)。羅漢石仏は岩窟の中に安置されており、釈迦如来像を中心に脇侍として、文殊、普賢両菩薩と16羅漢像が左右に並んでいます。400年余り前の、室町時代に彫刻されたものと推定されています。
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瓜生羅漢石仏(史跡)。
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瓜生羅漢石仏(史跡)。
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