2014/04/09 - 2014/04/11
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miharashiさん
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2014年の4月初めに春のヨルダンを訪れました。中東地域では初めてのレンタカーを借りてのセルフドライブ旅行でした。ちょうど花の季節に当たり、ドライブ途中の道路沿いには様々な花々が咲き誇り、車窓を楽しませてくれました。ヨルダンの国花であるブラックアイリスにも出会うことができました。旅行の日程は以下の通りです。
4月1日 夜9時過ぎ成田をエミレーツ航空で発ち、ドバイ経由でアンマンへ。
4月2日 午前10時ごろアンマン空港着。レンタカーを借り出し、デザートハイウェイを経てぺトラへ。
4月3日 終日ぺトラ見学。夜はペトラ・バイ・ナイト。
4月4日 ぺトラ二日目。見学後クイーンズハイウェイ、デザートハイウェイを経てアカバの海岸リゾートホテル(ラディソン)へ。
4月5日 終日アカバ海岸。その後アカバ市内のホテルへ移動。
4月6日 アカバからワディラムへ。ラム村で4輪駆動車に乗り、砂漠の中のキャンプへ。キャンプ泊。
4月7日 ラム村まで戻り、その後ぺトラ、リトルぺトラを経てダーナ村へ。
4月8日 ダーナ村から死海へ。死海沿いのリゾートホテル(クラウンプラザ)に宿泊。
4月9日 死海からカラクを経て、クイーンズハイウェイをマダバへ。マダバ市内泊。
4月10日 マダバ市内見学後ネボ山へ。その後アンマン空港まで戻りレンタカー返却。空港発17:30、ドバイ経由成田へ。
4月11日 夕方成田着。
第六部は、死海からカラクを経てマダバまでのドライブと、マダバ市内とネボ山を見学した記録です。(表紙写真は、カラク近郊で偶然見つけた二度目のブラックアイリスの群生)
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行の最後の目的地は、マダバ。アンマンの南30Km程のところにあり、旧約聖書の中のモーゼの出エジプト記のゆかりの地、ネボ山が近くにある。ビザンチン時代に多くの教会が建てられ(写真は聖ジョージ教会)、様々なモザイク画が残されているので、多くの観光客が訪れる人気の町だ。しかも、空港から一番近い大きな町なので、初日か最終日の宿泊地として便利だ。
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4月9日、死海沿いの65号線を南に走り、途中でカラクに行く50号線に入る。50号線は、昨日走った60号線と同じような荒涼とした渓谷を登っていく道だが、60号線ほどの険しい道ではなかった。登りきると、前方に遠くカラクの町と城が見えてきた。山の上に建っている。町の手前でようやくガソリンスタンドが現れたので、10リッターだけ補充。これで、一安心。これが最後の補充となった。
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カラクの街中は、車の往来が激しく、とてもゆっくりと見学できる雰囲気ではなかった。街中を通り過ぎてから、後ろを振り返ると、カラク城が山のはるか上に建っているのが見えた。
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カラク城の右側には、山の上に街並みが連なっているのが見えた。とんでもないところに街ができたものだ。
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カラク城の拡大写真。とても街中に入る気にはならなかったので、カラク城はこれで終了。
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50号線はデザートハイウェイまで続いていて、カラクの街中でキングスハイウェイと交差するので、キングスハイウェイを左に入れば、マダバ方面に行けるはずだ。ところが、またしてもキングスハイウェイへの分岐点がわからずに、通り過ぎてしまった。このままではデザートハイウェイまで行ってしまうと焦っていると、Al Lajunという道標が現れた。地図ではここを通るとキングスハイウェイに出られるようになっていたので、50号線から分かれてキングスハイウェイに向かって車を走らせる。3角形の2辺を走り、遠回りになってしまったが、ガラガラに空いていて、道の両側は黄色の花が咲き乱れ、かえって良かったかもしれない。
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途中の町を通り過ぎてから、さらにキングスハイウェイに向かって走ると、道の右側に突然ブラックアイリスが現れた。ごく小さな株だったが、車を止めて左後方を見ると、なんとブラックアイリスの群落が!こんなところで、しかも群落に遭遇するとは!
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車から降りて、早速撮影開始。
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やや最盛期は過ぎているが、まだ十分見ごたえがあった。
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緑豊かな原っぱの前方に町が見える。キングスハイウェイ沿いのAl Rabbaという町のようだ。地図では、この町に行く道は点線で示されていたが、実際には立派な道が完成していた。
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ようやくキングスハイウェイに合流。北にマダバ方面に走る。しばらくいくつかの町をぬけたら、前方の景色が荒涼とした渓谷に変わった。まさしく突然変わったのだった。
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道は渓谷に向かって下っていく。写真は、下る前に撮影した渓谷の風景。この渓谷は、前日に入口だけ覗いたワディ・ムジブの上流部分にあたるところだ。
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渓谷にはダムもできていた。
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道はさらに下り、渓谷を横切っていく。前方に上の写真のダムが見えてきた。
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道は、ダムの堰堤の上を通るようになっていた。
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ダムの堰堤の上。かなり大きなダムだった。このダムの水はアンマンに送られるので、死海に流れ込む水が減少し、死海の水位低下を招いているそうだ。
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ダムを通り過ぎて、再び渓谷の中の道を登っていくと、道端に白い花が咲いていた。花越しに、通り過ぎたダムを撮影。この花はここだけ咲いていたので、だれかが意図的に植えたのだろうか?日本の夏に見られる花だ。
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ダムを見下ろす峠で一休み。登ってきた道がワインディングロードなのが良くわかる。写真の右端には一番高い山が見えるが、この道路は、あの山から渓谷に下ってきたのだった。
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峠の店で売っていた塩の塊。死海で採れたもの?
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渓谷を超えると、また花(アザミににているがちょっとちがう)が咲く道に戻った。渓谷の北にDhibanという町があり、ここを右折すると、ブラックアイリスの群落があると、ガイドブックには書かれていた。ところが、右折してしばらく走ったところで、道は工事中になっていた。ブラックアイリスはさっき見てしまったので、ここはあきらめてキングスハイウェイまで戻ることにした。
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マダバ市内に入ると、またもや車の大渋滞で、キングスハイウェイから町に入るところも(左折する必要があった)、非常にわかりずらかった。町を通り過ぎたところにあったガソリンスタンドで、町に入る方法を聞いてから、再度マダバに戻り、最初のロータリーを右折して、途中で人に聞いたりしながら、やっと今夜のホテル(Mosaic City Hotel、写真)に到着。比較的わかりやすいところにあることで選んだホテルだったが、ここにしておいて良かった。キングスハイウェイは、町の中に入るととたんにゴタゴタするが、マダバは特に渋滞がひどいので、マダバ市内を見学するのでなければ、通り抜けるのはできれば避けた方が賢明だろう。
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ホテルの部屋。ホテルの内部もきれいで立派だった。このホテルの床はピカピカにみがかれ、インテリアがシックで、口コミで一位なのがうなずける。この町の大きなホテルの経営者にはキリスト教徒が多いそうだ。このホテルの経営者もキリスト教徒だそうだ。
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4月10日、朝食後、ホテルから歩いて5分のところにある聖ジョージ教会を訪れた。最初に教会や地図の説明が展示された部屋に入り、おおまかな知識を頭にいれてから、横の小さな教会に入るようになっていた。写真は教会の中にある有名なマダバ地図(ビザンチン時代のパレスチナ周辺を表わしたモザイクでできた地図)の模型。
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教会の入口を入ると、壁面がカラフルなモザイク画で埋め尽くされていた。中央のモザイク画の人物は聖ジョージ。
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正面から撮影。手前の床にマダバ地図が貼り付けられている。
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マダバ地図の右半分。このモザイク地図は彩色をほどこさず、天然の石の色をうまく用いているそうだが、実際には色があせて 暗い教会内部では見づらい。文字が読めないので、なおわかりづらかった。
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地図の左側。こちらには死海やパレスチナが表わされている。
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エルサレムの部分の拡大。
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右側の死海から魚が逃げ出す場面を描いているそうだ。おもしろいので撮影。
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祭壇の左奥のモザイク。
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柱にかけられた聖ジョージの凛々しいモザイク画。
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モーゼを描いたようなモザイク画で色がシックだったのが印象的だった。
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聖ジョージはドラゴン退治で有名だったようで、その話を象徴するようなモザイク画。
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聖ジョージ教会を後にして、次に向かったのが、考古学公園?と殉教者教会。床一面にモザイクが貼られていたが、かなりの部分がはがれていた。
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はがれていないところの模様を拡大。鶏やブドウや花が描かれている。
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考古学公園Iの方向に歩いていくと、モザイク工房を見つけた。
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おそるおそる入ってみると、今まさに製作中だった。一つ一つ接着剤のようなものにつけて、貼っていた。
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さらに陶器のお店の前を通りかかった。すばらしい色使いの魚の陶器を見つけたので、思わず、撮影。
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ようやく考古学公園?と聖マリア教会に着いた。ここは先ほど訪れた公園IIより規模が大きく、モザイク画の保存状態も良かった。写真は教会の入口に近いところで撮影。
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教会の中の床のモザイク画。
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かなり良好な状態で残っているが、修復したのだろうか?
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教会の出口付近。手前の床にもモザイク画があった。
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上のモザイク画の一部を拡大。
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その下の部分の拡大。当時の人々の生き生きとした生活が垣間見える。
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教会を出たところの別の建物の中。縁のモザイク模様が斬新で素晴らしい。
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クジャク?の模様。
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遺跡をみてまわっていたら、石の階段わきにきれいな昼顔に似た花がひっそりと咲いていた。
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聖マリア教会のとなりには、モザイクの修復のための学校が併設されていた。
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町の中のモスク。最初、このモスクの横のホテルを予約していたが、車が入りずらそうなので、キャンセルした。このあたりは道が入り組み、狭かったので、変更して正解だった。
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町の南側は少し高台になっていて、少し上るのがづらかったが、学校のそばに季節外れのクリスマスツリーがあった。モスクの尖塔のように高かった。
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ツリーの近くにラテン修道院が建っていた。中は覗いただけにとどめた。外側のモザイクが美しかった。
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建物正面のモザイク。
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同上。
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マダバ博物館入口。文字が読めないのでわかりづらいが、横に小さくmuseo(ミュージアム)と書かれてあった。
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小さな博物館だったが、館内にもモザイク画が残っていた。
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博物館の建物の外にあったモザイク画。この動物のモザイクはすばらしい。
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同上。
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博物館を後にして、ホテルまで戻る途中の街並み。このあたりは靴(サンダル)屋さんが軒を連ねていた。
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4月の初めだというのに、トマトやスイカといったものが山積されて売られていた。砂漠の国とは思えない野菜や果物の品ぞろえだった。
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女性の髪を隠すスカーフにもそれなりにファッション性を追求していることを表わすショーウィンドーで、おもしろかった。
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羊一匹がまるごと店頭に並んでいた肉屋さん。
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2時間近くの市内見学を終えてホテルに戻り、チェックアウト。ホテルを出てから、最後の訪問地のネボ山へ。ホテル前の道路を100m位走り、右折。そこからは北西に走り、10分足らずでネボ山に到着。もう少し高い山を想像していただけに、写真のような低い丘だったので、驚いた。
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記念碑と教会。キリスト教徒の聖地と書かれている。そのせいか、欧米人の観光客で結構混雑していた。
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ローマ法王訪問記念碑。
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奥まで歩いていくと急に視界が開け、遠くイスラエルや死海までもながめられる展望台があった。右は蛇と十字架のモニュメント。あいにく横の新しい教会には入れなかった。
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ベツレヘムなどの地までの距離と方角をあらわした表示板。
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咲き乱れる春の野花越しにみえるヨルダン北部の原野。
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教会のまわりに咲いていた春の花、勿忘草の群落。
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キリスト教徒でもないので、特に感慨もなく、早々に見学を終えて、空港に行くために、来た道をマダバまで戻る(ホテルの人に聞いたらマダバを通らずしては空港へは行けないとのことだった)。マダバ市内に入ると、案の定道は車で大混雑していて、緊張を強いられたが、ホテルで聞いたとおりに走ると、迷うことなく町を抜けることができた。キングスハイウェイをアンマン方向に走り、マダバの町を出ると、黄色の花の群生地がみえたので、路肩に駐車し、撮影。
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拡大して撮影。絵のような風景だった。
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道端はこのような花が満開で、この状態がずっと続いていた。マダバからキングスハイウェイをアンマン方向に15Kmほど(20分くらい)走ったあと、空港への表示に従って右折して、デザートハイウェイを空港方面に向かう。10Km位走ってからハイウェイを下りて空港に行く道に入り、4Kmほど走るとようやく空港が見えてきた。ここまでは順調だったが、レンタカーの返却場所の表示がいっこうに出てこない。2回程違うゲートを入ってしまい、バックをするはめに。そばにいた人に聞いてやっと車を借り出したところに駐車することができた(結果的には、short term parkingと書かれたゲートに入れば良かった)。無事に車を返却できたので、ほっとした。AVISのカウンターで返却の手続きの際、駐車券を見せたら、駐車料金1ディナールを現金で払わせられた。レンタカー専用の駐車場が別にあったらしい。このあたりはまだまだ改善の余地がある。出発まで3時間半もあったので、余裕をもってチェックインできた。
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定刻通りアンマンを出発し、ドバイ経由で無事成田に到着した。ドバイの夜景がすばらしくきれいだった。今回の旅行時期は、ブラックアイリスの咲く時期を選んだが、それ以外の様々な花にも巡り合うことができ、ズバリ正解だった。気候も良く、春のヨルダンは最高だった。
中東地域での初めてのセルフドライブ旅行だったが、道路状況は予想したよりはずっと良く、ほとんどのところで快適なドライブを楽しむことができた。ただ、キングスハイウェイ(特に町の中)では何度も迷い、大変な場面もあった。怪しいと思ったら、とにかく人に聞くのが良いだろう。また、アラブ人の運転は、特段に荒っぽいということはなく、危険を感じることはなかったが、ほとんどウィンカーを出さない、平気で道路の真ん中に駐停車するなど、とにかくルーズなので、神経を逆なでさせられることはあった。ヨルダンでドライブ旅行を計画されている方はその点に注意が必要だろう。
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