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 8月は信州に行きました。山に登るつもりでしたが、出発前から天気予報が良くありません。若いころは、雨など気にせず山に登っていましたが、今は、登った後に雨が降り出すのは仕方ないにしても、70歳を過ぎてリュウマチの出た夫に、大雨の登山を強いることなど出来ません。そこで、予定をかえて、雨でも少しは散策できるだろうと、天竜峡に行きました。<br /> 天竜峡は初めてではありませんでしたが、大雨の中、歩くのは初めてです。

信州の旅ー天竜峡

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2013/08/01 - 2013/08/01

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ナオ

ナオさん

 8月は信州に行きました。山に登るつもりでしたが、出発前から天気予報が良くありません。若いころは、雨など気にせず山に登っていましたが、今は、登った後に雨が降り出すのは仕方ないにしても、70歳を過ぎてリュウマチの出た夫に、大雨の登山を強いることなど出来ません。そこで、予定をかえて、雨でも少しは散策できるだろうと、天竜峡に行きました。
 天竜峡は初めてではありませんでしたが、大雨の中、歩くのは初めてです。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  •  大雨に山行きを諦め、少しだけでも体を動かしたいと、雨でも散策できそうな天竜峡に向かいます。<br /> 中央自動車道の飯田山本ICより南下、天竜峡にやって来ました。<br /> <br /> これは天竜峡の案内図です。

     大雨に山行きを諦め、少しだけでも体を動かしたいと、雨でも散策できそうな天竜峡に向かいます。
     中央自動車道の飯田山本ICより南下、天竜峡にやって来ました。
     
     これは天竜峡の案内図です。

  •  天竜・奥三河国定公園の中にある天竜峡は、国の名勝に指定されています。<br /> 見えているのは、二條公爵碑の「天龍峡古碑」です。

     天竜・奥三河国定公園の中にある天竜峡は、国の名勝に指定されています。
     見えているのは、二條公爵碑の「天龍峡古碑」です。

    天竜峡駅

  •  私たちは天竜峡の中央駐車場に車を止め、雨の中、天竜峡遊歩道の標識に従って、第二公園を抜け、つつじ橋へと向かいます。<br /> 天竜峡の遊歩道は一周約2kmで、ゆっくり歩いても1時間ほどで巡ることができます。<br /> 

     私たちは天竜峡の中央駐車場に車を止め、雨の中、天竜峡遊歩道の標識に従って、第二公園を抜け、つつじ橋へと向かいます。
     天竜峡の遊歩道は一周約2kmで、ゆっくり歩いても1時間ほどで巡ることができます。
     

  •  ここは、天竜峡の第一公園の一角にある正一位稲荷大神が祀られた、伏見田尻稲荷神社です。

     ここは、天竜峡の第一公園の一角にある正一位稲荷大神が祀られた、伏見田尻稲荷神社です。

    天竜峡駅

  • 雨の中、8月の天神峡遊歩道の脇にはユリの花が咲いていました。

    雨の中、8月の天神峡遊歩道の脇にはユリの花が咲いていました。

  •  昔から景勝地として知られる天竜峡は、多くの文人墨客に愛され、歌碑や石碑も多いです。<br /> これは農民歌人 今村良夫氏の<br />「つり橋の木組の間に頬よせて<br />   天龍のぼる帆舟の眺めき」<br /> の歌碑です。<br />

     昔から景勝地として知られる天竜峡は、多くの文人墨客に愛され、歌碑や石碑も多いです。
     これは農民歌人 今村良夫氏の
    「つり橋の木組の間に頬よせて
       天龍のぼる帆舟の眺めき」
     の歌碑です。

  •  これは「放鳥の碑」です。<br /> 昭和44年に、皇太子・同妃両殿下(今上天皇・皇后両陛下)が、この地より放鳥されたのを記念して、建立されたものです。

     これは「放鳥の碑」です。
     昭和44年に、皇太子・同妃両殿下(今上天皇・皇后両陛下)が、この地より放鳥されたのを記念して、建立されたものです。

  • 「名所の信濃に<br />  遊べけふの月<br />       白 猿」<br /><br /> この句碑は、江戸歌舞伎の名優七代目市川団十郎の句碑です。

    「名所の信濃に
      遊べけふの月
           白 猿」

     この句碑は、江戸歌舞伎の名優七代目市川団十郎の句碑です。

  •  第二公園を抜けて行きます。<br /> これは、第二公園の小高い丘の上にある秋葉大権現・金毘羅大権現の碑です。<br /> この一角には多くの石碑があります。

     第二公園を抜けて行きます。
     これは、第二公園の小高い丘の上にある秋葉大権現・金毘羅大権現の碑です。
     この一角には多くの石碑があります。

  •  第三公園の所には、天竜峡温泉の日帰り温泉「若返りの湯」があります。

     第三公園の所には、天竜峡温泉の日帰り温泉「若返りの湯」があります。

    天龍峡温泉交流館 若がえりの湯 温泉

  • この辺りはヤマユリの自生地です。

    この辺りはヤマユリの自生地です。

  •  展望台からの眺めです。<br /> 見えている対岸の岩は、天竜峡十勝の一つ「龍角峯」で、旧名は花立岩といいます。龍角峯とは龍の化身の奇岩とされています。龍が天に昇っている所を想像してみてください。<br /> 岩の上からの眺望は絶景であるというので、後で遊歩道をたどって行ってみます。

     展望台からの眺めです。
     見えている対岸の岩は、天竜峡十勝の一つ「龍角峯」で、旧名は花立岩といいます。龍角峯とは龍の化身の奇岩とされています。龍が天に昇っている所を想像してみてください。
     岩の上からの眺望は絶景であるというので、後で遊歩道をたどって行ってみます。

    龍角峯 自然・景勝地

    天竜峡のおすすめ絶景ポイントです! by ナオさん
  •  天竜峡は、明治15年来峡の書道家碑学の権威・日下部鳴鶴氏とこの地の文人・関島松泉氏によって、自然景観を中国古代の神仙界藐姑射山(はこやさん)にたとえた「十勝の詩」が作られています。<br /> 十勝名は、それぞれの渓谷一帯の奇岩・磨岩に刻まれています。ライン下りの船からだと、それを目にすることが出来るそうですが、雨の遊歩道からは、目を凝らしてもよくわかりません。

     天竜峡は、明治15年来峡の書道家碑学の権威・日下部鳴鶴氏とこの地の文人・関島松泉氏によって、自然景観を中国古代の神仙界藐姑射山(はこやさん)にたとえた「十勝の詩」が作られています。
     十勝名は、それぞれの渓谷一帯の奇岩・磨岩に刻まれています。ライン下りの船からだと、それを目にすることが出来るそうですが、雨の遊歩道からは、目を凝らしてもよくわかりません。

  •  今回は、私たちは遊歩道をたどりますが、天竜峡はライン下りの船からの眺めも素晴らしいです。

     今回は、私たちは遊歩道をたどりますが、天竜峡はライン下りの船からの眺めも素晴らしいです。

  •  吊り橋のつつじ橋が見えてきました。<br /> 近くには日本一のミツバツツジ公園があります。

     吊り橋のつつじ橋が見えてきました。
     近くには日本一のミツバツツジ公園があります。

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  • ここは天龍奥三河国定公園の名勝天竜峡の名水「昇龍泉」です。<br />「昇龍泉」は<br /> 開運・・・龍のごとし<br /> 延命・・・仙人のごとし<br /> 若返り・・美人のごとし  です。

    ここは天龍奥三河国定公園の名勝天竜峡の名水「昇龍泉」です。
    「昇龍泉」は
     開運・・・龍のごとし
     延命・・・仙人のごとし
     若返り・・美人のごとし  です。

  •  開運も、延命も、若返りも、龍や仙人や美人を望みはしないけれど、名水は好きだから、私達も「昇龍泉」の水を飲んでいきます。「幸せの鐘」も鳴らします。

     開運も、延命も、若返りも、龍や仙人や美人を望みはしないけれど、名水は好きだから、私達も「昇龍泉」の水を飲んでいきます。「幸せの鐘」も鳴らします。

  •  これが吊り橋のつつじ橋です。

     これが吊り橋のつつじ橋です。

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  • つつじ橋を渡ります。

    つつじ橋を渡ります。

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  • つつじ橋の上から見た天竜峡です。<br />

    つつじ橋の上から見た天竜峡です。

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  • 見えているのは、天竜峡十勝の「樵廡洞(しょうぶどう)」、「仙牀磐(せんじょうばん)」の辺りです。<br /> 「樵廡洞(しょうぶどう)」は、旧名ひさし岩と呼ばれていた廡(ひさし)状の岩洞で、仙境に住む樵人たちが雨露をしのいだという霊気のしみいる静寂の地だそうです。そこへの道は、危険な崖面を伝う難路だとか。<br /> 私たちが天竜峡を訪れた日は大雨だったので、私たちは「樵廡洞(しょうぶどう)」の説明標識を見ただけですけれど。<br />

    イチオシ

    見えているのは、天竜峡十勝の「樵廡洞(しょうぶどう)」、「仙牀磐(せんじょうばん)」の辺りです。
     「樵廡洞(しょうぶどう)」は、旧名ひさし岩と呼ばれていた廡(ひさし)状の岩洞で、仙境に住む樵人たちが雨露をしのいだという霊気のしみいる静寂の地だそうです。そこへの道は、危険な崖面を伝う難路だとか。
     私たちが天竜峡を訪れた日は大雨だったので、私たちは「樵廡洞(しょうぶどう)」の説明標識を見ただけですけれど。

  •  つつじ橋の上から見た天竜峡です。<br /> 見えているのは、天竜峡十勝の「芙蓉峒(ふようどう)」です。「樵廡洞(しょうぶどう)」、「仙牀磐(せんじょうばん)」もこの辺りです。<br /> 

     つつじ橋の上から見た天竜峡です。
     見えているのは、天竜峡十勝の「芙蓉峒(ふようどう)」です。「樵廡洞(しょうぶどう)」、「仙牀磐(せんじょうばん)」もこの辺りです。
     

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  • 天竜峡の「龍角峯」の上の展望台にやって来ました。

    天竜峡の「龍角峯」の上の展望台にやって来ました。

    龍角峯 自然・景勝地

    天竜峡のおすすめ絶景ポイントです! by ナオさん
  • これは大国主命の碑です。

    これは大国主命の碑です。

  •  「龍角峯」の70mの岩の上から眺める天竜峡の眺望は、なかなかです。

     「龍角峯」の70mの岩の上から眺める天竜峡の眺望は、なかなかです。

  • 「龍角峯」の展望台からみた天龍川とつつじ橋です。

    「龍角峯」の展望台からみた天龍川とつつじ橋です。

    つつじ橋 名所・史跡

    天竜峡の絶景つり橋 by ナオさん
  •  これが「龍角峯」の展望台から眺めた天竜峡の絶景です。<br /> 見えているのは、天竜峡十勝の「姑射橋(こやきょう)」、「帰鷹崖(きようがい)」、「浴鶴巌(よくかくがん)」、「烱烱潭(けいけいたん)」です。建物は「龍峡亭」です。<br /> こや橋の向こうには、天龍ライン下りの乗り場があります。

    イチオシ

     これが「龍角峯」の展望台から眺めた天竜峡の絶景です。
     見えているのは、天竜峡十勝の「姑射橋(こやきょう)」、「帰鷹崖(きようがい)」、「浴鶴巌(よくかくがん)」、「烱烱潭(けいけいたん)」です。建物は「龍峡亭」です。
     こや橋の向こうには、天龍ライン下りの乗り場があります。

    龍角峯 自然・景勝地

    天竜峡のおすすめ絶景ポイントです! by ナオさん

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