「黄金の玉座に座る乞食」と言われる国：ボリビアの観光資源〔ウユニ塩湖〕、こ...こりゃ、すんばらしぃ～！（ウユニ塩湖／ボリビア多民族国）1

2014/04/18 - 2014/04/21

南米大陸を旅行すると、毎回その移動距離がすごい事になる上、飛行機代も相当高くなってしまう.......。

そうすると...いつでも行けるから..とか...治安...とか.....高山病が怖いから....とか.......色々な理由を見つけて....

結局、私の行きたい国から外れてしまっていた国のひとつ.....ボリビア.....豊かな天然資源を持つにも関わらず昔っから貧しいまんま....。


でも、日本の目敏いメディアが騒いだおかげで、今や南米や現地の人よりもよっぽど日本での知名度が高いウユニ塩湖があるのもボリビア......。


そんなブラジルから近くて遠いお隣の国【ボリビア】までちょっと出かけて参りました。

エリア ウユニ(ボリビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 飛行機
• 航空会社: ゴル航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

がっしり飲んでいます.....高山病防止薬!

その名も『アセタソラミ−ダ（詳細は後述）』。

ブラジル・サンパウロはグゥアルーリョス国際空港第二ターミナル２階の薬局に売っていました。

身振り手振りで発した言葉は「これからボリビアまで登山に行く。酔い止めをくれ！」の二言三言。

以心伝心。良く通じたなぁ…。もちろん処方箋など無し。いいのかなぁ...。

一日２回一錠ずつ。早め早めに服用することが肝心らしい。

これが効いたのか、旅行中は一切、高山病を意識する事もなく普通に旅ができました。

ちなみに値段は　13.2ブラジルレアル（約６００円）也。

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

私がウユニを訪れた時期は、4月18日。イースター休暇の真っ最中。

通常、この時期になると既にこの地は乾季に入っている為、あの有名な「塩湖の鏡の世界」は見れないハズなんですが、

ただ「今年は、エルニーニョ現象の影響で、雨が多く、もしかしたら....」という不確かな情報だけにすがりつつやって参りました。

ウユニ空港 (UYU) 空港

南北100km、東西250km、日本の新潟県とほぼ同じ大きさの「ウユニ塩湖」。



※
今回　結果的には、大部分は乾燥した白い塩田が広がる中、水が張っている場所を見つける事ができ…写真の通り。本当に幸運でした。

ウユニ駅 駅

↑　【....題名：塩湖で戯れる子供たち....】



本来は、雨季の時期１２月〜２月までに訪れるのが理想的とされています。

ただしこれも、逆に雨が多く振りすぎてしまう雨季には、今度は車両が塩湖の中まで入れなくなってしまう為、楽しさ半減という事にもなりかねないそうです。

結構、何も考えずにスポット的で訪問し、一発で　きれいな鏡を見れるのは超ラッキー　というぐらいに、

時期の選択には、事前の情報収集力と運が絡んでくるようです。笑

列車の墓 史跡・遺跡

ちなみにウユニ塩湖は　標高３７００ｍに位置にあり、ラパスの空港がある場所よりかは標高が低い位置にあるとの事です。

オスタル カスティーヨ デ リリアナ ホテル

↑　
ウユニの塩で作られた置物。なぜ...ワーゲンなのか？

実はこの南米では　車＝ワーゲン（ビートル）、街中の車がビートルという時代があり、その名残のようです。

コルチャニ村のマーケット 市場

それにしても不思議です。
なぜそんな山の上に塩田なるものが広がっているのか......？

ホテル ドゥ サル ルナ サラダ ホテル

それはそれは太古の大昔.......、

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

アンデス山脈が隆起した際に大量の海水がそのまま山の上に残され、

またこの場所が乾燥した気候の地域であった事から、

当初あった海水もすべて干上がってしまい塩田として残った....ということです。

もちろん太古の昔、何億年にも渡った話ではあります。

ピエドラ ブランカ バックパッカーズ ホステル ホテル

つまり　この３７００ｍの地は　その昔、実は「海の底」.....だった事になります。

す..すげえ.....。

３７００ｍの山の上が海の底？海の底が山の上？...想像力を凌駕した時空.......そして何より空想力がどんどん貧してきている私には........


もう何のことだか　サッパリ.........。

Residencial Wara del Salar ホテル

□■ウユニ塩湖□■

クゥ～

タンボ アイマラ ホテル

↑
塩で作られたホテルの廊下に置いてあった雪だるまならぬ「塩だるま」

どんなに暑い部屋の中でも、とろける事はございません....。

トニート ホテル ホテル

【...題名：恵みの大地...】



副題：.....でもその資源を生かせないボリビアという国...。

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

□■ウユニ塩湖□■

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

【....題名：シュワッチ　!......】



※ちなみにこれは運ちゃんに飛べ〜！と囃し立てて飛んで頂いたもの。笑

ウユニ塩湖 滝・河川・湖

□■ウユニ塩湖□■


このお土産の色鮮やかさと（土色の）おばあちゃん色あせ方のコントラストが強烈すぎて.....ちょっと.......。

コルチャニ村のマーケット 市場

確かに.....


こ...この景色は.......


.....................な.....なにも言えねぇ........。


あああっ......絶景ナリ.....。

ウユニ空港 (UYU) 空港

【題名：...遠くの湖面に佇む影....】

Residencial Wara del Salar ホテル

高山で売られている炭酸飲料とビールの組み合わせは如何なものか？

怖くて.....開けれねぇ.......。



「プッシュ！！〜　ひぇ〜〜〜！」

コルチャニ村のマーケット 市場

↑　これはリャマ。


アルパカとは並べてみるとかなり違うのですが、尻尾が上がっているのがリャマと現地の人は言っていましたが、真偽の程は定かではありません。

実際には互いの交配が進んでしまっていて、実のところ「どっちでもいい...」というのがボリビア式のお答え。

ムリリョ広場 広場・公園

ラパスに戻ります。


ラパスは人口９０万人都市。

その高さエルアルト国際空港がある場所で...なんと４０７１ｍ。

エルアルト国際空港 (LPB) 空港

↑　
空港を出ると　いきなり建物と同化したデザインのバスが......

偶然　同化した色のバスがホテルの前を通り過ぎる瞬間に遭遇。
で、あわててシャッターを切りました....



そこからラパスの街の中心まで下がると３６８０ｍ。

チョリータズ レスリング 劇場・ホール・ショー

【.....題名：子犬と戯れるボリビア少年......】

ちょうど『パスコア（イースター）』の当日であった為、夕刻から教会が開くのを待ちわびる住民。

街中にタマゴの形をしたチョコレートが売られまくっています....。

ただ宗教的なお祭りなので、なぜか　この日に限って、街の中では　アルコール禁止。

どこのお店に行っても、ビールも飲めない.....。

え〜なんでぇよぉぉ〜〜！？

サンフランシスコ寺院 寺院・教会

道端には、固くて不味そーなパンが無造作に売られてましたが、お客が群がっていました。

旧スペインによる植民地で売られるパンは本当に不味い。

ヨーロッパの中でも、本国スペインもなぜかパンがメチャマズ！という事が有名なので、そこは親譲りといえます。

ラカントゥタ （オテル プレシデンテ内） 地元の料理

本日のラパスは、気温が４度。雨も降ってきて　寒い限り。

ホテルに一目散に退散です。


本日の宿泊は、月並みですが「ラパス・プレジデンテ・ホテル」

一番 ホテル ホテル

さすがにホテル内ではアルコールがサーブされていました。


しかし４０００ｍ近い高地で飲むアルコールは相当やばい....と聞きます.。



......え〜ぃ！.....もう...でも我慢できん！


ということで　注文したボリビア国産ビール『ＨＵＡＲＩウアリ』。


しかっし

「ごくっ！！うげぇ〜！不味っっ！！！！」な...なんだこのビールは...。


ボリビア人はこのビールがベストと言っていたが.....。


ありえんだろう！この不味さ....。

けんちゃん 和食

ところで、ボリビア料理は　相当不味いとの事前情報。

我々のホテルで食べる料理は見た目はショボイが味はすごく良い。


これ、うまっ！

ホテル プレジデンテ ホテル

そして！

この４０００ｍ近い山の上でも新鮮な魚が食せるんです。

　　　　　　　まさか山の上で魚が食べれるなんて....。

その名も、Trucha（トルーチャ⇒ニジマス）。

この国は海が無いのにどうしてぇぇ.....？



実は、ペルーと二分している『チチカカ湖』があるんです。

そこで育てられた魚がトルーチャなんです！

これもメチャうま！お勧めです。骨も親切に抜かれています。

※
標高約3900mに位置するチチカカ湖は、広さが琵琶湖の12倍に及ぶ巨大な湖です。湖のほぼ中央にある国境線により、ペルー側ボリビア側に分かれてます。ペルー側はそれはもう有名ですが、ボリビアにも架かっているとは知らんかったぁ....

ホテル プレジデンテ ホテル

そして山の下の街中心部から山の上(すり鉢)を.....眺めあげる.....。

これがラパス独特の眺めです。

ホテル プレジデンテ ホテル

寝る前も油断せずに『コカ（+マテ）茶』をガブ飲み。

魔女市場 市場

ついでに道端に売っていた『コカの葉』もクチャクチャ...と噛む....。

もしかしたら　夜中に一人で....ハイになっちゃう......かも。




い....ひひひひひひひっ.........。







.......つづく.......。

ウユニレイク 専門店

この旅行記へのコメント （4）

• 黒田(温泉)さん 2016/03/08 02:03:59

  はじめまして！

  コタ１号さん
  
  初めまして。
  先程は、出来たてホヤホヤの、私の4トラの「日影沢林道からの「小仏城山」登山」をご覧頂き、「いいね！」をありがとうございました。
  
  「「黄金の玉座に座る乞食」と言われる国（ボリビア・ウユニ塩湖）1.」を拝見いたしました。
  斬新な、カメラワークに感動いたしました。
  私には、外国旅行は数少ない体験です。
  珍しい「旅行記」をこれからも堪能させて頂きます。
  よろしくお願い致します。
  
  
  

• わんぱく大将さん 2014/05/16 08:44:06

  塩湖

  コタ１号さん
  
  風景の美しさは勿論のことですが、すんません、わたしゃ生活かかってるので、この塩湖、自分の手にとってどうなのか、とか気になって。
  顔洗うのも、頭洗うのも何十年、手袋はめてるか。。。　引っ越しの手伝い、段ボールなんて致命傷。　そんな手も、インド洋、カリブに行くとなんと、人の手かというほど、柔らかくすべすべに。
  死海はきつすぎるんじゃないか、と言う人もいるけれど、ここならどうだ。いや、ワーゲン作ってる場合じゃないで、なんかこれで産業起こらんけ？
  
  パンは、ＵＫから移ってきた時は、こちらのパンが旨いと思うほど、ＵＫのパンはまずかった。　いま、こちら、パン屋増えましたが、パンにまで潮、入れんといてくれ〜。　パンはやはり北欧かな？
  
  　大将

• ウェンディさん 2014/04/29 13:10:53

  隣町に行くかのように。

  こんにちは。
  
  ふらっと隣町にでも行くかのようにウユニへ旅が出来てしまう環境。
  羨ましくって、体をかきむしってしまいそうです。
  
  U・R・A・Y・A・M・A・S・H・I〜以外の言葉が出てきません。
  
  美しい塩湖の風景を久々に堪能しました。
  
  次に続くボリビアの風景、楽しみにしています。
  

  コタ(Kota)１号さん からの返信 2014/05/01 06:57:10

  １４０００フィートって......え？！

  
  こんにちわ。ウェンディ様
  
  
  
  私の隣町よりも....
  
  
  それよりも.....ウェンディさんの１４０００フィートダイブ....。
  
  な...なんたる事ですか！！
  
  １４０００フィートって.....ちょっと...。
  
  良く考えると.....
  
  もしかして.....ラパスのエルアルト国際空港の高さから一気にダイブ....と言うことではないのですかっ！！？？
  
  
  考えただけでも　全身　鳥肌で　縮み上がってしまいます。。
  
  
  ジェットコースター好きの女房や娘の誘いを断り、いつもベンチで腰掛けて一服している私は　そんなことしたら、
  
  
  きっと　心臓麻痺とか心筋梗塞で　昇天してしまいます.....。
  
  
  
  
  
  
  .......なんで　世界中の女性は　かくも勇ましいのか.........。
  
  
  おみそれ致しました..............
  
  
  
  コタ＠軟弱な　あたち.....。