2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第11日目:サンクトペテルブルグ】(1)ロシア民族学博物館(前編)祝祭・年中行事・民衆の生活の中の宗教やくらしの中の美
2013/07/16 - 2013/07/16
566位(同エリア1805件中)
まみさん
2013/07/16火 サンクトペテルブルグ観光1日目
~寝台車で12時11分に到着
・ロシア民族学博物館(約3時間半)
・芸術広場でひと休み
・血の上の救世主教会(約45分)
・民芸品マーケット
・宮殿広場
【サンクトペテルブルグ泊:ゴーゴリ・ホテル】
いよいよ最後の滞在都市のサンクトペテルブルグです。
夜行列車で昼に到着したため、サンクトペテルブルグ1日目はスロースタートになりました。
電車の中でたっぷり睡眠がとれた上、7月中旬のサンクトペテルブルグはほぼ白夜の季節なので、時間の感覚がなんだか狂って、行動が夜へとシフトしてしまいました。
しかも、本日火曜日は、サンクトペテルブルグでぜひ行きたいと思っていたロシア民族学博物館も21時まで開館時間を延長し、そしてそこからほど近い、ぜひ再訪したいと思っていた血の上の救世主教会もこちらは夏季は休みの水曜以外毎日23時まで見学できるんですもの。
これは夜更かしを推奨しているも同然!?
昨晩ケミ駅から20時37分に途中乗車した夜行列車がサンクトペテルブルグに到着したのは12時11分の定刻でした。
ソロヴェツキー島で知り合いになったイフゲニアたちとは違う車両でしたし、同室のロシア人親子と1人旅のロシア人女性は気の良い人たちで、ロシア人親子にはパンやビスケットなどの朝食を分けてもらったりして和気藹々と過ごせたと思いますが、いかんせん私はロシア語は話せず、彼女たちも英語はほとんど話せなかったので、ふれあいは必要なときに身振り手振り交えたカタコトのみ。
というわけで、約16時間に及ぶ長い列車の旅は、ガイドブックでサンクトペテルブルグの直前予習と、窓の外の景色を少し楽しむ以外にあまりすることはなく、21時に就眠し、朝は8時まで寝ていました。
サンクトペテルブルグ到着後、ホテルまでタクシーを使ったのですが、イフゲニアが、住民でもぼったくりタクシーにやれらることがある、と言って、私のためにタクシーを探して値段を交渉してくれました。
ほんとにいろいろお世話になりました。
イフゲニアとの縁は娘さんのカーチャを通じて、サンクトペテルブルグ滞在中、まだ続くことになります。
ホテルにチェックイン後、Wifiはモスクワのホテルよりもずっとスピードが出て使いやすかったので、ロシア民族学博物館の情報をガイドブックだけでなく、公式サイトで確認しました。
というのも、ガイドブックに、本日火曜日は21時まで開館している、とあっても、その情報が古い可能性がないとはいえないからです。
ホテルにチェックインした時点で13時すぎ。ちょっと荷物を解いてまったりしたので14時。
これから出かけて近くで軽くランチをとったりしていたら、博物館に到着する頃には16時近くになっているでしょうから、博物館が通常通り18時に閉館してしまうとしたら、別の日に出直した方がよいです。ここはじっくり時間をかけたい博物館だから。
公式サイトでも21時まで開館していることが確認できて、ばんざーい!
というわけで、観光開始が実質16時からでしたが、ロシア民族学博物館には16:20~19:40まで3時間20分、じっくり見学───正確には撮影散策をし、その後プーシキン公園で30分ほど休憩してから血の上の救世主教会には20:20~21:05まで見学。
帰りは宮殿広場まで回り道をし、途中でまだ営業していた民芸品マーケットのいくつかの屋台で買い物をしたあと、夕食はホテルの近くのレストランでのんびり豪華にとり、ホテルに戻ったのはまだまだ明るい23時頃でした。
16時から観光を開始したにしては、朝から開始した場合の一日分に匹敵する充実した内容となりました。
しかし、これまで旅行中は早寝早起き十分な睡眠! という健康的な生活を送っていたのに、サンクトペテルブルグからは、夜型・睡眠不足、という、ふだんの悪しき習慣が戻ってしまいました(苦笑)。
というわけで、サンクトペテルブルグ1日目の旅行記は、ロシア民族学博物館と血の上の救世主教会にほぼ尽きます。
ロシア民族学博物館編の旅行記は前・中・後編の3本に分けました。
サンクトペテルブルグでの滞在ホテル・ゴーゴリの写真とレポートはこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現~ハイライトその4【サンクトペテルブルグのホテルと朝食編】」
http://4travel.jp/travelogue/10800141/
ランチをとった軽食店と夕食をとったレストランと夕食の写真とレポートはこちらのハイライト旅行記にまとめました。
ホテルに近いロケーションの良さと、ロシアと周辺国の料理(コーカサスや中央アジアなど)も楽しめるため、このレストランで計3回も夕食をとってしまいました。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現~ハイライトその8【サンクトペテルブルグとノヴゴロドのレストランと食事(ホテルの朝食以外)編】」
http://4travel.jp/travelogue/10804519/
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴォーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)★
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
「民族のるつぼのロシアを知る ロシア民族学博物館
民族学に関してはロシアで最も大きな規模を誇る博物館。旧ソ連の民族およびロシア連邦の各民族について、全体像を知ることができる。
1階の展示スペースは長期の特別展示に充てられている。ディスプレイもきれいで、わかりやすく、知識のない人にも楽しめる内容となっている。カラフルな民族衣装や民芸品などが数多く展示されている。
ロシア人やロシア連邦の諸民族に関する常設展示では、古い白黒写真や民族衣装、農具などが展示されている。ヨーロッパ・ロシアに住むフィン・ウゴル系やシベリアに住む諸民族に関する資料が豊富。」
(「地球の歩き方 ロシア(2012~2013年版)」より)
ロシア民族学博物館の公式サイト
http://eng.ethnomuseum.ru/
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ロシア一の規模を誇る民族学博物館
ロシア美術館の隣にある巨大な建物こそ、サンクトペテルブルグで最も楽しみにしていたと言っても過言ではない民族学博物館です。
16時頃に到着しました。
入場料は350ルーブル。写真代は別途160ルーブル。
(2013年7月現在、1ルーブル=約3.5円で換算)
開館時間は、ふだんは18時ですが、火曜日は延長で21時まで。月曜日と毎月最終金曜日は休み。
クロークに荷物を預けて身軽になって、見学を開始したのは16時20分でした。 -
壮大なエントランスホール
本日火曜日は20時まで開館時間が延長されることはガイドブックと公式サイトでチェック済みですが、建物の中の会館案内にはそのことは明記されていなくて、ひょっとして18時で閉館の可能性がないかと、ここに来てあせりました。
火曜の時間延長については、英語が話せる来館者(私が戸惑っていたので声をかけてきてくれました)が知らなかったのはありうるけれど、チケットもぎりの係員の中にも知らない人がいたのです!
結果としては、18時が近づいても係員が片付けをしはじめて見学者を博物館から追い出そうしませんでしたし、そのまま静かに見学を続けていられました。 -
入口であるエントランスホールから覗くだけ覗けた意味ありげなホール
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柱の下の彫刻群が見事!
なにかの行進のようですが、近寄って見られなくて残念! -
エントランスホールのドーム天井
左右に展示室への入口があるように見えましたが、係員がこっちからスタートですよと教えてくれた方から入ります。 -
北西およびバルト海沿岸の人々の展示
北西というとヨーロッパ・ロシアでも北部あたり。
となるとフィンランドに近いカレリア地方なども入るのでしょうか。
そう思うとこのマネキンの副葬はあのあたりのものっぽく見えてきます。 -
たぶんマントなどの飾り
留め金代わりの飾りではなかったかと思います。
下は、はめ込まれた貴石がすばらしいです。ガーネットかなと思ったのですが、赤い琥珀の可能性もあります。 -
狩猟用の小舟と道具
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イースターの装い
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年中行事に使われるユニークな仮面
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仮面をつけた年中行事
英語でSHROVETIDEとありました。
カトリック教会なら「懺悔節」で、灰の水曜日の直前の懺悔を行う3日間に当たるそうです。
2本角の仮面をかぶって引きずられている人が、懺悔をして許しを請うているのでしょうか。
懺悔節を見たことはないのですが、これはなんだかそのイメージからほど遠いです。 -
2本角の仮面の人を引きずるのは鬼の仮面の人
もしかしたら土着の行事にカトリックの行事が合わさったものかもしれません。
日本にも節分などがありますし、たしか東欧では新年に冬将軍をやっつけて春を待ち焦がれるような行事がありました。 -
結婚式の様子
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花嫁と花婿
部屋の中の英語でいうとRed Corner(ロシア語だとおそらく「赤い」「美しい」の意味のクラースナヤなんとかなのだろうと思います。)と呼ばれるイコンを飾るコーナーにも注目。) -
楽器を弾いているか、制作しているところ
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そのとなりにあった古い伝統的な弦楽器の展示
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クリスマスに飾るキリスト生誕場面の人形
イタリアではプレゼピオ、ドイツではクリッペン、ポーランドではショプカと呼ばれている人形の北西ロシア版だろうと思います。 -
マリアとヨハネと生まれたばかりの幼子イエスの人形たち
木彫りの寸胴な人形たちがなかなかいい味出しています。 -
毛皮でパッチワークのように作られた敷物やカバン
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手触りがよさそうな皮のカバン
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皮カバンの周りの展示の様子
壁の古い白黒写真で展示品がどう使われていたかイメージしやすくなっていました。 -
機織り機
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伝統衣装がずらりと並ぶコーナーで
ガラスケースに入った伝統衣装はガラスの映り込みが激しくてうまく撮れなかったのですが、かわりにスケッチをしていた学生らしき女性の後ろ姿を@ -
象牙の美しい鏡と箱
ロシアの伝統的な民芸品の一つです。 -
象牙の箱の細部
グリーンの部分の素材はわかりませんでした。 -
刺繍入りのショールをかぶった伝統衣装
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動物をかたどったようにも見える美しい抽象的な刺繍
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花や植物のすばらしい文様の刺繍
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貴石がぎっしり縫い付けられた巾着のような袋
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素朴な美しさの木のスプーン
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ロシア正教会の民衆の家の中のいわば神棚的コーナー
このようにイコンを飾り、刺繍を施した布を飾り付けます。
家の中であれ、教会の中であれ。 -
凝ったデザインのイースターのパン
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美しく彩色されたそりと毛織物
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そりの御者台みたいなところ
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可愛らしい箱ぞり
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民衆の家の中と女性の服飾
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ロシアの代表的な弦楽器であるバラライカとバラライカ弾き
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伝統的な布や家具のある19世紀くらいの民衆の家
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装飾デザインが美しい戸棚がよく見えるアングルで
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美しい木枠
これは木造の家屋の一部でしょうか。あるいは家具の一部か。
ライオンと人魚のモチーフが描かれているのが不思議です。
家の守りとか災害を避ける願いを込めた呪術的な意味のある伝統的なモチーフだったのではないかと思います。 -
民家の写し委木彫り装飾
モスクワのコローメンスコエの博物館でも、これらのすばらしいコレクションがありました。
関連の旅行記
「2013年ロシア旅行〜13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第7日目:モスクワ】(1)コローメンスコエ:一日いても飽きない見どころいっぱいの都会の中の憩いの公園」
http://4travel.jp/travelogue/10854008 -
伝統的な木製の入れ物
まるで袋を「ほらっ」て広げてみせた形に見えます@ -
木製の入れ物を横からみたところ
彩色デザインがステキですし、絵が描かれていますし、持ち手のところがなかなか凝っています。 -
素朴なイラストが描かれた皿やコップ
皿の縁の穴はなんだか意味深です。
デザイン性のためではなく、ちゃんと実用的に意味があって空けられている気がするのですが……。 -
美しい洗濯板
東欧旅行をしていて、民芸品のコレクションでこういうのをよく見かけました。
ずっと何に使われているか分からなかったのですが、あるとき洗濯板だと知りました。
1番左のものは、洗濯物を叩いて汚れを落とす用途に使われたような気がします。あくまで私の想像ですが。 -
洗濯板とアイロン
さきほどの美しい洗濯板の裏側はこうなっているのだと思います。
これで洗濯物をごしごしやって汚れを落とすのだろうと思います。 -
木彫りの兵隊さん(?)やイコンの十字架など
この美しい木彫りのイコンの十字架も、コローメンスコエのイオアン(ゲオルギー)プレチェチャ教会の展示で見ました。
他の東欧の正教会圏などでは見たことがないです。
関連の旅行記
「2013年ロシア旅行〜13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第7日目:モスクワ】(2)コローメンスコエ:世界遺産のヴォズネセニエ教会と中に入れなくて残念だったアレクセイ・ミハイロフの宮殿」
http://4travel.jp/travelogue/10856638
兵隊さんは何かしら。おもちゃ? -
ぬくもりを感じさせるイコンの十字架
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木造家屋などの美しい装飾部分
左側の花のデザインは1つ1つが微妙に違っていて、手作りらしい温かみがあります。 -
伝統的な民衆の家の中
女性の部屋のような気がします。
手前は糸紬機かしら。伝統的な織物の製作過程で使われる道具という気がしますが、私の想像です。 -
こちらの板は機織りに係わる部品
だろうと思います。
よく機織り機と一緒に展示されていますし、そうなんだ、と納得できたことがありました。
これは彫刻で模様をつけていますが、洗濯板と違って濡れて色落ちする心配がないせいか、美しく彩色デザインのものもよくありました。 -
染色工房
これはとても分かりやすい展示でした。
天井からつり下がっている布を見ると、藍染めなど、日本の伝統的な布の文様にも通じるところがあると思いました。 -
木の皮で編んだ入れ物や靴
水に強そうなので、漁業などに使われるイメージがわいてきました。 -
糸をすいているところ
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叩いて柔らかくしているところかな
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繊維を柔らかくしているところかな
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それらの一連の作業のための道具
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山男のいでたち
首からツル下げているバッグに注目。
このバッグの見事な金具は、それだけで展示されていたとき、ベルトのバックルかと思っていました。 -
山男の持ち物
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実際の人々の写真
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ロシア人村のジオラマ〜玉ねぎ型ドームのある教会の背後の広場
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木造家屋が並ぶ
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村のメインストリート
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メインストリート沿いの市場の様子・その1
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メインストリート沿いの市場の様子・その2
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村の通りでバラライカを弾いたり歌ったりしている一団
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仕事のあいまに一休みする人々を中心に
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行商人に荷馬車をメインに
これらのジオラマから昔のロシア村の人々と生活を思い浮かべながら、思わず連想していたのが、「屋根の上のヴァイオリン弾き」だったりしました。
もっともあれはロシアの中のユダヤ人の村の人々の話でした。
シベリアや中央アジアやヨーロッパ・ロシアに住む人々の展示からの写真でまとめた中編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ykさん 2014/04/22 16:37:07
- 美しい日用品
- 兜みたいなブローチ、パンの模様、 橇の線刻、どことなくバイキングやケルトも思わせる 彫刻のかずかず、何度もくいいるように見ています。手工芸が得意な民族なのですね。
ルーマニアでしたか、教会にパンが置かれていて 祝福してもらうためらしかったですが、これらの模様パンもそういうちょっと人に見せたいときにやいたものでしょうか。普段もそうかな?
どこかでパン焼き(フライパンみたいなもの)で模様がついていて、それにパン生地をいれて焼けば模様が出るものがあったような、、。
きっとでも着るものに刺繍をしたり、日用品に彫刻をほどこしたりして、 生活をうるおわせていたのですね。どんどんこういう世界は 失われていくのかもしれません。 貴重なお写真です。
バルト三国でも手仕事の雑貨ショッピングが楽しみでしたが、あれこれ お求めになられましたか? そういうものも みせてくださいね。
- まみさん からの返信 2014/04/24 09:04:26
- RE: 美しい日用品
- ykさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
手工芸品が美しいですよね!
素朴だけど温かみを感じます。使っているところも想像つくのがいいですね!
イースターのパンは、これまでの東欧旅行で、複雑な模様がつく型はいくつも見ました。
ykさんがイメージしているのと同じかしら。
こういう編んだようなタイプは、なかなか見て来れなかったです。
ふだんもここまで凝ったパンを作っていたらすごいですが、ふだんはもっとふつうに丸かったりして、これはたぶん祝祭用の特別なパンでしょうね。
こういうとても丁寧な手作業の工芸品は、娯楽の少ないときに、農作業などがない冬に、家族や村人が集まっておしゃべりしながら1つ1つ制作したものもあるでしょうね。
あるいは男たちが外の吹雪などを感じながら、暖かい家の中でせっせと制作している様子が思い浮かびます。
バルト3国の手芸品もよかったですよ〜。おみやげはせっせと琥珀ばかり買ってしまいましたが@
バルト3国ではどちらかというとサイクリングをめざしたものです。
リトアニアでは、カウナスの悪魔の博物館が傑作でした@@
http://4travel.jp/travelogue/10527469
http://4travel.jp/travelogue/10527470
http://4travel.jp/travelogue/10527470
とても民衆に身近な悪魔伝承にかかわる品々だったので、民芸品と関係ないようであるなぁと急に思い出しました。
民族学博物館はまだ続くんですが、見学しているときは、造形美を鑑賞していましたが、いざ写真コメントを用意しようと思うと、全然知識がないことにあらためて思い知らされて、まともなことが書きようがなくて苦心しています(苦笑)。
これまでの旅行で見て来た記憶の蓄積はあるのですが、体系だった知識があるわけではないので、きちんとした言葉で説明しづらいんですね。
-
- とんびさん 2014/04/20 08:24:44
- サンクトペテルブルク
- 20時から翌日12時ととても長い時間夜行列車に乗っていたのですね。日本でいうと上野から札幌の北斗星が、そのような時間帯での運行ですね。今回の乗車距離も東京から北海道くらいあったのかもしれませんね。自分が乗った夜行列車はだいたい8時台にはついていたし、早いのは4時台の到着だったし、自分なら退屈で困ったかも。
夏のロシアは夜っても遅くまで明るいので、いろいろな施設が遅くまで開いているのですね。これだと昼にサンクトペテルブルクについても、朝から行動してるのとあまりかわらないくらい観光ができますね。夜遅くまで明るいのは、ストックホルムやヘルシンキで経験がありますが、サンクトペテルブルクも似た緯度なのでなんとなく雰囲気はわかります。
- まみさん からの返信 2014/04/22 01:39:20
- RE: サンクトペテルブルク
- とんびさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ロシア旅行記やっと折り返してサンクトペテルブルグです!
しかし、今回は今年の次の旅行に行く前に終わるかどうか、ほんとあやしくなってきました。。
寝台車に乗っている時間が長いのは、鉄道のスピードが遅いせいもありますね。
バスの方が速いこともあるらしいですよ。
20時から12時はまだましだと思いました。
以前、ウクライナ旅行を計画したとき、シンフェロポリからリヴィウまで寝台車を使ったらたしか40時間とか、とにかく度肝を抜く時間を言われて、オデッサに途中で下りることにしたんでしたっけ。
旅先でナイトライフを楽しんだり、夜景を見るには、暗くなるのがある程度早い方がよいですが、総じて日照時間が長いと旅先では特した気になれますね!
しかも、それに合わせてサンクトペテルブルグでは博物館などで夜間開館しているところがけっこうありましたから、週一であっても組み合わせればずいぶん夜遅くまで観光が楽しめて、私みたいに夜更かし型には天国です!?
時間の感覚が狂ってしまいますけど〜。
ただ、ハイライトの船旅編ですでに作成しましたが、ナイトクルーズでは、なかなか暗くなってくれないので、中途半端にたそがれ時でちょっと残念でした。
ソロヴェッキー島も白夜だったようですが、夜はホテルでぐーすか寝てしまったので、かくにんできませんでした。
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