さくらとうどんとお宮参り２

2014/04/07 - 2014/04/09

猿田彦神社→外宮（別宮）→遷宮館→内宮（別宮）を巡るという待ちに待った伊勢の旅に行ってきましたので旅行記にまとめました。

でもまだ行っていない別宮があったので、２日めの夜から続けます。
内宮周辺は、とにかくほとんどのお店が閉まってしまうので、夕食のために外宮参道に移動します。食べる→参拝→食べるの繰り返しですが、以下の場所に行きました。

旭湯（二見浦）→伊雑宮→倭姫宮→月読宮→猿田彦神社

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

内宮前から宇治山田駅までバスで４２０円。
お店を求めて伊勢市駅方面へ移動。外宮参道にある鉄饌でおいしい鉄板焼きをいただきました。
炎のパフォーマンスもキマってます。

ホテルに一旦帰って旭湯に行きました。
二見浦に行けなかったので、行ったことにしようかと暗い道を徒歩５分で無事到着。
入浴料３８０円。シャンプー、コンディショナー、ボディソープの備え付けはないので、必要なものは持参するか買うとよいと思います。

男湯と女湯の仕切り部分に写真のような夫婦岩がありました。写真は撮れないのでチラシをもらってきました。
露天風呂は、二見浦から毎日運んだ海水なので海水泉質です。
とても狭いのですが、裕次郎の歌が流れていて蔵の外壁の壁と提灯を見ながら、昭和ムードたっぷり浸ることができます。内風呂は普通の銭湯で、高温浴と水風呂、バイブラ、ジェット、電気とサウナの有料と無料の２種類がありました。どれもコンパクトなサイズです。浴槽横に掛け軸と生花が置いてあって驚きました。
風呂上りには、もちろんビン牛乳を飲みました。

いよいよ最終日。
宇治山田駅に停車している電車を見たので、部屋から撮影してみました。
線路のRがいい感じです。

宇治山田駅から上之郷駅まで近鉄に乗ります。よく見るとクラシックな造りが素敵です。
別宮参拝の旅をスタートします。

近鉄と赤福のコラボ！

鳥羽駅のホームにあるベンチって上下左右とも長〜い。

改札前にビッグな真珠がありま〜す。次回は降りて観光してみたいです。

賢島行きの普通列車を待っていましたが、気づいたらホームのすっごく前の方に停車しているではありませんか。もしかして？と近寄ってみるとこれじゃないかって話になり・・・

ところが同じホームに電車がやってきました。
連結するのかとドキドキしながら見ていたら、手前でストップしました。
その後やっぱりホームの端に停っていた電車２両が出発しました。見逃さなくてよかったです

上之郷駅は無人駅なので、切符は車掌さんに渡してから降ります。遠回りなのでショートカットして線路を横切るひとあり。ローカル線ならではの光景です。

駅を出てすぐに大きな看板に伊雑宮までの簡潔な地図が出ているので、迷わずに５分もかからないくらいで着きました。

伊雑宮 名所・史跡

空気が澄み渡っているなかを張り切って進みます。
ガイドブックには漁業の守り神を祀るとありましたが、天照大御神御魂でした。

先着の参拝客がいました。ここでも左側に遷宮のため、造営しているようです。秋まで続くそうなので、１０月以降は新しい正殿も見られると思います。

巨大玉ねぎのような根元をもつ不思議な大木。ご神木でしょうか。ほかにもいろんな木や花があるので、見上げながら境内を歩きました。

駐車場の裏というか隣りの敷地に御神田がありました。
田植え式の時には人でいっぱいになるんでしょうね。

時間軸で式次第が載っていました。

今年も豊作になりますように。上之郷駅から引き返し五十鈴川駅まで戻ります。

五十鈴川駅から徒歩で倭姫宮に向けて歩きました。日陰がない道が続くので、熱中症予防の対策が必要だと思いました。

倭姫宮 寺・神社・教会

長い参道と階段を上ったら、倭姫宮が見えました。こちらは右側に造営中です。

倭姫宮 寺・神社・教会

倭姫命は、垂仁天皇の皇女で、天照大神の御神教えをうけて約２０００年前に五十鈴川の川上で現在の場所に内宮を建てられたお方です。その功績をたたえて祀られたそうです。
同じ山に、神宮美術館、神宮徴古館、神宮農業館がありました。その近くに神宮文庫もあり、貴重な美術品や資料にお目にかかれそうです。時間がないので次の別宮に行きます。

バスがだいたい１０分おきに来るので、皇学館大学前から中村町までバスに乗りました。
１７０円です。バス停を降りてバス通りをもどる形で徒歩５分で月読宮に着きました。

月読宮 寺・神社・教会

４つの宮の前にある敷地では、これまた遷宮のため造営中でした。手水舎の先、この手前にある土地では木々が丸ごと伐採されており、とてもよい木の香りがしていました。

４つの宮の右から見えていないけれど月読荒御魂宮、手前から奥に月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮です。
天照大御神の弟と父母が祀られているスゴいところです。

月読宮 寺・神社・教会

天照大御神の弟、月読尊を祀っています。外宮の別宮である月夜見宮とは字が違うだけで同一の御祭神でした。

友人の御朱印帳は順調に埋まっていきました。残るは、瀧原宮と猿田彦神社です。
一日目に行った時には、御朱印帳はまだ購入していなかったので、
再度猿田彦神社に向かって歩きます。
向かい側の駐車場の桜から花びらが次々舞って、今回の旅３か４回目の桜吹雪に足を止めてしばらく見とれました。

またまた猿田彦神社の車をお祓いするところから入ってしまいました。ここでも桜吹雪〜っ。

猿田彦神社 寺・神社・教会

目隠しがないのですが、いいんでしょうか。

そして、御朱印を無事にいただき達成感も味わいました。残るは瀧原宮の一箇所のみ。かなり遠そうですので今回はここまでで参拝は終了です！
結局、猿田彦神社と内宮には２回ずつ行ってしまいました。嬉しい限りです。

おはらい町で友人に勧められていた岡田屋に入ります。

おはらい町 名所・史跡

玉子入り伊勢うどん５５０円也。タイミングよく席も空いて、とても美味しくいただきました。

伊勢えびとか食べてないなあと思ったら、伊勢えびコロッケを見かけて即注文。
普段コロッケってあまり食べないんですけど、勢いです。
デラックスコロッケにはえびが塊で入っているようで、３００円もするのに、こっちはクリームコロッケで塊なし。少しがっかりの瞬間です。でもよく見ると、看板に書いてありました。勢いで間違えてしまったんですね。でもクリームコロッケもえびの味はします。

蒸しカキを食べようと思ったら、寸前で売り切れ。外宮前までバスで戻り、参道を散歩します。コカ・コーラの自販機も素敵にデコレーションされて馴染んでおります。内宮前バス停そばにある自販機も同じようにすればいいのでは。

外宮の参道は観光客向けに新しく建てられたお店やリニューアルされたお店がたくさん見られました。豆徳では伊勢えび豆や勾玉豆、真珠豆、伊勢しょうゆ豆もあって、味見をしながら悩みました。

帰りの時間近づいてきたので、ホテルに戻り、コインロッカーのスーツケースを出してパッキングしました。フロントの奥にこんな場所があるので、助かりました。

コインロッカーは１００円です。戻ってくるので、実質無料です。ロッカーに入らない場合は、フロントに言って預かってもらえるそうです。やりとりする待ち時間が不要なので、考えようによっては便利です。

近鉄名古屋駅に着きました。名鉄百貨店のまるや本店は、夕方５時台にもかかわらず行列です。新幹線の時間に間に合うかヒヤヒヤしながら順番を待ちました。
外国人に上と特上の違いを尋ねられ、上はグッドだけど、特上はそれよりいいよと説明したら、友人が特上はハイクオリティなんだと一言。カッコいいです。
そして私たちは上ひつまぶしでも充分堪能し、急ぎ足で新幹線で帰路に着きました。